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ハヤテのごとく!の登場人物

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ハヤテのごとく! > ハヤテのごとく!の登場人物

ハヤテのごとく!の登場人物(ハヤテのごとくのとうじょうじんぶつ)では、畑健二郎の漫画作品及びそれを原作とするテレビ東京系アニメ『ハヤテのごとく!』に登場する人物(及びそれに類する人間以外のもの)について説明する。


注意:以降の記述にはハヤテのごとく!の登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


三千院家関係者

当主は三千院財閥の長である三千院帝。直接の血縁は孫のナギのみ。その財力は作中ぶっちぎりの第一位である。物語はナギと彼女に仕えるハヤテ・マリアを中心に展開していく。しかし、まだまだ謎めいた部分が多い。帝は石油王であるほか、M.H.E(ミカド・ハイパー・エナジー)は三千院家の傘下にある。

綾崎 ハヤテ
(綾崎 颯、あやさき はやて) 声:白石涼子
本作の主人公で、ナギに雇われて三千院家に仕えるようになった執事。両親が作った1億5680万4000円の借金を背負っており、度々不幸な出来事に巻き込まれる。
詳細は「綾崎ハヤテ」を参照
三千院 ナギ
(三千院 凪、さんぜんいん なぎ) 声:釘宮理恵
本作のヒロインであり、メインヒロインその1。三千院家の令嬢。気は強いが若干ひきこもり気味で漫画・アニメ・ゲームが好き。ハヤテと自分が相思相愛だと思っている。
詳細は「三千院ナギ」を参照
マリア
声:田中理恵
メインヒロインその2。三千院家に仕える美人で有能なハウスメイド。ハヤテとナギにとって年上のお姉さんのような存在。
詳細は「マリア (ハヤテのごとく!)」を参照
クラウス
(本名:倉臼 征史郎、くらうす せいしろう) 声:三宅健太
三千院家の執事長。1946年 [1] 4月18日生まれのA型。58歳。身長181cm。体重80kg。独身。バリバリの日本人で、カイゼル髭が自慢。三千院本家の執事長なのかナギの別宅の専属なのかは不明。ナギよりもマリアとの方が付き合いが長いが、アニメ第36話では赤ん坊のナギにミルクを与えているシーンもあり、かなり古くから仕えている模様。お金で物事を解決するのが老人の戦い方だと思っているが、本当はかなり有能で強く、アニメでは自分の服をすべて吹き飛ばす闘気を放っている。必殺技はクラウスキック。アニメで巨大ケーキを作るなど家事もできるようである。
(姫神が辞めて以降)ナギの後任執事を自ら探しており、そのため初期エピソードは何度もハヤテを辞めさせようと条件を突き付けて来た。ハヤテが執事とらのあなから帰還して以降はそのような素振りは見せていないが、最近でもサンデー掲載時のキャラ紹介に「ハヤテをクビにしようとしている」と書かれている。しかし、白皇学院に合格したハヤテを祝福したり(パーティを開く理由が出来たためでもあるが)、ある事件で溺れた彼を救出したり、成長を評価するなど完全に嫌ってはいないようである。さらに、正体を知らないまま女装したハヤテに惚れたこともある。
ナギには嫌われ気味で、ことあるごとに彼女にボコボコにされたりしている。ある船で殺し屋の侵入を許したり、白皇学院のマラソン大会ではマリアとサキに恥ずかしい格好をさせた挙句、ヒムロと闘わずに金で解決したりして、ナギやマリアにクビにしたほうがいいと言われてしまったこともある。
初期設定上はかなり上位の存在だったはずなのだがいつも出張しているため出番が少なく、たまに登場するとナギに「生きてたのか」などと言われてしまったり、タマには心うちながらハヤテよりも格下に思われるなど不遇の存在となっている。カバー裏やおまけページでもこの事はネタにされている。アニメ版では、姿を見せない理由があまり描写されず屋敷の中での仕事がメインだと思われ、プライベートで屋敷の外へ出る事はほとんどない。
最初は渋くてかっこいいナイスミドルとして登場していたはずが、原作より出番の多いアニメ版では変態度が強調され、今ではすっかりその系統のキャラとして定着しつつある(第12巻の巻末のおまけページで紫子にも「あなたは最初からその位置だから!!」と言われる始末であった)。
アニメ第36話でクラウスを中心とした話が作られた。ナギに用済みであることを示唆されて落ち込んでいたが、周囲の応援に生気を取り戻した。散々いじられるなどしているが、慕われている部分もあることが窺える。因みに、彼の一日のうちで最初にする執事としての仕事は新聞のアイロンがけである。
三千院 帝
(さんぜんいん みかど) 声:西村知道
ナギの母方の祖父。身体的なプロフィールは全て不明。家族構成は直接的な血縁はナギだけであるが、露骨に死亡を願われるほど嫌われている(そのことを知ってか、パーティーではそれを嘲笑うかのようなコメントを発している)。
資産は「何兆円[2] 」程度とされる。かなりの慧眼であり、世の中の移り変わりを予見してきたと自称し、呪いの石の解呪まで予想する一方で、気の優しそうな好々爺になったり、邪悪そうな笑顔を浮かべたり、マリアや親類の愛歌に泣きつくなど、人物像は一定しない。
ナギが評するに『ドラゴンしろまるエストIII』のゾしろまる、咲夜が評するに落語でいう談志のような存在。但しマリアには弱い。ハヤテに対し、借金返済のみに費やされる人生は無意味であると説き、謎のペンダント(ハヤテ曰く「飛行石?」)を与えた。また、愛歌にも同じペンダントを与えている。
実娘である紫子の墓参りには参列しておらず、その際のナギの発言から彼女の死を受け入れていないことが示唆される。ハヤテに渡した謎のペンダントと同一のペンダントを持っている。
親戚中に「ナギに泣いて謝らせる事ができた者(継承候補者に限る)に三千院家の遺産を全て相続させる」と宣言し、ギルバートに「ハヤテをボコボコにすればナギは泣いて謝る」とけしかけた。しかし、ギルバートの狂言誘拐事件時、ハヤテがナギを守るため遺産相続の条件を「まずはハヤテを亡き者にすること」に変更させたことにより、三千院家の財産を狙う者達の矛先はナギからハヤテに向かうことになった。
同姓同名のキャラが、『らんま1/2』にも登場する。アニメ第38話では声優繋がりのネタでナギにしろまるネタを振られていじけるシーンがある。
三千院 紫子
(さんぜんいん ゆかりこ) 声:皆口裕子
ナギの母親。1997年3月13日(ナギが5歳の時)に亡くなっている。いつもストールを羽織り、ナギが大人になったような容姿をしており、ハヤテの夢の中で「ナギのことをよろしくお願い」と言った。体がとても弱かったらしい。一旦退院したのだが、その後病気が悪くなりそのまま亡くなった(ただしナギのプロフィールには事故で他界とある)。ちなみに、夫はナギが物心つく前に亡くなっている。新婚旅行の思い出の地である下田にお墓(三千院家としては珍しく小規模)があり、夫と共にそこで眠っている。伊澄の母親である初穂に実の姉のように慕われていた。初穂やナギ曰く「紫子とハヤテは似ている」。一人っ子だった。
性格的には天然なところがあったようで、亡くなった後もナギに「ドジで間抜けでおっちょこちょい」と心配されたりしている。ニックネームは「ゆっきゅん」で、咲夜もその名前で呼んでいた。第12巻の巻末のおまけページにも登場し、本編からは考えられないほど明るい調子で、天然と同時の毒舌で盛り上げていた。これに多方面からファンレターが届いたらしく、第13巻でも巻末を担当した。
アニメ第24話では、ワタルの回想シーンで登場している。
姫神
(ひめがみ)
ハヤテの前のナギの執事。ナギと仲が良かったようだが、三千院家から出て行った。経緯は不明だが、出て行ったことをワタルに突っ込まれたナギが突然泣き出したり、ナギが「あのバカ」と呼んだこともある。
必殺技「三千院奥義」の使い手だが、どんな技かは不明。その奥義を使うたびに壁や天井を壊して、マリアが修理していたらしい。
小説版第1弾の設定ではボイラー室の地下4000メートルに原子炉を作っている。これは練馬全体の電力をまかなえるらしく、いくら制御棒を抜き差ししても壊れない。
作者は原作とアニメの姫神は姓は同じでも全くの別人であり、下の名前も違うとコメントしている。アニメに関しては下記を参照 [3]
ナギのSPのみなさん
声:大須賀純、SP隊長の声:川上貴史
ナギの身辺警護に当たる黒服の大男たち。アニメ第34話によると2000人位いるらしい。実際には警護の仕事を全う出来ておらず、間が抜けている(アニメ第33話の学園祭の話に至っては、本来の仕事そっちのけでアイドルのライブの親衛隊 状態と化していた)。
マリアの付き人のように行動することが多く、主のナギを差し置いてマリアに従うこともある。ナチュラルがコーディネイターに勝てないように、執事には勝てない。スーパーコンピューターFM-TOしろまるNSを使っている。

三千院家の動植物

ペット

タマ
声:小杉十郎太
飼い主のナギはと言うが、大型のホワイトタイガー。クラウス曰く「ホワイトタイガー猫」。言葉をしゃべり、デフォルメ時には平然と二足歩行し、パソコンや携帯電話も普通に使いこなしている。生年月日は不明だが、紫子が亡くなってほどなく、ナギが5歳のときに小さな子どもの状態で拾われている。また自称大人で、作者はクラウス共々「おっさんコンビ」と称している。体重300kg。家族構成は「マリア>越えられない壁>ナギ>自分>ハヤテ>クラウス」と思っている。クラウスはナギとマリアにしか懐いていないと言うが、実際にはナギの友人にも懐いている。ナギのことは「お嬢」と呼んでいる。姫神が苦手だった。初期はリアルに描かれていたが、最近はデフォルメされて描かれることが多い。ナギの前ではネコをかぶっているが、本性は性悪な毒舌アフリカで死に掛かっていた時ナギに拾われ、贅沢な環境(松坂牛・大トロ・週3回のマッサージ)と愛情に囲まれて育った(最近はメタボリック気味らしい)ほか、大量のアニメを見たりゲームをプレイしたりして育ち、ついには人語を解して発するようになった(第13巻扉絵では、伊澄の関与も示唆されている)。アニメ第21話では、何の道具も使わずにナギとそっくりな声マネができる。だが、会話をする度に露見しないよう念を押しているため、そのことはハヤテとワタル以外誰も知らずその他の人の前では「ニャア」などと声を出している。ただし、第1巻のおまけページと第3巻カバー裏漫画の1コマではナギと会話をしている。ナギに拾われたことには感謝していて、命をかけてナギを守ると誓ったこともある。
女装したハヤテを見て興奮するなどかなりの女好きで、屋敷に侵入した西沢さんを「本能に従い」舐め回そうとした。だがナギが一人で二度目の留守番をしていた時に、そっち系の雑誌を愛読していることが発覚(ただし、ハヤテの部屋に隠していたためそれを発見したナギはハヤテが読んでいると勘違いしている)。
熱い風呂を好む江戸っ子を自称している。日頃から全裸なのに、何故か入浴の際は腰タオルをする。
宅建2級(注:実際には宅建に級はない)・ボイラー技師の資格を持つ(注:実在する資格名はボイラー技士である)ものの、三千院家のボイラー室の修理に失敗し、完膚なきまでに破壊したことがある。これは自分の肉球が大きく、細かいボタンが押しづらいためである。
2ちゃんねるらしき掲示板をよく使うようで、数々の名スレを生み出してきたと自称している。
クラウスによると、姫神以来数々の執事候補を破り続けて来た。ハヤテには初戦に圧倒した以外では負け続きだが、頭部だけでタマより大きい大蛇を倒すなど戦闘能力は相当高い。自分からナギを奪ったハヤテやシラヌイに殺意を抱いている。だが、車に轢かれかけたシラヌイを一度は見殺しにしようとしたものの、結局捨て身で救出する気合を見せた。
マスコットキャラ(アニメでは『ポケしろまる』のピカしろまるしろまるっぽい役回り)を自称しているが、ハヤテにゆるキャラ発言をされた。
なお、現実にはアフリカ大陸にトラは生息していないが、作者は読者から指摘されるまでそのことを知らなかったという。単行本収録時に修正しようかとも考えたそうだが、後のエピソードで「アフリカにトラはいないはずなのでナギはトラだと思わなかった」という設定に変更されている。
『ハヤテ名作劇場』(店頭ポスター第一弾)ではパトラッシュとして紹介されている。
シラヌイ
(白野威、しらぬい)
額に十文字の傷がある子猫。1月20日頃生まれ。拾われた時点で生後1か月くらい。命名の由来はナギがハマっていたゲームから。黒猫だが、襟元、尻尾の先と、額の十字模様が白いので問題ないらしい。ヒナギクが拾ってきたが、ヒナギクの義母が猫アレルギーだったので、ハヤテを介してナギが飼うことになった。ナギに飼われるようになった後のど元に大きな鈴をつけられている。一目でナギやヒナギクを虜にし、さらにはナギに種割れさせる程の凶悪な可愛さを持つが、その一方でタマを陥れる程の狡猾さとの二面性を持ち合わせる。当初プロフィールにトラが苦手という記載があったが、最近はタマの頭の上に乗って登場することが多い。タマ同様、初期はリアルに描かれていたが、最近はデフォルメされて描かれることが多い。飼い主のナギの生活態度の酷さに大いに呆れまくっている。
ラッキー
三千院家で昔、庭で放し飼いにして飼っていた
ナギとクラウス曰く「バカ犬」で、いつも夕方6時くらいには小屋に戻っているはずが、ある時突然いなくなってしまい、クラウスが2日間探し続けたが3日目に小屋に戻っていたという謎の過去がある。

三千院SPアニマル部隊

マリアの指示でナギをサポートした動物たち。

ポコ吉
高尾山でナギ達の所に迷い込んだ子ダヌキ。ヒナギクが命名した。ウサギに誘惑され迷った挙句に頑張って逃げるという頑張り屋さんな性格をしている。
ウサギ
高尾山でナギ達の所に現れたウサギ。サングラスをかけお菓子を食べ、PSPのようなゲームをしながら、ポコ吉を草のふかふかしたベッドに誘おうとする。

その他の動植物

練馬区の65%を占めるといわれる三千院家の庭には、得体の知れない生物が生息している。

伝説のカキの木
三千院家の庭の川の上流にある見上げるほど大きな伝説の カキの木で、枝には年中おいしいカキが実っている。何故かジーパンを履いている。意思を持っていて、カキを取ろうとする者を腕のような枝で虐殺しようとする。しかしハヤテに逆に叩きのめされ、カキはハヤテに持っていかれた。

ナギナギランドの関係者

森の妖精たち
声:日野聡四宮豪
三千院家の敷地内にある遊園地「ナギナギランド」にいるマスコットキャラクターたち。そのうち一人は「ケレ・ナグーレ」という名前である。また、着ぐるみであることを否定している。それぞれウサギ(ケレ・ナグーレ)、ニワトリ、モリゾー、西遊記の孫悟空をモチーフとしている(アニメではモリゾー似はコスモ星丸風になっている)。アトラクションの管理などもしている。ナギを襲おうとしたエイトを袋叩きにしたこともある。ナギの来園頻度のため客に飢えている。
ケレ・ナグーレ
森の妖精たちのリーダー的存在で、ウサギのマスコットキャラクター。語尾に「ニュ」をつける。

ミカド・ハイパー・エナジー(M.H.E)関係者

牧村 志織
(まきむら しおり) 声:佐藤利奈
M.H.E.の人型介護決戦兵器開発主任。天然ボケの眼鏡っ娘マッドサイエンティスト。母校である白皇学院に教師として赴任。
詳細は「牧村志織」を参照
部長
声:大須賀純
牧村の上司。牧村の度重なるロボット開発失敗に業を煮やし、開発者に大切な「人としての心」を学ばせるため白皇学院へ送り込む。原作とアニメでは容姿が異なり、原作はサングラスをかけた男性、アニメでは髭を生やした男性となっている。

牧村志織の作ったロボットたち

詳細は「牧村志織#ロボット」を参照

愛沢家関係者

三千院家の親戚。関西系。霞家とも仲が良いらしいが、現段階では詳細不明。愛沢グループを経営している。財力は鷺ノ宮家に次ぐが、三千院・鷺ノ宮両家とは水をあけられているらしい。自宅で遊園地を経営したり、メイド喫茶を経営していることが確認されている。

愛沢 咲夜
(あいざわ さくや) 声:植田佳奈
愛沢家の長女でナギの父方のいとこにあたる。関西出身で、お笑いが好き。 ナギや伊澄の姉貴分。
詳細は「愛沢咲夜」を参照
ギルバート・ケント
声:奈良徹
咲夜の腹違いの兄で、隠し子。咲夜も最近まで知らず、兄扱いされていないが特に嫌われてもいない。本人曰く、謎の組織「ラッキークローバーズ」に所属(本人曰く即興で考えた組織)。
三千院家の財産を手に入れるためナギに土下座してまで謝らせようとしたり、ナギに狂言誘拐を勧めナギを泣かせようとした。しかしどちらもハヤテに敗れ失敗した。片言で、セリフの一部がカタカナの日本語を喋る。
作者の前作『海の勇者ライフセイバーズ』にも登場していた。しかし物語内の時系列では本作への登場が先。ハヤテに敗れた後、体を鍛えるために水泳を始めライフセービングに目覚めた彼は、あっという間になんだか分からない怪しい力を手に入れ、主人公・南野宗谷を倒すためにオーストラリアから送り込まれた刺客、という設定になっている。そのため現在オーストラリア留学中。
咲夜の父
咲夜をはじめ、朝斗・日向・夕華・葉織・ギルバートの父親でもある。年齢は30代。三千院家の親戚であるが具体的な血縁は不明。かなり天然。ラジコン好きの模様。外国でギルバートをもうけたことは、触れてはいけない過去となっている。
愛沢 日向
(あいざわ ひなた)
咲夜の妹。10歳。咲夜をそのまま縮めたような容姿をしている。お笑いが大好きのようで、朝斗としょっちゅう漫才する。ハヤテをチカン扱いするなど、ハヤテに対しては冷たいようである(初期の咲夜と似ている)。
愛沢 朝斗
(あいざわ あさと)
咲夜の弟。10歳。お笑いが大好きのようで、日向としょっちゅう漫才する。彼もハヤテに対しては冷たいようである。
愛沢 夕華
咲夜の妹。8歳。本編未登場。
愛沢 葉織
咲夜の妹。4歳。本編未登場。
巻田・国枝
(まきた・くにえだ) 巻田の声:奈良徹 国枝の声:大須賀純
咲夜の執事。一流の執事で、常に二人一緒で行動する。黒服で眼鏡を着用しているが、サングラスの場合もある。眼鏡とサングラスを換えるときは両者同時。巻田は白髪でストレート、国枝は黒髪で短髪。常に「巻田・国枝」の順で呼ばれる。日本刀(逆刃刀)を持っていることがある。初期は咲夜と必ず一緒にいたが、最近は出番がない。
ハル
休日限定の咲夜専属メイド。
春風千桜を参照。

鷺ノ宮家関係者

超能力者の女系一族。一族は揃って超能力を持っているが、天然だったり暴走気味だったりする。財力は三千院家に次ぐ。下田で温泉宿を経営していることが確認されている。雰囲気は和風であり、邸宅も和式で普段から揃って和服姿である。男性がいない理由は不明。

鷺ノ宮 伊澄
(さぎのみや いすみ) 声:松来未祐
鷺ノ宮家の長女で、最強の超能力者。ナギの親友。いつもオロオロしている。
詳細は「鷺ノ宮伊澄」を参照
鷺ノ宮 初穂
(さぎのみや はつほ)
伊澄の母親。年齢は31歳。ワタルの母同様若い。伊澄以上におっとりした性格。伊澄のように攻撃的な能力は皆無に等しく、基本は占術による未来視しかできない。コナン君のモノマネ(正確には、シャーロック・ホームズのマネをするコナン君のモノマネ)などをよくするが、そのモノマネに伊澄はかなり飽き気味だという。初穂曰く、ハヤテはナギの母親である紫子に似ているとのこと。紫子を実の姉のように慕っていた。
鷺ノ宮 九重
(さぎのみや このえ)
伊澄の祖母。年齢は64歳。しっかりしているようでいて天然ボケ(昔からこうだったようだ)。伊澄のような攻撃的な能力は使えない(自分にどんな能力があったのかも覚えていない程のボケっぷり)。
鷺ノ宮 銀華
(さぎのみや ぎんか)
伊澄の曾祖母。本作品の登場人物中最高齢の91歳。身長はかなり小さい。限界ギリギリの状態になった他人の血(余分な吸血によるの限界ギリギリでも可)を吸って若さを保っている。外見は伊澄よりも幼く見える(作者曰くかわいく描けたとのこと)。性格も子どもっぽさが垣間見える。常に仮面をかぶっている。仮面をかぶっていると若さが保てるというような仕組み。原理的にはモンしろまるルマンと同じようなものできっと霊命木とかで出来ているものだという。但し、仮面を外した状態で力を使い果たしてしまうと、若さが保てなくなり本来の老婆の姿に戻ってしまう。若い状態では三千院家の面影が窺えるが、血縁関係などは不明。ただ三千院帝のことを「帝の小僧(ガキ)」・「あのクソガキ」と呼ぶことから、2人の間には何らかの因縁の存在が示唆されている。おっとり風な娘の九重、孫の初穂、曾孫の伊澄と違い、気性は激しい。十頭以上の猫と2頭の犬、1頭の猿を常に引き連れている。主な攻撃手段である「鎖付きクナイ」は全て彼女の飼い猫がしがみついており、猫で飛び道具をリモートコントロールする。巨大な爪を振り回したり、を自在に操ったり、電柱をかるがると投げることができたりと、戦闘能力はとても高い。
伊澄の執事たち
声:日野聡・四宮豪・志村和幸
他と較べて人数が多いが、ちゃんと顔が描かれるのはいつも決まった3人。登場理由はたいてい行方不明の伊澄探しだが、伊澄の除霊を補佐していたこともある。服装は常に黒服(襟は黒ではない)で全員が眼鏡を着用している。共通武器は日本刀。対人戦闘力の方は全員(約十人)に学館組の3人がかりでも執事になったばかりのハヤテに逃げられ、アニメ第27話の執事バトル大会では上記の3人がかりでもヒムロに勝てないなど、かなり低い。

橘家関係者

もともと財閥・橘グループの主であるが、財閥は崩壊寸前であり現在はワタルの経営するレンタルビデオチェーンが最後の砦。負債の方が多いというわけではないが、三千院家や鷺ノ宮家・愛沢家と比べるとかなり庶民的である。

橘 ワタル
(橘 亘、たちばな わたる) 声:井上麻里奈
橘グループの御曹司でナギの許婚。「レンタルビデオタチバナ新宿本店」の店長を勤めている。かなりの映像オタク
詳細は「橘ワタル」を参照
貴嶋 サキ
(貴嶋 沙希、きじま さき) 声:中島沙樹
ワタル付きのメガネっ娘メイド。見た目は有能そうだが、実際はかなりのポンコツ
詳細は「貴嶋サキ」を参照
ワタルの両親
作中未登場。円京の娘である母親は30歳で、ワタルを産んだ年齢が若すぎてワタルにほとんど関心を示さなかった。ワタルいわく、財産がなくなるのを恐れて三千院家の財産を当てにしている。現在貴嶋レイと海外で豪遊中。
橘 円京
(たちばな えんきょう) 声:志村知幸
ワタルの祖父。故人。橘グループ総帥だった。遺言でワタルをナギの許嫁にすることを決めた。
貴嶋 レイ
(きじま れい)
サキの祖母。伝説のハウスメイド。行方不明になった娘夫婦(実はレイがぼけて忘れているだけで、ずっと上野に住んでいる)を捜すため、サキと一緒に世界を漫遊していたが、62歳のとき、サハラ砂漠のど真ん中で命が尽きようとしていた際、橘円京にサキとともに助けられる。大統領暗殺を防ぎ、犯罪捜査にも協力したことがある。サンバイザーを愛用する。現在は、ワタルの両親と海外にて豪遊中。
一条
(いちじょう)
橘家の執事。劇中未登場。設定があったことが確認されている。作者曰く、第1巻の第6話でハヤテと戦うことになっていたのはエイトでは無く彼だったらしい[4]
サキの母
レイの娘。自宅は上野。サキを「サキちゃん」と呼んでいる。サキにお見合いを持ち掛けた。当時出てきたのも後姿と着物姿の3コマのみで何も設定が無かった。後にサキの家のリフォームの話で回想シーンで小さく出てきたが、普通の話で話はそれ以上進展しなかった。

桂家関係者

ヒナギク・雪路とその義父母の一家。大きな現代的邸宅に住み、凋落財閥である橘家より財力は上であるとされる。

桂 ヒナギク
(桂 雛菊、かつら ひなぎく) 声:伊藤静
白皇学院高等部の生徒会長。負けず嫌いな性格で常に自分を甘やかさない。才色兼備の完璧超人だが、高いところが苦手。
詳細は「桂ヒナギク」を参照
桂 雪路
(かつら ゆきじ) 声:生天目仁美
白皇学院の世界史担当教師にしてハヤテたちのクラスの現担任。超が付くほどの酒好きで、学校の宿直室に住んでいる。ヒナギクの実姉。
詳細は「桂雪路」を参照
ヒナギク・雪路の養母
声:篠原恵美
ヒナギクと同居している。年齢は設定上は40代前半。専業主婦ではなく、夜勤の入るような仕事をしているようである。とある事情で3日間、三千院家に戻れなくなってしまったハヤテを喜んで泊めてあげるなど、心の広い優しい女性。ヒナギクを「ヒナちゃん」、雪路を「雪ちゃん」とよんでいる。ハヤテを気に入ってしまい、彼をヒナギクの彼氏だと誤解して喜んでいた。ハヤテにネコミミの着用を迫るなど少々困った趣味の持ち主でもある。猫アレルギーの故にヒナギクが拾ってきた捨て猫(後のシラヌイ)はマリアが飼うことになった。
初登場時はかなり老けていたが、その後ハヤテが泊まりに来た際には顔のしわが目立たなくなった。この際作者はバックステージで初登場時老けて描きすぎたため、どんどん若返らせる予定と予告した。さらに翌日美容院に行っただけで完全になくなった。その後も登場するたびに若くなり、美少女化が進んでいる。一部のファンからは「マリアより若く見える」という声もある。
ちなみにアニメ第14話で初登場しているが、最初から若い姿で登場している。また、本名は原作やアニメでも明らかにされていない。
ヒナギク・雪路の養父
作中未登場(回想シーンなどに部分的に登場する)。元は雪路の小学校の時の教師だったが、現在は教師ではない。三日間も家にいないこともある。ヒナギクの誕生日は海外出張でいなかったが、そのお詫びとして代わりに下田に温泉宿をとるなど、相当ヒナギクをかわいがっている。雪路によると、「バカ父」「ヒナギクにだけは甘い」。ヒナギクによると「お姉ちゃんに似ている」。マリアによると「相変わらず子供みたいな人」。

西沢家関係者

団地住まいのごく普通の標準世帯である。

西沢 歩
(にしざわ あゆむ) 声:高橋美佳子
西沢家の長女。お金持ちなどの非日常的な人物が多い中で唯一の「普通」な人。ハヤテのことが好き。ハムスターのオーラを持っている。
詳細は「西沢歩」を参照
西沢 一樹
(にしざわ かずき)
歩の弟。ワタルと同い年の親友。学校は白皇ではない。素直な性格。姉の歩には「カズ」と呼ばれている。彼女の逆鱗に触れるとしろまる ゙エさん家みたいに耳をつねられる。小さいころは風呂でよくのぼせて歩に介抱されていた。体力はあまり無いらしい。
一年前の春に出会った少女に一目惚れし、すぐ後にその少女がナギであることをワタルから教えられた。それからはワタルからちょっとずつ話を聞いていた。バレンタインの後にナギと再会(ナギはワタルに用があったため一樹とは目も合わせていない)し、ナギを尾行したためにストーカーと疑われた。そのため、ナギにいきなり直球で告白する暴挙に出るが昼間で人目につく場所であることが祟って空振りに終わる。しかしデートをして仲良くなることには成功し、再びデートをする約束をしようとするが、彼女の想い人であるハヤテの存在を見せ付けられ振られてしまう(姉同様諦めは悪いらしく、彼女のことはまだ諦めてはいない模様)。ハヤテとは執事研修の際に顔を会わせているが、お互い忘れている模様。
女性の好みは断然年下の娘らしい。
アニメでは第12話で歩の口から名前が出た他、第2期EDで歩が写っているカットに彼らしき後姿が確認できるが、未登場である。
西沢 康広
(にしざわ やすひろ)
歩・一樹の父。ごく普通のサラリーマンに見えるが、ゲーム第1弾においては勤めている会社に人事部ゾンビ課が存在している。妻の冗談に反応がない。
歩・一樹の母
名前は不明。ごく普通の主婦。共働きでパートをしている。あまり冗談になっていない冗談を言う。

朝風家関係者

朝風神社の神職の家系。かなりの金持ちである。

朝風 理沙
(あさかぜ りさ) 声:浅野真澄
ハヤテ・ナギと1年の時から同じクラスの女の子。生徒会3人娘の一人。よく何か企んでいそうに笑うが悪気はないらしい。
詳細は「朝風理沙」を参照
理沙の祖父
朝風神社の神主と思われる理沙の祖父。理沙の祖父として登場するのは第13巻だが、第12巻で初登場した際には、たまたま出会った西沢さんに「感情を処理できん人類はゴミだと教えたはずだがな」と諭している。
非常に物忘れが激しく、自分の刀をハヤテに差し出したことを忘れてハヤテを泥棒呼ばわりするなど、おかしな行動が目立つ。彼が人を呼ぶと、般若の面をかぶった屈強な男が出てくる。

綾崎家関係者

現在は一家離散状態。

綾崎 ハヤテ
詳細は「綾崎ハヤテ」を参照
綾崎 瞬
(あやさき しゅん)
声:浜田賢二
ハヤテの父。現時点では回想場面でのみ登場する。「自分探し」と称して定職に就かないでいる。一時絵画販売の仕事もしていたが、4歳のハヤテに詐欺の片棒を担がせ、絵の審美眼を叩き込んだ。原作初期はのび太の髪型、後に七三分けに「父」の文字の入ったシルエットで描かれる。妻ともどもハヤテに借金を押しつけて失踪。また、ハヤテの顔写真を使った免許証でワタルのレンタルビデオ店の会員証を作成し、158万円の延滞手数料を発生させている。ハヤテが小学校時代、級友に迷惑をかけたりもしたらしい。妻共々、ハヤテ曰く「しぶとい」。また、一度は人生をやり直そうとした事があるらしい。
アニメ第7話TV版では、名前の漢字表記は「」となっている(ただし、これはスタッフの誤植によるものであり、DVD版では漫画通り「瞬」に訂正されている)。
ハヤテの母
声:村井かずさ
夫同様現時点では回想場面でのみ登場。パチスロ(アニメでは表現に自主規制がかかり「ドラムがくるくる回る夢の攻略」に変更)や競馬に夢中になってハヤテの育児をないがしろにしている。サザエさんの髪型に「母」の文字の入ったシルエットで描かれる。夫ともどもハヤテに借金を押しつけて失踪。子どものような絵を描いていることが多い。
ハヤテの兄
第1話から全く登場していないことから現在行方・消息が不明であるが、ハヤテのプロフィールなどで存在自体は早くから認知されていた。ハヤテが物心付く前(生まれる前の可能性も有り)に家出かあるいは売られた模様。ハヤテは自身よりもかなり年上と話しており、いつか捜し出したいと考えている。作者によれば、季節が進めばいつかはハヤテ的に衝撃的な形で登場させる予定である[5] 。名前・経歴が一切不明なため、完全に未登場なのか、あるいは既に登場した人物と被っているのか、それとも他の登場予定人物と被っているのか全く不明で、様々な憶測を呼んでいる。

白皇学院関係者

高等部生徒

ハヤテ・ナギとそのクラスメイト

2年進級時の担任は雪路で、クラス名簿を見る限りでは人数は31人(男子17、女子14)。詳細が明らかになっているのは以下の12人。

綾崎 ハヤテ
詳細は「綾崎ハヤテ」を参照
三千院 ナギ
詳細は「三千院ナギ」を参照
鷺ノ宮 伊澄
詳細は「鷺ノ宮伊澄」を参照
橘 ワタル
詳細は「橘ワタル」を参照
東宮 康太郎
(あずまみや こうたろう) 声:佐藤利奈
大河内家に次ぐ財力を持つ家の息子。1988年 [1] 6月24日生まれのA型。16歳。身長165cm。体重52kg。家族構成は父、母、姉。
根性無しで、困ると執事の野々原を呼ぶが、逆に彼にお仕置きされる。しばしば他人を見下したり他人に暴言を吐いたりする。そのせいか友達がいない。内面は弱虫で、女の子っぽく、果たし状さえかわいい字で書いている。剣道部員だが剣道部最弱で、ヘタクソで太刀筋がメチャクチャ。体力の無さはナギ以上。ヒナギク曰く「貧弱で泣き虫で情けない」。ヒナギクに惚れている。ヒナ祭り祭りに告白したようだが、フラれた。
2年進級時に最初に判明したハヤテ・ナギのクラスメイト。
野々原がいなくなってからは恋人に捨てられたみたいになっている。
第48話に登場したときには、ハヤテには名前さえ忘れかけられていた。剣道でかなわないと見てあやとりの修行をしハヤテとあやとり対決を行ったが一蹴される。その後は勝てる相手と見て小学生のタイガに挑むがこれも敗北し、ヒムロにヘタレっぷりは天下無双と呼ばれた。
東宮大弘(あずまみや だいこう)という名前が設定されていたが、名前が大河と似ているとして変更されていた[6]
虎鉄
(こてつ) 声:四宮豪
泉の執事。泉のことを「お嬢」と呼ぶ。仕事をしている場面はほとんどなく、執事としての能力ではナギにダメ出しをされている。
泉が超強いと評するほど驚異的身体能力を持ち合わせている。複数の女性から一目惚れされる程のイケメンだが、思い込みが激しくキレるとヤクザになることや、女性に対して奥手であることから、全くモテない。
普段は時刻表を読んでばかりの鉄道オタクで、原作では下田旅行時にリゾート21黒船電車の撮影に没頭し、アニメでは泉の執事バトル大会出場の頼みも聞かずローカル線廃線乗り納めに行っている。
綾崎ハーマイオニーに一目惚れし交際を申し込むが、泉に男だと知らされて激怒、ナギを拉致してハヤテに決闘を挑む。その後、ナギに対する誘拐容疑で逮捕され、裁判で執行猶予付有罪判決が下されたものの、退学処分には至らなかった[7] 。それでもハヤテへの想いは変わらず、ストーカーまがいの行為をしてハヤテ本人からは「変態」と呼称され毛嫌いされている。一方、高尾山ハイキングでは、ハヤテと「ダブル執事キック」を放つ息のあった面も見せた。
作者によると、苗字などの細かいプロフィールは今後使う予定があるので今は秘密とのこと。
生徒会3人娘

ハヤテ・ナギと1年のときからクラスメイトだった仲良しの3人組。1年のとき、全員クラス委員で生徒会メンバーだったためこの通称がある。3人とも小学校のころからの仲で、全員が金持ちの娘で財力があり、動画研究部所属、成績がよくないなどの共通点がある。いつも雪路やヒナギクの世話になっている。

瀬川 泉
(せがわ いずみ) 声:矢作紗友里
ハヤテ・ナギと1年の時から同じクラスの女の子。いつも嬉しそうにニコニコ笑っている。
詳細は「瀬川泉」を参照
花菱 美希
(はなびし みき) 声:中尾衣里
ハヤテ・ナギと1年の時から同じクラスの女の子。他人をいじるのが好き。
詳細は「花菱美希」を参照
朝風 理沙
詳細は「朝風理沙」を参照
生徒会主要人物

2年進級に当たり、全員ハヤテたちと同じクラスとなった。

桂 ヒナギク
詳細は「桂ヒナギク」を参照
霞 愛歌
(かすみ あいか) 声:加藤英美里
白皇学院生徒会副会長。17歳。生徒会長(ヒナギク)を中心とした生徒会執行部の立場にいる人物。ヒナギクを生徒会長に推薦した。
長髪でおしとやかな印象を受ける女の子。ヒナギクは頭の切れる優しい人だと言っている。が、実際の性格は極Sで、困らせ甲斐のある人を見つけると容赦なくいじりまくる(ヒナギクを生徒会長に推薦した一番の理由も「ヒナギクが高所恐怖症だから」と言っている[8] )。「ジャプニカ弱点帳」なるものを所持している。また、かなりの腹黒のようで、教師側からの信頼を利用して学校の敷地を秘密裏に売買したらどうか、とヒナギクに勧めていた。
霞家の一人娘で、愛歌の「愛」の字をご恩のある愛沢家からもらって咲夜の誕生パーティーに出席したり、三千院帝から呪われた石をもらうなど三千院家・愛沢家と関係があるが、ナギ・ワタルなどとはさほどの面識はなく「そんな人いたな」程度。見かけによらず体が弱いので一年休学・留年したことがあり、今も全快していない。
洞察力はワタルが伊澄の人物紹介をしただけで彼の想い人が伊澄であると気付いたり、愛沢家のメイドが髪型を変えてメガネをしていない千桜であるのを一目で見抜くほど。本当に怒っているときほど笑顔になる。
春風 千桜
(はるかぜ ちはる) 声:藤村歩
白皇学院生徒会書記。16歳。生徒会長(ヒナギク)を中心とした生徒会執行部の立場にいる人物。
後ろの髪をリボンで束ねているツリ目のメガネっ子。アニメ第33話ではかなり優秀な様子を見せている。メガネの反射光が頻繁に出ていて領収書を燃やしてしまう威力がある。普段はクールに振舞っているが、オタク趣味が垣間見えたり、かわいいものには反応している。ヒナギクからは「ハル子」、泉からは「ちーちゃん」と呼ばれている。ハヤテをすごい能力の持ち主だと最初から認識していた。
父親の会社が倒産寸前(後に融資相手が見つかり、倒産は免れた)になり、一時は白皇学院に通い続けることを諦めた事がきっかけで、愛沢家が経営するメイドカフェ「ひまわり」でメイドのアルバイトをしていた所を咲夜にスカウトされ、休みの時は彼女の専属メイドとして働いている。
メイドの時は「ハル」と名乗っており、この時はメガネは外し、髪型を変えている。咲夜にメイドとしてパーフェクトと言わせる程の実力を持つ。メイドのことをよく熟知しており、メイドに特に大事なのは作り笑顔だと言っている。メイドになった理由は、可愛くてものすごい人(ヒナギク)のサポートのようなことをするのが好きなため。普段のクールな振る舞いとのギャップがありすぎるため、アルバイトの事を周囲には秘密にしているが、愛歌にはあっさりバレている。
2年進級でナギやハヤテがクラスメイトになったため、メイドをやっていることがバレないかと不安がっている。
漢字など文章力が乏しいのか、アニメ第27話では漢字の誤記が確認できる。「和菓子」→「我が師」

その他

日比野 文
(ひびの ふみ)
ハヤテ達が2年生に進級した時に白皇学院高等部に入学してきた新入生。茶髪でやや金色の瞳をしている。上級生に振り回されるも、将来の大物と作中で称されている。新入生の目線から学院を見ていく役割。性格は元気いっぱいかつかなりの天然ボケで、いつもシャルナにツッコまれている。思ったことをすぐ口に出し、行動も暴走ぎみ。彼女の母は、ハヤテと面識がある。
シャルナ
文のクラスメイト。文にツッコむだけのためにインドから来たメガネっ娘・色黒な留学生で、文のボケ・暴走に的確なツッコミを入れている[9] 。辛い食べ物は苦手[9]
冴木 ヒムロ
(冴木 氷室、さえき ひむろ) 声:鳥海浩輔
タイガの執事。1987年 [1] 7月4日生まれのO型。17歳。身長187cm。体重82kg。家族構成なし。非常に優秀な執事、のようだ。実は低血圧。
お金が大好きで、同時にお金が弱点。大金を渡されると顔中から血が流れる。麻雀も強い。勝負は一番効率的な勝ち方を選ぶ。木の幹に垂直に立つことができる。
かなりの美男子で、アニメ第27話の執事バトル大会では女子の声援を一身に受けていた。目立ちたがり屋で、いちいち主人であるはずのタイガに花吹雪を撒かせる。アニメ第33話の文化祭でもライブでタイガに花吹雪を撒かせ、自分にライトを当てていた。それ以外でも主であるタイガに対して主従が逆転したような態度をとるが彼の危機にバトル大会を投げ出すなど忠誠は誓っていると思われる。いくらでもバラの花を出すことができ、それで攻撃もする。アニメ第27話では鞭技も披露した。本人の発言からして超必殺技を身に付けているらしい。初登場時にいつの間にかハヤテのネクタイを奪い(アニメ第36話ではクラウスからも奪っていた)、ハヤテから「ネクタイの君」の名を授かるが、拒否。なぜか三千院家の遺産相続の条件を知っている。
マラソン大会自由型ではタイガとペアを組む。
割と金持ちらしいのだが、外出時は大金を持ち歩かない。そのためか、作中では窃盗や食い逃げのやりたい放題である。
PV版の時点で声優が決まっていた数少ない人物の一人であるが、アニメでは第15話が初登場で、これは他の声優が先に決まっていたキャラと比べるとかなり遅めである。
アニメのEDのクレジットでは、氏名は漢字表記になっている。

小・中等部生徒

大河内 タイガ
(大河内 大河、おおこうち たいが) 声:中島沙樹
白皇学院の小等部。愛沢家に次ぐ財力を持つ家の息子。1994年 [1] 9月29日生まれのB型。10歳。身長125cm。体重25kg。家族構成は父、母。いつもヒムロの後ろで花びらを撒き、ヒムロに撒くための花びらで敵を怯ませて援護も出来る。それによる周囲の雰囲気の演出を担当させられてる。ヒムロの世話が好きで、朝はヒムロを起こして食事まで用意しているが、ヒムロに褒められるのが嬉しいらしく褒められる度に満面の笑みを浮かべる。ヒムロは彼にとってヒーローのような存在らしい。怖がりで、アニメ第27話では子犬に吠えられて電柱によじ登ってしまう。アニメ第18話では女性キャラ並(もしくは以上)の扱いがされた。花びらを撒く以外で目立つ特技は無いと思われていたが、第48話のあやとり対決で康太郎を負かしている。
アニメのEDのクレジットでは、氏名は漢字表記になっている。
暮里 詩音
下記を参照。

教職員

桂 雪路
詳細は「桂雪路」を参照
牧村 志織
詳細は「牧村志織」を参照
薫 京ノ介
(かおる きょうのすけ) 声:日野聡
白皇学院の体育教師。文・シャルナのクラスでも体育を教えている。1977年 [1] 1月9日生まれのA型。28歳。身長166cm。体重56kg。家族構成は父、母、姉、祖父、祖母。好き・得意なものはガンプラ、フィギュア、雪路。嫌い・苦手なものは、わがままで自分勝手でメチャクチャな女性とお酒。
28年間ガンプラ以外に彼女ナシ。生徒の前で、チェリーボーイであることを雪路に暴露され、殺意を抱いた。雪路曰く「二次元ジゴロ」又は「ギャルゲー名人」。
実は雪路とは小学校時代のクラスメイトだった時からの幼馴染で(そのためかヒナギクを下の名前で呼んでいるシーンも)、惚れている。そのため、お見合いはするが断っている。雪路にはまるで興味をもたれていないが、一緒に呑みに行ったりマラソン自由型に参加させられたりといわゆる悪友。
月収は手取り45万くらいで、住居費や仕送り等を差し引いても17万くらいは残るが、そのほとんどはガンプラとフィギュアにつぎ込んでいる[10]
第4巻で初登場したにも関わらず巻末プロフィール登場は第10巻とかなり遅い。
葛葉 キリカ
(くずは きりか) 声:豊口めぐみ
白皇学院の理事長。若い女性で、かなりの巨乳。原作では、ハヤテの不合格通知を雪路に渡す時に後ろ姿のみ登場。雪路にはたびたび金を貸しており、2年生の写真つきクラス名簿の片隅に英語で「金返して」とメッセージを添えている(原作では、この時初めてローマ字で氏名が登場)。白皇学院の5つの伝統行事を復活させたのも彼女である。
原作より先にアニメで氏名・姿が明らかとなった。トンファーの体術を操る。普通人の3倍の戦闘力を持つ代わりに、エネルギーを使い果たしてしまうと血糖値が下がって倒れてしまう。そのため、甘い物を常時食べている。専属執事の詩音とは百合的な雰囲気になっている。白皇学院の校歌を自作したり生徒をおもちゃにするようなイベントを度々やっているため、ヒナギクに睨まれている。ただし、一応嘘はつかないらしい。普段は茶色のショートヘアーの姿だが、真の姿は黒の長髪をしていて、詩音がハヤテに敗れて以降は真の姿で登場している。ペットとして白い大蛇の「ヨーくん」を飼っている。謎の闇執事軍団を使ってハヤテを我が物にしようと企んでいる。
アニメでは、ハヤテを我が物にせんとしていたのは、詩音共々ヨーくんに意識を操られていたからであった。白蛇魔法「執事殺し」でハヤテから執事の力を奪い、挙句の果てに「オーマイハニー」として弄んだ。操られていた時には語尾に「にょろ」を付けていたこともあった。ヨーくんが倒されたあとは本来の意識を取り戻し茶色のショートヘアー姿に戻るが、性格は操られていた時とほどんど変化はなく、詩音とは相変わらずの関係である。
白皇学院のOGのマリアとも知り合いで、アニメ第45話ではマリア特製のモンブランを一口食べただけで見抜き、味には満悦していた。

OB・OG

マリア
詳細は「マリア (ハヤテのごとく!)」を参照
牧村 志織
詳細は「牧村志織」を参照
野々原 楓
(ののはら かえで) 声:小西克幸
康太郎の執事。1986年 [1] 8月12日生まれのA型。18歳。身長178cm。体重72kg。家族構成は父、母、妹。いつも不敵な笑みを浮かべている。
基本的に敬語だが、康太郎のヘタれぶりや非紳士的な態度に対しては一転して言葉遣いが荒くなり、度々必殺技を叩き込んでお仕置きする(余りの過激さに自主規制君が入ったこともある)。一方ヒナギクに振られた康太郎をいつも慰めているのは彼で、虎鉄は過保護だと思っている。
武器は竹刀。竹刀から竜のような炎を放つ超爆裂炎冥斬『セーフティーシャッター』という超必殺技を持ち、戦闘でハヤテを圧倒する数少ない人間の1人。ただし、アニメ第27話ではヒナギクに敗れ、ハヤテはその彼女に勝利している。
当初は3年生として登場したが、ハヤテたちの進級と同時に白皇学院高等部を卒業。その後イギリスに執事留学した。よって康太郎の面倒を見ることはできなくなったが、自立を促す目的もあったようで実際康太郎の元を離れることが彼を成長させるきっかけとなった。作者は後日再登場させるつもりのようである。
当初は野々村楓という名で[11] 、女性執事という設定だったとのことだが、女性キャラ率が高い当作品においてバランスを取るため、という理由で男性執事になった引用エラー: <ref> タグに対応する </ref> タグが不足していますが、単行本化の直前、ヒルダという名のおかっぱ頭で、シスターで、強いキャラが『天獄-HEAVENS PRISON』で存在することを作者自身が発見したため(その時まで誰からも指摘がなかった)、現在の名前になった。しかし作中ではほとんどの人物から名前ではなく「シスター」と呼ばれている。
昔、フォルテシア・ニースに世話されていたようである(第6巻扉絵参照)。
アニメでは、第48話にて声なしではあるが、モブキャラとして登場している。
リィン・レジオスター
(Ryne Regeoster)
神父の姿をした亡霊。誕生日1月3日。血液型B型(生前)。身長175cm(生前)。体重60kg(生前)。アレキサンマルコ教会の神父だった。自称「秋葉ロード・ブリティッシュ」。趣味で教会の地下に巨大迷宮を作り、そこに数多くのトラップを仕掛けた。しかし、自分で仕掛けたトラップにかかり、頭部に毒矢を喰らって死亡。享年82歳。その後亡霊となって迷宮に出没していたが、その際には22〜23歳時の姿をとっている。伊澄のかざした除霊札で消されかけ、三途の川を見た。迷宮の消滅後は三千院家別邸の地縛霊となり、ハヤテやヒナギク等の教会地下迷宮探検者にしか見えなくなり、彼等の周囲で助言役を務めている(しかし、エイプリルフールのときは迷宮に行っていない咲夜に見えていた)。ただし、ハヤテ等の男性キャラに対しては役に立たない助言しかしないが、ヒナギク等の女性キャラに対してはとても役に立つ助言をする。徐々に成仏しており、まず毒矢を受けた際にできたと思われる額の傷が消えている(作者の描き忘れの弁解)。バレンタインに本命チョコを貰う人は皆死ねばいいと思っている。
アニメやゲームなど作者の趣味を強く反映している。作者曰く、使いやすく(幽霊ということもあってか)何処でも出しやすい。ヒナ祭り祭りで成仏させる予定だったようだが、使いやすいキャラクターだったことから続投が決定された。第13巻第6話で一応成仏することを決意したがメイドさんとイチャイチャしないとこの世に未練が残ってしまうと言って伊澄にメイドの格好をさせた。しかしメイドの他にもまだまだ未練を持つに加え、本人はエイプリルフールだということを理由に成仏せず、結果として伊澄を散々からかったこととなった。
ナギの漫画の三途ノ川センパイ(ハヤテ)とその妻(ナギ)の子供役として出てきた(原作でのみ)。
フォルテシア・ニース
アレキサンマルコ教会(ついでに執事とらのあな)の本当のシスター。かなりの高齢だがジャしろまるーズのファンで、最近ではアトベ様にまで手を出し、テニしろまるリミュージカルにまで出かける神の使いぶりである。伊澄に教会の悪霊の退治を依頼した。昔、ソニアを世話していたと考えられる(第6巻扉絵参照)。

潮見高校関係者

西沢 歩
詳細は「西沢歩」を参照
アユ
声:後藤沙緒里
潮見高校の生徒。第1話に登場した眼鏡っ娘。作者の前作『海の勇者ライフセイバーズ』にも登場している。
(ひじり)
潮見高校の生徒。第1話に登場したマフラーを纏った女の子。『海の勇者ライフセイバーズ』にも登場している。
南野 宗谷
(みなみの そうや) 声:日野聡
潮見高校の生徒。第37話と第75話に登場。『海の勇者ライフセイバーズ』の主人公で高校生最速のスイマー。作者曰く作中時間の夏になれば出番が増える模様[12]
瀬戸 美海
(せと みつみ)
潮見高校の生徒。第75話に登場。『海の勇者ライフセイバーズ』のヒロイン。天然でカナヅチであるが、学力は優秀でライフセイバー志望。容姿はナギによく似ているがツインテールでなくシングルテール。
先生
バーコード頭で眼鏡をかけている先生。

犯罪者・怪しい人物など

2人組誘拐犯
声:浜田賢二、日野聡
ナギを誘拐したことでハヤテが執事として雇われるきっかけを作った。「兄貴」「弟」といった表現があるが、血縁者なのかは不明。犯行動機は、特別読切ではときメモファンド破産が理由だったが、コナミからの抗議により連載では学館組から借金の返済を迫られたことに差し替えられた。その後、脱獄した上に再び資産家を誘拐することにしたが、メイドを雇っているほどお金持ちとしてワタルを誘拐するつもりがサキを誘拐してしまった。シスターがサキを救出をしたことで、二人はポリバケツに入れられ自動車は電柱に串刺しにされ炎上と、散々な目に遇った。
しろまるーズ・フリート
声:志村知幸、日野聡、四宮豪
三千院家の遺産目当てでハヤテを狙っていたシスター・ソニアに借金の棒引きの条件で雇われていた覆面(それぞれしろまるーゼシュしろまるルツしろまるヨンの仮面に酷似)の3人組。咲夜の"タイ"タニック号に乗り込み襲撃するも、クラウスら執事にあえなく倒される。しかし"タイ"タニック号を爆破沈没させ、任務を遂行しようとした。沈没後の生死は不明。
悪三人組
声:志村知幸、日野聡、四宮豪
しろまるシムしろまるギエフしろまるネコ似のサングラスをかけたチンピラ3人組。忘れた頃に何度も登場する。
強盗犯
リリスの仮面を付けた男。一人称は「オデ」。病気の妹を治すためにマシンガンを持って強盗をしてハヤテ達がいるファミレスに立てこもったが、人質となった雪路やヒムロ、シスターに振り回された挙句、雪路とヒナギクの説得(?)によって自首した。
殺し屋
ナギを殺しに下田へ向かった殺し屋。総勢5人。外見は、ミスターXの姿をしている。基本的にぬけており、西沢さんと一緒にいたナギを発見するが、ナギの特徴がツインテールであることしか知らなかったため、同じくツインテールである西沢さんと見分けがつかず、2人とも殺そうとした。車に乗っていたにもかかわらず、一度西沢さんに自転車で逃げ切られている。その後再び発見するも、銀華に倒される。

学館組関係者

読みは、「がくかんぐみ」。

鬼武者ノ小路系の悪徳金融系ヤクザ。チワワをマスコットとしている。アニメでは、ハヤテに「とても親切な人達」と呼ばれている(「ヤクザ」という単語そのものの使用を自粛しているようだ)。

ハヤテの両親がした借金の取立てとして、臓器を売ってから外国に売り飛ばすためにハヤテを追うこととなった。親に売られたハヤテを同情するが、筋を通す(見逃さない)。その一方で金を払えば客とし、再会したハヤテに対し嫌いでないとも言う。伊澄の執事らに身元不明者として追われていたハヤテを身内としてかばおうとするが、ハヤテが身内ではないと裏切ったことでハヤテに対し執事達と共闘した。主に登場するのは3人だが、日本刀を持っている。

兄貴
声:白熊寛嗣
柏木たちの上司。マスク・ザ・マネーにトランプを額に刺され、「うっさいハゲ!!」と言われ落ち込む。
柏木
(かしわぎ) 声:奈良徹
学館組のうち一人だけ二枚目の構成員(左目の所に傷がある)。名前はカバー裏で明らかになったもの。
原作では、後で使う予定だったが、黒服が執事と区別できないという理由で保留していた結果、フェードアウトになってしまった(単行本第8巻で僅かに登場)。アニメでは黒服でなく、執事バトル大会で朝風家の臨時執事として再登場している。他の執事の耳元で何かを囁いて降参させてしまう能力があった。
舎弟
声:大須賀純
兄貴に付き従う。

警察関係者

柏木 譲二
(かしわぎ じょうじ)
年配の私服刑事。四つ葉のクローバーをくわえ事件現場に現れる。学館組の柏木との関係は不明。ファミレスに立てこもった強盗をオーラで見抜こうとするも断念する。また、河原で落ち込んでいたサキを励ました(それを目撃したワタルは浮気と勘違いした)。クラウスに酷似している[13]
乃木坂 澄人
(のぎさか すみと)
若手の私服刑事警察官。強盗が立てこもったファミレスを包囲した警察官の一人。

神・妖怪など

天の声
(てんのこえ) 声:若本規夫
原作ではほぼ毎回、アニメでは必ず毎回出てくる謎の声。主に話の冒頭・解説・ツッコミ・キャラに皮肉なことを言う時に喋る。また、最後のシーンで喋ってその回の話を締めることも多い(アニメではほぼ毎回、本編を「次回はしろまるしろまると戦いますぅ!」と言って締めている)。時々、作中のキャラと会話することもある。またアニメではハヤテのセリフをとって自分で言ったり、外国人のようなしゃべり方をしている。「天の声」と言う名はテレビアニメ化する際につけられたもので、PV版では「ナレーション」になっていた。
声優つながりのネタで某アニメの某コーチとして、アニメ第3話では「タカヤー!!」と叫び、第12話では某コーチのシルエット付きでツッコンでその後イナしろまるマキックの解説も行なっている。
2007年10月に「秋葉原エンタまつり2007」で開催された「ハヤテのごとく!キャラクター人気投票in秋葉原」においては、第10位にランクインしている(男性声優が担当しているキャラでは1位。なお、そのHPでの顔写真には上記のコーチのシルエットを使用)。
オルムズト・ナジャ(神様)
声:佐藤利奈
作者の代理としてコミックスのカバー裏に登場する。作者のデビュー作『神様にRocket Punch!!』のキャラクター。女神だが見た目は羽衣をまとった少女。一度だけデフォルメされていない姿に近い姿で登場した(第7巻)。ヒロインの座を狙う。
ある程度の願いを叶えてくれるが、かわりに寿命50年分をとられる。第1巻第9話に1コマだけ目にモザイクをかけた羽衣なしでテレビに登場(キレる子供たち)。カバー裏の漫画では後ろから2コマ目で爆弾発言をし、よくひどい目にあっている。
第10巻のカバー裏ではしきりにアニメ化は自分のおかげだと謳っていたが、ナギが即座に否定。しかし、第1巻から登場しているのに一人だけアニメに出られない不憫さに同情し、マリアが賛同した。ただし、作者には「あっさりと、総集編とかに出てきそう。」と言われた。アニメ第7話では、ナギとワタルがケンカしている時に飛んでくる人形の中に、女神様そっくりの人形(髪の色は金色)が出ている。DVD第4巻のインデックスカードで三千院家別邸の絵として初めてカラーで描かれている(髪の色は緑色)が、その扱いに不平を漏らしている。今の所、キャラクターCDに収録されているショートドラマにて出演を果たしている。
土地神
(とちがみ) 声:三宅健太
鯉の顔をした土地神。即座に寝返る姑息な精神の持ち主。咲夜からはドラッグによる幻覚と間違われた。筋斗雲に乗って空を飛ぶ。
アニメ第32話では「鯉神」と表記されている。シンクロナイズドスイミングが趣味。また、鯉ヘルペスの大妖怪に活け造りにされたにもかかわらず脱出していた。
原作ではその回のラストで友達のいないマリアを慰めていたが、アニメではナベシン執事と仲良くシンクロを披露している。

リィン・レジオスター
上記を参照。
人形師ぜぺっど
お内裏様の姿をしている霊。元は腕の立つ人形職人で、数々のヒナ人形を作り続けてきた。無意識にお内裏様に十二単にしてしまったことから変な意味で注目を集め、横領が発覚し、今際の際に呪詛を吐きながら斬首に処された。女装好きだったがそれは出来ずにいた無念が呪いとなった。呪いは付近で一番運のない人を女装させ、3月3日までに呪いを解かないと一生女装趣味になってしまうというもの。呪いを解く方法は雛壇のお雛様、つまり付近で一番高い場所の主を倒すこと。雛様が2人いる「呪いの雛人形」に呪いを封印し伊澄の家に保管してあったが、咲夜がお雛様を壊してしまったことで封印が解けて、運のないハヤテに呪いがかかってしまい、綾崎ハーマイオニー誕生のきっかけを作った。このためハヤテは付近で一番高い場所(白皇学院の生徒会室)の主(生徒会長)であるヒナギクと決闘することになるが、呪いを解く前に、怒っていたナギに恐れをなし、ぜぺっどは成仏し(?)、呪いは解けてしまった。
元ネタは『ピノキオ』の製作者であるゼペットじいさん。

妖怪

鯉ヘルペスの大妖怪
声:奈良徹
鯉ヘルペスが神変を得て妖怪となった姿。アニメ第32話では森の木をはるかに上回る体躯で土地神を活け造りにして食べようとしており、また必殺技のM字開脚合体を披露している。ウイルスだから大勢いる(作中では4体登場)。見た目はそのまんまバイキしろまるマン(アニメではアンしろまるンマンの敵)、もしくはブラッしろまるデビルパクリ。本人達は、パクリじゃなくてインスパイアだと言っている。最初の一体以外は、皆某大型掲示板の顔文字の顔をしている。伊澄の「八葉六式・撃破滅却」であっけなく倒された。
の妖怪
人に悪夢を見せる妖怪。複数存在し、一度は伊澄に祓われた(バックステージによると、ハヤテたちに悪夢を見せていた分が祓われた)が、ある理由で力が不完全であったため、生き残りが出てしまった。それ以来伊澄にくっつき、やがて巨大化して彼女を襲うが、謎の声を聞いてヒントを得たハヤテに退治された。

その他

ファーザー
かつて週刊少年サンデーに連載されていたながいけんの漫画作品『神聖モテモテ王国』に登場する主人公の宇宙人。連載100回記念で掲載されたナギの漫画の続きをマリアが描いたものの中に1コマだけ登場するのみだが、キャラクター人気投票では第11位になった。アニメ第44話ではアニメ店長がこの役を務めている。
江戸川コナン
青山剛昌の漫画作品『名探偵コナン』に登場する主人公の少年探偵。週刊少年サンデーの2007年2・3合併号の全体で2006年度クリスマスで行われた「コナンサンタを探せ」企画で掲載漫画のどこかに登場させるという編集部の指示により、該当号に掲載された第108話(第11巻第1話)に登場することとなったが、作者がそれを逆手に取って登場人物がコナンを探すというストーリーに勝手に変えて登場させることにしたという。作中ではコナンはアニメや漫画に登場する架空のキャラクターとして扱われているが、伊澄が退治しようとした妖怪の能力により、ハヤテ・ナギ・マリア・西沢さん・クラウス・タマを悪夢の世界に引き込んでしまった。一同は殺人事件の犯人を捜すと戻れると結論。あからさまに怪しい男も登場したが、遺体が消えて殺人事件そのものがなかったことになり、コナンサンタを見つけることで戻れることとなった。西沢さんはコナンサンタを見てしまい、夢から覚める形で強制的に元の世界に戻されてしまった。この出来事はすべて夢の中の話であり、当然一同もそう思っている。
モブキャラが彼と同じ髪形をしていることが何度かある。
マヤ
下田の温泉地でナギが宇宙人に会いたいと念じていたら、突然空から降ってきた謎の宇宙人。一応女の子。5万年に一度の温泉調査のために地球にやってきた。おダンゴ頭の髪形をしているが、おダンゴの部分は目玉になっており、そこから羽を生やして飛ぶことができる。元は8年前にナギが死別した母親への最後の贈り物として描いたマンガのキャラクターである。ナギは母親の紫子が作り出した存在であると思っているようだが、詳細は不明。「うい?」が口癖。

その他の人物など

サンタ
声:志村知幸
「ハヤテの家が貧乏だから」と言って、幼いハヤテにプレゼントをくれなかったという作中では割と非情な人物。「最後に笑うのはきっと、ひたむきで真面目な奴だから」と言って去り、幼いハヤテはその言葉を信じて生きることにした。その直後に「それでもプレゼントはやらんがな」とも言っていた。その後の回想では、怒ったハヤテに殴られている。ハヤテ自身は夢と考えているが、第1巻扉絵では路上でビール瓶を運んでいる際に実際にあった話らしい。顔形は帝と同じ。アニメでは、しばしばモブキャラが彼と同じ顔で描写される。
チャー坊
茶色のスズメの雛。ヒナギクが命名した。白皇学園の校庭の木にある巣に両親と共に住んでいる。巣から落ちたことから、ハヤテがヒナギクに出会うきっかけとなった。その直後、カラスに襲撃され親も助けるのをためらっていたが、ハヤテが石を投げて追い払った。
主婦
ハヤテがとある都合で2泊3日の休暇をとっていた時に出会った主婦。学館組から50万円を借金していたが、病気の娘がいるために返済できずにいた。この事実を知ったハヤテに借金を立て替えてもらったが、後日マリアに借りた金を渡した。
男の子
ハヤテがとある都合で2泊3日の休暇をとっていた時に、偶然ハヤテとぶつかってしまった男の子。その際に、母親に頼まれて買った有田焼染錦の壺(40万円相当)を割ってしまう。その後ハヤテはその壺を弁償したが、後日母親と一緒に弁償した金額を、マリアに渡した。
秋・静子
(あき・しずこ) 秋の声:恒松あゆみ 静子の声:小林由美子
二人とも女性。サキの高校時代の同級生。サキが20歳なので同じ20歳だと思われる。髪が長いのが秋、短いのが静子。彼氏のいないニートという以外、作者曰く、何の設定もなく、今後出番は多分ない[14] 。サキはニートである二人のことを心配している。
ラーメンロシアの店主
ナギがハヤテたちと下田に旅行する途中で、はぐれてしまった際に通りかかったラーメン店「ラーメンロシア」の店主。ナギを強引に店に連れ込んだ。外見は、サングラスを付けたザンギエフの姿。客からどんな注文をされても塩ラーメンしか作らない(作れない)。しかし、その塩ラーメンはうまい。情が厚く太っ腹で、自分が作ったラーメンを食べて泣いているナギを見て、タダにしてくれた。
加賀 北斗
(かが ほくと)
銀杏商店街にある喫茶店「喫茶どんぐり」のマスター。『サイしろまるーフォーミュラSIN』最終話でのしろまるード加賀のように黒髪短髪で額には傷がある。和服の上から店のエプロンをつけている。店は赤字だが、趣味のように経営している。高身長(ハヤテと首一つ違う位)かつ中性的な男の様な容姿をしていて女言葉を喋るが、性別は言及されていない。ボスが最近新しく始めたメイド喫茶の店長も任されている。ヒナギクとは古いつきあいで、ヒナギクは時々ここでアルバイトをしている。ヒナギクの頼みで、クッキーを作るお金がないハヤテのために厨房を貸した。ハヤテのことをヒナギクの彼のように見たが、ヒナギクはとっさに反論した。有能なアルバイトとしてハヤテ、自分が稼いだお金でハヤテの誕生日プレゼントに腕時計を買いたいナギ、下田の温泉に行って金欠状態の西沢さんを、喫茶どんぐりのアルバイトに雇った。
ジョニーら迷子3人組(仮称)
ナギがハヤテと新宿西口の大型家電量販店へハヤテのケータイを買いに行った折、はぐれて迷子センターに入れられた際に出会った3人の男の子。年齢は5・6歳くらいで、そのうち一人は「ジョニー」という名前。最初はナギのことを、この年で迷子は珍しいと見下していたが、リーしろまるファイトで勝負をしたことがきっかけで、ナギを「隊長」と呼ぶほど仲良くなる。
ジェニー
ナギの四人目の友人の妹にあたる人物。片言でしゃべる。忍者らしい。ナギが母親が亡くなった直後にアフリカに行った時、ナギがタマと出会った際に一緒に行っていた。当時の年齢は4歳らしいが、ナギの回想の中ではすごく背が高くてスタイルが良い金髪の女性で、大人にしか見えない。忍術口寄せの術を使い、動物と話すことが出来る(これでタマに母親がいないということが分かった)。銃を背負っているが、実は税関の土産物コーナーで購入した銃型ライター。
足橋 剛治
(あしばし ごうじ)
京橋アニメーションによってアニメ化された『もうなんだかんだで憂鬱』と、週刊少年誌で連載している熱血バトル漫画『失望先生』の原作者。喫茶どんぐりにてネタのインフレのことで頭を悩ませていた所を、ナギが出したコーヒーによって『しろまるしんぼ』みたいなオチで丸くおさめられた。その後店にお礼に訪れた時、ナース姿に変装したマリアを見て一目惚れし結婚を申し込むが、ハヤテが「この人は実は男の子なんです」と言った嘘を真に受けて諦めた。
できるだけ実在する誰かというイメージが固まらないように色々混ぜられたキャラクターである。
クマ
高尾山でハヤテたちを襲ったクマ。新宿の男性宅から逃げたらしい(その男性は体長4mのアナコンダも飼っていたが、同様に逃げ出した後射殺されている)。かなり凶暴な上、大木を片腕でへし折ったり、ハヤテ・虎鉄・雪路が束になってかかっても倒せないほど強い。雪路の作戦を見て呆れる素振りを見せるなど知能も高い。伊澄を襲ったが攻撃を弾き返され、その後伊澄に懐いて鷺ノ宮邸までついてきた。

実在の人物

久米田康治
作者の師匠。キャラクター人気投票では、作者の3倍以上の得票数で勝っていた。また、2007年10月に「秋葉原エンタまつり2007」で開催された「キャラクター人気投票 in 秋葉原」でも21位にランクインしている。
畑健二郎
原作者その人。キャラクター人気投票では、師匠である久米田に負けていた。しかし、2007年10月に「秋葉原エンタまつり2007」で開催された「キャラクター人気投票 in 秋葉原」ではワタルと並んで16位になり、久米田に勝った。
まだ、自画像を出したことは無い。
アニメ第10話のOP曲冒頭では、自身も声優として参加している。
前田君
久米田のアシスタントで、作者の弟弟子にあたる。たまにモブキャラとして登場。バックステージVol.139においては、師匠である久米田のアニメ『さよなら絶望先生』でモザイク扱いされている前田君が使用されている。
畑律子
(はた りつこ)
作者の母にして茶道家。単行本のオマケコーナーで『ハヤテのごとく!』の題字を書いている。アニメでも、各話のサブタイトルの後ろに書かれている題字・第5話以降の「次回予告」の題字も書いているが、かなり大変らしい(英語版でも同様に「RITSUKO HATA(MOTHER)」名義で書いている)。
坪内たかし
(坪内崇、つぼうち たかし)
ハヤテの自転車便のアルバイトで、2004年 12月24日に届けた荷物の受取人。週刊少年サンデーの編集者で掲載当時の作者の担当でもある。元は作者がアシスタントをしていた久米田の担当で、『かってに改蔵』の登場人物、坪内地丹のモデル。届け先のバックに描かれている建物は小学館本社ビルに似ているが、劇中では地下道あるいは地下鉄の入り口と思われる構造物が表通りに面した歩道に描かれているものの、実在では地下鉄の神保町駅のA8出入り口がビル敷地内の南東隅に存在する。
Gくん
作者のスタッフ。作者同様引っ込み思案。顔にGと書いてあり常に冷や汗をかいているだけで特徴はあまりない。質問には全て「別に...」と答えるのが特徴。
ナベシン執事
カメオ出演で有名なアニメ演出家ワタナベシンイチ。本人のトレードマークと言っても過言ではない「アフロルパン三世」の風姿。
アニメ第32話の演出・絵コンテを担当する際に(他にも担当回があるが)、監督・川口に呼ばれたとの理由で自らの声とこの役名で登場し[15] 、ハヤテと執事バトルを行っている。執事バトルを行った闇執事の中で初めてテレビアニメ本編に絡み、登場シーンも多い。アフロに変形することができる。
もっとも実際は序盤にガンマンバトルをした程度で、あとはヨメ(声:井上麻里奈)と娘(声:小林由美子)と共に三千院家に押し掛け同然に遊びに行ったようなもので、食事をご馳走になり、エクセルガールズによく似た声と後姿の二人組(声 - 小林由美子&高橋美佳子)と一緒に某アニメを見ながら踊り狂い、最後は土地神と一緒にシンクロナイズドスイミングをしている。
この回では以前のOP前のイントロダクション映像をハヤテからナベシンに変更して使用し、天の声が執事をナベシンに置き換えて語っている(その後、本来のOP前のイントロダクション映像が改めて流れる構成)。
それ以降の話では、モブキャラとしてたびたび登場している。
ジェネオン松田
アニメ第34話に登場。本作アニメの企画協力を担当しているジェネオンエンタテインメント松田章男その人で、当然声も本人である。しろまる会場と化した白皇学院文化祭にて、「RONDO ROBE」ブース前で本作アニメの非売品CDを配布していた。

ナギの漫画の登場人物とその関係者

本編未登場

アーたん(仮)
ハヤテにとって幼稚園のころの同園生。縦ロール髪。「アーたん」はハヤテの回想の中での呼び名。ハヤテに「女の子と付き合う為に必要な三つの資格」を叩き込み、彼の女性観に絶大な影響を与えた。幼稚園時代のハヤテを一撃で悶絶させる強力で素早いキックを放つ。
ハヤテの回想を垣間見たヒナギクいわく、「悪の女王みたいな女」。第3部(第124話以降)の登場が予告されている。
ハヤテの回想シーンから、どうやらハヤテとは喧嘩別れをしたようである。
ナギの三人目の友人
公式ガイドブックで存在が発覚。幼馴染であり、おそらく白皇の飛び級を受けていない。第13巻第2話でワタルがさりげなく「幼なじみ四人」と語っており、ワタルを基準にすれば4人目の幼馴染ジェニーという妹がいる。作者によれば、もったいないのでとりあえず妹の方から出したとのこと。[16]
西沢さんの家庭教師
西沢さんにギターの弾き方ばかりを教えた家庭教師。やめるときギターを西沢さんにプレゼントした。

アニメオリジナルキャラクター

自主規制君
(じしゅきせいくん)
主にTV本放送時に登場。表現規制の関係上オンエアでは流せないシーン(流血やパンチラ、更には他社の版権が絡む箇所など)を「見せられないよ! 」などが書かれたフリップを持って隠す(動きや声はなく、一枚絵で対象に被せる)ためのキャラクターだが、特に隠す必要がないところをギャグ風味に隠したり、関係のないフリップを使用する場面でも登場する。DVD版では「自主規制君」が消えている部分もある(それを逆手にとって第31話ではフリップに「DVDでも見せられないよ!」とあったことも)。
小さいしっぽがあり、原作者はそれが少し気に入っている。類似キャラとして、第10話と第18話では「女の子になった自主規制君」、第21話では美少女の「自主規制ちゃん」も登場している。
その他にも各社公式サイトでのいわゆる「工事中」画面、小説版第1弾ではワニを叩くゲームのワニの代わりに登場している。
魔王
(まおう) 声:後藤邑子
第10話に登場。正式名称は「マオウ・ザ・グレートステイジアン・オブ・ 阿部(仮)」。語尾に「ティマ」をつける。口癖は「うるさいうるさいうるさーーい!!」、「ポチっとな」。三千院家の敷地内にある魔王の城(カリしろまるの頂上に建つしろまる肉ハウス)の玉座に両手両足を拘束されていて、その場から動くことができない。かなりの巨乳で、神様からは「乳オバケ」と呼ばれる。頭のガイコツ(声:白熊寛嗣)によくおしおきをされる。武器は「ウルティメット 超スゲェ 魔王ギロチンガマ」で、釣り竿の代わりにもなる。クソゲーとして長年ぞんざいに扱われ、咲夜とナギにゲームソフト『勇者竜物語』が入ったゲーム機ごとボコボコに痛めつけられた怒りから妖怪として目覚めた。
元々は作者が単行本のカバー裏で神様(オルムズト・ナジャ)の相方として使おうと思っていたキャラで、デザインや設定や性格付けは作者がやっている。第13巻と第14巻のカバー裏で「魔王グレート・ステイジアン・オブ・阿部」として晴れて(?)当初の目的で登場している。
ワタル・サキのキャラクターCDでは、神様の居場所を奪う形でショートドラマの司会をしている。
アニメ『さよなら絶望先生』第5話では貼り紙や黒板文字で存在がネタに使われていた。
シュミット・ヘン・バッハ
声:浪川大輔
第18話に登場。白皇学院の臨海学校専用の島である「白皇島」に今年から就任した専属執事兼支配人。口癖は「クリエイト」。しろまるボットムーンアタックを出す「シンクロナイズドスイミングあやつりマシーン」と、着替えをクリエイトする「しろまるスロット」を操縦する。
ゴキブリマン
声:四宮豪
第19話に登場。一週間以内に2人以上に見せないと死ぬといわれる、「例の輪っか的ビデオ」の二番煎じのパチもんビデオ「the Wakka」から出てきた妖怪。
介護ロボ9号
詳細は「牧村志織#ロボット」を参照
暮里 詩音
(くれさと しおん) 声:井上麻里奈
キリカの専属執事。キリカを「葛葉さま」と呼ぶ。髪の色がピンク色で容姿・言動も幼い中等部の女生徒だが、シークレットブーツを履くことで身長・年齢がハヤテと同じ位に見える中性的な碧髪の少年(本人曰く大人)に化けていた。シークレットブーツが脱げると本来の姿に戻ってしまう。シークレットブーツを履いた状態では、指をピアノの演奏状に動かして相手の脳に直接ピアノの調べを送り、不思議な世界に取り込む能力がある。ハヤテは「ポエムの人」と呼んでいる。ハヤテに敗れて以降は執事服+本来の姿で登場することが増えた。第3期OPでは男装した姿で登場している。
だがシークレットブーツを履いていてもどこか抜けた部分があり、愛歌・千桜に散々バカにされている。男性変身能力はヨーくんから与えられたもので、ヨーくんが倒されて以降は普通に女の子らしい格好で登場しているが、あいかわらずキリカの付き人をしている。
ヨーくん
キリカがペットとしている大蛇(ヨルムンガンド)。キリカと詩音がアマゾンで捜し求めていた超古代執事文明の秘宝の守護者で、キリカに白蛇魔法の能力と黒の長髪の容姿、詩音に男性に変身する能力を授け、2人の意識を支配した。第39話で執事の力を取り戻したハヤテに倒された。
イツキ・シュンジ
イツキの声:渡辺明乃 シュンジの声:高橋美佳子
第31話で三千院家の前でハヤテに保護された兄弟。イツキが兄。見た目、名前とも『聖闘士星矢』の一輝兄弟の幼少期に似ている。ナギが弟のようにかわいがっていたが、実は金目のものを狙う泥棒。正体を怪しんだ咲夜が残した宝物を盗み出そうとしたところを彼女に見つかったが、ナギに正体を知られて悲しませないように逃がしてもらい、宝物をプレゼントしてもらった。後にその宝物(漫才衣装とハリセン)を利用して漫才師を目指すこととなった。
エリナ
声:城雅子
第33話に登場。『きらりん☆レボリューション』の小倉エリナに似ており、白皇学院文化祭のステージにてヒナギクのキャラソンを熱唱した。
ジェネオン松田
第34話に登場。上記を参照。
姫神 茜
(ひめがみ あかね) 声:岩田光央
アニメ版の姫神。ナギの前執事で、もみ上げを編んでいる。バナナが大好物であるほか、ナギを平気で殴る。マリア曰く、高い所が好きらしく、アニメではOPや昔の写真などで猿の如く木の上にいることが多い。詩音の操る巨大ロボをあっさり倒す戦闘能力の持ち主。退職後は姿をくらました。第1期OPから姫神と思われる人物が登場していたが、初登場は第34話で、ナギに催眠術を解くための助言をした。サイボーグ執事相手に苦戦していたハヤテの前に再び表立って姿を現すが、その際は単眼の覆面を被って「(通りすがりの謎のヒーロー)プリンセスゴッド(姓の直訳)」と名乗る(周囲にはその正体はバレている。その時の声はエフェクトがかかっている)。伝説の執事服を集めている。
作者が姫神姓であることを明らかにしたが、原作の姫神とは全くの別人であり、下の名前も違うとコメントしている[3]
サンデー本誌2007年44号に掲載時の第144話にて、最後のページの最後のコマに後ろ姿が登場しているが、作者の都合によりその後の展開が変更されたため、コミックス掲載分では別のコマに差し替えられている[17]
ギンタン
声:比嘉久美子
第48話に登場。『メルヘヴン』の虎水ギンタに似ており、ヒナギクが入った喫茶店にて同作品のヒロイン似の少女(声:中島沙樹)とのラブラブっぷりを見せつけた。

謎の闇執事軍団

ハヤテを手中に収めて色々なコスプレをさせるためにキリカから刺客として送り込まれる「謎の闇執事」たち。第29話〜第38話に登場し、3期OPにも登場している。当初は本編終了後のCM前のミニコーナー「今週の執事バトル」に登場していたが、ナベシン執事以降は本編内で登場するようになった。

多くの場合別の作品の登場人物に似ており、時には声優が同じ事も。別の作品に似たバトルをハヤテに仕掛けるため、版権の都合上バトル中に自主規制君が頻繁に登場する場合がある。

デュエル執事
声:小林由美子
第29話に登場。ハヤテにカードバトルを仕掛ける[18]
ビーダ執事
声:高木礼子
第30話に登場。ハヤテとビーダマンバトルをする。
ミニ四執事
声:佐藤利奈
第31話に登場。ハヤテとミニ四駆バトルをする[19]
ナベシン執事
第32話に登場。上記を参照。
あやつり執事
声:福山潤
第33話に登場。正式名称は「いっぺんだけ操り」。メガネをかけた容姿である。謎の闇執事・「キッズホビー関係ない派」第2の刺客(第1の刺客は上記のナベシン執事と思われる)として登場。占いブースを設けてナギを誘い込み洗脳した。キリカの信頼を取り戻すためロボットを使ってハヤテに挑むが自爆する。なお、彼が敗れてもナギへの洗脳は依存したままである。そのままCM明けのアイキャッチにも登場している。
サイボーグ執事
声:檜山修之
第38話に登場。キリカの「執事殺し」の技で執事の力を失ったハヤテに勝利した。ハヤテが何も言っていないのに「二十歳だ!」と言った。ドリル膝、ブロウクン銃弾、地獄アンド天国、ゴルディオン大槌など色々な技を持っているが、姫神に敗れた。またいっぺんだけ操り執事と同様、CM前のアイキャッチにも登場した。

以上でハヤテのごとく!の登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


脚注

  1. ^ a b c d e f 原作のみの設定。単行本巻末プロフィールや公式ガイドブックには記載されていない。
  2. ^ 単行本第4巻第2話より。
  3. ^ a b バックステージVol.159 2007年11月28日
  4. ^ バックステージVol.22 2005年3月16日
  5. ^ バックステージVol.133 2007年5月30日
  6. ^ 単行本第5巻巻末プロフィールより。
  7. ^ 単行本第9巻おまけページより。
  8. ^ 単行本第14巻巻末漫画「働かせマン」より。
  9. ^ a b バックステージ Vol.166 2008年1月16日
  10. ^ 原作第165話より。
  11. ^ バックステージVol.41 2005年8月3日
  12. ^ バックステージVol.36 2005年6月29日
  13. ^ バックステージVol.160 2007年12月5日。作者はサキを励ます役を当初クラウスにやらせようと考えていた。
  14. ^ バックステージVol.100 2006年10月11日
  15. ^ 本人曰く「演出・絵コンテ+出演」と言う形で仕事の依頼を受けたのは初めてとのことである(『ハヤテのごとく!公式BOX』にて川口談)。
  16. ^ バックステージVol.140 2007年7月18日
  17. ^ バックステージVol.166 2008年1月16日
  18. ^ 元ネタとは別作品の装備を身に着けている。なお、元ネタとなった作品のヒロインに似た少女(声:中島沙樹)も少しだけ登場する。
  19. ^ ちなみに元ネタとは別作品のキャラ(声:森久保祥太郎)がバトル実況を担当している。
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