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GANTZの登場人物

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GANTZ > GANTZの登場人物

GANTZの登場人物(ガンツのとうじょうじんぶつ)は、集英社の漫画雑誌「ヤングジャンプ」で連載されている漫画『GANTZ 』及びそれを原作とするアニメ版に登場する架空の人物について説明する。

声優はアニメ版GANTZのもの。アニメは「ねぎ星人編」から「あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編」、オリジナルの「玄野星人編」までの全26話で放送された。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


東京メンバー

東京周辺在住者から構成されるチーム。長期間生き残っている者はほとんどおらず、クリア回数の少ないメンバー中心に構成されている。

東京メンバーの推移
ねぎ星人編
玄野計 加藤勝 西丈一郎 岸本恵 山田雅史 稲森貴史 畑中寛
吉岡清 鈴木吾郎 -
田中星人編
玄野計 加藤勝 西丈一郎 岸本恵 北条政信 鈴村貞代 根本鉄男
中島康介 西川信介 沼田春哉 杉本カヨ 杉本亮太 -
あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編
玄野計 加藤勝 西丈一郎 岸本恵 北条政信 鈴村貞代 桜丘聖
宮藤清 近藤裕太 苫篠次郎 JJ 岡崎明俊 徳川夢想 池俊一 -
チビ星人編
玄野計 -
かっぺ星人編
玄野計 和泉紫音 風大左衛門 桜井弘斗 坂田研三 レイカ 鈴木良一 稲葉光輝
開開 大谷貴 大谷治子 大谷将貴 立見いずみ 白石リカ 竹田敏三 加藤雄二郎
森野恵子 森野恵子 大山美紀 西田明 ショーン・ルイス ネイサン・リッチ ボブ・モリス マイケル・コムズ
ゆびわ星人編
玄野計 和泉紫音 風大左衛門 桜井弘斗 坂田研三 レイカ 鈴木良一 稲葉光輝
開開 富岡穣治 三河直一 芳賀綾太郎 岩本薫 上田義治 浦中アヤカ -
小島多恵編
玄野計 和泉紫音 風大左衛門 桜井弘斗 坂田研三 レイカ 鈴木良一 稲葉光輝
開開 富岡穣治 三河直一 芳賀綾太郎 岩本薫 浦中アヤカ -
オニ星人編
玄野計 和泉紫音 風大左衛門 桜井弘斗 坂田研三 レイカ 鈴木良一 稲葉光輝
タケシ 開開 富岡穣治 三河直一 浦中アヤカ サラリーマンA サラリーマンB サラリーマンC
永島 -
ぬらりひょん編
加藤勝 西丈一郎 風大左衛門 桜井弘斗 坂田研三 レイカ 鈴木良一 稲葉光輝
タケシ 開開 氷川 黒髪の女 青年A 青年B 青年C -

ねぎ星人編からの参加者

玄野計(くろの けい)
声 - 浪川大輔園崎未恵(幼少期)
あだ名:くろの、パシり、くろのくん、まけ犬
本作の主人公。私立勢綾高校一年生。学校でのあだ名は昼行灯(担任の教諭の一言で広まり、呼ばれる様になる)。巨乳グラビアが好き。好物はうなぎ。携帯の着信音は水戸黄門。スポーツにも勉強にも関心がなく、特に優れた面がある訳でもない平凡な高校生。しかし幼少期は誰よりも勇敢で、加藤たちのリーダー的存在であったという。容姿に関しては登場人物の女性からしばしば「かわいい」と評され、面食いの女子から告白された事がある。背丈は不詳。周囲より若干小柄に描写される事が多いが、アニメ版では中肉中背と形容された。父・憲一、母・陽子、弟・アキラの四人家族。だが、複雑な家庭事情(自身より優秀すぎる弟の存在や蔑ろにする両親)があり、現在はアパートで一人暮らし中。また、そのことが当初の玄野の「誰も信頼できない」という生き方に影響を及ぼしている。
死因は事故死。第一話にて地下鉄ホームで幼馴染の加藤勝と偶然再会し、共にホームレスを助けるも電車に轢かれ、ガンツの部屋に転送される。その際に出会った岸本恵に好意を持ち、行き場所のない彼女と同居することとなったが、加藤に好意を持つ彼女を振り向かせることはできなかった。そのようなこともあり、己の能力が発揮できない現実の世界よりも、大活躍ができるガンツのミッションに快感を覚えるようになる。しかし、あばれんぼう星人・おこりんぼう星人のミッション時に仲間をすべて失ってしまい、心に大きな傷を負うも攻撃性や残虐性が緩和された。
身体能力は人並み以下で運も悪い方だが、生き残る能力にかけては全メンバーの中でもトップクラスで、二度もスーツ未着でミッションを挑むことになるが高得点を獲得してクリアしており、絶望的な状況を打破する能力があると言える。その生存能力は和泉(後述)ですら嫉妬する程である。
後に学校での罰ゲームにより、クラスでも地味な少女・小島多恵と付き合うことになる。初めこそ罰ゲームで付き合い始めた彼女だったが、やがて玄野にとって最も大切な人間に変わっていった。その後、新宿大虐殺で都庁第一展望室で犯人の和泉に呼び出されて決闘の末に銃で撃たれ、死の直前でガンツの招集に間に合った。和泉の決闘前にスーツを脱ぐよう強制されたため、生身の状態でかっぺ星人のミッションに挑むことになる。しかし、鈴木の協力を得て、「生きる力」を開花させた。このミッションから、誰も死なせないように奮闘する。以後は、ミッション外でもメンバー同士で会合や訓練を行うなどガンツメンバーのまとめ役となっていく。常に前リーダーであった加藤を意識しながらリーダーシップを発揮する。しかし、ゆびわ星人編後の追加ミッションで小島を失うこととなり、心に深い傷を負ってしまう。オニ星人編において小島はレイカにより再生されるが、他のメンバーから彼女と共に日常へと戻ることを促され、ミッションから去ることを選んだ。その後は周りとかみ合わない自分の記憶や、数ヶ月間の記憶の欠如などに悩まされつつも平穏な生活に戻るはずであったが、吸血鬼に狙われることとなってしまう。弟・アキラからのリークもあり吸血鬼の弱点を突き、生身で多くの吸血鬼を撃破するも、最後の最後で氷川に肩を斬り抜かれ、二度目の死を迎える。その際、レイカが転送直前に玄野をガンツ部屋に連れて行こうとするが、女吸血鬼に阻止され叶わなかった。その後、大阪ミッションにて加藤がぬらりひょんを倒し、100点を獲得した為、彼に再び再生された。
作者の奥曰く、コンセプトは「現代のごく普通の高校生」である。初登場における彼の斜め目線の発言もそれを基に描かれている。
加藤勝(かとう まさる)
声 - 大里雅史山口眞弓(幼少期)
あだ名:かとうちゃ(笑)
西深角工業高校一年生。玄野計の小学校時代の同級生で、彼の親友。玄野とは対照的に(彼の高校の不良曰く)190cmはあるであろう程の長身で、襟足の長いオールバック。一見ヤンキーの様な風貌だが、正義感の強い心優しい少年である。お人よしで、たとえ星人であろうとも殺生を嫌う。(その慈悲深さ故に周りから偽善者呼ばわりされる事もある)また、見た目のでかさとは裏腹にあまり自分には自信が無く、気弱な言動が目立つ。しかし、その正義感から他の一般人とは異なり怯えを押し殺して果敢な行動に出る勇気を持つ。勉強は得意ではなく、彼の通っている高校は不良が多い。死因は事故死。地下鉄でホームレスを助けようとして電車に轢かれ、玄野と共にガンツの部屋へ転送された。ミッションでは皆をまとめるリーダー格になっている。小学生時代、仲間内のヒーローである玄野に憧れていた。
中学二年の頃に車の事故で両親(父・喜一、母・八重子)を亡くしたため、弟と共に親戚の家(叔母・松浦近子、その夫・諭、幸彦・昌彦の二人の子供)に居候していたものの、居候先からは悪い扱いを受けていた。現在はアパートを借りて弟と二人で暮らしている。父親は消防士だったため、その正義感の強い性格は父親の影響が少なからずある。ミッションでは基本的に殺傷用ではなく捕獲用の武器(Yガン)を持ち歩く。
あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編にて、玄野を守るためにボスである千手観音を倒すも、自身も胸を貫かれ相打ちの形で死亡する。数ヶ月後、オニ星人編において100点に到達したおっちゃん(鈴木)によって再生される。再生されてからの髪型が明らかに死亡時よりも短くなっている。
ぬらりひょん編では、死亡した玄野に代わってリーダーとなる。大阪メンバーの山咲杏にギゼンシャ星人などとからかわれながらも、一般人の救出に奔走する。ぬらりひょん編においては杏、他東京メンバーとの共闘によってぬらりひょんを撃破し、100点を獲得。仲間からミッションからの解放を勧められるが、迷わず玄野の再生を選択した。
作者の奥曰く、自身の理想の高校生像を基にデザインしたキャラクターである。また、人物像に関しては『ダイ・ハード』主人公のジョン・マクレーンの影響があるかもしれない、と発言しており、一番好きなキャラクターであるとも明言している。
西丈一郎(にし じょういちろう、ただし1巻では(さい じょういちろう))
声 - 矢部雅史
あだ名:西くん
ガンツの秘密を知っている中学二年生。死因は転落死。万引きで補導され、警察署に連行される途中で逃亡、マンションの屋上から誤って転落し、ガンツの部屋に転送された。アニメ版では死因は自殺(学校らしき建物から転落自殺を遂げている)。動機は甘やかされて育ち、行き詰った末によるもの。その事からアニメ版で杉本カヨ・亮太に怒りをぶつけている。
性格は屈折しており、一貫して冷徹。世の中を斜め目線で見ている。後述のように猟奇的な性格でもあり、また馴れ合いを良しとしない為、共同戦線を張る仲間達からの印象は頗る悪い。基本的に他人に対しては無関心であり、「死のうが生きようが関係ない」といった趣の発言をしているが、玄野との初対面の際は「同じ目をしている」と友好的な態度を取ったり、一貫して冷徹な和泉(後述)と協力的な関係にあった事から、自分と似たような人物には一定の敬意を払っている。一方、善意や正義を良しとせず、そういった人物を「偽善者」呼ばわりして毛嫌いしている。
玄野たちがガンツの部屋に来る1年前からミッションに参加している古参メンバーであり、ガンツに関する知識はかなり豊富。ミッションでの経験や戦闘を記録した「黒い球の部屋」というウェブサイトを運営しており、作中におけるガンツフリークの溜り場となっている他、和泉や菊地といった人物に多大な影響を及ぼしている。また、ネットを通じて世界各国と常に情報交換を行っている。ミッションにおいては武器やコントローラーを使いこなし、星人の撃破や仲間の援護よりも、まず自分が生き残る事を優先していた。星人が人間を虐殺する場面を目撃することで"死を見る快感"を覚え、日常生活においても猫などをXガンで殺しており、ガンツの部屋でメンバーを平然と殺害した事もある。
田中星人編で一旦死亡するも、その半年後、オニ星人編で風により再生された。過去に和泉とミッションを共にしていたが、和泉は解放による記憶消失で覚えていなかったようだ。大阪でのミッションではぬらりひょんの攻撃で瀕死に陥るが、それ以前に多数星人を撃破していたのか、ミッション終了後は高得点を獲得していた。
迫り来るカタストロフィを知り得ており、ガンツについての情報量は現在メンバー随一であるが、情報は最低限しか話さない。しかし、ぬらりひょん編終了後には、カタストロフィに関しての情報をメンバーに教え、あと1週間で異変が起きると告げる(西自身は核戦争が有力な説であると説いた)。
和泉と共に多数のヴァンパイアに襲撃された際には「オフでこの量は損だ」なる発言をして戦線を離脱しているが、電話で桜井に和泉の危機を知らせている。玄野を中心とするGANTZメンバーの仲間意識をバカにしていた西がなぜ桜井の携帯番号を知っていたのかは謎である。
あえて多くを語らず、その私生活は謎に包まれていたが、大阪編終了後に登校していた学校のクラスにいる級友から集団的ないじめを受けていた事が明らかとなる。級友の暴言・暴力及びその扇動によるクラスメイト達のいじめを受け続けた挙句、「真上の窓から自分の机と椅子を投げ落とす」「集団で担ぎ上げて転落事故に見せかけて投げ落とし殺害を謀る」など、級友含むクラスメイト達からいじめ抜かれ殺されようとしていた為に、殺意を暴走させて鞄の中に隠したXガンで大量虐殺を引き起こし、警察に追われる身となる(カタストロフィを知っている為か、無関心を通している)。事件を起こす前にクラスの女子生徒からラブレターを渡され、彼女のみ好意を持たれていた(唯一クラスメイト達のいじめに参加していなかった)為か、その女子生徒だけには手を出さない等、意外な優しさを見せた。
余談だが、アニメ版では「父親は内閣情報室のトップ」と発言しており、政治家の鈴木曰く、実際に西という剃刀の様に切れる官僚がいる様である。が、原作でも同様かは不明。
作者の奥曰く、ガンツの情報をあらかじめ知っている人物・中学生離れした中学生を基にデザインされたキャラクターである。
岸本恵(きしもと けい)
声 - 生天目仁美
あだ名:巨乳
本作の初期ヒロイン。ショートカットの美少女。巨乳。死因は自殺。自宅の浴室で自殺未遂(リストカット)をし、ガンツの部屋に転送されてきた。学校では成績優秀で真面目であったが、母親からの過剰な期待がストレスとなり、プレッシャーとなっていた。中学二年生のしおりという妹がおり、彼女とは正反対に学業もできない末っ子気質。ミッションにおいても、そのルックスの良さから二度も強姦未遂に遭い、挙句には犬から股間を舐められる等、こちらでも苦労が絶えなかった。
加藤の優しさと逞しさに惚れ込むが、自分がガンツによって創り出されたコピーだという事を知り(ガンツによって自殺未遂にも係わらずコピーが作られ、岸本が2人になるという現象が起きたため)、自宅に帰れなくなり玄野の家に居候する状況になる。玄野の家に居候の身でありながら、玄野の好意を無視して加藤の話ばかりしていたため、田中星人後、遂にキレた玄野に謝りながら家を出る。その後ガンツ部屋で玄野と再会したやいなや、「本当は加藤くんの家に行きたかった」と玄野の気持ちを尻目に加藤への恋心から取り繕うのに精一杯であった。この言動が玄野の破壊衝動に拍車をかけることとなる。加藤を想う気持ちから、女性ながらもミッションでは戦闘に参加する意志をみせる。仏像編で加藤を庇い、想いを伝えながら絶命する。なお、オリジナルの彼女は自殺未遂後、今までのように普通の生活を送っている。ちなみに登場当初は扉絵をほぼ毎回飾っていた。
あだ名:
犬。オス。犬種はボーダーコリー。血統書付き。死因は事故死。嫌いな飼い主のOLとの散歩中に逃げ出し、ダンプに跳ねられ死亡。加藤からは「バター犬 」と呼ばれており、事実飼い主からはその為に飼われていた。岸本の股間部を舐め回そうとした事があり、玄野に「独身OLかなんかに飼われてたんかな?」と言われている。犬なので何もしないが、岸本らが部屋に来た後はちゃんとスーツは着せてもらっている。ミッションには生き残るが、採点はいつも0点で「ベロ出しすぎ」「やる気、感じられず。なんかしろ」などの評価を受け、落ち込むようなリアクションをみせる。西と同様、玄野達が来る以前からミッションに参加していた。
ミッション後帰還しなかったことから、仏像編で死亡したとみられる。死亡の際の描写がない理由は、原作者の奥浩哉が犬好きの為。アニメ版では仏像に踏み殺されるという描写が追加された。ゲーム版、アニメ版での名前は「ライス」。
山田雅史(やまだ まさし)
声 - 永野広一
あだ名:メガネ
練馬東小学校教諭。死因は事故死。仕事からスクーターで帰宅中に余所見からトラックに突っ込み死亡し、転送される。
教諭としては一年生を担当。仇名は「めがね先生」。クラスの問題児に頭を抱えていた。真面目で常識人、かつ物事を現実的に考える性格。TV番組のドッキリという西の話を信じ込み、最後まで「これは現実ではない」と疑わなかった。元から自分の置かれた状況を理解できず、戦闘能力も皆無であった為、大きなねぎ星人に他の仲間共々惨殺されてしまった。
稲森貴史(いなもり たかし)
声 - 千葉進歩
あだ名:ぱつきん
フリーター。年齢は20歳。死因は事故死。夕飯とタバコの為に近所のコンビニに買物しにいく途中に車にはねられ転送された。本編では名前非公開。
金髪の美青年で、玄野からは「女みたいな面」と評される。粗暴かつ無責任な言動が目立ち、基本的に他人に関しては無関心な性格と、今時の若者といった印象の持ち主。自分の置かれた状況に対してすら無関心であったが、一方ではXガンに興味を示し山田に対して引き金を引くなど、短絡的な言動が目立つ。(但し、使い方が間違っていたので作動しなかった)言動は身勝手かつ粗暴なものだが、ヤクザの畑中や吉岡に対しては頭が上がらない等、実際は小心者。西の根拠の無い扇動を受けミッションに積極的であったが、ジュニアねぎ星人を殺されて怒り狂う大きなねぎ星人の襲撃を受け、事態を把握できないまま、畑中寛を殺害。狂乱の末に他の仲間共々惨殺されてしまった。アニメ版では後ろから瞬殺され、上半身と下半身を捥ぎ取られる等、惨い末路を迎えた。粗暴かつ無責任な性格との評だが、焼肉屋やパチンコ屋を初めとした様々なバイトを掛け持ちしていた等、意外と働き者であった。また自分の髪型にこだわりがあったようで、染髪した髪を黒髪に戻したくないとの理由で、フリーターを続けていた。
畑中寛(はたなか ひろし)
声 - 飯島肇
あだ名:ヤクザA
暴力団土居組の組員で、吉岡の部下。死因は銃殺。スナックで飲んでいたところを、対抗組織の山守組組員の襲撃を受け、全身を蜂の巣にされ死亡。吉岡と共に転送されてきた。
無口で何を考えているか分からないような印象の持ち主だが、全裸で転送されてきた岸本に対して強姦未遂を起こすなど、無類の女好きであり、また弱者に対して暴力も厭わないなど義侠心に乏しい。組織内でも一、二を争う武闘派で、ジュニアねぎ星人にとどめを刺したり、大きなねぎ星人に真正面から向かい頭突きをかました。頭突きで相手をひるませるのは彼の十八番との事だが、スーツ未着用で星人相手には通じるはずもなく逆に捕まり、稲森(アニメ版では山田)の撃ったXショットガンの盾となって爆死した。爆死する寸前に「自分は死なない」と生き残る事に意地を見せたものの、あっけない最期であった。ちなみに岸本に対する強姦を加藤に制止された為、彼には敵対心があった様である。
吉岡清(よしおか きよし)
声 - 諸角憲一
あだ名:ヤクザB
暴力団土居組の幹部。死因は畑中と同じで、畑中への銃の流れ弾で命を落とした。本編では名前非公開。
強面の容姿だが実はあまり腕っ節は無く、畑中の方が恐れられていた。弟分である畑中の強姦未遂に関しても制止しないなど、義侠心は乏しい。畑中と行動を共にしていたが、腕っ節の無さに加え、懐に隠していた銃もあまり使った事が無いなど、戦闘能力は低く、大きなねぎ星人の襲撃によって他の仲間共々あっさりと惨殺されてしまった。死の間際に残る余力で発砲しヤクザとしての意地を見せたが、致命傷を与えられるはずもなく絶命した。
鈴木吾郎(すずき ごろう)
声 - 佐々木敏
元東京都知事の政治家。64歳。死因は病死。末期ガンが発覚して政治家を引退。半年近くもの間、闘病生活を続けていたが病室で死亡し、部屋に転送された。
部屋に転送された際は「ここは天国なんだ」と周囲の人間に説き信じ込んでいた様で、はなから状況に対する理解は無かった。その為、ミッションエリアに転送された際は帰宅しようとエリア外に足を踏み入れ、脳内の爆弾が作動し爆死した。初ミッションにおける最初の犠牲者である。
30歳も年下の妻・幸恵と、小学生の息子・真也の三人家族。政治の事よりも家族に会いたい一心で帰宅していた為、割と家族思いであった様だ。アニメ版では大物政治家で、現役の頃は国を動かす程の絶大な権力を持っていたという設定。

田中星人編からの参加者

北条政信(ほうじょう まさのぶ)
声 - 神谷浩史
あだ名:ホモ
私立高校に通う高校生。死因は事故死。ストーキングを繰り返す貞代の手から逃れる為に友人のバイクで高速道路を走っていた時に、後ろから居眠り運転のトラックに追突され、貞代と共に部屋へ転送された。(この時、一緒に杉本カヨと亮太も転送された)
非常に端正なルックスをした長身の美少年で、過去に有名芸能事務所でモデルとして所属していた。銀座で偶然出会った二人組の女子高生からも「中々釣りあう人はいない」と評されかなりモテていたものの、仇名の指す通りホモであり、銀座のCD屋に居合わせた中年男性に赤面する等、特殊な性癖の持ち主であった(ちなみに芸能事務所を脱退した理由はそこの社長に襲われそうになったとの事で、彼にも好みがあった様である)。巨乳の女性が嫌いとのことだが、そもそも異性にはまったく興味が無く、彼女もいない。また、初ミッション帰還後にガンツに性癖を暴露され、周囲からは「ホモ」として認識されるに至ったが、岸本は特に気にする素振りを見せなかった。部屋に転送された際は状況判断ができず、協調性の乏しい言動が目立ったが、田中星人編以降は積極的に戦闘に参加。仏像編においては貞代のあまりにも意外な素顔を見た事で、気持ちが傾きかけたものの、千手観音の力の前に敗れ去り、貞代との始めてのキスを交わした末に息を引き取った。
鈴村貞代(すずむら さだよ)
声 - かかずゆみ
あだ名:サダコ
北条のストーカー。死因は事故死。幾度とない自身のストーキングから逃れようとする北条のバイクの後部座席に勝手に跨るも、トラックの玉突き事故に遭い彼と共に部屋へ転送された。本編では名前非公開。
年齢不詳かつ謎が多く、無口な性格をしている。年齢に関しては「北条のストーキングに専念する為に仕事を休み、付き纏っていた」とのことから、少なくとも18歳以上ではないかとの見方が強いが、アニメ版設定によれば北条と同じ高校生である。前述の性格と前髪で顔が隠れていることから、ホラー映画の『リング』に登場する人物を連想され、北条から「サダコ」とあだ名を付けられ不気味がられている。ミッションでは戦闘そっちのけで北条の後を付け続け、存在感が皆無であった為かまったくの無傷で帰還する事も常であった。(ちなみに戦闘能力は低いとのことである。)ガンツのルールを明確に把握していた訳ではないが、北条とのペアルックとの妄想からスーツはきっちり着用していた。髪で隠れてまったく素顔を明かさなかったが、仏像編にて偶然、端正な顔立ちの美少女である事が明らかとなり、女性に興味を持たない北条の心を捉える程であった。しかし千手観音のあまりの強さに成す術も無く瞬殺され、北条との始めてのキスを交わし息を引き取った。北条のストーカーをしていたが、本人としては告白のチャンスを伺っていただけだった。ちなみにストーカー歴は二ヶ月で、街角で見かけて一目ぼれしたとのこと。ゲーム版での名前は「仲山貞子」。
モデルは『リング』の山村貞子から。
根本鉄男(ねもと てつお)
声 - 川中子雅人
あだ名:ゾクA、ちんそウだん その1
暴走族。死因は刺殺。他の暴走族に騙されて仲間と共にリンチに遭い、部屋に転送されてきた。本編では名前非公開。
地元では有名な暴走族だった様で、他の仲間共々成り上がる為なら手段を選ばず、暴力団に金を払い筋を持つ等、近隣住民はおろか他の暴走族から強い恨みを抱かれていた。仲間内ではリーダー格として慕われ、"テッちゃん"の愛称で親しまれている。妻子持ちで、妻・遥香と、息子・永吉(彼が尊敬する矢沢永吉から命名した)の三人家族であり、結婚も出産も早かった。職業は定かではないが、アニメ版では後述の仲間達と共に肉体労働に励んでおり、妻子を養っていた。弱者に対して見境のない暴力を振るい粗暴な言動に終始し、妻子がいるにも関わらず好みという単純な理由で岸本を強姦しようとした一方、他の三人とは異なり玄野がスーツにこだわる様子を見て、その重要性を見抜く等、意外な直観力を持つ。アニメ版では仲間を平然と殺した西ですら「侘びを入れれば助けてやってもいい」と言ったり、自分達を侮辱した親子連れの子供に対して態度が少し変わっていたりと、度量の深い性格となっている。(これは人の事を考えているからこそ、リーダーが務まるのだろう、という監督の考えによる)また、息子を持ち命の尊さに目覚めたとのことだが、アニメ版では原作同様、中学時代の先輩で現ヤクザの岩城光太郎をXガンで平然と殺害しており、言動に一貫性がない。ガンツのルールをまったく把握できないままミッションから帰還した為か、田中星人編後、日常世界にXガンを持ち出し、暴走族に対するリベンジにて使用しようとした事で脳内爆弾が作動し絶命した。(アニメ版では「ガンツ」と口にした事が要因とされた。)
中島康介(なかじま こうすけ)
声 - 永野善一
あだ名:ゾクB
暴走族。鉄男率いる暴走族の切り込み隊長であり、性格は比較的喧嘩っ早い。ガンツのルールも状況も理解できずに仲間とじゃれあっていた際に、西に対してXガンのトリガーを引き発砲してしまった為、怒り焦った西にXガンで撃たれて爆死した。作中では(西が口を閉ざした為)明言こそされていないが、この発砲によって西のスーツの耐久度はがた落ちしてしまっており、結果的に西の死の遠因となった。
西川信介(にしかわ しんすけ)
声 - 吉野貴宏
あだ名:ゾクC
暴走族。死因は撲殺。本編では名前非公開。鉄男率いる暴走族の中では足の速さはダントツで、子供時代から早かった様である。まったく状況を理解できず周囲を冷やかす事に終始し、空腹から他の仲間二人と吉牛に赴き、エリア外に出て爆死。「ビリになった方がオゴリ」という提案と、その足の速さが災いした皮肉な最期を迎えた。ちなみにアニメ版では何故か名前が欣二となっている。
沼田春哉(ぬまた はるや)
声 - 鶴岡聡
あだ名:ゾクD
暴走族。死因は撲殺。肥満体系であるが、意外と腕っ節は強い。自分の置かれた状況を理解できず、鉄男と共に玄野をパシリに使うなど横暴の限りを尽くしていた。しかしスーツ未着用であった事が災いして突如現れたボス田中星人に捕まり、首を捥ぎ取られ成す術もなく死亡した。
杉本カヨ(すぎもと かよ)
声 - 好村俊子
あだ名:おばあちゃん(ババア)
老婆。亮太の祖母。死因は事故死。夕方、亮太を両親の元へ車で送る際にトラックの玉突き事故に遭い、転送されてきた。(この時、一緒に北条政信と鈴村貞代も転送された)本編では名前非公開。
高齢かつ亮太に対する過保護な性格から戦闘能力は皆無であり、亮太を庇い逃げ続ける事に終始。置かれた状況をまったく把握できていなかったが、加藤の勧めでスーツを着用する。しかし、田中星人の襲撃から亮太を逃す為に満身創痍となり、最期は亮太と共に息を引き取った。アニメ版では何故か杉原姓となっている。
杉本亮太(すぎもと りょうた)
声 - 小林由美子
あだ名:ガキ
杉本カヨの孫。死因は事故死。小学校の終業式の帰りにカヨの家に通信簿を見せに行き、その帰りに事故に遭った。
年齢は定かではないが、原作・アニメ版における設定・死因から小学生のようである。かなりのお婆ちゃんっ子で、性格は自己中心的でわがまま。アニメ版ではカヨに甘やかされた形でその性格がより強調されており、前述の事故寸前には大量のおもちゃを買い込んだ姿が見られた。(アニメ版ではおもちゃを大量に買った途中で事故に遭ったとされる。)祖母に依存的で状況判断はおろか、まったく戦闘の意思を見せなかったが、加藤の勧めで祖母と共にスーツを着用。しかし、おしっこがしたくなって途中で脱いでしまい、途中で運悪く田中星人に襲撃され、最後は祖母に守られながら絶命した。アニメ版ではカヨ同様、杉原姓となっている。

あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編からの参加者

桜丘聖(さくらおか せい)
声 - 園崎未恵
あだ名:美形
母性本能の強い女性。巨乳。死因は事故・転落死。免許習得後、バイクで遠出中にスピードの出しすぎで峠のカーブを曲がりきれず、ガードレールを突き破って転落して死亡し、転送された。本編で名前非公開。
その母性本能の強さから玄野にいち早く興味を持ち、いきなりの要求に戸惑いつつも玄野の初体験の相手となる。キックボクシングのジムに通っており試合経験もあるなど戦闘能力は高く、また自分の置かれた状況をある程度把握し、(当ミッションにおいてリーダー格であった)加藤の指示を仰ぎ、チームワークを張る等、優れた適応力・状況判断力を持つ。仲間の薦めによってスーツを着用した事も相まって、主力メンバーとして死線を潜り抜けた。玄野を誰よりも意識し自分を認めさせるため、単身千手観音に挑み狂時機を破壊し、一時は勝利を確信したが、灯篭レーザーに体を切断されて絶命し、その願いが適う事はなかった(ちなみに後のミッションにおいて玄野は岸本と共に彼女の再生を検討していたが、先送りとなってしまった)。ゲーム版ではメインキャラクターに抜擢された。
モデルは映画『トゥームレイダー』のヒロインを演じるアンジェリーナ・ジョリー
東郷十三(とうごう じゅうぞう)
声 - 白熊寛嗣
自衛隊員。死因は事故死。都内における重要な任務を終えた後、車での帰宅途中に酔っ払いの車に突っ込まれ、転送された。本編では名前非公開。
職業柄か一貫して寡黙な性格であり、必要最低限の会話しかしない等、その素性の殆どが謎に包まれている。スーツに関心を示さず、Xガンだけを手に取る等、自分の置かれた状況を真に理解していた訳ではないが、かといってミッションに対して理解が無かった訳でもなく、ミッションエリアに転送された際は即座に状況を把握し、戦闘にも積極的に参加した。
狙撃の名手であり銃器の扱いに非常に優れ、Xショットガンの射程距離を測る余裕を見せた上で情報提供も行った。そして、スーツ未着用であるにも関わらず、多数の星人を次々と撃破し仲間のピンチをも救うなど、ミッションそのものに多大な影響を及ぼした。大敵・千手観音に狙いを定め三発撃ち込み木っ端微塵にするも、再生の末に灯篭レーザーに追われ、狙撃は通じないと判断し肉弾戦による奇襲戦法に挑むも、灯篭レーザーによって返り討ちに遭い絶命した。ゲーム版では桜丘聖と共にメインキャラクターに抜擢されている。
モデルは『ゴルゴ13』の主人公、デューク東郷
宮藤清(みやふじ きよし)
声 - 伊藤健太郎
あだ名:めがね
レンタルビデオ屋の店員。元コンピューター会社の社員で、現在はビデオ屋の深夜バイトをしている。死因は事故死。早朝、帰宅途中に歩道に突っ込んだスポーツカーに轢かれて転送された(徳川のフェラーリである)。
他の参加者に比べて冷静沈着で、緻密な観察眼で物事を理論的に捉えている。加藤の忠告に耳を傾け、スーツを着用、柔軟にミッションに対応した。また、いち早くコントローラーの使用法を把握し、不可視状態になり千手観音を背後から狙うが看破され、灯篭レーザーで身体を分断された。直後に脳を食われて千手観音と同化し、加藤と激闘を繰り広げたあげく、相討ちの形となって死亡。
近藤裕太(こんどう ゆうた)
声 - 飯島肇
クラブのDJ。死因は事故死。クラブでDJを行った後に昼まで飲み、バイクでの帰宅中に誤って歩道に突っ込み、転送された(この際死亡したのが苫篠である)本編では名前非公開。
渋谷では名の知れた存在であり、DJコンタと名乗っている。当初は状況が掴めずにいたが、加藤の強引な説得でスーツとXガンを持ち込む。スーツ未着用で仏像を1体撃破したが満身創痍となり、スーツの必要性を実感してスーツを着用。千手観音に挑むも、苫篠共々灯篭レーザーによって瞬殺された。
苫篠次郎(とましの じろう)
声 - 中國卓郎
中学生。死因は事故死。中学校をサボり、渋谷で遊んでいたところを近藤のバイクに突っ込まれて死亡して転送された。本編では名前非公開。
いつも渋谷の街で遊んでいる様で、DJコンタとは互いに面識がある。DJに憧れ、なれた時はトマオと名乗るつもりであった。近藤と意気投合し、ミッションでも共に行動する。近藤と共に途中からスーツを着用し千手観音を倒そうと目論むが、返り討ちに遭い、死亡。
JJ(ジェイジェイ)
声 - 青山穣
外国人の初心者空手家。容姿は西洋系。死因は事故死。空手の魅力に惹かれて一ヶ月前から練習していたが、誤って転倒した挙句に頭部を強く打ち、そのまま死亡して転送された。媒体によってはプロの空手家と紹介されている。本編では名前非公開。
徳川の説法に耳を傾け、加藤の忠告を蔑ろにするなど、自身の状況を把握できずにいたが、帰宅しようとした他のメンバーとは異なりミッションにはある程度意欲的であった。生身の状態ながら、自身の武術で仏像を数体撃破する等、戦闘能力は決して低い訳ではなかったものの、己の拳を過信した結果、千手観音を守る仏像に闘いを挑み、首の骨を折られて死亡。「GANTZ最強王決定戦」という公式企画では第10位に挙げられ、公式に戦闘能力が高いと認定された。
岡崎明俊(おかざき あきとし)
声 - 遠藤純一
ガンマニアのサラリーマン。(媒体によってはミリタリーマニア)死因は溺死。休日、河原で友人とサバイバルゲームに興じていた最中、川に転落して死亡し、転送される。本編では名前非公開。
肥満体系のおかっぱ頭で、迷彩服を着ている。自分の置かれた状況にはそれほど無理解であった訳ではなく、加藤の「これは戦争だ」との言葉に興奮すら感じていた節が見られる。銃器やサバイバルナイフといった武器類に精通していたことから、積極的に戦闘に参加し、星人に果敢に挑む玄野を尊敬の眼差しで見ていた。しかし所詮は銃器オタクにすぎず、東郷のように実質的な戦闘能力があった訳ではない。仏像を1体撃破したことから自信をつけ大仏に挑むも捕まり、そのまま成す術もなく食い殺された。
徳川夢想(とくがわ むそう)
声 - 楠見尚己
あだ名:ボウズ
坊主。死因は事故死。愛車のフェラーリに乗り、帰宅していたが飲酒運転が祟って事故死し、転送された。(この際死亡したのが宮藤と池である)本編では名前非公開。
TVのバラエティ番組などによく出演していたという経歴を持つ著名人。部屋に次々と転送されてきたメンバー達に「ここは試しの場所である」と断言し、「念仏を唱える者は極楽浄土に行き、唱えぬ者は無間地獄に落ちる」などと説法を行ったが、むしろ逆効果であり彼らの状況判断を狂わせた。説法を行う坊主らしい姿を見せる一方、性格は強欲そのもので、金や名誉や女を手に入れる事が人生の目標であった。経を唱えて星人を静まらせようとしたが、おこりんぼう星人の手に押し潰されて死亡した。
池俊一(いけ しゅんいち)
声 - 白熊寛嗣
若手のサラリーマン。死因は事故死。会社に行く途中、スポーツカーに突っ込まれて事故死し、転送される。(宮藤同様、徳川によるもの)本編では名前非公開。
会社の人間の陰口を言っていた日頃の行いからか、徳川の説法を信じて念仏を唱えるなどしていたが、ミッションエリアに転送された事でいつもの日常に戻ったと錯覚。状況を正しく理解する事も無く、すぐに帰宅しようとしてエリア外に出た為に爆死した。

かっぺ星人編からの参加者

和泉紫音(いずみ しおん)
あだ名:和泉くん
玄野の学校に転入してきた高校生。黒髪のロングヘアが特徴。身長187cm、容姿端麗、学年トップの成績、黒人並の運動神経と、欠点らしい欠点が無い。だが、男兄弟の家庭と男子校育ちの為か、女子が苦手らしい。当初は玄野に「どことなく加藤に似ている」と形容され、事実、加藤とは幾つか共通点がある。
かつてはガンツ部屋の住人(リーダー)で、100点を獲得して開放された過去を持つ。(死因は不明、また開放されようと考えた理由も不明)だが、その万能さゆえに何事も上手くゆき、また興奮を感じる事も出来ない日常に嫌悪し、いつしか西の運営する黒い玉のHPに魅了される様になった。そして、そこに掲載されていた「くろのけい」という名前から辿り、玄野と同じ学校に転入。不良に袋叩きにされながらも平然としている玄野を見て、「くろのけい」と同一人物であると確信する。その後、学校に襲撃をしてきたチビ星人に自ら挑み、得体の知れない敵への恐怖よりも生死を賭けた戦いのスリルに歓喜。この経験から黒い玉の部屋に一層執着する様になった。
その後、自室から小さな黒い玉が現れ、「できるだけ多くの人を連れて来るように」とミッションの参加条件を提示され、人殺しに躊躇しながらも遂には決意。黒人に扮して新宿大虐殺を敢行し、367人を殺傷した。(学校で人気者を演じていたのは疑われない為の保険であった)その後、都庁第一展望室にて小島を人質に取り、玄野を呼び出し一騎打ちを行い、玄野を狙撃するもXガンのロックオン機能により被弾、死亡する。再びガンツの部屋の住人となる。
経験豊富で、その戦闘力はスーツが破壊された状態でも数体の吸血鬼を撃破する程。ミッションでは誰とも協力せず一人で行動する事が多い。戦闘では主にガンツソードを使用する。過去に氷川と戦った事や、西とミッションを共にした事がある様だが、ガンツの記憶消去によって彼は覚えていないらしい(ただ、迫り来るカタストロフィについては思い出していた)。
ミステリーハンター菊地誠一が自らの命と引き換えに情報を漏らしたため、吸血鬼達に個人情報を知られてしまい、ミッション外で命を狙われる事になる。オニ星人のミッション後、吸血鬼の襲撃に遭い、四人組の幹部の内、三人を次々と撃破してゆくが、そこに居合わせた涼子を庇い、氷川に背中を斬られる。その後、初めて涼子に心から向き合い、ディズニーランドに行こうと約束し、眠る様に死亡する。
作者の奥曰く、「あまり好きなキャラクターではない」と言う。
なお、かっぺ星人編で登場する参加者は、開開(ホイホイ)以外は全て彼に射殺された者達である。
風大左衛門(かぜ だいざえもん)
あだ名:いなかっぺ大将、きんにくらいだー(仮)
博多出身の格闘家。中国武術の八極拳の使い手。幼少期から老けた顔と年齢に合わない筋肉質な体で、「オッサン」というあだ名で呼ばれていた。喧嘩で最強になるべく、日本一の人口を誇る東京へと上京。そこで自分と互角に渡り合える相手を探していた。池袋の大多数のヤンキー、幾つかの高校の番長、そして立花と鬼塚(後述)、更にはメキシコのスーパーライト級世界チャンプ、ダニエル・バーンズをあっさりと倒す等、身体能力は人間離れしている。(スーツを着た玄野と渡り合い、星人と間違えられたほど)その為か、GANTZ最強王決定戦(ガンツマニュアル)では一位に選ばれてもいる。
死因は銃殺。新宿大虐殺にて和泉に挑むも射殺され、ガンツの部屋に転送される。口数は少ないが漢気に熱く、ミッションではチームプレイへ参加し、メンバーと一緒に訓練するなど協調性も見受けられる。また、タケシから"きんにくライダー"という架空のヒーロー(偶然にもガンツスーツを着用した風と酷似)として慕われているが、はっきりと否定できずにいる。オニ星人編で累計115点を獲得した際にはタケシのために残留を選択、玄野の要望により西を再生した。その後、タケシの死の原因が虐待である事を知った事から情が移り、彼を引き取る。そして、ミッションで生き残る為か、彼に八極拳を教える等、タケシに親心を抱くようになった。その後のミッションでは、強さの証を立てる為の戦いをくだらないと考え、守りたい者(タケシ)の為の戦いこそ、自分の生きる道であると思う様になる。タケシと共に野宿を繰り返していた様だが、大阪編終了後は鈴木家に招かれる事となった。
ミッション開始時には武器を持っているが一切使用せず、ガンツスーツによる格闘のみで戦う。肉弾戦においてはガンツメンバー最強の男である。
作者の奥曰く、実は高校生という裏設定があるらしく、また童貞であるとも公言されている。また、奥は桜井と並び現実離れしたキャラクターである事も認めている。
名前の由来はいなかっぺ大将の主人公の風大左衛門から。モデルはバーチャファイターの八極拳の使い手である結城晶から。
桜井弘斗(さくらい ひろと)
あだ名:チェリー,もうチェリーではない
いじめを苦に自殺を図った私立の中学生。サッカー部。インターネット掲示板で出会った「サカタ」という人物から超能力を伝授され、彼を"師匠"とあがめる。坂田からの"いじめた奴を殺せ"という指令を実行してサッカー部の先輩三人組を殺害。良心の呵責に苛まれるも、同じく掲示板を通して知り合った「トンコツ」という少女のアドバイスにより、超能力を使って多くの人々を助けるという生き方を決意する。死因は銃殺。新宿大虐殺で和泉を後一歩と追い詰めるが、彼の放った弾丸で命を落とし、部屋に転送された。ミッションでは坂田と共に超能力を駆使し活躍する。オニ星人編において死亡するが、坂田により再生される。あだ名が「もうチェリーではない」と変更された事から、トンコツとの肉体関係が示唆された。
彼らの超能力は、物体を浮遊・移動させるものや、対象の内部を透視・破壊するものがある。ミッションにおいては、星人の心臓を能力で握りつぶしたり、人型の星人や人間には脳血管を切るなどをして倒している。
元々は作者が別に考えていた超能力モノの話のキャラクター。
坂田研三(さかた けんぞう)
あだ名:アホの、、、
桜井に超能力を伝授した青年。常にサングラスをかけている。インターネットの掲示板で自殺予告した桜井を救うべく接触し、彼に力を与えた。彼もまた、ある男から超能力を伝授された身である。そして桜井同様いじめの経験があり、超能力を用いて殺人を犯した経歴がある。性格は感化されやすく、桜井の正義感に心を動かされる事も。だが、人を自殺に追い込むような人間をクズと見なし、殺されて当然と考える等、やや殺人には肯定的な面もある。ちなみに桜井からは"師匠"と呼ばれているが、アホの坂田と被るためか最初は嫌がっていた。
死因は銃殺。新宿大虐殺で和泉と対決し、超能力を駆使するも死亡、転送された。かっぺ星人編ではスーツなしにもかかわらず、超能力を使い、多くの仲間を助けていた。また、最初にガンツの部屋へ来た際に黒い玉に見覚えがあるような発言をしている。
彼らの使う超能力には対象物の内部を透視するものや、手を触れずに物を破壊するものなどがある。超能力を使う度に鼻血がでる描写が多く、超能力を使えば使うほど内臓に負担がかかると本人は言っている。ガンツの転送により古傷や病気は消失しているはずだが、超能力による内臓へのダメージは消失しないらしい。新宿大虐殺の犯人の正体が和泉であることを超能力によるスキャンで見破っており、和泉への襲撃の知らせが来ても、その性格から「あいつは死んで当然だ」と言い見殺しにしている。更には桜井に他のメンバーへ連絡を回す事もさせなかった。
桜井を再生させ、共に生き残ろうと考える一方、メンバー間の死んだら何度も生き返らせようという姿勢に「人間そんなチープなものでいいのか」「何度も繰り返してキリがない」と否定的な見解を示し、自分が死亡しても生き返らせないでくれ、といった発言もしている。
人間の生と死に独自の見解を示す彼だったが、ぬらりひょんに襲撃された際には、仲間を逃がすため超能力でぬらりひょんの動きを止め、その時の負荷があまりにも大きかったせいか、鼻血だけではなく眼や耳などからも大量に血を流し、死亡した。
初期は自分を「キムタクに似ている」と言う等、やや自意識過剰な発言をしている。これは作者の奥曰く、描いてる途中に髪型が微妙にキムタクっぽくなった為、本人に言わせて見たという。
名前の由来はお笑い芸人の坂田利夫
レイカ
あだ名:くろののファン1号、レイカ
人気グラビアアイドルの高校生。巨乳。東京都出身。1985年 9月23日生。スリーサイズはB86、W59、H86。O型。14歳からモデル活動を始め、グラビアからドラマ、映画と多岐に渡って活躍していた。本名は今のところ不明。
死因は銃殺。オフで新宿に買い物に来ていた所、新宿大虐殺に巻き込まれガンツの部屋に来てしまう。初参加のミッションでは、玄野に言われた通りスーツを着ていたため生き延びる事ができた。星人と果敢に戦う姿を見て、玄野に惚れる。電話で玄野を呼び出しデートをするも、ゆびわ星人編で玄野と小島の関係を知ってしまう。
訓練が実を結んだのか、オニ星人編ではたった一人で多くの敵を撃破するなど、他のメンバーにも引けを取らない活躍を見せていた。同ミッションにおいて累計102点を獲得した際には玄野の彼女である小島の再生のために自らの自由を放棄し、玄野からリーダーを引き継いだ。玄野が開放を迎え転送される際、最後の最後にその想いを伝えた。しかし、リーダーとしての適性はあまりなく、大阪編では一般人を助けるのはリスクが大きいといい極力戦闘を避けるようにしていた。その背景には、「玄野が生き返っても自分に振り向いてくれることはないからこのまま忘れてしまえれば」と、エゴの自覚があった。
大阪ミッション終了後、思い続けた玄野に告白するも、振られてしまう。その際「100点を取りもう一度、玄野君を再生」という不審な発言をしている。
玄野や西と平行してその学校生活が明かされたが、凄惨たる学校生活を送っている玄野や西とは異なり、友人に囲まれ校内に多数ファンがいるなど、健全な学校生活を送っている。
このレイカは岸本と並んで、作者の趣味が最も反映されたキャラクターである。そのため、扉絵が描かれることが多い。
モデルはパーマンの星野スミレ(作者曰く「モデルはいないが、強いて言うならば」との事)。
鈴木良一(すずき よしかず)
あだ名:ハゲ
頭髪の薄い中年男性。登場時は眼鏡をかけていたが、戦いで破壊されてからはかけなくなった。死因は銃殺。新宿大虐殺で和泉の銃撃を受け、部屋に転送された。妻・花枝とは死別している。
玄野の指示でスーツを着ることになり、玄野をサポートしていく。思いやりのある優しい性格が、玄野の能力を開花させる事になる。玄野にとっても、信頼のおけるパートナーであり、大切な存在である。"おっちゃん"と慕われている。
オニ星人編で、100点に到達した際には、自らの自由と引き換えに加藤を再生させた。
稲葉光輝(いなば こうき)
あだ名:稲葉、イナバ
デザイナー。長身でルックスもいいのだが、何も出来ない男。死因は銃殺。四番目の彼女とデート中に和泉の銃撃で死亡し、部屋に転送される。その見た目とは裏腹に身体能力は低く、性格は小心的で臆病、かつ気弱。基本的にヘタレ一本道で、星人一匹すら撃破できず終始傍観している事が多い。レイカに好意を抱き、リーダーシップを握る玄野をライバル視しているが相手にされていない。当初はメンバーから慕われる玄野を嫉妬し一方的に対立していたが、ミッションを重ねるうちに怯えて何も出来ない自分を尻目に星人を次々に倒していく玄野を見て次第に評価するようになっていく。
開開(ホイホイ)
あだ名:ホイホイ
パンダ。メス。死因は事故死。日中友好の架け橋として、上野にある動物園で飼われていたが、タイヤ遊具から転落し、ガンツの部屋に転送された。動物ではあるものの、ガンツには「やる気は感じられるのだが...」など犬とは少し違ったコメントが送られている。犬同様にミッションではスーツは着せてもらっている(これはレイカの役割のようだ)。
和泉のことが大好きでミッション中はいつも和泉に付き纏っていた。和泉もまんざらではなかった。和泉のいないぬらりひょん編ではレイカのチームと行動を共にしている。ぬらりひょん編終了後はいつの間にか40点というやや高得点を獲得している。これにはメンバーの間では「パンダは案外、凶暴だから」といった説明付けが成されている。
大谷一家(おおたにいっか)
父親((たかし))、母親(治子(はるこ))、子供(将貴(まさき))の一家。貴がリストラに遭い、この事が原因で妻子とは別居中。貴の就職記念で家族揃って新宿でランチの予定だったが、大虐殺で死亡。夫婦の仲はあまり良くない。貴は遭遇したラプトルサンから家族を守るため、生身で戦い重傷を負いながらも撃破している。
3人とも最後まで生き残るも、氷川ら吸血鬼の襲撃に遭い、全員死亡する。

下記メンバーすべて本編では名前非公開。

立見いずみ(たつみ いずみ)
コギャル。ニット帽を被っている。いつも渋谷で遊んでいた様だが、二人で新宿にビルALTOにかわいいブランドの店があるという理由で買い物に来ていた。新宿駅東口前で和泉に射殺されて部屋に転送。偶然見つけたかっぺ星人に殴りかかるが、それが原因でラプトルサンにむさぼり喰われることとなった。
白石リカ(しらいし りか)
コギャル。立見とはバイト仲間。エリア外に出て爆弾が作動し、死亡する。
竹田敏三(たけだ としぞう)
新宿歌舞伎町のホスト。色黒の長髪。源氏名は「優貴トシキ」。仕事から帰宅途中に襲撃に遭い死亡。メンバーがエリア外に出て死んだ中、大山らをナンパするなど緊張感がない。ラプトルサンに襲撃され食べられてしまう。
加藤雄二郎(かとう ゆうじろう)
新宿歌舞伎町のホスト。当初は色白だったが、後に色黒になっている。短髪。源氏名は「華光ユウジ」。仕事から帰宅途中に襲撃に遭い死亡。竹田と共に部屋に転送される。竹田と共に行動していたが、ラプトルサンの襲撃に遭う。少しは生き延びたが、ラプトルサンの尻尾で両断され死亡する。
森野恵子(もりの けいこ)
女子大生。映画に行く予定で新宿駅南口で待ち合わせをしていたが、新宿大虐殺で死亡。突如現れたラプトルサンの群れに襲われ、食べられてしまう。
大山美紀(おおやま みき)
女子大生。森野とは大学のサークルで出会った友人。帽子を被っている。最後まで生き延びるも、吸血鬼の襲撃で死亡する。
西田明(にしだ あきら)
田村哲夫(たむらてつお)
共に35歳。二人は大学時代からの友人。映画マニア。二人で映画を見る為に新宿紀伊國屋書店で待ち合わせをしていたが、新宿大虐殺で死亡。白石が死亡するのを見て、エリア外に出てしまい共に死亡する。
岡田弘(おかだ ひろし)
エアコン会社営業職の中年男性。仕事の為に新宿東口を歩いていた際に新宿大虐殺に巻き込まれて死亡し、部屋に転送された。ミッションエリア外に出て、爆弾が作動し、死亡する。
黒人男性4人組
新宿歌舞伎町の怪しい黒人クラブで働き、強引な客引きをしていた。帰宅途中に新宿駅方面に歩いていた際に和泉に殺害されて、部屋に転送された。顎鬚を生やした男(ショーン・ルイス)、バンダナを巻いた男(ネイサン・リッチ)、ニット帽にサングラスをかけた男(ボブ・モリス)、スキンヘッドの男(マイケル・コムズ)の4人組。日本語は全く話せなかったが、勇敢な玄野にかなり信頼を寄せていた様子。
数々の恐竜の襲撃に逃げ延びるも、吸血鬼の襲撃で全員死亡する。
男性R&BグループBOYZ II MENのメンバーとの名前の共通が多いが、由来であるかは不明。

ゆびわ星人編からの参加者

富岡穣治(とみおか じょうじ)
サングラスを掛けた色黒の青年。死因は事故死。他の4人の仲間と車で女子大生(浦中アヤカ)を強姦している際に、交通事故を起こし転送されてきた。いつも渋谷付近で女性を物色しては似たような事をしてきた様で、計画したのも先に手を出すのも彼。犯罪者であり、殺人をものともしない冷徹な和泉に賛同し、玄野や小島を殺そうとした。オニ星人編において炎タイプのオニ星人により瞬殺される。本編では名前非公開。
岩本薫(いわもと かおる)
富岡グループの一人。仲間内からは「イワモッちゃん」と呼ばれている。富岡とは一年程前に渋谷で出会い、意気投合して関係を築いた。以降富岡と共に行動し、うまい汁を吸ってきた様である。富岡とは協力関係にあるが、彼を信用している訳ではない。
小島編にて標的・小島を追い詰め殺害を図るが、スーツがお釈迦になっていた上に、スーツの周波数を変えて姿を消していた玄野に殴打され、絶命した。
三河直一(みかわ なおいち)
富岡グループの一人。刈り上げた頭が特徴。仲間内のサブリーダー格。富岡とは高校時代から渋谷で徒党を組み、悪さをしてきた。
オニ星人編まで生き残り、富岡と共にオニ星人の幹部に挑むが、成す術もなく返り討ちに遭い、焼死した。本編では名前非公開。
上田義治(うえだ よしはる)
富岡グループの一人。岩本薫とは中学時代からの友人であり、彼の誘いでグループに加わる様になった。
ゆびわ星人編で、コントローラーをいじったりして遊んでいたところ、小島にカメラで撮られたために脳内爆弾が作動し、爆死した。
芳賀綾太郎(はが りょうたろう)
富岡グループの一人。スキンヘッドの頭をしており、体系は肥満気味。富岡とは高校時代からの腐れ縁であり、仲良くしてきたという関係にある。本人は富岡を親友であると考えているが、集団犯罪に用いていた車の運転手をさせられるなど富岡からは便利に利用されているに過ぎない。小島編において富岡達と共に玄野を追い詰めるも、スーツがお釈迦になっていた為、玄野に両脚を爆破され戦闘不能に追い込まれた。仲間からも見放され身動きも取れなかった為、絶命した。
浦中アヤカ(うらなか あやか)
女子大生。死因は事故死。女子大の飲み会後、友人とはぐれ深夜の渋谷を徘徊していた際に富岡に目をつけられ捕まり、強姦と交通事故の末に転送された。
富岡グループに強い敵対心を持っていたが、戦闘能力は皆無に等しく、富岡に攻撃する事もできず従順に従うままであった。オニ星人編において、稲葉、富岡、三河と共にオニ星人の幹部に遭遇。戦闘を挑むも瞬殺された。(但し死亡の描写は無い。)

オニ星人編からの参加者

タケシ(コウモト タケシ)
あだ名:タケシ、こども
母子家庭で育つ幼稚園ほどの年齢の幼児。オニ星人ミッションより参加。死因は母親の交際相手による虐待。交際相手が母親宅に出入りし、日常的に暴力を振るっていた。母親は男に依存していた、または我が身可愛さ故、タケシへの虐待を咎める事はできなかった。もっとも、虐待後に放置した事が死亡に繋がったことから、既に愛情は無かったと思われる。また、虐待が行われていた事は近隣住民に噂されていたが、深入りを避けて誰も関心を寄せなかった。
絵を描くのが好きで、"筋肉ライダー"という自分のヒーローを創作し、そこに救いを求めガンツの部屋で出会った風をその"筋肉ライダー"と思い込む。その後、親元に帰らず風と一緒に生活している。ぬらりひょん編では他メンバーと逸れてしまい星人に遭遇、襲われるものの、風の得意技(鉄山靠)を繰り出し数体の星人を撃破し、幼い少年ながらある程度の点数を獲得している。
サラリーマンA
オニ星人編において、状況を把握できないまま、スーツを着てミッションに挑む。レイカ、稲葉と共に変形タイプのオニ星人と戦うも、耳から体内に入られ破裂して死亡する。
サラリーマンB
レイカ、稲葉と共に変形タイプのオニ星人と戦うが、変形したオニ星人に口から体内に侵入される。吐き出そうとするも、破裂して死亡する。
サラリーマンC
オニ星人の群れに囲まれ、降参を宣言するも溶解液を浴びて、死亡する。
永島(ながしま)
メガネをかけたサラリーマン。他の3人と共にスーツを着てレイカと行動をともにするが、オニ星人の溶解液をまともに浴びてしまい、死亡する。

ぬらりひょん編からの参加者

青年3人組
東京チームの新メンバー。加藤からスーツを着るよう説得されるも拒否し、状況が分からないままエリア外にでて全員死亡する。

大阪メンバー

大阪周辺在住者にて構成されるチームで、現東京メンバーに比べ好戦的な者が多い。命乞いをする妖怪を平然と殺害し、レイプも行い、たとえ幼女の妖怪であろうとも取り囲んで殺す等、極めて惨い行動を取る者もいる。また、メンバー全体は一貫して命をチープなものとして見ており、生に対する執着が希薄な者も多い。むしろ、ミッションを純粋な「狩り」として楽しんでおり、一般市民を守る為、生き残る為と言ったやり方に価値を置いていない。大半の者がミッション前及びミッション中に大麻タバコなどの麻薬を服用している。 100点達成時に獲得したと思われる「より強力な武器」を複数所持し、実力者も多いものの、強力な敵は岡一人に任せている模様。なおメンバーの大部分が吉本興業のタレントの名前に由来している。

室谷信雄(むろや のぶお)
大阪ガンツメンバーのリーダー格。愛称は「ノブやん」。坊主頭で長身。我が強い上に無茶苦茶な事をしでかす性格と評されるが、4回100点クリアする程の実力者である。凶暴化した天狗と死闘を繰り広げるが捕まってしまい、島木と桑原に援護を求めるも拒否・軽蔑され、そのまま瀕死の状態に追い込まれてしまった。ミッション終了後に転送の描写がない為、生死不明。
名前のモデルは吉本興業の室谷信雄
島木(しまき)
黒い肌に筋骨隆々の体格、スキンヘッドが特徴の男。あだ名はジョージ。威圧感のある風貌だが、杏曰く「いちびって(調子に乗って)アホはやらん方」と評され、大阪ガンツメンバーの中では冷静沈着な性格をしている。その実力も高く、3回100点クリアの実力者である。室谷を失った後、桑原と共闘してぬらりひょんと交戦。背後から不意をついて絞め殺そうとするが、女体と化して分裂と増殖を繰り返すぬらりひょんに肉体を取り囲まれてしまい、為す術も無く死亡。
名前のモデルは吉本興業の島木譲二
桑原和男(くわばら かずお)
杏から「超ド級変態」と評される男。通称「クワバラ」。彼も3回100点クリアの実力者で、戦闘中にガンツスーツを半分脱いだ状態で、星人の攻撃をいとも簡単に回避して圧倒するなど、相当の実力を備えており、かなりの余裕を見せている。ミッション中であっても、そこに女がいれば、星人であろうとレイプする。島木を失った後に、分裂、増殖したぬらりひょんに一度は取り込まれるも、女体化したぬらりひょんに欲情、レイプする。ぬらりひょんに密着していた為に両手足を取りこまれて喪失してしまい、瀕死に陥ったところを加藤に助けられた。その後は杏と東京メンバーの共闘によってぬらりひょんが撃退され、無事生還する事となった。
名前のモデルは吉本興業の桑原和男
山咲杏(やまさき あんず)
23歳。女性。3歳の息子と二人でアパートに暮らしている。加藤を偽善者呼ばわりして嘲笑し、その後を付け回す。勇敢に人助けをする加藤の姿を見て徐々に加藤を意識し始める。その後、加藤及び東京メンバーとの連携でぬらりひょんと死闘を繰り広げるが、襲い掛かるぬらりひょんから加藤を庇い、破壊光線の直撃を受けて死亡した。加藤の弟と自分の息子、そして加藤と自分との四人暮らしを加藤と約束し、共に生還する事を誓い合ったが、その約束が叶う事はなかった。
平参平(たいら さんぺい)
坊主頭にサングラスの老け顔の男性。原、木村と並んで「ドSの3人」と称される。1回100点クリアしている。大型の妖怪に襲われているところを加藤に助けられた。黒髪の吸血女と戦っている際、背後から氷川に切られ死亡。
名前のモデルは吉本興業の平参平
原哲男(はら てつお)
天然パーマにサングラスの男。「ドSの3人」の1人。1回100点クリアしている。小面との戦いで深手を負わされ、なお追いすがろうとしたところを背後から般若に首を刎ねられ即死。
名前のモデルは吉本興業の原哲男
木村進(きむら すすむ)
長髪でサングラスの男。「ドSの3人」の1人。1回100点クリアしている。劣勢になった時、仲間を置いて逃げ出している。般若との戦いで胴体を切断され死亡。
名前のモデルは吉本興業の木村進
中山美保(なかやま みほ)
金髪の女。室谷信雄の彼女。戦闘に参加せずに傍観している。無傷で生還した。
名前のモデルは吉本興業の中山美保
山田スミ子(やまだ すみこ)
中山と一緒に戦闘を傍観していた女。中山同様、無傷で生還した。
名前のモデルは吉本興業の山田スミ子
花紀京(はなき きょう)
ガンツバイクを操る美少年。ヤク中で、頭がおかしくなっていると評されているが、2回100点クリアしている実力者。戦闘時は星人を蹴散らしながらバイクで進んだり、四肢を破壊して命乞いさせた上で殺すなどかなり鬼畜的な戦い方をする。100点の星人を狙っており、Xガンにノートパソコンを繋いで星人のスキャン等を行っていた。ぬらりひょんを倒そうと特攻するが反撃され、死亡した。通称「キョウ」。
名前のモデルは吉本興業の花紀京
岡八郎(おか はちろう)
大阪ガンツメンバー最強の実力者。7回100点クリアしており、過去に100点の星人を一人で倒したこともある。自称、通信空手ピンポンの経験者。巨大ロボット、ガンツバイク型の飛行ユニットを所有し、自身は特別製のスーツに身を包んで戦う。牛鬼を倒した後、一度ぬらりひょんと死闘を繰り広げるが、「倒すにはリスクが大きい」と戦線離脱し、そのまま姿を消した。だが、その後最終変態を遂げたぬらりひょんに追跡され、あっさりと殺されてしまった。
言動の一部と名前のモデルは吉本興業の岡八郎と彼の持ちネタから。
老夫婦と子供
大阪ガンツチームのメンバーと思われるが、何も知らされていなかったのかスーツを着ていない。Xライフル一丁を持ち、杏の指示で隠れていたが、妖怪に見つかり襲われる。その際、加藤に助けられた。その後は登場する場面がなく、ミッション終了後転送された描写もないため、生死は不明。
眼鏡の男
大阪ガンツチームのメンバー。17歳の高校生。童貞。同級生の友人と共に帰宅中、幅寄せしてきたトラックに撥ねられ死亡、転送される。運良く星人の襲撃から生き延び、再びピンチに陥っている所を花紀京に助けられる。その後、パニック状態の自衛隊員に足を撃たれ、危ないところを加藤に助けられる。ぬらりひょん編終了後は加藤の勇姿に惚れ込み、杏を再生させる事を誓った。

他多数いたが皆死亡。他にも経験者はいたと見られる。

吸血鬼(バンパイア)

人間の血液を主食とし、人間社会に寄生してゆくタイプ。吸血鬼は元々は人間であり、ウイルスに似た働きを持つある種のナノマシーンが体内に侵入することによって細胞が入れ替わり、吸血鬼に変わるとされる。常に黒い服を着用している。発達した犬歯と背中の翼のような湿疹が特徴で、通常の食事でも身体の維持は可能だが、恒常的に血液を摂取しないと慢性化した頭痛が起こる。手から銃器や刀剣を生成する能力を持ち、ガンツスーツ装着時の人間に比肩し得る高い身体能力を誇るが、太陽光もしくはそれに近似する光線が弱点であり、専用の皮膚を強化する薬を服用せずに光を浴びると一瞬で身体が乾燥し粉砕されてしまう。高度に組織化されており、吸血鬼として覚醒した者に対する講習セミナーや光学周波数可変レンズの開発等、ガンツチームと敵対する活動を展開し、スーツの破壊方法も熟知している。ミッション外でもしばしばガンツメンバーを襲撃するが、多数の吸血鬼が和泉と玄野によって撃退されている。

組織内で高い地位に就いていると思われる4人は、並の吸血鬼より戦闘能力が高く、戦闘の直前でも格闘技について議論を交わす程の余裕を持つ。対かっぺ星人ミッション終了直後、ガンツメンバーを急襲する。

四人組の中の氷川以外の三人は週刊ヤングマガジンで連載中の漫画「喧嘩商売」にもネタとして登場している。また、ゲーム版で黒服の男として登場しているが、声優は不明。

氷川(ひかわ)
あだ名:ホストざむらい
吸血鬼のリーダー格。金髪で、ホスト風の美形。吸血鬼の組織ではトップクラスの実力者である四人組の一人で、驚異的な反射神経と体術を誇る。冷徹非情で寡黙な性格。ヘビースモーカーで、戦闘中でも煙草を口から放さない。過去に和泉と接触したことがあるらしい。ミッション外で和泉と玄野を殺害し、鈴木が転送される際その身体に接触して一緒にガンツの部屋に転送され、ぬらりひょんミッションに参加する。ガンツメンバーを根絶やしにするという目的があるものの、自身の傷を治すため星人と戦うことを決意する。最終決戦の際にぬらりひょんを後ろから切りつける形で参戦し、討伐に大きく貢献した。本人は意識しているのかしていないのか、同種族である黒髪の女に対して何らかの感情を抱いているような節がある(玄野の弟アキラが当時まだ人間であった黒髪の女を逃がそうとしていた時に「俺に勝ったらその獲物やるよ」と勝負を仕掛けたり、星人との戦いで負傷した黒髪の女に血止めを施し背負っていたなどのことから)。
本編では名前非公開。
黒髪の女(姓名不明)
あだ名:きるびる
長い黒髪の女吸血鬼。初登場時は普通の人間であり、吸血鬼のクラブにて捕獲され本来食用とされるはずであったがその後吸血鬼として再登場、氷川と行動を共にする。星人の共通言語は解さない。玄野を襲撃後レイカに接触、ともにガンツの部屋へ転送され、図らずもガンツメンバーとしてミッションに参加する。「あたしが死んだらどう思う?」などと、氷川に対して何らかの感情を抱いているような発言をしている。
モデルは女優の栗山千明 [1]
ビンセント
四人組の一人、ラテン系の吸血鬼。和泉に腹部を両断されてあっさり即死。モデルは俳優・映画監督のヴィンセント・ギャロ。本編で名前は非公開。
坊主頭の吸血鬼(姓名不明)
四人組の一人、坊主頭の吸血鬼。老人の吸血鬼が首を刎ねられたのと同時に和泉に腹部を両断されて即死した。
老人の吸血鬼(姓名不明)
四人組の一人、老人の吸血鬼。寡黙で他の仲間とは全く会話しない。和泉に銃で連射するが透明化した和泉に両足を切断され、首を刎ねられて死亡。
斉藤一綺(さいとう かずき)
短髪の吸血鬼。組織でも一目置かれる存在で、仲間からは"斉藤さん"と親しまれている。日本刀を使いこなし、町中で発見された和泉を仲間とともに包囲し攻撃を仕掛ける。和泉と互角に渡り合う程の実力者だったが、両腕を斬り飛ばされた末に首を刎ねられて死亡。
玄野アキラ(くろの あきら)
玄野計の弟。兄とは相対的な万能人間。14歳にして身長180cmの長身。イケメン。親からも寵愛されている。突如吸血鬼化し、組織内でも頭角を現しつつあったが吸血鬼として馴染みきれず、玄野に吸血鬼の情報を洩らしたため首を刎ねられて殺される。出来が悪い上コミュニケーション能力が無い兄を軽蔑してた傾向があるが、吸血鬼の弱点や襲撃に関する警告をしたりと、意外にも兄思いの面があった。

玄野星人編(アニメ版オリジナル)

神田みか(かんだ みか)
声 - 笹島かほる
短大生。死因は刺殺。ストーカーの男に腹部を刺されて死亡した。アニメ版序盤で桜丘と会っている。古田が室戸によって殺害された後、室戸に立ち向かうも銃弾をくらい死亡。玄野は彼女が死んでも最後まで背負っていた。
古田義一(ふるた ぎいち)
声 - 喜多川拓郎
本屋。アニメ版で玄野が出入りしていた、駅前に構える「古田書房」の店主。死因は事故死。万引きの常習犯を追っていた途中、轢き逃げにあって死亡。未成年の犯罪者はやり直しが利く、更生を促すのは大人の義務であると考える博愛主義者で、やや甘い性格をしている様である。最後まで室戸を説得しようと試みるがその性格と行動が災いして自らの命を危険に晒す事となる。妻が一人いる。室戸により手榴弾を口にくわえさせられ爆死。
斎藤直純(さいとう なおずみ)
声 - 中田雅之
自営業の中年男性。死因は自殺。大手銀行から脱サラするがその後興した企業の失敗に伴い、借金取りに追われ地下鉄の線路に飛び込んで自殺。マイナス思考で否定的な考え方が付き纏う。その言動が原因で玄野の怒りを買った。室戸の放ったバズーカ砲の直撃に巻き込まれ死亡。
野崎大地(のざき だいち)
声 - 室園丈裕
無職。17歳。死因は溺死。助けを求めていた母親の声に応じ、川で溺れかけた子供を救い、その親に助けを求めるが見放されて死亡。見かけは不良の様だが、性格は温厚篤実なしっかり者。梶浦と室戸の異常性に逸早く気付き、玄野と共闘する。根本鉄男が岩城をXガンで殺害した場面を発見していた。梶浦から玄野への銃弾を庇い死亡。
上原佳乃(うえはら よしの)
声 - よのひかり
勢綾高校の女教諭で、玄野の担任。29歳。死因は刺殺。不倫の縺れで女性に背中を刺されて死亡。元は原作の登場人物。生き残るために教え子である玄野を殺害することも考えたが梶浦の本性を知った後は考えを改め、梶浦に銃を向けるが逆に人質に捕られ室戸によって散々いたぶられる。その直後に梶浦に切り傷を負わせるも、室戸のXガンにより死亡。彼女の死には玄野も涙を流した。
梶浦龍二(かじうら りゅうじ)
声 - 辻谷耕史
室戸と共に快楽殺人を行っていた青年。28歳。丁重で物静かな態度を取るが、本性は狂暴かつ残虐非道。室戸を信頼している訳ではなく、互いに利用し合っている様で、室戸を「殺人オタク」と胸中で罵る。死因は銃殺。室戸と共に怪しい集団に追われ、彼らに射殺されて転送された。女しか殺害しないため室戸よりはマシだと思っている。上原に切り傷を負わされた後、ガンツが用意したと思われる料理を食べ精神的に不安定となり、玄野を道連れにしようと手榴弾で自爆し死亡。
室戸一(むろと はじめ)
声 - 真殿光昭
梶浦と共に快楽殺人を行っていた少年。16歳。アニメ版では、仏像編で梶浦と共に序盤で登場したホームレスの藤堂多賀夫をバットで撲殺している。(原作では梶浦、室戸は登場しないため藤堂は生存している)梶浦以上に冷酷無比で残忍な性格。殺人嗜好症で、殺人に快楽を覚える異常精神の持ち主。殺しの数も梶浦以上。その歪んだ性格は、彼の複雑な家庭環境に起因している様で、それを理由に自分の暴虐を正当化している。演技が得意らしく、終始気弱な少年を演じ、お人よしな古田を欺く。玄野の放ったレーザーアンカーとYガンで「上」へ転送される。その時にガンツには顔写真が上から消えていく描写がなされた。

一般人

永沢栄二(ながさわ えいじ)
声 - 中國卓郎
勢綾高校一年。玄野の悪友。アイドルオタクで、巨乳好き。オカッパ頭のような髪型が特徴。容姿やその趣味からか、自分には彼女は出来ないと諦観している。チビ星人襲撃の煽りを受けて死亡。
松村清彦(まつむら きよひこ)
声 - 岩橋直哉
勢綾高校一年。永沢と同じく玄野の悪友。アニメ雑誌を愛読しているアニメオタク。家が金持ちの為に米倉にカツアゲを受けていた。カツアゲから逃れる為に米倉に玄野を売り、悪気を見せない(アニメ版ではそれでも友達だと発言している)等、性格は保身主義者で卑怯。やや肥満で眼鏡を着用している。チビ星人襲撃に永沢と共に死亡。本編では名字のみ公開。
立花浩治(たちばな こうじ)
声 - 小山剛志
勢綾高校三年の番長格。歯医者の息子で、倒した相手の歯を奪いコレクションにしている冷血漢。空手部主将の霞龍一をあっさりと倒す等、喧嘩はかなり強い。原作ではガンツスーツを着用した玄野に手首を捻られ、屈するが、アニメ版では彼に一撃を食らわされている。全国制覇の為に上京した風にあっさり倒され、影の番長と称して玄野を呼び、風と戦わせた。この事から、玄野に恐喝はしていない様である。本編では名字のみ公開。
米倉正智(よねくら まさとも)
声 - 飯島肇
勢綾高校二年生で、立花の配下。二年生の中ではトップの存在。金髪のロン毛に無精髭と言ったいかにも不良らしい風貌。なんとなく目つきが気に入らないという理由から玄野を標的にし、立花の下に連れていった。本編では名字のみ公開。
篠崎涼子(しのさき りょうこ)
和泉と同日に転入してきた美少女。和泉に告白して彼女となる。小島とは一緒にショッピングに行くなど仲がいい。
小島多恵(こじま たえ)
声 - かかずゆみ(ゲーム)
勢綾高校の生徒。趣味は"漫画を描くこと"という地味な少女。当初はお下げ髪だったが、復活後は下ろしている。玄野の彼女。付き合い始めた理由は、玄野らの罰ゲームがきっかけ。チビ星人事件からPTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされてしまう。玄野にとって小島は「生きる希望」その物であるが、常に危険な状況下にある玄野は「小島を危険な目に遭わせたくない」という気持ちから、小島と不意に破局することになる。失意の小島は、偶然にもミッション現場に立ち会い、その一部をカメラに収めてしまう。それが問題となりガンツからミッションの標的にされてしまう。小島を狙う和泉派から玄野が死守しようと奮闘するも、結局、和泉の刃の餌食となってしまった。その後、オニ星人編で100点を獲得したレイカにより再生されるが、玄野に関する記憶は失っている。失われた記憶を取り戻すため、玄野と協力を誓う。GANTZゲーム版にも登場している。部屋に貼ってあるポスターの人物は奥浩哉の作品、変[HEN]のキャラクター、鈴木一郎と佐藤ゆうきである。
鬼塚千明(おにづか ちあき)
声 - 川原慶久
西深角工業高校三年の番長格。色黒で刈り上げた頭をしている。不良だが将来を嘱望されているヘビー級プロボクサーで、塔野ボクシングジムに通っている。美少年好きのホモで、加藤を狙っていたが、彼の奇襲によってボコボコにされ(アニメ版では加藤が家庭のストレスをぶつける様な描写になっている)その後、全国制覇の為に現れた風に対して自信満々の態度を取るも、あっさり敗北。風に井の中の蛙と言い、自分より段違いの実力者ダニエル・バーンズを紹介するも、ダニエル自身も一発で敗北した。一年生の頃からトイレに指定席を設け、いつも使っている等、妙なこだわりがある。本編では名字のみ公開。
長尾多美雄(ながお たみお)
桜井の高校の体育教師。実はホモで、桜井と同じサッカー部の生徒の赤木敬司・小田正幸・黒江達彦を利用して桜井に性的行為を強要していた。三人は死亡した様だが、彼は陰茎に損傷を受けただけで、死亡はしていない模様。本編では名字のみ公開。
加藤歩(かとう あゆむ)
声 - 青山桐子
加藤と共に肩身の狭い思いで親戚の家に暮らしている加藤の弟。オニ星人編後、再生された加藤と再会を果たす。あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編での加藤の死に際の願いが届いたのか、加藤が失踪扱いとなっていた間も懸命に暮らしていた様だが、以前に比べ顔は窶れてしまっている。現在では加藤と一緒にアパートで暮らしている。
トンコツ(ハンドルネーム)
桜井がインターネットの掲示板で出会った美少女。趣味はネット。殺人を犯してしまった桜井の心の支えとなる。桜井と共に通り魔を捕まえようとするなど、かなり行動力がある。本名は今のところ公開されておらず、桜井との関係が進展した後も何故か「トンコツさん」と呼ばれている。桜井のあだ名が後に「もうチェリーではない」と変更され、彼との肉体関係が示唆された。
菊地誠一(きくち せいいち)
ガンツと星人の謎を追っている雑誌ライター。池袋の宇宙人騒動の中現れた「黒いグループ」の正体を追い求め、玄野の元を訪れた。記憶を失った玄野のサポートをしていく。吸血鬼の情報を掴み尾行を試みた際に、逆に捕まってしまい窮地に立たされるが、事前に入手していた和泉の個人情報と引き換えに身の安全を保障され、逃れる事ができた。その結果、襲撃を受けた和泉は死亡するが、本人は悪びれてはいない様子。
その後は単身ドイツへ渡り、独自のルートで取材・調査を開始。徐々にガンツの謎に迫ろうとしている。
池神亮(いけがみ りょう)
玄野の中学時代の同級生。長身でルックスが良く、同じく玄野の中学時代の同級生だった原田奈津と付き合っている。かつて玄野をいじめていた過去があり、偶然街で再会した玄野に対しても終始高慢で見下した態度をとり続け、玄野を「お前は一生負け人生」、居合わせた小島を「低レベルな彼女」などと罵倒したため、小島には軽蔑された。
セバスチャン
菊地がドイツ取材の際に通訳を依頼したドイツ人の青年。「黒い球の部屋」の掲示板を通じて菊池と接触した。ジャパニメーション好きなオタク。

脚注

  1. ^ 栗山はガンツフリークを公言しており、作者との対談の際吸血鬼よろしく黒スーツ姿で登場し、実写で撮ることがあるなら是非出演したいと語っていた

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