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SLAM DUNK

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SLAM DUNK』(スラムダンク)は、井上雄彦による高校バスケットボールを題材にした漫画作品、及びアニメシリーズである。日本のバスケブームの火付け役でもある。

概要

週刊少年ジャンプ」(集英社)1990年42号 - 1996年27号に連載。全276話。単行本は全31巻。

第40回(平成6年度)小学館漫画賞受賞。

2004年7月にジャンプコミックス版単行本日本国内発行部数が1億部を突破した。それを記念して、同年8月11日には全国紙6紙朝刊紙上に於いて、作者の井上氏が個人としては異例の一面広告(湘北メンバー6人それぞれの描き下ろしイラスト)を掲載。 同年12月には統合により現在は使われていない旧神奈川県立三崎高等学校校舎(同作品登場人物の多くは神奈川県の高校生という設定。下記項目にて詳述)に於いて「1億冊ありがとうファイナル」を開催。作者HPの告知のみにもかかわらず、3日間で5000人を超えるファンが訪れ、連載終了後8年を経過しても根強い、同作品の人気を改めて印象付けた。現在アニマックスで再放送中である。

また、後に台湾で続編として『スラムダンク2』が勝手に作られた。高校教師となった流川楓が主人公。著作権的には、原作者に無断で製作された漫画であるが、本作のファンの多い現地では人気を博した。当然ながら正規の続篇ではないので日本での反応は無しに等しい。

現段階での正当な続篇は『SLAM DUNK ファイナル』イベントの『あれから10日後』の黒板漫画のみである。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


あらすじ

中学3年間で50人もの女性にフラれた高校1年の不良少年・桜木花道は背の高さと身体能力からバスケットボール部の主将の妹、赤木晴子にバスケット部への入部を薦められる。 彼女に一目惚れした「超初心者」花道は彼女目当てに入部するも、練習・試合を通じて徐々にバスケットの面白さに目覚めていき、才能を開花させていく。

主な登場人物

  • 「呼称」は桜木がつけたあだ名、呼び名。一部、桜木以外によるものも。
  • 「モデル」はプレイスタイルが似ていると言われる実在のプレイヤー。
    • 外見が似ているもの、作者がインタビューで語ったものも含む。
    • 作者は「キャラを作る前から参考にしていたのは森重だけで、桜木や流川等はキャラ作成後に参考にした」とも語っている。
  • 各人物解説の冒頭は順に、作中での学年、身長と体重、背番号、ポジション、誕生日。

湘北高校

前年度、IH予選初戦敗退だったが、強力なチームメイトを得て翌年は見事神奈川県2位でIH予選を通過した上、高校バスケ界の王者・山王工業を倒した無名の実力校である。

1年、188cm 83kg → 189.2cm 83kg、背番号10、パワーフォワード(PF)、4月1日生。
本編の主人公。晴子に一目惚れし、バスケ部へ。和光中学出身の元不良で喧嘩にはめっぽう強く、初期はリーゼントヘアーだったが、後に坊主頭になる。驚異的な身体能力の持ち主。垂直飛びの高さは目測で1m以上。連続して最高到達点にジャンプ可能で、リバウンドを取りまくる。その能力は王者・山王工業高校相手にも通用し、流れを湘北に傾けた。底なしの潜在能力は監督・安西や、他校の仙道彰、河田雅史も一目置く。スタミナは十分すぎる程あるが、退場や怪我などのため、公式戦で40分フル出場の経験は一度もない。自信家で、口癖は「天才」。また、「天才・桜木」をはじめ自称として様々な肩書きを持つ。礼儀知らずで、初対面の相手にその特徴を突いた失礼なあだ名をつけるのが得意。また、チエコスポーツの店長からバスケットシューズを2度買った(?)ことがあるが、その時払った金額は、30円と100円だけ。晴子が流川に片思いだと聞き、以後流川を強烈にライバル視する。
1年、187cm 75kg、背番号11、スモールフォワード(SF)、1月1日生。
中学時代はスタープレイヤーとして多くの高校から誘いを受けたが、「家から近いから」という理由で弱小の湘北高校へ入学。類稀な得点能力を持ち、絶好調時には一人で試合を支配してしまう。当初は自己中心的なワンマンプレイが目立つ。ただし本人にその意識はなく、勝利第一のプレイがそう評価された。その後、徐々にチームプレイを覚えるように。スタミナ不足が弱点。桜木とはまさに「犬猿の仲」で、殴りあいの喧嘩などは日常茶飯事だが、桜木の努力や能力を認めた台詞はチームメイトの誰よりも多い。女性に大人気で、本人非公認の流川親衛隊(CV:住友七絵西川宏美杉本友美中山真奈美他)というファンクラブまで存在する。プレイ中以外は無気力で、寝ていることが多く、自転車登校中もよく居眠り運転をして車や人にぶつかっている。携帯音楽プレイヤーを愛用し、プリンス&ニューパワージェネレーションなどの洋楽をよく聴いている。
3年、197cm 90kg(高1時は193cm 88kg)、背番号4、センター(C)、5月10日生。
主将。197cmの巨漢とその顔立ち、プレイスタイルから「ゴール下のキングコング」の異名を持つ。「ゴリラダンク」・「ハエタタキ」など、豪快なプレーでチームメイトを牽引する。深体大という名門校からオファーがかかるなど、その実力は全国クラスと賞賛されている。弱小の湘北で全国制覇の夢を持ち、そのための激しい練習で多くの部員が去るも、持論を曲げなかった。顔に似合わず(?)成績優秀。ブリーフ派。
2年、168cm 59kg、背番号7、ポイントガード(PG)、7月31日生。
PGでは神奈川県内では五指に入る実力者。速攻を初めとした強気なゲームメイクを中心に、小柄な身体を活かしたスピードプレイが持ち味。シュート、フリースローはやや苦手。彩子にぞっこんだが振り向いてもらえない。ヤス(安田)とは同郷の出で旧知の仲である。喧嘩による停学処分を経験。ワルであることや女性に振られた経験などから、桜木と意気投合する。
3年、184cm 70kg(高1時は176cm 63kg)、背番号14、シューティングガード(SG)、5月22日生。
中学時代に大会MVPを獲得した3ポイントシューター。その大会で敗戦の危機に瀕した際、安西先生から受けた言葉に感銘を受け、強豪高校の誘いを断り湘北へ。エースとして期待され高飛車な一面もあったが、左膝の怪我によりバスケを断念。その後、不良仲間とつるむようになりバスケ部に反感を持つようになる。しかし、バスケ部に対しての暴力事件を起こした際、安西先生と再会し、バスケへの情念がこみ上げて部に復帰する。ブランクのためスタミナは無いが、体力の限界がきてフラフラになった後にもビックプレイを連発する。
3年、178cm 62kg、背番号5、SF、7月12日生。
副主将。赤木とは北村中学時代からの親友で、バスケ部に唯一残った同級生でもある。赤木とチームメイトとのパイプ役。縁の下の力持ち的な奮闘ぶりは桜木も認め、全国大会出場決定によって木暮の引退が延びたことを桜木は嬉しがった。ユニークなプリントTシャツを数多く所持し、練習中に着用する。
2年、165cm 57kg、背番号6、PG、3月28日生。
物語の初めの頃、桜木が、自分のバスケ部入部を拒否した赤木に対抗する際、よくからんでいたキャラクター。三井が暴力事件を起こした際に三井に説得しに行く等、度胸があることはチームメイトから認められており、その点を評価され、豊玉戦では、桜木に代わり途中出場を果たした。
  • 潮崎哲士(しおざき てつし、呼称:シオ、CV:神奈延年)
2年、170cm 62kg、背番号8、セカンドガード(SG)、9月23日生。
公式戦でほとんど出番がなく、かわいそうなキャラクター。
  • 角田悟(かくた さとる、呼称:カク、CV:里内信夫)
2年、180cm、背番号9、センター(C)、11月4日生。
湘北バスケ部2年中、最高身長。部と不良との暴力事件の際、キック一発でやられ、かわいそうなキャラクター。山王戦では桜木が顔面シュートで止血の際に数分間出場。
  • 石井健太郎(いしい けんたろう、CV:神奈延年)
1年、170cm、背番号12、F、1月18日生。
インターハイ(IH)山王戦では、桜木の手にリバウンドのボールが吸い付くように、と「念」を送っていた。湘北バスケ部の部員の中で眼鏡をかけているのは、彼と小暮だけである。
1年、172cm、背番号13、F、10月13日生。
1年生トリオ(石井、佐々岡、桑田)の中では、あまり目立たないキャラクター。
1年、163cm 50kg、背番号15、G、7月28日生。
IH豊玉戦のハーフタイムに、桜木に頭突きされた上、「1年坊主」呼ばわりされてしまった。湘北バスケ部中、最低身長。入部当時は二中出身と名乗っていたが、IH出場時のメンバー表では藤園中出身になっていた。
  • 安西光義(あんざい みつよし、呼称:オヤジ、CV:西村知道)
監督。元全日本の選手で、某大学の監督時代は「ホワイトへアードデビル」(白髪鬼)と呼ばれ恐れられたが、教え子の不慮の事故死をきっかけに大学監督を引退、その後性格は丸くなり「ホワイトへアードブッダ」(白髪仏)と呼ばれる。選手の能力を見抜く眼力、冷静かつ大胆に構築された的確な戦術の作成能力、問題児ばかりの湘北高校を率いる器の大きさなど、ライバル高校の監督も「安西先生」と呼ぶほどの名監督である。三井、宮城、赤木など、彼を慕って湘北へ入学した選手も多い。流川と花道の成長を愉しみとしている。ちなみに妻(CV:高木早苗)がおり、安西が流川のアメリカ留学に反対した際、妻は流川に安西監督の過去を話していた。
2年。マネージャー。部員を陰から支え、桜木の初心者教育も担当。宮城に好かれているのは知っているが、相手にしていない。作中、彼女の名字は明かされなかった。
  • 赤木晴子(あかぎ はるこ、呼称:ハルコさん、CV:平松晶子)
1年。赤木剛憲の妹だが、兄に似ず美人。桜木をバスケ部に勧誘する。自身への恋に疎い性格で、桜木の想いに気づかず、流川に片想いする。中学時代はバスケ部に所属していたが、運動神経はかなり鈍い。兄の引退後は、彩子に誘われ湘北高バスケ部のマネージャーとなる。
  • 水戸洋平(みと ようへい、呼称:洋平、CV:森川智之)
1年。桜木の中学からの同級生で、喧嘩仲間・桜木軍団のリーダー的存在。宮城に一目でリーダーと分からせるほどの聡明さと存在感で、喧嘩の実力も一流。桜木の最大の理解者で、次第にバスケに夢中になる桜木を、時にはからかいながらも温かく見守る。
  • 野間忠一郎(のま ちゅういちろう、呼称:チュウ、CV:幹本雄之)
  • 高宮望(たかみや のぞみ、CV:塩屋浩三)
  • 大楠雄二(おおくす ゆうじ、CV:神奈延年)
それぞれ1年。桜木軍団のメンバー。湘北の試合の応援によく訪れる。名前は福岡市の地名からとったという噂もある(各地区が隣接しているため)。
  • 青田龍彦(あおた たつひこ、呼称:ジュードー男、CV:梅津秀行)
3年。柔道部主将。赤木の幼馴染で小学校以来のライバルで、かつて座高が高いことを赤木に「お前は柔道やってるから足が短い」とからかわれたことを未だに根に持つ。晴子とも仲がよく、彼女の幼い頃からの写真を持っている。それを利用し桜木を柔道部に誘うが失敗に終わる。
3年。三井と共に暴力事件を起こした不良の一人。三井を慕い、三井の出場試合に毎回訪れては「炎の男・みっちゃん」と書かれた応援旗を使って応援する。
それぞれ1年。晴子の友達。
数学の教師。いつも桜木や流川に手を焼いている。担当教科は数学Iであることが、アニメで判明。
2年。アニメオリジナルキャラで、彩子の友人。放送部に所属しており、湘北の静岡遠征に同行した。

三浦台高校

湘北がIH予選初戦で戦った高校。

3年、186cm、背番号4、SF。
主将。試合中に「湘北ごとき」とナメてかかるが、大敗。原作では、桜木のスラムダンクを頭に直撃される。
  • 宮本和成(みやもと かずなり)
186cm、背番号6
原作では、村雨と共に、名字が出てきた選手。アニメでは、内藤を出すために、後半開始前に交代させられる。
  • 内藤鉄也(ないとう てつや、呼称:ナットー、CV:塩屋浩三)
196cm 155kg、背番号9、PF。
アニメオリジナルキャラ。「三浦台の秘密兵器」の異名をもつスキンヘッドの元ラグビー部で、100m走11秒フラットで走る俊足の持ち主。試合後半から出場し、桜木にマッチアップ、パワーで圧倒する。アニメでは、村雨に代わり桜木のスラムダンクを頭に直撃される役に。
  • 荒木一雄(あらき かずお)
3年、187cm、背番号5、PG
湘北戦では、途中まで出場していた安田とマッチアップ。
  • 高津弘(たかつ ひろし)
3年、185cm、背番号7、SG
  • 川崎昭雄(かわさき あきお)
3年、192cm、背番号8、C
監督。濃い目の口ひげが特徴。

陵南高校

練習試合、IH予選と二度湘北と対戦した高校。IH予選では、健闘するも、惜しくも全国出場を逃す。

  • 魚住純(うおずみ じゅん、呼称:ボス猿、CV:岸野幸正)
3年、202cm 90kg(高1時は199cm)、背番号4、C。
2メートルを越す巨漢であり、「ビッグジュン」の異名をもつ。赤木をライバル視する。チームのために自ら体を張って汚れ役となり、縁の下の力持ち的なプレイで士気を高めるブルーカラーの象徴的な選手だが、精神的に脆い所がある。フリースローは苦手。板前の息子で、引退後は後を継ぐため修行する。
2年、190cm 79kg、背番号7、FまたはPG。
陵南が誇る天才オールラウンドプレイヤー。田岡監督により東京の中学からスカウトされる。得点力もゲームを作る能力も超一流。花道の才能をチームメイトの誰よりも早く見抜く。天才プレイヤーながら性格はいたって穏やかで、マイペース。田岡監督に、もっとやる気を前面に出せと言われるほど。タイムアウト中、監督がチームを激しく叱責する中、一人でレモンの蜂蜜漬けをこっそり食べていたことも。
  • 相田彦一(あいだ ひこいち、呼称:ヒコイチ、CV:小野坂昌也)
1年、165cm 52kg。
出身は大阪で関西弁をしゃべり、「要チェックや」「アンビリーバブルや」が口癖。姉の弥生はバスケットボール雑誌の記者。勘違いにより初期から桜木に注目していた。
  • 福田吉兆(ふくだ きっちょう、呼称:フク助、福ちゃん、フッキー、CV:石川英郎)
2年、188cm 80kg、背番号13、PF。
脅威のスコアラーで得点をとりまくる。顔に似合わず繊細な性格で、田岡監督の指導方針に耐えかね、試合中に殴ってしまい、バスケができない時期が続いた。そのためにバスケに、特に自身のプレーを誉めもらうことに飢えている。桜木の大雑把なフェイクに過剰な反応を示すなど、ディフェンスは上手くない。基本的に口数は少ない。海南大附属の神とは中学時代の同級生。
  • 池上亮二(いけがみ りょうじ、CV:緑川光)
3年、183cm 83kg、背番号5、F。
ディフェンスには定評がある。IH予選海南戦では神、IH予選湘北戦では三井と、シューターを封じるために送り出される。
2年、174cm 62kg、背番号6、SG。
負けん気が人一倍強く、湘北との練習試合では桜木に恐れず立ち向かう。プレイより存在感で目立つ選手。アニメでは心の中で魚住を呼び捨てにしていた。
2年、170cm 62kg、背番号8、PG。
田岡監督曰く、ミスが少なく、仙道曰く、スタミナがあると評されたが、IH予選湘北戦ではミスを連発、無念の途中交代となる。
  • 菅平(すがだいら)
背番号11、控えC。
IH予選海南戦、湘北戦で魚住にファウルがかさんだ時に登場する。身長は宮城曰く「花道と同じくらい」。海南の高砂から「あの控えセンターには荷が重過ぎる」と言われるなど力量的には魚住の足元にも及ばない様子。
  • 田岡茂一(たおか もいち、呼称:じじい、CV:石塚運昇)
監督。海南の高頭監督とは高校時代からの因縁の関係で、高校時代は今でいう仙道と流川の関係にあたると称したが、陵南の選手たちからは嘘つきよばわりされてしまう。また、かつて三井、宮城、流川をスカウトしたが、三井と宮城は、安西監督がいるという理由で、流川は家から近いという理由で湘北に奪われ、失敗に終わる。湘北との練習試合の際、桜木にカンチョーやチョップを喰らっている。年齢は41。

海南大附属高校

IH予選決勝リーグで湘北が初戦に戦った高校。神奈川の王者と呼ばれる高校で、17年連続IH出場、全国大会2位等、輝かしい実績を持つ。

3年、184cm 79kg、背番号4、PG。
主将。神奈川最強のプレイヤーで、その名は全国区。パワーとスピードに優れ、宮城を抜き、赤木に競り勝って得点を取ることもできる選手。また、わざとファールを誘ったり、自らのファールで得点を妨害したりと頭脳プレイにも長ける。老け顔が悩みの種で、桜木軍団の高宮には監督と間違われた。サーフィンが趣味で、そのため色が黒い。髪型は初期の頃「オールバック」であった。
1年、178cm 65kg、背番号10、SF。
1年ながら強豪・海南のレギュラーに。流川への敵愾心が強い。礼儀知らずで自信家、驚異的な身体能力、同じ背番号10番など、桜木とは何かと共通点が多く、お互いを「赤毛猿(あかげざる)」「野猿(のざる)」と呼び合う。作中、最も身長が低いダンクシューター。やや長髪で、試合のたびに髪の束ね方が違う。
3年、191cm 81kg、背番号5、C。
パワーは赤木や魚住には敵わないが、必殺仕事人であり、状況判断の上手さに長ける。予選陵南戦では魚住からわざとファールをもらい、間接的に退場へと追い込む。湘北戦では桜木の痛恨のパスミスを受けた選手である。
2年、189cm 71kg、背番号6、SG。
元々のポジションはCだったが、体格に恵まれずSGに変更。高精度の3ポイントシュートを得意とするチームの得点源。その精度の高さは毎日500本のシューティング練習を続けた賜物で、美しいシュートフォームは、作中サブタイトルで「シルク」と表現されるほど。
3年、184cm 75kg、背番号9、PF。
強豪・海南に於いて特に目立たないプレイヤーであるが、その堅実で正確なプレイは確かなものを感じさせる。武園戦では目立っていた。なぜかプチ・リーゼント。IH予選湘北戦では三井にマッチアップする。
  • 宮益義範(みやます よしのり、呼称:宇宙人、宮さん、CV:里内信夫)
3年、160cm 42kg、背番号15、SG。
小柄ながらシュート力は素晴らしく、神を除けばチームNo.1のシューターと言われるほどの実力者。初心者だったが3年間、海南のハードな練習に耐え、人一倍努力してきたこともあり、選手間での信頼も厚い。高頭監督が桜木封じに送り出す。宇宙人というあだ名の由来は試合中メガネの代わりにかける度入りのゴーグルから。
  • 小菅(こすげ)
背番号8、控え選手
IH1回戦でようやく氏名が判明したキャラ。武園戦、湘北戦に登場。
監督。スコアが追いつかれ始めるとイライラする癖がある。名前の由来は、連載当時の関取貴闘力(現:大嶽親方)からとの説も。

翔陽高校

IH予選決勝リーグ進出をかけ、湘北と対戦した高校。ベンチに入りきれない部員がたくさんいる名門校。県内では、海南大附属に次ぐ強豪と呼ばれている高校でもある。そのような強豪校になぜ正規の監督がいないのか疑問であるが、ストーリー上、ベスト4の前に翔陽が消える必要があったことを考えると最も妥当な設定であったとも思える。

3年、178cm 66kg、背番号4、PG。
主将兼監督。名門翔陽高校で1年時からレギュラーを勝ち取った唯一の男。天才プレイヤーで、牧と神奈川ナンバーワンガードの座を争う。左利き。ルックスのモデルとなった人は福岡県立筑紫高校で数学の教師をしている。
3年、197cm 83kg、背番号5、C。
スクリーンプレイやフェイダウェイショットなどの頭脳プレイが光る。技術に長けた「柔」のセンターで、パワータイプの赤木など「剛」のセンターとは対照的。
3年、190cm 81kg、背番号6、F。
中学時代、三井と試合経験があり、その後不良となり練習を怠った三井に対し5点以内に抑えると豪語するも、結局20得点を許してしまう。
3年、191cm 84kg、背番号7、F。
作者を同じくする「リアル」にて同姓同名の人物が登場する。そのため、作後に事故に遭ったという説も。
3年、193cm 85kg、背番号8、CF。
湘北戦では桜木とマッチアップ。
2年、180cm 71kg、背番号9、G。
藤真に次ぐ翔陽No.2のガード。湘北戦では、宮城とマッチアップ。

名朋工業高校

IH予選愛知県大会を1位で通過した実力校。

  • 名朋工業の監督(めいほうこうぎょうのかんとく、CV:野本礼三)
氏名は不明。森重からおっちゃんと呼ばれる。森重と共にIH湘北対山王の試合を見に行くも、後半途中で帰ってしまう。
1年、199cm100kg、背番号15。
1年生ながら2m近い巨躯の持ち主。ダンクシュートを得意とし、全国大会の初戦でいきなり脚光を浴びることとなる。結局、作中で湘北と対戦することはなかった。

愛和学院高校

IH予選愛知県大会を2位で通過した高校。湘北のIH3回戦の相手でもあるが、作中では、その試合は省略されている。

  • 愛和学院の監督(あいわがくいんのかんとく、CV:河合義雄)
氏名は不明。
3年。SG。全国を代表する名プレイヤーの1人で、海南の牧がそのプレイを観る為にわざわざ愛知に足を運んだ。通称「愛知の星」。

豊玉高校

IH予選大阪大会を2位で通過した高校。湘北のIH初戦の相手でもある。

  • 南烈(みなみ つよし、呼称:カリメロ、モデル:レジー・ミラー(シュートフォーム))
3年、184cm、背番号4、SF。
通称「エースキラー」で、IH湘北戦では流川をターゲットに。北野前監督のラン&ガンバスケに憧れ、岸本達と共に入学。その後成績不振を理由に同監督が解任されたため、自分達がラン&ガンバスケで優勝し、同監督を豊玉高校に呼び戻すことを何よりの目標とする。3Pシュートを得意とし、大阪得点ランキング1位。実家は薬局『南龍生堂』。
  • 岸本実理(きしもと みのり、呼称:チョンマゲ、CV:田中一成)
3年、188cm、背番号5、PF。
クールな南とは対照的に、熱血漢で喧嘩っ早い。プレイに精彩を欠いた南に対し激怒する。大阪得点ランキング2位。
  • 岩田三秋(いわた みつあき)
3年、190cm、背番号8、C。
湘北戦では赤木とマッチアップ。しかし、赤木に押されっぱなしだった。
  • 矢嶋京平(やじま きょうへい)
3年、180cm、背番号7、G。
湘北戦では三井とマッチアップ。特に目立った活躍はなし。
  • 板倉大二朗(いたくら だいじろう、呼称:バカ面)
2年、183cm、背番号6、PG。不細工で厭味な奴。
大阪得点ランキング3位。湘北戦では前半宮城を挑発していたが、後半冷静さを取り戻した宮城のスピードについていくことができなかった。
1年、181cm、背番号14。
かつての相田彦一の同級生。その当時は彦一より小さかったが、その後急激に背が伸び、作中では彦一より16cmも背が高い。
  • 金平(かねひら)
監督。部員にはあまり親しまれていない。選手たちのあまりの態度に激昂し、試合中に岸本を殴打する。

山王工業高校

前年度までにIH3連覇を達成した高校バスケ界の頂点に君臨する高校。湘北のIH2回戦の相手でもある。

3年、背番号7、C。
Cとして日本高校バスケ界の頂点に君臨する。Cでありながら素早い動きも可能で、またシュートも非常に上手く、時には3ポイントも放つというオールラウンドな技術を持ち、C以外にも複数のポジションをこなす。元々のポジションはガードで、入学時は165cmと小柄だったが、1年で25cmと驚異的に身長の伸ばす。技術の豊富さは、この過程で様々なポジションを経験したため。母親の名前はまきこ。堂本監督の指示により、湘北戦の途中から、桜木とマッチアップする。
1年、210cm 130kg、背番号15、PF。
河田雅史の実弟。日本で最も大きい高校生選手とされる。口癖は「ごむぇん、兄ちゃん」。
2年、背番号9、SF。
高校生離れした身体能力と1オン1のスキルを持ち、1年時から名門山王工業のエースを務める高校No.1プレイヤー。中学時代、仙道との対戦経験があり、当時、仙道から自分より上手いプレイヤーと認められる。父はバスケ狂で有名な沢北哲治で、その技術は幼少時からの父との1オン1経験に由来する。アメリカへのバスケ留学が決まっている。
  • 深津一成(ふかつ かずなり、呼称:ピョン吉)
3年、180cm、背番号4、PG。
キャプテンとして高校No.1チームを率いる。勝負どころでは相手の戦意を喪失させると同時に味方の士気を上げるような決定的な仕事をし、相手に傾きかけた流れを確実に呼び戻す。語尾に何かつけるのに凝っていて、作中では「〜ピョン」をつけるのが特徴。かつては「〜ベシ」だった。
  • 一ノ倉聡(いちのくら さとし、呼称:イチノ)
背番号8、SG。
チーム1のスタミナと忍耐力を兼ね備え、「スッポンディフェンス」の異名をもつ。彼のマークにより体力を奪われた対戦相手は多い。テスト中、急性盲腸炎に襲われたが、失神し救急車で運ばれる寸前まで耐えた男。
  • 野辺将広(のべ まさひろ、呼称:(トーテム)ポール)
3年、背番号5、PF。
IH湘北戦ではリバウンドを巡って桜木と対戦するも敗れる。パワーと体重を生かし、スクリーンアウトをかけリバウンドを取る、教科書のような選手。
  • 松本稔(まつもと みのる)
3年、背番号6、SG。
海南大付属の武藤曰く「沢北がいなければ、どこでもエースを張れる男」。IH湘北戦では結果的に敗戦の遠因となる、三井に対する痛恨のファウルを犯す。
  • 堂本五郎(どうもと ごろう)
監督。湘北との緒戦を前に大学オールスター級のOBを集め仮想・湘北とし、チームと試合をさせた。かなり若い監督だが、選手を信頼し、勝負どころを確実に押さえ、山王工業をIH3連覇に導いた名将でもある。田岡、高頭のように最初から桜木を乱暴者、素人扱いし侮蔑せず、その素質を見抜き河田雅史をマークにつかせたことからも優れた監督であることが分かる。

武園学園高校

以下の人物は、劇場版第1作およびTVで登場。劇場版では湘北対陵南の練習試合直後が、TVではIH予選4回戦海南戦が舞台になっている。劇場版では宮城、三井はまだ未登場である。また、島村葉子だけは、原作にも登場しているが、その他は劇場版とTVのオリジナルキャラである(小田は、名前だけなら原作でも島村葉子の台詞内に登場する)。高校自体は女子生徒が多数を占める為、男子の集うバスケ部は特に人気がある。

1年、C。
桜木と同じ和光中学出身。当初は桜木を軽蔑したが、桜木のひたむきさに心を打たれ、再戦を誓う。IH予選海南戦は、前の試合で発生した足の故障を抱えながらプレイするも敗れる。
背番号4、SG。主将。
IH予選海南戦では神のマークにつく。
それぞれ3年、背番号はそれぞれ5、7、8、それぞれPG、PF、SF。
武園学園のスタメン。
桜木と同じ和光中学出身で、桜木が50人目にふられた女の子。小田の恋人。映画では、小田と桜木の健闘を見守った。アニメでは、小田の怪我を心配し、小田を見守った。
監督。映画では、桜木のプレイに拍手し、会場の観客の拍手を誘ってしまう。

津久武高校

以下の人物は、劇場版第2作で登場。IH予選4回戦湘北戦が舞台になっている。原作でも、数コマ登場シーンがあるものの、全員劇場版オリジナルキャラである。

  • 南郷洸一郎(なんごう こういちろう、CV:立木文彦)
1年、192cm 83kg、C。
女好きのお調子者。ある朝、公園で晴子と出会い一目惚れする。その後桜木とひと悶着あり、試合の勝者が晴子と付き合うという約束をする。
3年、180cm 78kg、背番号4。
主将。中学時代の赤木と木暮のチームメイト。IH予選湘北戦の後半、判定でもめ、退場処分となる。
3年、160cm 55kg、背番号7、PG。
IH予選湘北戦では桜木の4つ目のファウルを誘った。
3年、174cm 68kg、背番号8。
赤いバンドのゴーグルがトレードマーク。
  • 和泉隆(いずみ たかし)
3年、172cm 75kg、背番号5
峰とフォワードコンビを組む。
  • 田村良和(たむら よしかず)
3年、178cm 65kg、背番号6
退場した伍代と交代した選手。
  • 川崎一美(かわさき かずみ、CV:堀秀行)
監督。安西の大学監督時代の教え子でもある。

緑風高校

以下の人物は、劇場版第3作で登場。湘北対海南のIH予選終了直後が舞台になっている。全員劇場版のオリジナルキャラ。

2年、192cm 85kg、背番号13、SF。
主将。アメリカ帰りのハーフで、性格は明るく、実力はNBAにも注目されたほど。緑風の援助の元、アメリカでバスケ修行をする。
2年、195cm 88kg、背番号4、C。
副主将。ワンマンチームに嫌気が差し、緑風へと転校。
1年、185cm 72kg、背番号5、SG。
三井の中学時代の後輩。三井に似た3ポイントシューター。
2年、177cm 61kg、背番号6、PG。
  • 鶴見精二/啓二(つるみ せいじ/けいじ、CV:風間信彦)
ともに175cm 68kg、背番号はそれぞれ7、8、ともにG。
「緑風の秘密兵器」と呼ばれる双子の兄弟。兄が精二、弟が啓二。
  • 戸塚哲也(とつか てつや)
2年、180cm 75kg、背番号9、PF。
マネージャー。緑風高校理事長の娘で、全国から有力な選手をスカウトし、バスケ部専用体育館を作らせた。流川のスカウトに失敗した経歴がある。
監督だが、恵理に逆らえず、主導権は恵理が握る。

その他

三井がグレていたとき、バスケ部に対し暴力事件を起こした不良仲間。鉄男はヘルメットが嫌いで、バイクに乗るときはいつもノーヘル。
  • 鬼藤(きとう)
アニメオリジナルキャラで、竜の古くからの友人。竜とグルになって、鉄男に喧嘩を売った。
安西の大学監督時代の教え子であり、2mの長身の持ち主。安西の指導方法に異を唱え、後にアメリカへ飛び立つが挫折、薬物に手を染め、結局事故死してしまう。
  • 北野(きたの)
元豊玉高校監督。部員達にバスケの楽しさを知ってもらうため、オフェンス重視のラン&ガンバスケを教えた。大阪1位、全国ベスト8の好成績を収めながら、それを不満とする学校経営陣により解任される。後にミニバスケの監督となる。安西の大学時代の同期生。
深沢体育大学3年。バスケ部。全日本メンバーで、ポジションはC。赤木の自宅に訪問し、深沢体育大に勧誘する。
  • 唐沢一雄(からさわ かずお、CV:徳丸完)
深沢体育大学バスケ部監督。杉山と同じく赤木を深沢体育大に勧誘する。
  • 武里の監督(たけざとのかんとく、CV:増谷康紀)
IH出場を2位狙いで挑んだ、器の小さい監督。
静岡県・常誠高校バスケ部の主将。IH2回戦で名朋に大敗を喫したことにショックを受けていた。
  • 土屋淳(つちや あつし)
大阪府・大栄学園高校バスケ部(IH予選大阪大会1位通過校)の主将。彦一曰く、長身のフロアリーダーで、仙道のようなタイプであるという選手。背番号4。
相田彦一の姉で、バスケットボール雑誌の記者。口癖は「要チェックやわ」。
相田弥生と同じバスケットボール雑誌の記者。弥生に付き添う。
  • 店長(てんちょう、呼称:ひげ店長、CV:掛川裕彦)
バスケットボール用品専門店「チエコスポーツ」の店長。口ひげがトレードマーク。実は17年前のIH予選、海南大附属高校初優勝時に、決勝で対戦した箕輪高校の選手。自身の放ったシュートが外れたため、敗れてしまったと語る。桜木と晴子に2度にわたってバッシュをただ同然で購入される。曰く「最強コンビ」。ただし2足目のエアジョーダンファーストは、全国大会出場を決めた桜木に対するプレゼントの意味が強い。
津久武・川崎監督の大学時代の後輩で、バスケットボール雑誌の記者。湘北対津久武の試合を観にいく。劇場版第2作で登場のオリジナルキャラ。
  • 水沢イチロー(みずさわ いちろう、CV:石田彰)
流川の中学の後輩で、富ヶ丘中バスケ部主将。「間接結核」という突然の病で、バスケをやめることに。バスケをやめる決意を固めるため、湘北の部員と共に練習試合(紅白戦)に参加する。劇場版第4作で登場のオリジナルキャラ。
イチローの姉で、晴子の友人。弟のため、晴子に練習試合の相談をする。劇場版第4作で登場のオリジナルキャラ。

物語の舞台

本作品の舞台は神奈川県の主に湘南地区という設定になっている。登場する高校などは基本的に架空の名称が使われているが、モデルと思われる場所が存在する。他にも漫画中の背景は美術的に非常に良く取材されていて、現地にいくと漫画内の描写「そのもの」を拝むことができる場所も少なくない。

  • 武蔵野北高校
    • 湘北高校の美術的なモデルと思われる高校。東京都武蔵野市に存在する。
  • 鎌倉高校
    • 陵南高校のモデルと思われる高校。
  • 江ノ島電鉄
    • 劇中で移動に使われるシーンが何度かある。駅では藤沢駅鎌倉高校前駅(劇中では「陵南高校前駅」)が登場している。
  • 秋葉台文化体育館
    • 海南大附属高校対湘北高校の試合が行われた会場のモデルと思われる体育館。
  • 平塚総合体育館
    • 海南大附属高校対陵南高校、陵南高校対湘北高校の試合が行われた会場のモデルとなった体育館。
    • 劇中にもそのままの名称で登場しているため、ほぼ間違いないと思われる。

このような実在する物をそのまま舞台に描写するスタイルを受け、TVアニメ版のオープニングムービーでは湘南に実在する風景が使われた。江ノ電の踏み切り(鎌倉高校前駅そばにある)のほか、水平線に烏帽子岩が見えたり、小田急電鉄が走ったりしている。

アニメ

テレビ朝日系列、1993年10月 - 1996年3月、放映。全101話。製作は東映動画(現東映アニメーション)。ナレーションは田中秀幸が務めている。

主題歌

  • 「君が好きだと叫びたい」 BAAD(1stOP)
作詞:山田恭二/作曲:多々納好夫/編曲:明石昌夫
  • サウンドトラックで収録していた「ENDLESS CHAIN」はメンバーでもあった大田紳一郎による作曲。
作詞・作曲:大黒摩季/編曲:葉山たけし
  • 「世界が終るまでは...」 WANDS(2ndED)
作詞:上杉昇/作曲:織田哲郎/編曲:葉山たけし
  • 「煌(キラ)めく瞬間(トキ)に捕われて」 MANISH(3rdED)
作詞:高橋美鈴・川島だりあ/作曲:川島だりあ/編曲:明石昌夫
  • 「ぜったいに 誰も」 ZYYG(2ndOP)
作詞:高山征輝/作曲:織田哲郎/編曲:ZYYG
  • 「マイフレンド」 ZARD(4thED)
作詞:坂井泉水/作曲:織田哲郎/編曲:葉山たけし

アニメと原作の違い

  • 三浦台高校戦で、内藤鉄也という原作にはいないキャラが登場した。これにより、原作より三浦台戦が長めに描かれている。
  • IH予選湘北対高畑の対戦前に、三井と桜木と鉄男と桜木軍団が、竜と鬼藤とその仲間達と喧嘩するという場面が加えられた。
  • 劇場版第1作で登場した武園学園高校がIH予選湘北対翔陽の試合後に登場した。
  • 湘北対陵南のIH予選終了後に、河合マリというアニメオリジナルキャラが登場し、バスケ部の取材を行っていた。
  • 桜木軍団が、IHの行われる広島に行く為の交通費を稼ぐ為に、海の家でバイトをするという場面が加えられた。
  • IH出発直前に湘北対陵南・翔陽合同チームの練習試合が行われた(試合中、アニメ化されなかった豊玉戦での描写の一部が、主に桜木のシュートシーンを中心に使用されている)。この試合でシリーズの最後を飾ることとなった。
    • この練習試合後、湘北がIHに旅立つ所で放映が終了した為、些か不自然な形となった。その為、豊玉戦、山王戦がアニメ化されることを願うファンも少なくない。
    • 原作のIH編は結果的に放映終了の半年後には終了したが、編成当時IH2回戦途中という先が見えない状況だったこと等からアニメはIH編に突入しなかった(出来なかった)。

映画

  • 1994年3月公開 SLAM DUNK
  • 1994年7月公開 SLAM DUNK 全国制覇だ! 桜木花道
  • 1995年3月公開 SLAM DUNK 湘北最大の危機! 燃えろ桜木花道
  • 1995年7月公開 SLAM DUNK 吠えろバスケットマン魂!! 花道と流川の熱き夏

ゲーム

スラムダンクのゲーム版はバンダイより発売されているが、タイトルが全て「テレビアニメスラムダンク」という表記になっている。これはコナミより『スラムダンク』というタイトルのアーケードゲームが既に出ていて商標登録されていたためである。

  • テレビアニメスラムダンク 四強激突!!(スーパーファミコン):1994年3月26日
  • テレビアニメスラムダンク がけっぷちの決勝リーグ(ゲームボーイ):1994年8月11日
  • テレビアニメスラムダンク 勝利へのスターティング5(ゲームギア):1994年12月16日
  • テレビアニメスラムダンク2(スーパーファミコン):1995年2月24日
  • テレビアニメスラムダンク2 全国へのTIP OFF(ゲームボーイ):1995年3月17日
  • テレビアニメスラムダンク 強豪 真っ向対決!(メガドライブ):1995年4月28日
  • テレビアニメスラムダンク アイラブバスケットボール(セガサターン):1995年8月11日
  • テレビアニメスラムダンク SDヒートアップ!!(スーパーファミコン):1995年10月27日

書籍

  • 単行本『SLAM DUNK』全31巻
  • 完全版『SLAM DUNK』全24巻
  • 『SLAMDUNK1億冊感謝記念黒板カード』 〜SLAM DUNK 10 DAYS AFTER〜 (公式Webのみで購入可能なポストカード)

外部リンク

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