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愛知池

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(2017年7月)
東郷ダム
愛知池
左岸所在地 愛知県 愛知郡 東郷町大字諸輪
右岸所在地 愛知県日進市米野木町字南山[要出典 ]
位置
河川 境川 水系 前川
ダム湖 愛知池(東郷調整池)
ダム諸元
ダム型式 傾斜遮水壁型アースダム
堤高 31.0 m
堤頂長 975.0 m
堤体積 104万 m3
流域面積 2.3 km2
湛水面積 97.0 ha
総貯水容量 900万 m3
有効貯水容量 860万 m3
利用目的 かんがい上水道工業用水
事業主体 水資源機構
電気事業者 水資源機構
発電所名
(認可出力)
東郷発電所 (1000kW)
施工業者 鹿島建設
着手年 / 竣工年 1959年1961年
出典 『ダム便覧』東郷調整池 [1]
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愛知池周辺の空中写真。1987年撮影の6枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
地図
愛知池の位置
愛知池の位置(愛知県)

愛知池(あいちいけ)は、愛知県日進市東郷町みよし市にまたがる、二級河川境川 水系前川に建設された愛知用水 調整池で、正式名称は東郷調整池である。

概要

東郷調整池(通称:愛知池)は、水路の水を管理するために造成された人造湖で、愛知用水の幹線水路(本流:全長約112km)の中間点に位置する。本池は、独立行政法人 水資源機構が管理する東郷ダム(とうごうダム)のダム湖である。味噌川ダム(木曽川)・牧尾ダム(王滝川)・阿木川ダム(阿木川)から放流された木曽川 の水が岐阜県 八百津町愛知用水取水口で取水された水を貯水後、愛知用水幹線水路を流水し本池にて流入する。本池の愛知用水取水口を経由して愛知用水幹線水路の下流(東郷発電所経由ルートもある)に送水する。また別水系として、矢作川岩倉取水口(愛知県 豊田市)から矢作連絡導水路を流水し本池に工業用水が流入している。ダム緒元は、堤高31m、堤頂長975m、堤体積1,040千m3で、有効貯水量は9,000千m3アースダム(傾斜遮水ゾーン型フィルダム)。 愛知用水の水は、農業用水として岐阜県愛知県の27市町の1万5000haの農地、水道用水として愛知県の11市町の家庭約83万人、工業用水として岐阜県 可児市名古屋市南部及び名古屋南部臨海工業地帯などの9市町の約80社の工場で使用されている。本池の湖面は全国有数の漕艇競技場として、池の周辺道路(1周:約7.4km)は、ウォーキングなどに利用されている[1] [2]

愛知池漕艇場

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(2018年6月)

愛知池は平成6年(1994年)の第49回国民体育大会(わかしゃち国体)におけるボート競技に使用され、現在も愛知県ボート協会が管理する漕艇コース(1000m・7レーン)が設定されている。

周辺の施設など

アクセス

その他

  • 愛知池に架かる橋梁は、名鉄 豊田線の愛知池橋梁(全長256m)がある。
  • 東名高速道路の東郷パーキングエリアは、この池の正式名称である東郷調整池に由来する[3]

脚注

  1. ^ "水資源機構 愛知用水総合管理所 (愛知用水とは)". 水資源機構愛知用水総合管理所. 2020年8月22日閲覧。
  2. ^ "愛知用水水道事務所概要 - 愛知県". 愛知県. 2020年8月22日閲覧。
  3. ^ 東名高速道路自体は、東郷町を通っていない。

関連項目

参考文献

  • 水資源開発公団『水資源開発公団30年史』発行年:1996年

外部リンク

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