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大蔵村

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おおくらむら ウィキデータを編集
大蔵村
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 山形県
最上郡
市町村コード 06365-7
法人番号 6000020063657 ウィキデータを編集
面積 211.64km2
(境界未定部分あり)
総人口 2,683[編集]
(推計人口、2024年8月1日)
人口密度 12.7人/km2
隣接自治体 新庄市村山市寒河江市
舟形町戸沢村
庄内町西川町
村の木 ブナ
村の花 リンドウ
村の鳥 ヤマドリ
大蔵村役場
村長 加藤正美
所在地 996-0212­
山形県最上郡大蔵村大字清水2528­
外部リンク 大蔵村の公式サイト

しかく ― 市 / しかく ― 町・村

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大蔵村(おおくらむら)は、山形県の北部、最上地方の南部にある人口約4千人の。「日本で最も美しい村連合」に加盟する。

地理

村の南側の大部分は月山、葉山と、それに連なる山々に覆われている。村内を南北に縦断する銅山川に沿った国道458号は、肘折以南が悪路の国道として知られている(十部一峠参照)。村の役場などの機能は新庄市にも近い村の北端、最上川付近に集中する。

歴史

大蔵村清水地区は、最上川の舟運の積出港として大きな規模を誇り、中世には、清水河港の対岸に平山城である「清水城」が築かれ、最上地方南部の領国経営の中心地でもあった。戦国時代最上義光により清水城が落とされ、江戸時代に最上地方の領国経営の中心が新庄藩に移ると衰退を始めるが、舟運が廃れるまでは清水河港は繁栄を続けた。出羽三山への参詣路でもあった舟形街道が通っており、本陣が置かれ、当地において酒造業も営まれた。清水河港で陸揚げされた物資は、舟形街道羽州街道舟形宿まで運ばれ、そこから最上地方全体に運ばれた。一方、南部の肘折温泉は、湯治場として人気が高く、霊峰月山の登山口にもなっているため、現在にも続く大蔵村の最大の産業である。さらに、寒河江市との村境付近には、かつて日本有数の山「幸生銅山(永松鉱山)」があった。

  • 1889年 4月1日、清水町村、合海村、南山村、赤松村が合併し発足。

行政

経済

姉妹都市・提携都市

教育

中学校
  • 大蔵村立大蔵中学校
  • 大蔵村立沼台中学校
  • 大蔵村立肘折中学校
小学校
  • 大蔵村立大蔵小学校
  • 大蔵村立沼台小学校
  • 大蔵村立肘折小学校

(注記)赤松小学校、南山小学校は、大蔵小学校と合併して閉校。

交通

周辺の空港

道路

一般国道
  • 国道458号(寒河江市との市境の十部一峠は冬期閉鎖・肘折以南は未舗装区間及び車両の行き違いが困難な箇所多数有り)
都道府県道

観光ほか

その他

  • 村の北部の大坪地区には、東北電力新庄西変電所がある。この変電所は、女川原子力発電所及び酒田火力発電所から配電された電気を集約し、最上地方に電気を供給するとともに、村山地方置賜地方への中継を行っており、秋田県方面にも送電線が延びている。ここを通過した電気が、山形県内陸の事業所や家庭で使用される電気の大多数を占めており、山形県の電力供給の要である。

外部リンク

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