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世界一受けたい授業

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世界一受けたい授業
THE MOST USEFUL SCHOOL IN THE WORLD
ジャンル バラエティ番組 / 教育番組
演出 福士睦(総合演出)
出演者 堺正章
くりぃむしちゅー
(上田晋也有田哲平)
ほか
オープニング 原田潤「ぼくの先生はフィーバー」
製作
プロデューサー 安岡喜郎(CP)
納富隆治
矢澤真
制作 日本テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
公式サイト
開始から2008年9月まで
放送期間2004年 10月30日 - 2008年 9月20日
放送時間土曜日19:57 - 20:54
放送分57分
2008年10月から
放送期間2008年10月18日 -
放送時間土曜日19:56 - 20:54
放送分58分

特記事項:
ナレーター、提供読み:奥田民義
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世界一受けたい授業』(せかいいちうけたいじゅぎょう、英字表記:THE MOST USEFUL SCHOOL IN THE WORLD)は、2004年 10月30日から、日本テレビ 系列で毎週土曜日の19:56[1] - 20:54 (JST)に放送されている教育 バラエティ番組

ハイビジョン制作文字多重放送(字幕放送。2010年3月まではリアルタイム字幕放送 [2] )。なお、通称は「せかじゅ」だが、普段はホームページやキャラクター(せかじゅーくん)でしか使われていない。

概要

各界の著名人を先生(講師)として招き、世の中の仕組みやその人の考え方などをわかりやすく講義してもらう。講義内容は大まかに「国語」「算数」「理科」「社会」「保健体育」といった、小学校で学習するような授業にあてはめられているが、なかには「食育」や「能力開発」といった特殊な分類の講義もある。

番組開始以来安定して高視聴率を獲得している。2010年 4月24日放送で番組史上最高となる19.3%を記録するなど、常に裏番組であるフジテレビの『×ばつ2イケてるッ!">めちゃ²イケてるッ!』と視聴率を争っており、当番組が同時間帯トップになることが多くなっている。

国際的著名人が特別講師として招かれるケースも少なくない。2005年12月24日放送分では元ソビエト連邦 大統領ミハイル・ゴルバチョフが、2006年2月4日放送分では当時ニューヨーク・ヤンキース選手の松井秀喜が、2006年3月18日放送分ではケニアノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイが、2007年 2月3日放送分ではアメリカ元副大統領 アルバート・ゴアが、11月3日放送分ではビリー・ブランクス (ビリー隊長)が、2009年 1月10日放送分ではオノ・ヨーコが講義を担当した。

この番組がきっかけでテレビ出演が増えた人物も多く、米村でんじろうは今や子供向けの科学番組に欠かせない存在になりつつある。また、秋山仁唐沢俊一茂木健一郎はそれぞれ番組で題材にしたものをニンテンドーDSプレイステーション・ポータブルなどでゲーム化している。

なお、有田学級委員長および司会者以外のゲストパネリストは、全て君付けで呼ばれている(テロップでも表示される)。

この番組では、ディレクターやカメラマンなどのスタッフは全員、スーツを着て収録に臨んでいる。

提供クレジットは、基本的にスポンサーは企業カラー表示を採用している(プロ野球中継と毎年夏の『24時間テレビ』放送日以外の特番も、原則このカラー表示を採用)。また、提供読みは日本テレビアナウンサーではなく、ナレーターが担当している。

2010年 4月から、地上デジタル放送への完全移行を前提に、地上アナログ放送では画角16:9のレターボックス放送での放送に移行した。

春・秋の番組対抗スペシャル

2007年10月の秋改編期に当番組をメインにした3時間強の特番が放送され、好評であったことを受け、それ以降春・秋改編期の恒例特番として放送されている。放送時間は回によって異なるが、平均して3時間以上の特番が毎回組まれている(なお、2008年春は19:00からの4時間と、番組としても最も長い特番が組まれた)。この番組対抗スペシャルでは、日テレ系新番組・人気番組の出演者が一堂に会して、通常の授業に加えて日本テレビの各番組からの授業(クイズ)が行われる。

各回の放送日時と優勝チームは以下の通り。

放送日時 優勝チーム(正解率) 視聴率
第1回 2007年10月6日18:30 - 21:48 今田ハウジング(55.2%) 11.6%・17.2%
第2回 2008年4月5日19:00 - 22:54 ラジかるッ(42.9%) 14.1%
第3回 2008年10月4日18:30 - 21:54 行列の出来る法律相談所(45.1%) 7.1%・15.1%
第4回 2009年4月11日18:30 - 21:54 世界の果てまでイッテQ!(35.7%) 9.1%・15.4%
第5回 2009年10月10日18:30 - 21:54 サムライ・ハイスクール(35.7%) 10.8%・17.8%
第6回 2010年4月10日18:30 - 21:54 人生が変わる1分間の深イイ話(30.8%) 10.2%・16.7%
第7回 2010年10月9日18:30 - 21:54 世界一受けたい授業(33.8%) 12.8%・16.7%
  • 視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ。
  • 18:30から放送の場合、18:30 - 19:00が第1部、19:00 - 21:54(21:48)が第2部。

出演者

司会・進行

主な生徒役ゲスト

講師

教員・講師

学者・研究者

  • 伊藤慎一郎(ペンシルベニア州立大学工学部航空工学科客員研究員)
  • 内田詮三(農学博士・国営沖縄記念公園水族館館長)
  • 奥山忠政(「アジア麺文化研究会」世話人・事務局長)
  • 海堂尊(医師)
  • 鎌田實(医師)
  • 河田惠昭(京都大学防災研究所長)
  • 北原保雄(独立行政法人日本学生支援機構理事長・筑波大学名誉教授)
  • 小松正之(独立行政法人水産総合研究センター理事)
  • 佐藤芹香(医師)
  • 新谷弘実(医師)
  • 瀧上豊(日本火山学会、日本地球化学会、物理教育学会、物理教育研究会、ゴンドワナ研究会会員)
  • 土屋秀宇(日本漢字教育振興協会理事長・国語問題協議会評議員 )
  • 内藤貴雄(特別視機能研究所所長)
  • 中井泉(東京理科大学グリーン光科学技術研究センター長)
  • 藤原幸一(国際海洋自然観察員協会(PACI)理事・日本ガラパゴスの会(JAGA)理事)
  • 辨野義己(独立行政法人 理化学研究所バイオリソースセンター微生物材料開発室長)
  • 實吉達郎(動物学者)
  • 松原聰(国立科学博物館地学研究部部長)
  • 間中信也(温知会・間中病院院長)
  • 茂木健一郎(脳科学者)
  • 山本万里(農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所野菜・茶機能性研究チーム長)

政治家

作家・写真家・ジャーナリスト

実業家

外国人

その他の著名人

など

(注記)日本語が話せない外国人の授業では先生と生徒は共に通訳用のイヤフォンを付ける。実際の放送ではボイスオーバーをつける。

主題歌

1978年に同局で放送されたテレビドラマ熱中時代』の主題歌で、原田潤が歌った「ぼくの先生はフィーバー」を採用している。番組でかかっているのは「世界一バージョン」というもので、バック演奏のみをリメイクしたものである(2005年 1月19日にCD発売)。

PTAの評価

  • 「親が子どもに見せたい番組」第5位 - 2005年度「子供メディアに関する意識調査」(日本PTA全国協議会主催)
  • 「親が子どもに見せたい番組」第1位 - 2006年度「子供とメディアに関する意識調査」(日本PTA全国協議会主催)
  • 「親が子どもに見せたい番組」第1位 - 2007年度「子供とメディアに関する意識調査」(日本PTA全国協議会主催)
  • 「親が子どもに見せたい番組」第1位 - 2008年度「子供とメディアに関する意識調査」(日本PTA全国協議会主催)
  • 「親が子どもに見せたい番組」第1位 - 2009年度「子供とメディアに関する意識調査」(日本PTA全国協議会主催)

ネット局

『世界一受けたい授業』ネット局
放送対象地域 放送局 系列 放送曜日・放送時間
関東広域圏 日本テレビ(NTV)
『世界一受けたい授業』制作局
日本テレビ系列 土曜日 19:56 - 20:54
北海道 札幌テレビ(STV)
青森県 青森放送(RAB)
岩手県 テレビ岩手(TVI)
宮城県 ミヤギテレビ(MMT)
秋田県 秋田放送(ABS)
山形県 山形放送(YBC)
福島県 福島中央テレビ(FCT)
山梨県 山梨放送(YBS)[3]
新潟県 テレビ新潟(TeNY)
長野県 テレビ信州(TSB)
静岡県 静岡第一テレビ(SDT)
富山県 北日本放送(KNB)[3]
石川県 テレビ金沢(KTK)
福井県 福井放送(FBC)[3] 日本テレビ系列/テレビ朝日系列
中京広域圏 中京テレビ(CTV) 日本テレビ系列
近畿広域圏 読売テレビ(ytv)
鳥取県島根県 日本海テレビ(NKT)
広島県 広島テレビ(HTV)
山口県 山口放送(KRY)
徳島県 四国放送(JRT)[3]
香川県・岡山県 西日本放送(RNC)
愛媛県 南海放送(RNB)
高知県 高知放送(RKC)[3]
福岡県 福岡放送(FBS)
長崎県 長崎国際テレビ(NIB)
熊本県 くまもと県民テレビ(KKT)
大分県 テレビ大分(TOS) フジテレビ系列/日本テレビ系列
鹿児島県 鹿児島読売テレビ(KYT) 日本テレビ系列
宮崎県 テレビ宮崎(UMK) フジテレビ系列/日本テレビ系列/テレビ朝日系列 金曜日 19:56 - 20:54[4]
沖縄県 沖縄テレビ(OTV) フジテレビ系列 日曜日 13:00 - 14:00

スタッフ

  • 構成:大岩賞介/堀江利幸桜井慎一、三木敦、冨樫佳織、ヒロハラノブヒコ、小山賢太郎
  • テクニカルマネージャー:江村多加司
  • スイッチャー:高梨正利、三井隆裕
  • カメラマン:山田祐一、佐藤裕司
  • ミキサー音声:鈴木佳一、今野健、中村宏美、三石敏生
  • オーディオ音声:瀧健太郎、藤岡絵里子、大森裕子、今野健
  • ビデオエンジニア:矢田部昭、佐久間治雄、佐藤満
  • 照明:中瀬有紀、阿部権治、安井雅子、平田丈、井口弘一郎
  • ENG:ゴーエン、八峯テレビ
  • 美術プロデューサー:三浦昭彦
  • 美術デザイン:松崎純一
  • 大道具:田村佳久
  • オブジェ:佐俣勇
  • 電飾:大長準一
  • 小道具:吉田浩
  • 持道具:吉田美樹
  • 衣裳:芝崎花江
  • 結髪:菊池美沙
  • メイク:佐々木恵
  • スタイリスト:小川カズ、阿部剛志
  • イラスト:オシャレ三宅
  • CG:VISION
  • マルチモニター:ジャパンテレビ
  • VTR編集:金子純、川合信吾
  • MA:小笠原恭司
  • 音効:黒澤隆昌・村松聡(佳夢音)
  • 編成企画:鯉渕友康
  • 編成:土谷幸弘
  • 営業推進:佐藤俊之
  • 広報:河本香織
  • タイムキーパー:丸山茜
  • デスク:田口美和子
  • リサーチ:フリード、オフィスHIT、フォーミュレーション
  • アシスタントディレクター:鈴嶋直子、東海林大介、平川大輔、田口将伍
  • フロアーディレクター:原司、武井正弘、鈴木潤一郎、佐谷直子
  • アシスタントプロデューサー:岡里有佑子、竹下美佐、橋本孔一、飛戸亜紀、池田桂子、木村優子
  • ディレクター:武末大作、桜井亮、高橋研、高野透矢、水野達也、中野貴文、高田直、佐藤友美、杉本ルリ子、益田光平、岸田直子、小江翼、今井康則、長井香織、井上圭、大原正也、鈴嶋直子、浦川智之、小林淳一、戸高克仁
  • 演出:奥村竜、笠間崇、倉田忠明、加藤宏実、芳住昌之、市野雅一、滝田朋之
  • 協力プロデューサー:上原敏明
  • プロデューサー:納富隆治、矢澤真/小川潔、宇佐見友教、正森和郎、大澤裕二、高橋利一郎、佐藤理恵
  • 総合演出:福士睦
  • チーフプロデューサー:安岡喜郎
  • 技術協力:NiTRO(旧日テレ映像センター)、ヌーベルバーグIMAGICA読売映像
  • 美術協力:日テレアート
  • 構成協力:松岡正剛
  • 協力:ケイダッシュエスダッシュ
  • 運営協力:アガサス
  • 制作協力:創輝G-yamaえすと日企AX-ON(旧日テレエンタープライズ)
  • 製作著作:日本テレビ

過去のスタッフ

  • チーフプロデューサー:吉川圭三
  • プロデューサー:下田明宏、佐藤裕昭
  • 演出:鴨井義明、掛水伸一
  • ディレクター:前川善郎
  • アシスタントプロデューサー:小柳美奈子、佐野優子、中田敦子、関まほろ、関口加寿子
  • 営業推進:阿部寿徳
  • 編成:松原正典、大澤弘子、薗田恭子、吉田和生、前田伸一郎、安島隆、松隈美和
  • 広報:服部亜希子
  • 調査:向笠啓祐
  • タイムキーパー:南田めぐみ
  • テクニカルマネージャー:福王寺貴之
  • 美術プロデューサー:高野豊
  • 美術デザイン:松崎純一
  • 電飾:清水郁子
  • 小道具:宍倉正一
  • 衣裳:山田秀美
  • メイク:秋元希久子
  • イラスト:安居院一展、ぴーたん近藤、ニイルセン
  • 技術協力:オムニバス・ジャパン
  • なお、前述の番組対抗特番放送時には、通常のスタッフに加えて出演した番組のプロデューサー(主にスタジオ出演の番組)・演出(主にVTRのみ出演の番組)がクレジットされる。

書籍

脚注

  1. ^ 開始から2008年9月までは19:57。
  2. ^ 2010年10月9日放送の3時間半スペシャルでは、半年振りにリアルタイム字幕での放送となった。
  3. ^ a b c d e 2010年 6月19日放送分では、テレビ朝日系列の『2010 FIFAワールドカップ』の日本代表VSオランダ代表戦中継を放送したため番組が休止となり、翌日の6月20日の12時に一日遅れで放送された。
  4. ^ 2010年9月までは日曜日15:00 - 15:57。

外部リンク

日本テレビ 系列 土曜19:56 - 19:57枠(2008年10月 - )
前番組 番組名 次番組
天才!志村どうぶつ園
(注記)19:00 - 19:57
【1分縮小して継続】
世界一受けたい授業
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日本テレビ系列 土曜20時台
THEスペシャル!
(注記)19:00 - 20:54
世界一受けたい授業
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