桜木町駅
桜木町駅 | |
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空から見た桜木町駅(2005年4月撮影) | |
さくらぎちょう Sakuragicho | |
所在地 | 横浜市 中区 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細) 横浜市交通局(駅詳細) |
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桜木町駅(さくらぎちょうえき)は、神奈川県 横浜市 中区にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・横浜市交通局(横浜市営地下鉄)の駅である。
現在の桜木町駅は、1872年(明治5年)日本で最初に鉄道が開通した時に初代の横浜駅として開業した。その後、東海道本線の延伸に伴い「横浜駅」の名称を現在の横浜駅に譲り、1915年(大正4年)に桜木町駅に改称された。また、2004年(平成16年)1月30日までは東京急行電鉄 東横線の駅でもあり、同線の終着駅だった。
利用可能な鉄道路線
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 横浜市交通局
駅構造
JR東日本
JR 桜木町駅 | |
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ファイル:107-0756 IMG.JPG JR桜木町駅(2004年8月5日撮影) | |
さくらぎちょう Sakuragichō | |
所在地 | 横浜市 中区 桜木町一丁目 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | サチ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
63,487人/日(降車客含まず) -2006年- |
開業年月日 | 1872年 6月12日(明治5年5月7日) |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■しかく根岸線 |
キロ程 | 2.0 km(横浜起点) |
◄横浜 (2.0 km) (1.0 km) 関内 ► | |
所属路線 |
東海道本線(貨物支線) (高島線) |
キロ程 | 8.5 km(鶴見起点) |
◄東高島 (2.9 km) (- km) -► | |
備考 | 1915年横浜駅(旧)から改称 |
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島式ホーム2面3線の高架駅で、折り返し用の中央の線を2本のホームで共用している。なお、中央の線(2・3番線)は関内・磯子方面とはつながっておらず、横浜・東神奈川方面への折り返ししかできない。2007年 6月現在のダイヤでは、折り返しはデータイム時に横浜線直通列車が使用し、その他の時間帯は京浜東北線直通列車が使用している(以前はデータイムも京浜東北線直通列車が折り返していた)。
改札口は現在関内側の1か所のみだが、みなとみらい側28街区に建設中のテーオーシーによる大型複合施設との連絡改札口や県立図書館など文化施設が集中する紅葉坂方面への改札口の設置が検討されている。
のりば
北東(横浜港)側から
- 備考
- 上り方面(3・4番線)も根岸線ではあるが、のりばの案内では直通先が記載されている。
駅構内設備
- 売店など
- レッツキヨスク
- NEWDAYS mini桜木町5号店
- BECK'S COFFEE SHOP桜木町店 - 改札外。
- みどりの窓口
- 1・4番線を高島線からの貨物列車が通過するため、これらのホームに設置されている電車の接近を示すランプには『電車がまいります』の表示の上に『通過列車』のランプがある。表示機はかつて横浜線で汎用されていたタイプの旧式のもので、横浜線・根岸線内で現在汎用している『電車が』『きます』を交互表示するタイプのものとは異なる。このタイプは現在当駅と横浜線の片倉駅のみしか残っておらず、貴重である。頭の部分に横浜線のラインカラーを纏っているのが名残りである。
- 4番線の横浜方に設置されている根岸線出発信号機と高島線出発信号機にそれぞれ『電出』(電車線出発の意)と『貨出』(貨物線出発の意)と記されているのはかつての京浜線が東海道本線の『電車線』、高島線が東海道本線の『貨物線』とそれぞれ同じ東海道本線の支流にあたっていたための名残りであり、『京浜東北・根岸線』や『高島線』などの通称が汎用される今日でもこの表記が残っている。
- 当駅のホーム上の方面案内サインは、平成元年の現駅舎新設と同時に採用されたもので、現在の同社のサインシステムのプロトタイプにもなっている。近年になってピクトグラム表示が追加されるなど時代に合わせた修正も行われている。
横浜市交通局
横浜市交通局 桜木町駅 | |
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さくらぎちょう Sakuragicho (県民共済プラザ前) | |
◄B17 関内 (0.7 km) (1.2 km) 高島町 B19► | |
所在地 | 横浜市 中区花咲町一丁目 |
駅番号 | ○しろまるB18 |
所属事業者 | 横浜市交通局(横浜市営地下鉄) |
所属路線 | ■しかくブルーライン(3号線) |
キロ程 | 20.4 km(湘南台起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
14,706人/日(降車客含まず) -2006年- |
開業年月日 | 1976年(昭和51年)9月4日 |
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島式ホーム1面2線の地下駅。駅番号はB18。副名称は「県民共済プラザ前」。
のりば
東京急行電鉄(廃止)
東横線は、2004年 1月31日付で横浜〜桜木町間が廃止になった。現在、ホーム・線路の撤去作業が行われている。
廃止時の駅構造は島式1面2線の高架駅であり、JRから続いて5・6番線となっていた。終着駅であり、ホーム先には車止めが設置されていた。また、車止めの近く(8号車が最寄り)には階段・上りエスカレータ・エレベーターが存在していた。また、駅舎は現在展示・イベントスペースの「創造空間9001」となっている。
みなとみらい線が開業する直前に旬割の定期券を発売するため、2003年 7月18日から廃止まで定期券売り場が設置されていた。
利用状況
- JR東日本
- 1日平均乗車人員 63,487人(2006年度)
- 横浜市営地下鉄
- 1日平均乗車人員 14,706人(2006年度)
駅周辺
旧東急東横線ガード下の壁面は、スプレーで描かれたグラフィティ(ストリートアート)が並んでいる事で知られている。これは旧高島町駅まであり、かつての名物だった。その旧東急東横線ガードも将来高架の遊歩道となり、紅葉坂方面へのペデストリアンデッキの設置も計画されている。
- 横浜みなとみらい21
- 横浜ランドマークタワー
- みなとみらい線 みなとみらい駅
- ランドマークプラザ
- クイーンズスクエア横浜
- パンパシフィックホテル横浜
- 日石横浜ビル
- パシフィコ横浜
- 三菱重工業横浜ビル
- 横浜銀行本店ビル
- みなとみらいビジネススクエア
- 横浜美術館
- 横浜マリタイムミュージアム
- 汽車道(横浜港駅への貨物支線廃線跡地を活用したもの)
- 富士ソフト本社ビル
- クロスゲート
- 横浜桜木町ワシントンホテル
- 横浜桜木郵便局、郵便局株式会社南関東支社
- 横浜アイランドタワー
- みなとみらい線馬車道駅
- 桜木町
- ぴおシティ
- 健康福祉総合センター
- 野毛
- 県文化センター
- 県立図書館
- 県立青少年センター
- 県立音楽堂
- 横浜能楽堂
路線バス
駅の東側にロータリーがあり、以下の様に各路線が乗り入れていて、桜木町駅前・桜木町駅と称している。
一部のバス停は、JRと市営地下鉄の間の国道16号上に存在している。
また、駅西側の県道218号線上には野毛大通り・桜木町停留所があり、こちらも利用可能である。
- 1番乗り場
- 11系統(YAMATE LINER):港の見える丘公園前経由保土ヶ谷駅東口行
- 26系統:海づり桟橋・横浜港シンボルタワー・本牧車庫前 (山下ふ頭・大桟橋経由)
- 2番乗り場
- 3番乗り場
- 4番乗り場
- 6番乗り場
- 113系統:磯子車庫前・滝頭 (羽衣町・吉野町駅前経由)
- 7番乗り場
- 8番乗り場
- 9番乗り場
- 10番乗り場
- 11番乗り場
- 12番乗り場
- 8系統/26系統/58系統/105系統/110系統/148系統:横浜駅前
- 横43系統/横44系統/港61系統:横浜駅東口
- 101系統:保土ヶ谷車庫前 (洪福寺経由)
- 106系統:保土ヶ谷駅東口・境木中学校前
野毛大通り(横浜市営バス、フジエクスプレス)、桜木町(江ノ電バス)
- 292系統:桜木町駅前/浅間町車庫前 (西区総合庁舎前・岡野町経由)
- 89系統:横浜駅行/一本松小学校前(野毛町経由)
- 156系統:桜木町駅前・パシフィコ横浜/滝頭(日ノ出町駅前・吉野町駅前経由)
- 100円バス:赤レンガ倉庫(けいゆう病院経由)/日ノ出町駅前
- 134系統:みなと赤十字病院経由本牧元町循環
- 横浜線:横浜駅/大船駅
- 栗木線:横浜駅/栗木
歴史
JR東日本
かつての横浜駅であり、品川駅と並ぶ日本初の鉄道の駅である。その説明が駅構内及び関内方のガード沿い(旧駅前広場)にある。
- 1872年 6月12日(明治5年5月7日) 品川〜横浜間で仮開業した日本初の鉄道の横浜駅として開業(日本の鉄道開業も参照)。
- 1873年(明治6年)9月15日 - 貨物の取り扱いを開始。
- 1887年(明治20年)7月11日 - 官設鉄道が国府津駅まで延伸開業、スイッチバック式の配線となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 東海道本線所属駅となる。
- 1915年(大正4年)8月15日 - 横浜駅(2代目)開業により桜木町駅に改称、東海道線の電車線の終点駅となった。程ヶ谷駅(現在の保土ヶ谷駅)への路線が廃止され、スイッチバック解消。
- 1915年(大正4年)12月30日 - 貨物の取り扱いを廃止。駅東側に新設された東横浜駅に業務を移管。
- 1951年(昭和26年)4月24日 - 構内で京浜線電車が全焼し、死者106名・負傷者92人を出す大惨事となる(桜木町事故、国鉄戦後五大事故の一つ)。
- 1964年(昭和39年)5月19日 - 根岸線が磯子駅まで開通、同時に根岸線所属に変更。
- 1964年(昭和39年)6月1日 - 東海道本線貨物支線(高島線)が高島駅まで開通。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1989年(平成元年)頃 - 駅舎を移転・新築(現駅舎)。
横浜市営地下鉄
東京急行電鉄(廃止)
2004年 1月30日までは東横線の終着駅だったが、2日後の2月1日の横浜高速鉄道みなとみらい線の開業により東横線が横浜駅より同線への相互直通運転を開始したため、廃止された。
- 1932年(昭和7年)3月31日 - 東京横浜電鉄(現在の東京急行電鉄)の東横線が高島町駅から延伸開業、その終着駅として開業。
- 2004年(平成16年)1月31日 - 横浜高速鉄道みなとみらい線の開業に伴い廃止。
歌手による駅周辺での撮影
- 2004年6月2日にリリースされた横浜出身の平成フォークデュオ・ゆずの通算20枚目のシングル「桜木町」は、東急東横線の桜木町駅を唄った歌である。ゆず本人達曰く、桜木町駅(特に東急東横線)は相当思い入れのある駅だったため、東急東横線の桜木町駅がなくなると聞いた時に思い出の場所を歌に残そうと思い作った曲との事である。また、彼らの楽曲「雨と泪」(1998年)のプロモーションビデオに根岸線と東急東横線の桜木町駅ホームが登場している。
- 山崎まさよしのヒット曲「One more time, One more chance」の舞台でもある。
- いきものがかりの曲「花は桜 君は美し」のプロモーションビデオは、根岸線の駅舎の前で撮影された。
- 2007年2月10日にデビューした、黒人演歌歌手ジェロのデビューシングル「海雪」のプロモーションビデオ撮影を、桜木町駅と隣の高島町駅の旧東急東横線高架下のストリートアート沿いやガード下で行った。
備考
- 1989年の横浜博覧会開催時、根岸線の駅舎の前に「夢空間'89」というイベントを開催し、寝台客車の公開を行った。
- 1998年(平成10年)に関東の駅百選に選定された。
- 2004年 5月26日には、俳優の関口知宏が旅していたNHKの列島縦断 鉄道12000キロの旅 〜最長片道切符でゆく42日〜で紹介された。
- 鉄道発祥の地であるため、構内に機関車の模型や日本の鉄道の恩人エドモンド・モレルの像が飾られている。
- 2007年9月14日には、旧東急東横線桜木町駅舎を改修した展示・イベントスペース「創造空間9001」が開設された。この9001の名称は、東横線桜木町駅の廃止の日、最後に入線した渋谷発桜木町行の最終列車(到着後、線路が切り離されるため直ちに元住吉へ回送)に充当された東急9000系9001Fの渋谷寄り先頭車クハ9001にちなんで命名された(現在は大井町線に転属)。
- 平成元年まで駅近くの公衆トイレは、関内方面へ歩いたところに汲み取り式のものがあるだけであったが現在は水洗に変わっている。また、みなとみらい方面にも水洗の公衆トイレが設置された。
- みなとみらい地区への動く歩道と駅舎の間は屋根がつながっていない。
- 根岸線での乗り換え案内放送では横浜市営地下鉄を省略するが、E233系1000番台の液晶モニターには乗り換え案内が表示されている。
- 夜行を除くと、始発電車時刻が最も早い駅である。(当駅4:19始発大宮行)
隣の駅
- 横浜市営地下鉄
- ブルーライン(3号線)
- 高島町駅 - 桜木町駅 - 関内駅