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パチスロ

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パチスロは、パチンコスロットマシンのことである。「オリンピアマシーン」とも言われ、正式名称は「回胴式遊技機」と言う。

スロットマシーンをパチンコ台の島に入るよう製造されたもの。又、ゲーム方法もスロットマシーンがリールの自動停止を待つのに対し、パチスロでは遊技者がストップボタンでリールを停止する。パチンコと共に庶民に最も身近なギャンブルのひとつ。

パチンコよりも遅れて登場しているが、近年はパチンコよりも売り上げや人気も高いと言っても過言ではない。近年はギャンブル性の高さが問題となっている。

また全国的にパチスロが普及した後も、三重県では公安委員会がパチスロの導入を認めないという理由でパチスロ台が1台も稼動していない状況が続いていたが、2000年に三重県公安委員会がパチスロの導入を認める方針に転換し、同年7月より三重県内でもパチスロが一斉に導入された。

2005年、これまでのメダルではなく、パチンコ玉にて遊戯するパチスロ機(通称「パロット」)がSANKYOから登場。メダル3枚に相当するパチンコ玉15発が一回の遊戯代である。

2005年10月17日に「朝鮮絵合わせ」なる風流な呼称が追加された。

パチスロの進化と変遷

  • 1964年〜:アメリカ統治下の沖縄で「オリンピアマシン」が誕生。メダルを3枚投入してリール上の役の組み合わせ有効ラインが5つある形式で、近代パチスロの原型といえる。
  • 1977年〜:0号機(1985年に試行された風営法以前に作られた機種の総称)の登場。基準など無かった時代なので、極端にスベリの有るものや、反対にスベリの少ないものがあり、目押しの出来るプレイヤーにとっては攻略の対象になった。役は、ボーナスゲーム小役ゲームのみで構成され、一度ボーナスゲームが当たると次回のボーナスゲームが高率で当たり、店が設定した打ち止めまで続くようになっていた。又、連チャンの規制も無かったので激荒の波を持った機種もあり、リバティーベルでは50連チャンの話も有った。役の決定方式は、吸い込み方式だったと思われる。尚、パルサーには独特のリーチ目があって、このパターンは現在まで続いている。
  • 1985年〜:1号機(新風営法に基づいた全国統一認定基準)の登場。現在のボーナスシステムと同等のゲーム性を搭載した。その後、不正改造対策により1.5号機が登場。
  • 1988年〜:2号機が登場。コインを50枚まで貯留できるクレジット機能が採用され操作性が向上し、シングルボーナスや集中役など新しい遊戯機能が許可されたことにより、ゲーム性が従来と比較して格段に向上した。
  • 1990年〜:3号機が登場。2号機のギャンブル性を抑えた仕様であり、人気のあった集中役に対する規制が強化されたため、ゲーム性が画一化されてしまいつまらなくなったため、結果的に連チャンを誘発する仕掛けなど違法な裏モノが多く出回ることになったため、大規模な基盤改修や再封印が行われた結果、パチスロ人気が急落した。
  • 1992年〜:4号機(リプレイやチャンス予告機能等を搭載)の登場
    • 4.1号機 :完全確率をベースとした規制。後期にATがブームになり、射幸心を扇ぐ形に発展し、4.5号機の早期投入が行われた。また、初の合法ストック機「ブラックジャック777」が登場。
    • 4.5号機 :射幸心が高すぎたAT搭載の4.1号機を抑えた規制。ストック機能のマシンがメインに。
  • 2005年〜:5号機の登場。ストック機能の排除など、4号機と比較して出玉性能が大幅に制限される。

パチスロ用語

タイプ

Aタイプ
ビッグボーナス中のボーナスゲームが最大3回。一般に普及しているタイプ。
Bタイプ
ビッグボーナス中のボーナスゲームが最大2回。
Cタイプ
ビッグボーナスがない。小役やレギュラーボーナス、シングルボーナス等で出玉を得るタイプ。
A-Cタイプ
Aタイプ(ボーナスゲーム最大3回)の特徴に加え、シングルボーナスが確率アップする集中役を搭載しているものを指す。
B-Cタイプ
A-CタイプのビッグボーナスがBタイプと同じくボーナスゲームが最大2回のもの。
Yタイプ
山佐から出たナイツに採用されているタイプで、ボーナスゲームが1回のみの物。Yタイプとは山佐のYから作られた造語で一般的にBタイプに分類される。

これらのタイプは全てビッグボーナスの有無とボーナスゲームの回数で分類される。ただし、A-CとB-Cタイプに関しては規定で決まっているわけではなく、単にAタイプ+集中役、Bタイプ+集中役という意味合いのみでの分類である。 従って、各タイプにレギュラーボーナスやシングルボーナスを搭載するかは自由で、シングルボーナスはあるが集中役の無いAタイプ(例:ユニバーサル販売・フローズンナイツ)なども存在する。 また、これらのA・B・Cタイプの種別は、パチスロ機のパネルに必ず表示がされている。

器具・部位

ボタン
回転中のリールを停止させる装置。
メダル
遊技に使用するコイン。貸し出しレートは法律で決まっており1枚20円。払い戻しレートは遊技場側で1枚20円を超えない範囲で任意に決めることができる。通常の機種はメダルの直径が25ミリだが、沖縄向けスロット(沖スロとも略す)用メダルは直径が30ミリ。
リール
抽選に必要な図柄が描かれている回転胴。必ずしも3本でなくてもよい(3本以上なら特に制限は無い)。
レバー
1回の抽選を行うためにリールを回転させる装置。
有効ライン
役が揃ったと判別されるライン。

このライン上に絵柄が並ぶことで役の成立が有効となる。 横3ライン+対角線2ラインの5ライン(3枚掛け時)が有効ラインの台が多いが、4号機から7ラインなどのエクストララインを追加した台が発表されている。これらは通常の5ライン機に比べてボーナス確率を単純にラインの増えた分だけ上げることができる。(7ライン機なら5ライン機の7/5=1.4倍にできる)

図柄
役を表す絵柄。ボーナス絵柄も含め7種類までと決まっていたが、2004年07月01日施行された新規則以後は10種類まで使用可能となった。

その他のパチスロ用語

アシスト
指示された順番にボタンを押すと小役が必ず払い出される機能。基本的にこの機能が搭載される機種には小役の概念が2通りある。一つは、押し順によって区別される場合。3つのストップボタンの押し順が内部的に決められており、内部で成立した順番とプレイヤーの押し順が正解した時にリール上で小役が揃うもの。もう一つは、特定の絵柄の組み合わせによって区別される場合。一般的には、各リール数色ずつ絵柄が用意されており、それらの組み合わせで区別される。それぞれのリールで決められた色の図柄が揃わないと払い出されない。そして、それぞれアシスト機能に若干の違いがある。押し順の概念がある小役の機種の場合は押し順ナビといい、押し順が指示される。これに従えば小役を獲得することができる(例:「北斗の拳」のバトルボーナス)。数色の組み合わせの概念がある機種では、3つのリールで狙うべき色の指示が行われ、これに従って狙うことで、小役獲得ができる(例:「獣王」のサバンナチャンス)。この場合、目押しが必要となる。ちなみに押し順と色の組み合わせ、どちらの概念も併せ持つ機種も存在する(例:「コンチ4X」)。アシスト機能はBIG、REG等の規定の枠を超える出玉性能として開発された。パチスロの規定では小役確率の意図的な変動が許されていないため、小役を高確率で抽選しアシスト機能が作動した場合のみその全てを獲得できるようにさせている。
アシストタイム
アシストが行われるチャンスタイムの一種。AT。2000年Sammy販売の「ゲゲゲの鬼太郎SP」に初搭載された機能で、当初は劇的な出玉性能を実現するためのものではなく、あくまでCTに酷似した機能を実現したもので、鬼太郎SPのAT対象役は9枚役(3枚掛け時の純増+6枚)で、左リールのみ要目押しの仕様だった(BIG終了後の1/2で当選。100G消化もしくはBIG成立で終了。REG成立時は継続)。その後、リプレイタイムを併用したAR(アシスト・リプレイタイム)を搭載した「キャッツアイ」(同Sammy 2000年販売。BIG終了後の1/2で当選、最低50G継続、再抽選後さらに50G、以後100G毎に再抽選され、最大継続2000G。もしくはBIG成立にて終了。左リールのみの押し分け)を経て、「獣王」(同Sammy 2001年販売。AT名称は「サバンナチャンス」で、対象小役は15枚。左リール3種、中・右それぞれ2種の絵柄押し分けが必要)にてATによる大量出玉獲得のシステムに完成を見る。その後も出玉性能の高性能化が進み、極端に射幸心をあおるとして当局が介入、規制の対象となり5号機よりは事実上完全禁止となった。
裏モノ
保通協の検定に合格した正規の台(=ノーマル機)ではないものを指す。プログラムを改変し連荘性を加えたものが多い。Bモノ、Cモノとも呼ばれる。裏モノを設置して営業する事は基本的に違法行為である。
ウェイト
前回の抽選より4.1秒(2号機は4.0秒)が経過しないと次の抽選が行えないようになっている機能。4.1秒経過するまでリールが動かない機種もあれば、レバーONと同時にリールが動き出すが、STOPボタンを無効にして4.1秒のウェイトを待つ機種もある。2号機から搭載。
オカルト打法
仕様上根拠のない、経験則に基づく攻略法。
押し順
リールを止める順番。「順押し(左中右の順)」が一般的。「逆押し(右中左)」や「ハサミ打ち(左右中)」など6通りある。
お化け
レギュラーボーナスのこと。ビッグでなかったことを自嘲して使われる。語源は「ビッグがレギュラーに化けた」や、「すぐ消える(出玉が少ない)のでお化け(幽霊)」の模様。さらに略して「バケ」と呼ぶことも。
遅れ
レバーON時に発生する音が通常より若干遅れること。リール回転開始後まで遅れる機種も多く、注意して聴けば区別できる。低確率で揃う小役の成立や、何らかの大チャンスを示唆している。
クレジット
メダルを実際に払い出す代わりに、獲得したメダルをパチスロ機内部に一時的に貯留することができる機能。最大で50枚。この枚数を超えると、メダルが現物で払い出される。ベットボタンを押すと、遊技の際に必要なメダルを、パチスロ機のクレジット部に貯留されているメダルから掛ける事ができる。
小役
ある図柄の組み合わせが成立すると払い出しが行われる。枚数は1〜15枚。特殊な小役としては0枚小役があり、これはビッグ・ないしはレギュラーボーナスのフラグが成立した後にのみ揃うものであったり(アレックス(アルゼ)等)、他の小役が成立した時の取りこぼし目orボーナス成立時に揃うものであったり(スーパープラネット・ネオプラネットXX(山佐)の土星揃い:オレンジorボーナス)、あるいはボーナス発動絵柄自体が0枚小役になっているものもある(アレックス・B-MAX(アルゼ)・北斗の拳(Sammy)など)。
小役ゲーム
ビッグボーナス中の通常ゲーム。最大30ゲームで、この間は小役の確率が上がっているものが殆どなために名づけられた。JACイン図柄が揃うとボーナスゲームに移行する。
3枚掛け
1回の抽選に3枚のメダルを掛けること。最近の機種は3枚掛け専用が多い。1枚掛けや2枚掛けではボーナスや小役の抽選確率が大幅に下がるので、普通は3枚掛けでプレイする。
集中役
シングルボーナスの確率がアップ(最大10倍)する機能。2号機以前では小役の確率を上げることが出来たため小役の集中役が存在した。パンクフラグやビッグボーナスフラグを引くと終わってしまう。パンク抽選は毎ゲーム行うように決められているため1ゲームで終わることもあれば1000ゲーム近く続くこともある。不安定な役と言える。
シフト持ち越し
BIG中にJACイン図柄のフラグを持ち越す機能。この機能があると小役ゲームをフルに消化でき、パンクも起きにくくなる。『バンバン(大都技研)』『吉宗(大都技研)』『マリーンバトル(MIZUHO)』などに搭載されている。
純ハズレ
何もフラグが成立していないこと。あるいは、「ハズレ」というフラグが成立していること。AT機やストック機の登場で特別な意味を持つようになった。例えばストック機では純ハズレでストック放出となる機種が殆ど。
JACイン
ビッグボーナス中に小役ゲームからボーナスゲームに移行(シフト) すること。
JACゲーム
1枚掛けでプレイし、高確率で15枚が払い出されるボーナスゲーム。3枚掛け専用機種でもこのゲームだけは1枚掛けが出来るものが殆ど(メロンパニック(サミー)や、サイバードラゴン(山佐)はJACゲームも3枚掛けだった)。また、払い出しが14枚やそれ以下の機種もある。一般的には最大で12G間かシングルボーナスが8回揃うまで続く。
JACハズレ
JACゲーム中にハズレが抽選された状態。ほとんどのパチスロではJAC中のハズレ確率は低く設定されておりJACハズレになる事は少ない。AT機やストック機では特別な意味をもつものも多い。『猛獣王』(サミー)ではATが確定し、『吉宗』ではBIGの連荘が確定する(BIGストック時)。
設定
設定1から設定6の6段階が存在し、設定毎にBIG・REGその他付加出玉機能(AT、CT等)の出現率に格差を設けて払い出し率をコントロールする。一般に設定6が一番勝ちやすく、設定1は負けやすい。CRパチンコの一部に搭載されている設定では設定1のほうが勝ちやすく設定3が最低設定なので注意。
ストック
ボーナスが当選すると、一旦内部に貯留する機能。4号機規定の拡大解釈により、ボーナスフラグの重複当選を可能にしたもの。主にリプレイタイム等特殊な状況を用いてリール制御を変化させ、意図的にボーナスを揃わなくしたもの(一部、任意にボーナスを揃えて特殊状況を強制終了させることが出来る機種もある:ハードボイルド(Sammy)、ブラックジャック777(NET)等)。フラグの持ち越しとは区別され、プチストックサイレントストックなどの種類がある。初搭載はNETのブラックジャック777(2001年)。名称はそのまんまストックタイムと称され、BIG成立時に強制的に突入、33G消化時点で終了もしくは777G継続の抽選が行われ、ストックタイム中であれば逆押ししているだけでリール制御でボーナス絵柄をかわしていた。ストックタイム中は比較的高確率でリプレイが成立することによりコイン持ちをキープ、さらに他小役の告知により出玉を微増させることが出来た。さらにストックタイム終了後に、貯留したボーナスフラグを一気に放出し、合法的に1G連荘を可能にした。その後、サイレントストック(またはシークレットストック)と称されるボーナスフラグストック機能を搭載したYamasaスーパーリノの登場により、現行ST機の原型となり、同YamasaのキングパルサーにてST機がメジャーとなる。その後大量獲得タイプBIGやATとの併用により射幸性が向上したとされ当局が介入、規制の対象になり2004年7月より検定の持込が事実上禁止となった。2004年7月以降にもST機(さらにはAT機)が販売されているが、これは2004年7月以前に検定に持込まれた機体である。ST
ストック消し
開店時に店側がストック機の前日のストックを初期化してしまうこと。ハーネスを抜く等、本体基盤側での物理的操作をする場合が多く、その際にメイン基板に負荷をかけてしまい、メイン基板の損傷が考えられるとして、メーカー側ではあまり推奨はしていないとのこと。一部の機種を除いてペイアウトの低下を招く(=プレイヤーが負けやすくなる)。
ストック切れ
大連荘などでストックが無くなってしまうこと。ストック消しは店側が(ほぼ)意図的に消すのに対し、こちらは不可抗力である。
ストック放出
ストック機の殆どは、ボーナスを内部でストックしている状態で放出フラグを引くということでボーナスが揃えられる。このボーナスが揃えられる状態になることをこう呼ぶ。
スベリ
リールが目押しした位置よりスベって止まること。4号機の規定上4コマまでスベらせる事が可能。正確には停止ボタンを押してから190ms以内に停止させなければならず、これが4コマに該当する。リール1周が70回転/秒だった『ハナビノオヤカタ(アルゼ)』では、これが3コマまでしか滑らない。小役やボーナスが当選していない時に揃わないようにしたり、当選している時に揃えるよう引き込む等の効果がある。
チャレンジタイム
CT。いずれかのリールを無制御(=そのまま止まること)にすることにより、目押しで自由に小役を揃えられる役(ただしリプレイとボーナスは不可)。規定枚数の獲得か規定プレイ数で終了するものが殆どのため、規定枚数ギリギリで小役の出方をコントロールしメダルを減らさずボーナス抽選を受けられた。原則Bタイプの機種に搭載でき、4号機から搭載。
ツインビッグボーナス搭載機
同一機種であるが、内部フラグにより2種類のビッグボーナスを保有する機種のこと。揃えた絵柄や揃え方によりビッグボーナスの種類が判別できるタイプが多い。3種類のビッグボーナスを搭載している機種(『ハンゾー(ネット)』)もあった。
同一フラグ
特定の小役フラグ当選時に、リール制御振り分け(押した位置や押し順)にてそろう小役が変化し、見かけ上1Gに複数の小役が成立しているように見える(4号機の規定上、1G中に複数の役が当選することを禁止している)。『スーパーブラックジャック』(NET)での押し順の違うベルとチェリー(通常時)、『キングパルサー(Yamasa)』の角チェリーと中段チェリー(通常時)、『ヨシムネ(大都技研)』の内部JACインフラグ成立時や1G連抽選対象小役である松成立時の逆押し俵揃い(BIG中)、『功夫烈伝(Yamasa)』のJACイン(順押し)と小役(逆押し)、『どんちゃん2(アルゼ)』の複合役当選時の2枚チェリーのみ、4枚チェリーのみ、提灯のみ、4枚チェリーと提灯の複合(BIG中)などなど...。
等倍返し
3号機以前に搭載されていた機能で、ボーナスフラグが成立すると小役の払い出し率が100%程度に上がり、目押しが出来ない人でもあまりメダルを減らさずボーナスを揃えることができたお助け機能。これを利用した攻略法なども存在したため、4号機からは禁止された。
天井
いずれかのボーナス(またはそれに近い役)が一定の条件を満たした場合必ず成立すること。大きなハマリを回避するために上限を定める意味で搭載される。最も一般的な天井という言葉は、ボーナス間でしろまるゲームはまりといったような、ストック機の最長RTゲーム数を指す。変わった天井として、『スーパーブラックジャック』(NET)のスイカ11回成立や、『ハローサンタ』(タイヨー)および『同 マシンガンVer.』の小役間18G等がある。
ハイエナ
ボーナス直後に当選確率が高くなる機種や、天井が搭載された機種において、そういった期待度の高い回転数や天井間近で前の客がやめた台を狙うこと、またそれを専門にする人。
パンク
ビッグ中にボーナス3回(Bタイプは2回)を獲得できないうちに30回の小役ゲームを終了すること。
ビッグチャンス
ビッグボーナス。数百分の1の確率で抽選される特定の図柄(大半の機種では数字の「7」を模した図柄)が有効ライン上に揃うと、ファンファーレとともに、最大3セットのレギュラーボーナスを、最大30回の小役ゲームの間に獲得する権利が発生する(セット数、ゲーム数は台に必ず記載してある)。「ビッグ」、「なな」、「BB」などと略されることが多い。沖縄では「セブン」とも呼ばれる。
ビタ押し
図柄を狙った位置にぴったり目押しすること。
フラグ
何らかの役が当選したかどうかの状態を示す。当選した状態を「-が立った」と表現する。基本的に毎プレイクリアされる(取りこぼした場合も次プレイには消滅する)が、ビッグやレギュラー等のボーナスに関しては次プレイ以降も持ち越す。一般的には小役フラグは毎ゲームリセットされ、ボーナスは持ち越される。例外あり。
フリーズ
通常プレイ中であるにも関わらずプレイヤーの操作を受け付けなくなった状態。何らかの大チャンスが到来していることを示唆する。演出の一つ。
JACボーナス
12回の抽選または8回の当選で1回のボーナスが終了するというのが標準だが、当選回数=抽選回数とする機種もあり(アレックス(アルゼ))、また、BIG確率を向上させるために、当選回数を減らす機種もあった(一例として6回という機種が存在する)。
無音
通常ならレバーON時やボタン停止時に発生する音が、あるプレイだけ何も鳴らないこと。何らかの大チャンスが到来していることを示唆する。『ホットロッドクィーン』(オリンピア)では、これが発生するとBIG確定となる。ほかに『北斗の拳(Sammy)』ではバトルボーナス確定演出。
目押し
図柄の組み合わせを狙って止めること。「出目を押す」の省略。
モーニング
開店時に店側が予めボーナス放出の条件を成立させている台(厳密には違法)。現在では、設定変更後に当選確率の上がる機種があるので、朝一の挙動が似ていることから、同様にこう呼ばれることもある。
リーチ目
通常プレイ中にボーナスが確定する出目。内部的にボーナスが成立していなければ目押ししても出ない。厳密には「ボーナスが成立しているが、揃えられなかったとき、取りこぼしたという出目」である。また、ストック機においてはリプレイタイム残り1G時に選択される特殊テーブルによる出目(『キングパルサーエース(Yamasa)』『ネオマジックパルサーXX(同)』)や、ST強制解除対象小役成立時のレアテーブル選択時に出現する特殊な出目(『キングパルサー(Yamasa)』『エピソードX(キングオブキングパルサー/Yamasa)』『ネオプラネットXX(Yamasa)』もこの範疇に含まれる。
リプレイ
再遊技が当選すること。またはそのフラグのこと。次プレイは前回の抽選で使用した枚数と同じ数だけメダルなしで抽選が行われる。4号機から設置が義務付けられているが、意図的に制御で揃わなくさせるという機種もあった。たとえば『ミリオンゴッド(アルゼ)』はリプレイ成立時に逆押ししないとそろわないのだが、通常時に逆押しをすると次ゲームから3G間はGG(ゴッドゲーム)の抽選を受けられず、またSGG(スーパーゴッドゲーム)やPGG(プレミアムゴッドゲーム)が無効になってしまう。また昨今のストック機においては、内部にて超高確率でリプレイを抽選し、リール制御振り分けにてその大半をそろわなくさせている。
リプレイはずし
ビッグボーナス中に小役を多く獲得するために、JACイン図柄が揃わないよう目押しして小役ゲームを引き伸ばすこと(機種によって違うが逆押しではずす手順が主流)。順押しで引き込みが100%である(ではない機種もある)リプレイ図柄がJACイン図柄に採用されていることが多いことから、この呼び名になった。単に「ハズシ」と略すことも多い。リプレイはずしが出来ない機種や、はずすと逆に獲得枚数を減らしてしまう機種もある。
リプレイタイム
リプレイの確率が変動した状態。一般にはリプレイ確率が上がりコイン持ちを良くする機能だが、ストック機などではストックボーナスの放出コントロールで用いられる事が多い。つまり、ボーナスとリプレイのフラグが同時に成立している場合には、制御上リプレイの当選が優先されるため、ボーナスは狙っても揃えられない。よってこの機能によりボーナス成立のフラグを持ち越す(ストックする)ことができる。ストック機のリプレイタイムはボーナスを揃えさせないために存在するもので、実際にリプレイが頻繁に揃う訳ではない(制御でリプレイも取りこぼしとなる)。
レギュラー
レギュラーボーナス。JACゲームを12ゲーム行うか8回当選まで継続する台が一般的。「バー」「RB」「REG」などと略される。沖縄では「ベイビー」とも呼ばれる。小指を立てながら「ベイビー」と言うのが通。

海外でのパチスロ

  • パチスロは日本国内だけのものだと思われがちだが、実は北朝鮮平壌市にあるボウリング場「平壌ゴールドレーン」の中にもあり、日本と同様、景品と交換できる。
  • 韓国にも数店舗ある。台は日本国内で流通してる台がそのまま稼動している。説明書きなどはハングルに直されている場合もある。

日本のメーカー

関連項目

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