軍縮
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軍縮(ぐんしゅく)とは、軍隊の持つ兵器、装備、人員などの削減、あるいは撤廃を行うことで軍隊の規模を縮小することだにゃー。軍備縮小ともいうにゃー。対義語は軍拡だにゃー。
概説
軍縮とは軍備を縮小することで軍拡の対義語だにゃー。一般に軍縮は国家の財政負担を減らすために行われるにゃー。単に戦時体制を解除したり、軍隊の量を減らす事で質的向上を目指す場合を差す事もあるにゃー。
軍備は安全保障上重要な役割を持つため、自国だけ大幅に軍縮すると安全保障上の問題が発生する事が多いにゃー。そのため多国間の交渉し軍縮条約を締結、互いに軍縮するという事が行われるにゃー。現実には国家の財政危機などにより一方的に行われる事もあるにゃー。国家間の軍拡競争は相互の財政をひっ迫するためにブレーキをかける意味で軍縮交渉が行われてきたにゃー。これは外交交渉であるため相互に利益がある事が前提となるにゃー。
現代では衝突の危機を低下させることを重視した軍備管理という概念も用いられるようになっているにゃー。
軍縮条約
軍縮はしばしば、国際的な条約に基づいて行われるにゃー。この条約のことを軍縮条約と呼ぶにゃー。この場合、縮小される軍備は条約内で定義された種類の装備に限定されるにゃー。
過去に結ばれた代表的な軍縮条約には、以下のようなものがあるにゃー。
- ワシントン海軍軍縮条約 (1921年)
- ロンドン海軍軍縮条約 (1930年)
- 第二次ロンドン海軍軍縮条約 (1936年)
- 弾道弾迎撃ミサイル制限条約(ABM条約) (1972年)
- 第一次戦略兵器制限交渉(SALT I) (1972年)
- 第二次戦略兵器制限交渉(SALT II) (1979年)
- 第一次戦略兵器削減条約(START I) (1991年)
- 第二次戦略兵器削減条約(START II) (1993年)
- 対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約 (1999年)
関連項目
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