コンテンツにスキップ
Wikipedia

エイボンの書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。BREEZER (会話 | 投稿記録) による 2009年4月30日 (木) 21:02 (個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (内容)であり、現在の版 とは大きく異なる場合があります。

BREEZER (会話 | 投稿記録)による2009年4月30日 (木) 21:02時点の版 (内容)

エイボンの書(えいぼんのしょ、Book of Eibon)は、クトゥルフ神話作品に登場する架空の書籍。著者は古代ヒューペルボリアの大魔道士エイボン。別名は『象牙の書』。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


古代ヒューペルボリア時代およびそれ以前の暗黒の知識を集めた書。エイボン自身が崇拝していたツァトゥグァとツァトゥグァの家系に連なる神々のほかに、ヨグ=ソトースウボ=サスラアザトースファロールなどに関する秘密や儀式、呪文、伝承などが記されており、かの『ネクロノミコン』にも欠落している禁断の知識が数多く含まれるという。

現存する写本として、9世紀にカイアス・フィリパス・フェイパーの訳したラテン語版が6冊、13世紀にガスパール・ド・ノールの訳した中世フランス語版が13冊、15世紀の訳者不明の英語版(誤訳あり)が18冊あることが知られている。


登場作品

  • The Door to Saturn「魔道士エイボン」
  • The Shambler from the Stars「星から訪れたもの」

関連事項

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /