コンテンツにスキップ
Wikipedia

涙そうそう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。210.160.37.30 (会話) による 2013年11月18日 (月) 03:38 (個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (深見氏はオペラ歌手。理由もなく自身が気に入らない人物だけを除去するのは不適切。)であり、現在の版 とは大きく異なる場合があります。

210.160.37.30 (会話)による2013年11月18日 (月) 03:38時点の版 (深見氏はオペラ歌手。理由もなく自身が気に入らない人物だけを除去するのは不適切。)
曖昧さ回避 この項目では、楽曲について説明しています。妻夫木聡長澤まさみ主演の映画については「涙そうそう (映画)」をご覧ください。

涙そうそう」(なだそうそう)は、森山良子作詞、BEGIN作曲による楽曲である。

概要

森山良子が、ライブで共演したBEGINと意気投合し、沖縄の曲を依頼した。BEGINから送られたデモテープのタイトルに書いてあった「涙そうそう」は沖縄の言葉で「涙がぽろぽろこぼれ落ちる」という意味であると聞き、森山が若くしてこの世を去った兄を想う歌詞をつけた。(しかし、今では、別れの歌、卒業ソングとして親しまれている。)1998年に森山良子のアルバム『TIME IS LONELY』に収録された。また後に、2001年 12月5日発売のシングル「さとうきび畑」のカップリングとして収録されている。

シングル(BEGIN)

「涙そうそう」
BEGIN シングル
初出アルバム『BEGIN』
B面 かりゆしの夜(2000年盤)
島人ぬ宝(2002年盤)
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル インペリアル(2000年盤)
テイチク(2002年盤)
作詞・作曲 森山良子BEGIN
チャート最高順位
BEGIN シングル 年表
愛を捨てないで
(1999年) 涙そうそう
(2000年) 空に星があるように
(2000年)
BEGIN 年表
島人ぬ宝
(2002年) 涙そうそう/島人ぬ宝
(2002年) オジー自慢のオリオンビール (エイサー・バージョン)
(2003年)
テンプレートを表示

BEGIN18枚目のシングルとして2000年 3月23日に発売された。2002年 6月26日には、『島人ぬ宝』とのカップリングでカセットテープで発売された。

収録曲

2000年盤

  1. 涙そうそう
  2. かりゆしの夜
  3. 花(LiveVersion)
  4. 涙そうそう(オリジナル・カラオケ)

2002年盤

  • A面
    1. 涙そうそう
    2. 涙そうそう(オリジナル・カラオケ)
    3. 涙そうそう(三線バージョン)
    4. 涙そうそう(三線ウチナーグチバージョン)
  • B面
    1. 島人ぬ宝
    2. 島人ぬ宝(オリジナル・カラオケ)

シングル(夏川りみ)

「涙そうそう」
夏川りみ シングル
初出アルバム『南風
てぃだ 〜太陽・風ぬ想い〜他』
B面 あなたの風
リリース
ジャンル J-POP
レーベル ビクターエンタテインメント
作詞・作曲 森山良子BEGIN
プロデュース 京田誠一
チャート最高順位
  • 週間8位(オリコン)
  • 2002年度年間87位(オリコン)
  • 2003年度年間21位(オリコン)
  • 2004年度年間58位(オリコン)
  • 登場回数232回(オリコン)
夏川りみ シングル 年表
テンプレートを表示

夏川りみの現在の名義における3枚目のシングルとして2001年 3月23日に発売。全国に知られるようになるまでには時間がかかったものの、2002年から3年あまりに渡ってヒットし続けた。この曲を歌いたいという夏川がBEGINに依頼したことからカバーが実現した。

収録曲

  1. 涙そうそう
  2. あなたの風
    • BEGINが作詞・作曲したバラードソング。
  3. 花になる(アコースティック・ヴァージョン)
  4. 涙そうそう(インストゥルメンタル・ヴァージョン)
  5. あなたの風(インストゥルメンタル・ヴァージョン)

カバー

以上は、作詞・作曲者によるオリジナルと見なせる演奏。以下は、カバー。

  • 2001年3月23日にBEGINと同郷の夏川りみがシングルカバーし120万枚突破[1] の大ヒット。
  • 2002年台湾黄品源がアルバム『簡單情歌』に台湾語カバー「白鷺鷥」を収録。
    • 2006年12月8日に黄品源は「白鷺鷥」に続き、ベストアルバム『淚光閃閃,源來有你』の中に新曲として今度は北京語で2度目のカバー「淚光閃閃」を収録。
  • 2003年3月12日に「森山良子 with BEGIN・夏川りみ」名義でTBSラジオ「森山良子ハートオブポップス」公開録音(2002年12月5日)バージョンがシングル発売され、ヒットした。
  • 2003年4月7日に五木ひろしがアルバム『五木ひろしカバー&セルフコレクションズ全16曲〜おふくろの子守唄』でカバー。
  • 2004年6月23日に田端義夫がシングル発売(アルバム『島唄2』からのシングルカット)。
  • 2004年にケアリイ・レイシェルがハワイアンにアレンジしたカバー曲「カ・ノホナ・ピリカイ」を発表、ナ・ホク・アワード(2004年)7部門受賞する大ヒットとなった。
    • 2006年、ケアリイの歌がauの携帯電話「W41S」のCMソングに採用され日本でも話題となった。
  • 2004年9月9日にシンガポールの蔡淳佳(英語名:ジョイ・ツァイ)がアルバム『日出』に北京語カバー「陪我看日出 (私と日の出を見に行こう)」を収録。後に2006年11月10日に台湾でリリースされたベストアルバム『淳佳精選17首』にも収録され中華圏全体でヒットする。中華圏での複数のカバーのうち最も有名なカバーとなった。
  • 2005年4月27日にSISTER KAYAがアルバム『たからもの』でカバー。
  • 2005年5月18日に加藤登紀子がアルバム『登紀子情歌〜LOVE SONGS〜』でカバー。
  • 2005年9月14日に徳永英明がアルバム『VOCALIST』でカバー。
  • 2006年に吹奏楽バージョンとしてニュー・サウンズ・イン・ブラスに登場。演奏は東京佼成ウインドオーケストラ、編曲は山里佐和子。
  • 2007年ヘイリー・ウェステンラがアルバム『Treasure 〜私の宝物』の日本盤で英語バージョンをカバー。
  • 2008年1月15日に砂川恵理歌がコンピレーションアルバム『琉球ラヴァーズロック』でカバー。
  • 2008年2月20日に甲斐よしひろがアルバム『TEN STORIES 2』でカバー。
  • 2008年[3月18日に深見東州がアルバム『オペラ歌手・深見東州が歌う Jポップライブ名曲集』でカバー。
  • 2008年6月25日にタンポポ児童合唱団がオムニバスアルバム『こどもと歌いたい!ファミリーヒットソング〜おしえて・花の子ルンルン・世界中の誰よりきっと〜』でカバー。
  • 2008年7月16日に杏里がアルバム『tears of anri 2』でカバー。
  • 2008年7月16日に甲斐裕次郎(中村太亮)がTVアニメ「テニスの王子様」のキャラクターとして比嘉中名義のミニアルバム『美ら唄』内でカバー。
  • 2008年8月27日に早川えみがアルバム『Feel the Jazz breeze』で、英語詞及びジャズ風にカバー。
  • 2008年11月5日に中西保志がアルバム『STANDARDS 3』でカバー。
  • 2008年11月7日に韓国のMemory(現メン・ユナ / 메모리)がアルバム『She Dreamed That She Was Flying Like A Bird.』に韓国語カバー「ヌンムリ ナヨ (눈물이 나요)」を収録。
  • 2008年に元アリスタースコット・マーフィーがアルバム『Guilty Pleasures II』でカバー。
  • 2009年森進一がアルバム『Love Music』でカバー。
  • 2009年11月25日にリリースされたalanのアルバム『my life (CD+DVD)』に、初回盤特典映像としてスタジオライブ映像によるカバーが収録された。
  • 2010年大江裕がアルバム『演歌大将 大江裕〜日本列島 歌飛脚I〜』でカバー。
  • 2010年7月7日にalanが、5種類リリースされたシングル『風に向かう花』の一つでカップリング曲として二胡演奏でカバー。
  • 2010年に我那覇響(沼倉愛美)が『THE IDOLM@STER2 MASTER ARTIST2 -FIRST SEASON- 02』でカバー。
  • 2011年MONGOL800がアルバム『etc.works 2』でカバー。
  • 2013年6月5日にクリス・ハートがアルバム『Heart Song』でカバー。

など。

映像作品

2006年にはTBSテレビ局の開局50年記念として、この作品をモチーフにした妻夫木聡主演の映画が2006年秋に公開された。他、これにリンクして視聴者の手記を基にしたドラマを放映している。これまでに「広島 昭和20年8月6日」(松たか子出演)、「涙そうそう この愛に生きて」(黒木瞳出演)が映像化された。

詳細は「涙そうそうプロジェクト」を参照

主な記録・賞

脚注

オリコン年間カラオケチャート第1位(2004年度)
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
年の表示は年度の意。

関連項目

  • 日本郵政(JP日本郵便・JP郵便局・JPゆうちょ銀行・JPかんぽ生命)
    グループ各社のCMソングとして民営化PRの段階から使われている。
比嘉栄昇(ボーカル) - 島袋優(ギター・ボーカル) - 上地等(ピアノ・ボーカル)
シングル
オリジナル

1.恋しくて - 2.Blue Snow - 3.YOU/これがはじまりだから - 4.あふれる涙 - 5.さよなら、そしてありがとう - 6.誰かが君を呼ぶ声が - 7.花待ち人 - 8.OKINAWAN SHOUT - 9.君だけをつれて - 10.声のおまもりください - 11.Birthday Song - 12.空に星があるように - 13.愛が走る - 14.家へ帰ろう - 15.未来の君へ - 16.防波堤で見た景色 - 17.愛を捨てないで - 18.涙そうそう - 19.空に星があるように - 20.風よ - 21.灯り - 22.ボトル二本とチョコレート - 23.島人ぬ宝 - 24.涙そうそう/島人ぬ宝 - 25.オジー自慢のオリオンビール (エイサー・バージョン) - 26.その時生まれたもの - 27.いつまでも/ユガフ島 - 28.誓い - 29.君を見ている - 30.三線の花 - 31.ミーファイユー - 32.ここから未来へ - 33.僕らのこの素晴らしき世界 - 34.イチャリバオハナ - 35.笑顔のまんま (BEGIN with アホナスターズ) - 36.国道508号線 - 37.春にゴンドラ - 38.ハンドル - 39.海の声 〜SPECIAL PACKAGE〜 - 40. - 41.網にも掛からん別れ話 - 42.ソウセイ - 43.笑顔のまんま(マルシャ ショーラ・フル・バージョン) - 44.バンドを組もうよ - 45.飛んで火に入る腹の虫 - 46.24-7のブルース - 47.粛々楽々 - 48.黄昏 - 49.ユガフ島(2021Ver.)

参加作品

Let's try again(チーム・アミューズ!!)

アルバム
オリジナル
ベスト
ライブ
その他
参加作品
関連項目
カテゴリ カテゴリ

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /