コンテンツにスキップ
Wikipedia

滴草由実

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Qucipuci0 (会話 | 投稿記録) による 2021年4月11日 (日) 05:39 (個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎略歴 )であり、現在の版 とは大きく異なる場合があります。

Qucipuci0 (会話 | 投稿記録)による2021年4月11日 (日) 05:39時点の版 (→‎略歴 )
この存命人物の記事には検証可能出典が不足しています 信頼できる情報源の提供に協力をお願いします。存命人物に関する出典の無い、もしくは不完全な情報に基づいた論争の材料、特に潜在的に中傷・誹謗・名誉毀損あるいは有害となるものはすぐに除去する必要があります
出典検索?"滴草由実" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL
(2020年12月)
滴草 由実
出生名 滴草 由実
生誕 (1984年07月09日) 1984年 7月9日(40歳)
出身地 日本の旗 日本鹿児島県
ジャンル
職業
担当楽器
活動期間 2002年 -
レーベル
事務所 ビーイング
共同作業者
公式サイト 滴草由実 Official Web Site

滴草 由実(しずくさ ゆみ、本名同じ、1984年 7月9日 - )は、日本シンガーソングライター画家ラジオパーソナリティ鹿児島県出身。所属レコード会社はビーイング、所属レーベルNORTHERN MUSIC

概要

人物

幼少期に母親が通う合唱団に連れられていたことで音楽に触れ、小学生の時には自身も合唱団で歌を始める[3] 。中学生の時にいじめに遭い、その際に小柳ゆきの「be alive」に力づけられた[3] ことや、兄から薦められたローリン・ヒルアルバム『MISEDUCATION』に影響された[4] ことをきっかけに歌手を志すようになったという。

高校2年時終了後、鹿児島から大阪に転居し通信制高校に通いながら音楽活動を開始[5] 2003年、18歳のときにメジャーデビュー

イラストが得意で、自身のブログ『Shiz-tic Soul』でも自作のイラストを公開している他、オフィシャルWEBサイトに作品の閲覧ができる。またCD作品のアートワーク等にも使用されている。これを生かし、シングルI still believe 〜ため息〜」では、CD付属特典として自作の絵本「ためいき」も発表している。

音楽性

R&Bソウルを根底としながらも、2005年発表の「花篝り」では和風ポップスに、「Communication break out」(2005年)や「君の涙を無駄にしたくない」(2006年)などではロック調の楽曲に挑戦するなど幅広い。2007年以降はアコースティックなサウンドを基盤とした「オーガニック・ソウル」[6] をテーマに楽曲制作を行っている。

作詞は全て自らが手掛けている。作曲に関しては多くの楽曲を徳永暁人YOKO Black. Stone等が手掛けているが、2008年発表のシングル『CALLING ME』からは自らで作曲を行うようにもなる[注釈 1] 。2014年夏にはDJ HASEBEグラミー候補米プロデューサーらが滴草由実のリミックスを手がけ発表している。

エピソード

  • オーディションでは宇多田ヒカルの「Automatic」を歌唱し、グランプリを獲得した。
  • 中学の頃より歌手を目指すも中々オーディションに通過しなかった、Beingのオーディションを最後に合格しなかったら歌手を諦めると母に約束していたが、合格し歌手デビューを掴んだ。
  • 2013年12月に4年ぶりのアルバムを発売したが、4年のブランクが空いた原因として、声が出なくなってしまったためである、その間は新しい声の出し方や発声練習を積み重ね修行のようだったと後に滴草本人が語っている。
  • シングル『君の涙を無駄にしたくない』のカップリングに収録されている「証」は日本国外で暮らす姉の結婚を聞いた滴草が姉の結婚式のために制作した歌である。日本国外で行われた姉の結婚式で披露されている。
  • 2014年4月に配信された「さくらのぬくもり」は大好きな祖母が亡くなり、その想いを込めた楽曲である。

画家

画家としても活躍しており、ルーブル美術館で行われた大規模なアートフェス「SALON ART SHOPPING PARIS」にて2作品が選ばれている。また自身のCDジャケット等でも作品を起用し、数多くの作品を制作しており作品は公式サイトで購入が可能となっている。

略歴

  • 2005年
    • 2月9日、6枚目のシングル「花篝り」を発売。初のドラマ主題歌に起用され有線問い合わせチャート2位になるなどロングヒットを記録する。
    • 12月15日iTunes Store限定配信シングルとして、自身のバックアップパーティー「Shiz-tic PARADISE」の会員と共同制作した「Communication break out」を発表。R&B/ソウルチャートで1位、配信曲総合チャートにおいては2位を記録する大ヒットとなった。
  • 2006年
    • この年、活動拠点を大阪から東京に移し、それに伴い、所属レーベルをZAIN RECORDSへ移籍。
    • 3月1日、3枚目のアルバム『花Kagari』を発売。
  • 2007年
    • この年、所属レーベルをビーイングが新設したNORTHERN MUSICへ移籍。
    • 5月30日、シングル「I still believe 〜ため息〜」を、NORTHERN MUSICレーベル第1号作品として発売、人気アニメのタイアップがつきスマッシュヒットを記録する。
  • 2009年
    • 1月8日NHKMUSIC JAPAN』へ出演。全国地上波放送としては初のテレビ出演となる。
    • 8月19日、初のミニアルバム『ENDLESS SUMMER』を発売。iTunes Music StoreのR&Bチャートで1位の大ヒット。
  • 2010年
    • 2月24日ユニバーサルシグマ所属のヒップホップアーティスト、KGのアルバム「Love for you」にデュエットで参加。ビーイング以外のアーティストの作品に初めて参加した。
    • 8月27日、インターネットムービー『HEART OF GOLD』出演。
  • 2014年
    • 1月1日、ゲストボーカルとして参加した藤原いくろうのアルバム「quatre saisons series『Scenario de la saison –hiver-』」リリースされる。
    • 3月28日、ワンマンライブ「滴草由実 A woman`s heart LIVE@BAJ」東京にて開催。
    • 4月16日、配信シングル「さくらのぬくもり」発売しiTunesチャートで1位を獲得。
    • 6月11日、デビュー10周年を記念した初のベストアルバム「「#10 story 〜Best of Yumi Shizukusa〜」の発売。
    • 7月30日、ライブイベント「Nu Soul」@SHIBUYA LOOP aneexに出演。
    • 8月8日、世界各国のトップクリエイターDJ HASEBEらが滴草由実の楽曲をリミックスし発表。
    • 8月23日9月6日、デビュー10周年を記念したライブツアー『#10 story LIVE』の開催が東京・大阪にて開催。会場限定で未発表音源をリリースする。
    • 9月13日、「Shibuya Acoustic Lunch Live ×ばつTiA〜」出演。
  • 2015年
    • 1月25日、 ライブイベント「SOUL FLOWER」出演。
    • 2月19日、新曲「Be with you」がマスカラブランド「HEAVY ROTATION」のWEB CMに採用されオンエア開始。
    • 3月14日3月29日、「さわれるアート」をテーマにしたアートイベント「Touch the HeART」に作品の出展。ペインティングイベントとして滴草本人も出演しペインティングを披露。
    • 3月31日、starRo「EMOTION」Release Party 〜Let’s Get EMOTIONal Tour 2015 Asia〜出演。
    • 5月27日、初のアナログ盤EP 「Limited Remixes」リリース。マンハッタンレコードのランキングチャートtop50にて1位を獲得する。
    • 7月22日、世界的に有名なクリエイターらが参加して制作された6thアルバム「BLUE」リリース。
  • 2016年
    • 1月7日MTV Japan「UrbanMellow Special」出演。
    • 1月10日、 『Yumi Shizukusa~ THE EXCLUSIVE LIVE ~』from Daikanyama LOOP 開催。
    • 3月31日、 『Soul Flower 〜滴草由実 ×ばつ TABARU ×ばつ Ayumi Kato 〜~』出演。
  • 2018年
    • 3月22日、アルバム「BLUE」のジャケットやアートブックに使用された作品の一部である原画を販売。
    • 7月31日、レディースラグジュアリーブランド「ELZA WINKLER」制作のイメージムービーに楽曲提供。
  • 2019年
    • 1月26日、「Art Museum Of Yumi Shizukusa」開催。会場限定アルバム「WILDFIRE」、「DARKWATER」の2作品を同時発売。
    • 7月14日、「Art Museum Of Yumi Shizukusa 〜The Beginning〜」開催。会場限定アルバム「MAZE」、「FOUND」の2作品を同時発売。
    • 10月18日から開催されるフランスパリルーブル美術館のカルーゼル・デュ・ルーブルにて行われる大規模なアートフェス「SALON ART SHOPPING PARIS」へ画家として絵画2作品が正式出品される。
  • 2020年
    • 1月24日藤原いくろうさんのライブ『IKURO Fujiwara New Year's Piano Live 2020 " 雪の花"』にゲスト出演。
    • 11月28日、YouTubeより初の配信ライブ「Atelier Music Room 〜smooth R&B〜」生配信された。
  • 2021年
    • 3月以来、ビーイング公式サイトと所属事務所WhiteDreamサイトから名前が削除。

ディスコグラフィー

シングル

発売日 タイトル 備考
2nd 2003年9月25日 TAKE ME TAKE ME オリコン最高72位
3rd 2003年11月19日 CONTROL Your touch オリコン最高122位
4th 2004年 4月14日 心はいつもRainbow Color オリコン最高84位
5th 2004年9月29日 Missing you オリコン最高132位
6th 2005年 2月9日 花篝り オリコン最高70位
テレビ朝日系ドラマ『京都地検の女』主題歌
7th 2006年 2月15日 君の涙を無駄にしたくない オリコン最高151位
テレビ東京系『JAPAN COUNTDOWN』エンディングテーマ
8th 2007年 5月30日 I still believe 〜ため息〜 オリコン最高50位
よみうりテレビ日本テレビ系全国ネットアニメ『名探偵コナン』エンディングテーマ
9th 2008年 6月4日 CALLING ME オリコン最高169位
TBS系『徳光和夫の感動再会"逢いたい"』2008年4〜6月度エンディングテーマ
10th 2008年10月29日 GO YOUR OWN WAY オリコン最高77位
よみうりテレビ・日本テレビ系全国ネットアニメ『名探偵コナン』エンディングテーマ

アルバム

発売日 タイトル
ミニアルバム 2009年 8月19日 ENDLESS SUMMER
会場限定 2019年 1月26日 WILDFIRE
会場限定 2019年 1月26日 DARKWATER
会場限定 2019年 7月14日 MAZE
会場限定 2019年 7月14日 FOUND

アナログ盤

発売日 タイトル 備考
1st 2015年 5月27日 Limited Remixes 限定盤アナログEP、Brad Musicレーベルからのリリース
世界各国の有名クリエイターstarRo、Jeftuz、DJ Hasebeらが参加
マンハッタンレコードチャートtop50にて1位を獲得

配信限定曲

発売日 タイトル 配信サイト 備考
2nd 2008年9月24日 Shiz-tic Covers feat. JAHAH iTunes Store限定配信 「DON'T YOU WORRY ABOUT A THING」
「GEORGY PORGY」
「What's going on」
以上の3曲のカバーを配信。
3rd 2009年12月22日 カタチあるもの Music.jp,レコ直その他,iTunes Store限定配信 -
4th 2010年1月13日 Someday〜私を忘れて〜 Music.jp,レコ直その他,iTunes Store限定配信 -
5th 2010年5月12日 ありがとう、ずっと Music.jp,レコ直その他,iTunes Store限定配信 -
6th 2014年4月16日 さくらのぬくもり Music.jp,レコ直その他,iTunes Store限定配信 ベストアルバム『#10 story 〜Best of Yumi Shizukusa〜』に収録された。

参加作品

未発表曲

  • 「あなた宛ての想い」(2009年4月ライブ披露)
  • 「もしも」(2009年12月ライブ披露)
  • 「好きだと言って」(2009年12月ライブ披露)
  • 「ハロー クレイジー アー ユー」(2010年2月ライブ披露)
  • 「KOKORONOKYORI」(インターネットムービー「HEART OF GOLD」挿入歌)[7]
  • 「small voice」(2011年12月湘南ラジオ公開放送で披露)

出演

ラジオ

インターネットムービー

  • HEART OF GOLD(2010年) - 夏雪 役

脚注

注釈

  1. ^ シングル『CALLING ME』においては編曲も自らで手掛けている。

出典

  1. ^ a b "滴草由実(シズクサユミ)の情報まとめ". OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク. 2020年12月29日閲覧。
  2. ^ a b c d "滴草由実 研ぎ澄まされ、進化を続ける音楽とアートの世界観". muevo voice. muevo, Inc.. 2020年12月29日閲覧。
  3. ^ a b 平賀哲雄. "滴草由実 インタビュー". hotexpress music magazine. 2009年1月20日閲覧。
  4. ^ "インタビュー:滴草由実「言葉が無くても伝わる」". livedoor (2007年6月19日). 2009年1月20日閲覧。
  5. ^ 2010年07月03日「デビュー記念日」
  6. ^ ":: Music Freak magazine ::". MRM. 2009年1月20日閲覧。
  7. ^ "滴草由実 公式ブログ/第4話公開スタート!". gree. 2013年4月28日閲覧。
  8. ^ "明日はatelier429最終回(生)!!". 滴草由実 LINE OFFICIAL BLOG (2015年12月29日). 2016年1月2日閲覧。

外部リンク

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /