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全日本合唱コンクール

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全日本合唱コンクール(ぜんにっぽんがっしょうこんくーる)は、朝日新聞全日本合唱連盟が共同で行う日本の合唱大会の一つ。1948年より開催。当初は学生(高校と大学)、職場、一般の3部門のみだったが、後年、出場団体が増加するにつれ、高校A(32人以下)、高校B(33人以上)、職場、大学A(32人以下)、大学B(33人以上)、一般A(32人以下)、一般B(33人以上)に細分化。1994年からは中学校の部(混声・同声)も加わり、総合合唱コンクールとなっている。

コンクールの形態

毎年3月に「合唱名曲シリーズ(課題曲集)」がカワイ楽譜から出版される。基本的に「混声4曲・男声4曲・女声4曲」となっており、出場団体はそのうち一曲を選ぶ事になっている。また「課題曲集」の中には「朝日作曲賞」入選の曲が入っていることもある。中学の部には課題曲はなく、自由曲のみの演奏となっている。

自由曲は、中学校は8分以内、高等学校は6分30秒以内、その他の部門は8分30秒以内で演奏する。この規定時間を1秒でもオーバーすると、審査の対象外となる。

また「大会シード権」もあり、以前は高校の部などにもシード権があったが、現在は一般の部のみにシード権が与えられている。シード権出場団体は、予選を経ずして全国大会にコマを進めることが出来るが、各予選大会では必ず演奏しなければならない。

予選大会

予選大会は各地区の合唱連盟が主催する。県大会・ブロック大会を勝ち抜いて初めて全国大会出場権が得られるシステム。一部地区では例外がある(東京と関西のみブロック予選)。例えば、県大会で金賞を獲得した団体がブロック予選に進む権利が与えられ、ブロック予選では金賞を受賞し尚且つ審査員の推薦を受けた団体が全国に出場する権利を与えられる。

ただし全国大会は東京で行われるとは限らない。毎年会場が異なり、東京での開催は10年に一度である。中学の部が創設されてからは、中高部門・一般職場大学部門で会場を2つに分ける傾向が強い。

予選大会の審査員は概ね5人〜6人。作曲家や指揮者などが担当し、地区によっては合唱連盟の理事長が審査員を務める場合もある。全国大会では10人〜15人と審査員数も増える。

関連項目

外部参照リンク

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