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オペラ・セミセリア

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オペラ・セミセリア(Opera semiseria、「半分シリアスなオペラ」の意味)はイタリアオペラのジャンル。19世紀初期から中期にかけて人気があった。

概略

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オペラ・ブッファに関連があって、オペラ・セミセリアは時として喜劇、さらにペーソスの要素を含み、時として田園地方を舞台にした。バッソ・ブッフォ(道化的バス)の登場により、悲劇的なオペラやメロドラマと区別することができる。

最もよく知られているオペラ・セミセリアは、ガエターノ・ドニゼッティの『シャモニーのリンダ』(1842年)とジョアキーノ・ロッシーニの『泥棒かささぎ』(1817年)である。ヴィンチェンツォ・ベッリーニの『夢遊病の女』(1831年La sonnambula)はこのジャンルの特徴をほとんど有しているが、必要とされるバッソ・ブッフォが登場しないため、オペラ・セミセリアとは認められないという人もいる。

主なオペラ・セミセリア作品

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参考文献

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  • Budden, Julian: Opera semiseria in 'The New Grove Dictionary of Opera', ed. Stanley Sadie (London, 1992) ISBN 0-333-73432-7

関連項目

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