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無賃橋

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無賃橋(むちんばし)は滋賀県 彦根市高宮町にある橋。滋賀県道543号高宮北落線に属する。

現在の無賃橋 (南側)

概要

中山道 高宮宿入口(愛知川宿寄り)に位置する。高宮橋(たかみやばし)が正式名称。中山道諸宿場が整備されてからも長らく橋が架られていなかったが、1767年(明和4年)に高宮宿の庄屋・問屋有志が彦根藩に申請し仮設橋を架けた。しかし幾度もの大雨で橋が度々流されていた。この状況を危惧した彦根藩が1832年(天保2年)に近隣の豪商である小林吟右衛門・馬場利左衛門・藤野四郎兵衛(江州音頭2代目又十)らに命じ石造りの橋が同年の9月に完成した。翌年1833年(天保3年)には高宮宿の有志が彦根藩より高宮橋株を買取り、無料で通行ができるようになった。この経緯から無賃橋と呼ばれるようになった。同年には無賃橋の標石が建てられた。

周辺

周辺行事

その他

  • 1977年(昭和52年)の改修工事の際に橋脚下より地蔵尊2体が発掘された。この地蔵尊は橋の北側のたもとに「むちん橋地蔵尊」として祀られている。[1]

関連項目

脚注

  1. ^ 彦根市役所 こどもひこねっと 31.無賃橋と地蔵尊と老柳木

座標: 北緯35度13分54.5秒 東経136度15分12.3秒 / 北緯35.231806度 東経136.253417度 / 35.231806; 136.253417

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