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西金沢駅

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曖昧さ回避 初代の西金沢駅については「白菊町駅」をご覧ください。
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(2013年9月)
西金沢駅
にしかなざわ
Nishi-Kanazawa
所在地 石川県 金沢市
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本・駅詳細)
北陸鉄道(駅詳細)
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西金沢駅(にしかなざわえき)は、石川県 金沢市西金沢1丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線である。北陸本線において同社が単独使用する駅としては、地理上からも鉄道路線上からも最北に位置する。

なお、当駅東側に隣接する北陸鉄道 石川線新西金沢駅 (しんにしかなざわえき)についても本項で解説する。

JR西日本 西金沢駅

西金沢駅
東口(2013年4月30日)
にしかなざわ
Nishi-Kanazawa
野々市 (2.4 km)
(3.7 km) 金沢
所在地 石川県 金沢市西金沢1丁目1番地[1]
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 しかく北陸本線
キロ程 172.9 km(米原起点)
電報略号 ニサ
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
2,910人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1912年(大正元年)8月1日
備考 業務委託駅
みどりの窓口
* 1925年に野々市駅(初代)から改称。
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歴史

駅構造

島式ホーム1面2線を持つ地上駅橋上駅舎を有する。かつて駅舎が地上にあった頃は複数の側線を有していたが、2011年の橋上駅化にあわせて留置線を2線残し、他は廃止された。廃止された側線の一部は保線訓練施設として再利用されているが架線には給電されていない。これら側線だった用地が残っており跨線橋を兼ねる東西自由連絡通路がその用地をも跨いでいるため、駅構造(島式ホーム1面2線)の規模に比して跨線橋の空中部分は比較的長い。

金沢駅が管理し、JR西日本金沢メンテックが業務を受託する業務委託駅である[5] みどりの窓口自動券売機が設置されている[6] 。1990年代末までは駅構内にキヨスク駅そばがあったが、2017年現在駅に付帯する商業施設はない。

北陸鉄道石川線とは、線路は常時接続されていないものの、かつては北陸鉄道の車両をJR線を経由して輸送するときに一時的に接続するための用地が確保されていた。この用地は後に北陸新幹線の高架橋脚敷地に転用された。

のりば

のりば 路線 方向 行先
1 しかく北陸本線 上り 福井敦賀方面
2 下り 金沢富山方面

北陸鉄道 新西金沢駅

新西金沢駅*
駅舎正面(左側)とホーム(2009年8月)
しんにしかなざわ
Shin-nishikanazawa
I02 西泉 (1.1 km)
(1.3 km) 押野 I04
所在地 石川県 金沢市米泉町7丁目23番地[7]
駅番号 しろまるI03
所属事業者 北陸鉄道
所属路線 石川線
キロ程 2.1 km(野町起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
914人/日
-2006年-
開業年月日 1915年(大正4年)6月22日
備考 * 1925年に新野々市駅から改称。
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歴史

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅である。駅本屋からホームへは構内踏切を経て連絡する。駅番号はI03

単線区間の交換可能駅であるが、現行ダイヤ(2006年12月1日改正)においてこの駅で上下列車が交換する本数は平日朝の上下各7本と平日夕方の上下各3本に限られており、それ以外の時間帯および休日の全日は、鶴来駅額住宅前駅で交換するダイヤとなっている。

かつては車両整備工場や車庫を併設した石川線の核となる駅であった。工場・車庫が移転した後も、待機車両用の留置線を2本有している。2駅離れた終点の野町駅が、旅客車両の駐留のみであったことに対して、新西金沢の留置線は貨物用電気機関車や除雪用機械、現役を退いた予備車両などが留置されていた。


のりば

ホーム 路線 方向 行先 備考
北側 しかく石川線 上り 野町方面 駅舎およびJR西金沢駅舎側
西側 下り 鶴来方面

利用状況

  • JR西日本 - 2017年度の1日平均乗車人員2,910人である。
  • 北陸鉄道 - 2006年度の1日平均乗降人員は914人である。

近年の推移は以下のとおり[9]

年度別1日平均乗車人員推移[10]
年度 JR西日本
1日平均
乗車人員
1996年(平成08年) 2,686
1997年(平成09年) 2,660
1998年(平成10年) 2,565
1999年(平成11年) 2,473
2000年(平成12年) 2,279
2001年(平成13年) 2,192
2002年(平成14年) 2,221
2003年(平成15年) 2,223
2004年(平成16年) 2,253
2005年(平成17年) 2,222
2006年(平成18年) 2,182
2007年(平成19年) 2,193
2008年(平成20年) 2,253
2009年(平成21年) 2,170
2010年(平成22年) 2,270
2011年(平成23年) 2,338
2012年(平成24年) 2,398
2013年(平成25年) 2,458
2014年(平成26年) 2,334
2015年(平成27年) 2,628
2016年(平成28年) 2,777
2017年(平成29年) 2,910

両駅前と付近の施設

JRの駅名は伝統的な地域名称などではなく都市名に方角を冠したのみだが、付近には「西金沢」の町名もあり、この地域を示す名称として市民に定着している。地域は西金(にしかね)と通称されることが多く、付近のバス停のうちいくつかは「西金しろまる丁目」と命名されている。なお、JR駅の所在地は西金沢1丁目1番地[11] である。

JR西金沢駅東口前を通る石川県道195号倉部金沢線沿いには「西金プリンスロード商店街」と称する小規模な商店街が形成され、金融機関のほかコンビニエンスストアなども立地している。また、周辺にはJR西金沢駅東口側(北陸鉄道新西金沢駅側)に加賀製紙金沢製粉、JR西金沢駅西口側に凍り豆腐を全国に出荷する羽二重豆腐の本社・工場がある。

東口前および西口ロータリーにはタクシー乗場が設置されている。

公共施設
  • 金沢市健民スポレクプラザ(県内唯一のアイススケートリンク)
店舗(JR西金沢駅東口側)

路線バス

JR西金沢駅東口

同駅東口降車用バス停前で乗車時刻を待つ加賀白山バス(当時、現北鉄金沢バス)野々市営業所の車両。待機後反対車線側の乗車用バス停へ転回する

JR西金沢駅東口の東側に、石川線の新西金沢駅がある。石川線の踏切近隣に北陸鉄道のバス停が降車用乗車用それぞれあり、降車用バス停近くでは市内中心部向け路線バスが待機し、乗車時刻に至って反対車線側の乗車バス停へ転回する。いずれも西金沢方向の系統番号は53。

北鉄金沢バス
  • 53番/96番 「西金沢線」 : 片町香林坊兼六園下・旭町・若松・金沢大学(角間) 方面
    • 土休日には兼六園下止まりの便が多数運行されるが、その場合は53番を掲出。
    • 兼六園下以東に乗り入れる便は96番を掲出(平日のほとんどの便は金沢大学 行き)。
  • 82番「鳴和増泉線」 : 金沢駅・神宮寺経由 柳橋 行き

JR西金沢駅西口

駅西広場に停留所があり、上下線共に運行されている。

北鉄金沢バス
  • 50番「上荒屋線 」: 1上荒屋方面、いなほ工業団地 行き

 : 2市内方面、柳橋・御所二丁目・星稜高校方面 行き

ただし上記路線50番便のうち、朝夕の一部便は当バス停には停車しない。

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
しかく北陸本線
野々市駅 - 西金沢駅 - 金沢駅
北陸鉄道
しかく石川線
西泉駅 (I02) - 新西金沢駅 (I03) - 押野駅 (I04)

脚注

  1. ^ 西金沢駅 JRおでかけネット 西日本旅客鉄道
  2. ^ 北陸本線西金沢駅橋上駅舎の供用開始について (PDF) - いいね金沢(金沢市公式ウェブサイト)
  3. ^ "北陸線(大聖寺〜金沢駅間)、IRいしかわ鉄道線、城端線(高岡〜新高岡駅間)4月15日ICOCAサービスご利用開始〜石川と富山がICOCAでつながる〜" (PDF). 西日本旅客鉄道/IRいしかわ鉄道/あいの風とやま鉄道 (2017年1月31日). 2017年1月31日閲覧。
  4. ^ "交通ICカード「ICOCA」の利用範囲拡大等について" (PDF). あいの風とやま鉄道 (2017年1月31日). 2017年1月31日閲覧。
  5. ^ 営業エリア - ジェイアール西日本金沢メンテック(2013年9月10日閲覧)
  6. ^ 外部リンク(JR西日本)を参照。(2013年9月10日閲覧)
  7. ^ いつもNAVI
  8. ^ 「地方鉄道駅名改称」『官報』1926年3月5日(国立国会図書館デジタル化資料)
  9. ^ 出典:石川県統計書、金沢市統計書
  10. ^ 8.運輸・通信 - 金沢市統計書
  11. ^ 西金沢駅 JRおでかけネット 西日本旅客鉄道

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、西金沢駅 に関連するカテゴリがあります。
ウィキメディア・コモンズには、新西金沢駅 に関連するカテゴリがあります。

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