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勝平

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秋田市勝平(かつひら)は、秋田市西部の住宅街。丘陵地。勝平山(標高50.7m)。旧河辺郡新屋町(昭和の大合併で秋田市と統合)の北部にある。人口はおよそ3万人。奈良時代の大地震で日吉神社が新屋に移転して以来、長く無人の砂丘であったが、昭和初頭の雄物川放水路の開通によって住民の移住が始まり、「新開地」が建設された。その後も「松美ヶ丘開拓」などによって農地化、住宅地化が進み、昭和40年代以降、急速な発展を遂げた。現在も秋田市の近郊ベットタウンとして旧防風林の宅地化が進んでいる。雄物川、秋田運河日本海に囲まれ、島をなしている。北部の向浜地区に向浜工業団地、向浜スポーツゾーンを有する。警察施設も多い。

旧河辺郡雄和町(現秋田市)に移転するまで、秋田空港の所在地。東京〜秋田間を結ぶ唯一の高速交通網であったが、海岸に建設されたために、強い海風の影響で欠航も多かったという。平成10年頃に管制塔などの建物は撤去されたが、現在も滑走路跡のコンクリートが残されている。一部はクレー射撃場(後に由利郡 岩城町、現由利本荘市に移転)や、陸上自衛隊及び交通機動隊の演習地に転用された。また、2000年に秋田県初の風力発電所が建設された。

また秋田藩初代藩主佐竹義宣の手製になる和歌に【勝平や 冨士山かけて太平も 我が世と築く槍留めの城】が有る(著作権消滅)。冨士山は秋田駅東部の丘陵、太平は秋田市の最高峰太平山(標高1170m)を指す。また槍留めの城は『矢留城』とも呼ばれる久保田城の意。伝説では久保田築城の折、場所決めのために勝平山から矢が放たれたとされており、それが落ちたところが神明山、現在の千秋久保田町周辺だったとされている。

主な文教施設

アクセス

警察関係施設

  • 秋田県免許センター
  • 警察学校
  • 県警機動隊

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