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* [[2004年]]に熊本の放送局で初めて[[国際標準規格]][[ISO 14000|ISO 14001]]を取得している。
* [[2004年]]に熊本の放送局で初めて[[国際標準規格]][[ISO 14000|ISO 14001]]を取得している。
* 本社所在地は[[1991年]]に編入によって熊本市になるまで[[飽託郡]][[北部町]]であり、全国的にも珍しい郡部に社屋を持つ放送局であった<ref>同様の事例はNHK沖縄放送局(島尻郡豊見城村)でもあるが、こちらは合併ではなく、移転(那覇市おもろまち)による。なお、豊見城村は、その後、市に昇格している。</ref>。
* 本社所在地は[[1991年]]に編入によって熊本市になるまで[[飽託郡]][[北部町]]であり、全国的にも珍しい郡部に社屋を持つ放送局であった<ref>同様の事例はNHK沖縄放送局(島尻郡豊見城村)でもあるが、こちらは合併ではなく、移転(那覇市おもろまち)による。なお、豊見城村は、その後、市に昇格している。</ref>。

== 補足 ==
*『[[競馬BEAT|競馬beat→競馬BEAT]]』(前番組『[[DREAM競馬]]』、[[関西テレビ放送|関西テレビ]]制作)は[[NHKマイルカップ]]以外の[[日本中央競馬会|JRA]]GIレース開催日のみ放送される<ref>2011年4月、熊本県内に[[ウインズ八代]]が開設されたが、現在もNHKマイルカップ以外のGIレース開催日のみ放送される。</ref>。これは[[荒尾競馬場]]がGIレースに限りJRAのレースを発売を行うようになったためである。それ以外では2012年まで[[BSフジ]]の『[[BSフジ競馬中継]]』を通して視聴可能(『[[スーパー競馬]]』→『[[みんなのケイバ]]』→『[[みんなのKEIBA]]』中心)であった<ref>時折『競馬大王』時代からのBSフジオリジナルバージョンで放送されたこともあった。</ref>。
* 設立の母体企業の一社である[[熊本電気鉄道]]が筆頭[[株主]]である。
* 本社の所在地は、開局当時は[[飽託郡]][[北部町]]という町であった。
* [[1985年]][[8月]]の[[日本航空123便墜落事故|日航ジャンボ機墜落事故]]の時はTKUがまだクロスネットだったため、「[[FNNニュースレポート11:30]]」で放送された生の救出シーンを放送できなかった。TKUは当時昼のニュースのみANNで、他はFNNのネットであった<ref>TKU以外にもクロスネットのため放送できなかった局は[[テレビ宮崎]](現在もANNに加盟)・[[テレビ大分]](現在はANNに非加盟で、昼のニュースはFNNのものを放送している。以上は[[ANNニュースライナー]]のネット局)・[[鹿児島テレビ放送|鹿児島テレビ]]・[[テレビ長崎]](両局共現在は単独FNN系列、当時は[[NNN昼のニュース]]をネット)と、いずれも九州のFNN加盟局である。</ref>。
* [[塩野義製薬|シオノギ製薬]][[一社提供]]のFNN・FNS系列[[全国ネット]]長寿人気歌番組、[[ミュージックフェア|MUSIC FAIR]]は本局が最南端ネット局となっている(最西端は[[テレビ長崎]]、最北端は[[北海道文化放送]])。[[九州・沖縄地方]]でMUSIC FAIRがネットされているテレビ局は[[テレビ西日本]]、テレビ長崎、本局、[[テレビ大分]]のみ。


== 熊本県内の放送局 ==
== 熊本県内の放送局 ==

2014年10月13日 (月) 01:53時点における版

株式会社テレビ熊本
TV-Kumamoto Co., Ltd.
本社(熊本市北区徳王1丁目)
種類 株式会社
略称 TKU
本社所在地 日本の旗 日本
861-5592
熊本県 熊本市 北区徳王1丁目8番1号
設立 1968年(昭和43年)3月
業種 情報・通信業
法人番号 5330001003121 ウィキデータを編集
事業内容 テレビジョン放送事業(フジテレビジョン系列)
放送番組の制作・放送時間の販売・スポーツ・文化事業
代表者 代表取締役社長 本松賢
資本金 3億円
売上高 62億100万円(2012年度)
経常利益 7億12百万円(2007年度)
従業員数 73名(2013年10月末現在)
主要株主 株式会社フジ・メディア・ホールディングス(19.2%)
河津龍介(10.2%)
主要子会社 株式会社TKUヒューマン
株式会社熊本リビング新聞社
関係する人物 河津寅雄
外部リンク http://www.tku.co.jp/
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テレビ熊本
英名 TV-Kumamoto Co., Ltd.
放送対象地域 熊本県
ニュース系列 FNN
番組供給系列 FNS
略称 TKU
愛称 TKU
呼出符号 JOZH-DTV
呼出名称 テレビくまもとデジタルテレビジョン
開局日 1969年 4月1日
本社 861-5592
熊本県熊本市北区徳王1丁目8番1号
演奏所 本社と同じ
リモコンキーID 8
デジタル 親局 熊本(金峰山) 42ch
アナログ 親局 熊本(金峰山) 34ch
ガイドチャンネル 34ch
主なデジタル中継局 人吉 19ch 10W
主なアナログ中継局 水俣 38ch 500W
公式サイト http://www.tku.co.jp/
特記事項:
2006年12月1日に地上デジタル放送を開始。
テンプレートを表示

株式会社テレビ熊本(テレビくまもと、TV-Kumamoto Co., Ltd.) は、熊本県放送対象地域としてテレビジョン放送をする特定地上基幹放送事業者である。

放送局概要

略称はTKU。一般的な表記はひらがなで「テレビくまもと」としている。コールサインはJOZH-DTV1968年 10月に設立し、翌1969年 4月1日に開局した。

テレビネットワークはフジテレビFNNFNS系列であるが、くまもと県民テレビ(KKT)開局まではNNN系列、熊本朝日放送(KAB)開局まではANN系列にも加盟していた。

局キャラクターとして、局名(社名)にちなみ「てれくまくん」を採用している。

西日本新聞産経新聞などと親密で、また朝日新聞読売新聞毎日新聞も出資している。

なお、設立発起人の一人で同局のオーナーでもある河津龍介も発行済み株式を1割強保有する大株主として名を連ねている。

2012年1月からのキャッチコピーは「水の国くまもと 応援プロジェクト進行中。TKU」

沿革

ネットワークの移り変わり

主な送信所

フジテレビ系列のリモコンキーID地図

リモコンキーID - 8

  • 熊本:42ch 1kW JOZH-DTV 送信機はNEC
(注記)アナログ時代とは異なり、熊本放送の施設を間借りし県内全民放テレビ局とエフエム熊本(FMラジオ)と共に施設を共同使用している。
  • 人吉:19ch 10W
  • 水俣:27ch 100W
  • 天草牛深:27ch 0.3W
  • 阿蘇:42ch 1W
  • 阿蘇北:19ch 0.3W
  • 南阿蘇:23ch 3W
  • 肥後小国:18ch 1W
  • 清和:35ch 1W
  • 蘇陽:43ch 1W
  • 矢部:20ch 1W
  • 三加和:42ch 0.3W
  • 砥用:38ch 1W
  • 菊水:35ch 0.1W
  • 三角:33ch 0.3W
  • 湯浦:42ch 0.3W
  • 芦北:42ch 0.3W
  • 立田山:27ch 0.3W
  • 波野:42ch 1W
  • 熊本託麻:18ch 0.3W
  • 玉名:42ch 1W
  • 玉東:42ch 0.3W
  • 牛深魚貫:32ch 0.1W
  • 新和:27ch 0.3W
  • 崎津:28ch 0.1W
  • 河浦:14ch 0.3W
  • 水上:30ch 0.1W
  • 鹿北:31ch 0.3W
  • 本渡北:37ch 0.3W
  • 本渡:48ch 0.3W
  • 倉岳:42ch 1W
  • 栖本:18ch 0.1W
  • 有明上津浦:43ch 0.1W
  • 御所浦:14ch 0.1W
  • 泉:19ch 0.1W
  • 小川海東:39ch 0.1W
  • 松島教良木:43ch 0.1W

アナログ放送

2011年7月24日停波時点

蘇陽中継局(アナログ)

アナログ中継局の内小国中継局南阿蘇中継局のみVHF波で送信している。

  • 熊本(親局):34ch 10kW JOZH-TV 金峰山 送信機は東芝
  • 水俣:38ch 500W
  • 小国[1] :8ch
  • 南阿蘇:4ch
  • 人吉:42ch

ケーブルテレビ再送信局

長崎県ケーブルテレビジョン島原(カボチャテレビ)では、テレビ熊本のアナログテレビの再送信を行ってきたが、2011年7月24日のアナログ放送終了をもって同社での再送信も終了した。これでテレビ熊本は、熊本県の民放4局の中で唯一、県外のケーブルテレビ局による再送信が実施されていないことになる。

主な番組

詳細は「テレビ熊本番組一覧」を参照

アナウンサー

男性

女性

過去に在籍していたアナウンサー

男性

女性

自社主催イベント

関連施設

オープニング・クロージング

(注記)開局時のOP/EDは不明。
  • 1982年頃までのOP/EDは、子供たちが朝焼け(夕焼け)をしばらく眺めた後→君が代演奏と日章旗掲揚が流れる→社屋の空撮映像
  • 同時期(1980年代初期)のEDには熊本城のズームダウン→日章旗掲揚(君が代演奏)→有明海、阿蘇山、熊本市街地などの映像をリレーで写したのち、日章旗のズームアップ→テレビ熊本社屋(この時画面中央から右下に「JOZH-TVテレビ熊本」(当時のロゴ)が青文字で入る)→パラボラから再び日章旗掲揚を写すというパターンもあった。
  • 1983年頃〜1989年頃 - 先代の映像の2代目、BGMは「くまもとが好き。だから...TKU」(OPは女性ボーカル、EDはインスト)
  • 1989年頃 - 開局20周年記念。スターダストレビューの「New Day Begin〜愛は風にのって〜」をBGMとして日の出→日章旗→金峰山_(熊本県)送信所から熊本市街地方面の空撮→熊本県各地の映像を流していた。オープニング・クロージング同一映像。
  • 1990年頃〜1997年 4月 - OPは映像はスターダストレビューの時と同じだが[2] BGMが女性ボーカルの曲に変わり、「くまもとが好き。だから...TKU」というキャッチコピーで終わる。EDもOPとBGMは同一であるが、映像ロケ地は鈴鹿サーキット。TKUの広告がなされたホンダ4代目シビックレーシングカー(ちなみにゼッケンは親局chの34ではなく39だった)が走る姿を映していた。
  • 1997年5月 - 1997年世界男子ハンドボール選手権が熊本で開催された事に合わせ、OP・EDともに選手権PRを兼ねたものに変更された。
  • 1997年6月1998年 9月30日- OP・ED共にTKUジュニアゴルフスクール[3] 。のレッスン光景。BGMは1990年〜1997年4月までのバージョン(「くまもとが好き。だから...TKU」)に戻る。
  • 1998年 10月1日2006年 10月31日 - 開局30周年記念。いずれも局のイメージソング(サーカス)をBGMとして調整室の映像を流していた。最後に「ドラマちっくTKU」と歌っているが、局のキャッチフレーズが2003年「LOVE LIFE」2004年「ば。が生まれるテレビ」などと変更されていく中でも歌詞が変更される事はなかった。オープニング・クロージング同一映像。
  • 2006年11月1日〜2013年末 - 地上デジタル放送サービス放送開始に併せて変更。最初のナレーションは異なるが(オープニング「おはようございます。今日もテレビ熊本の番組をお楽しみください」、クロージング「今日もテレビ熊本の番組をご覧いただきありがとうございました」)、映像は同一である。前半はTKU本社と熊本の四季の映像を、後半では調整室の映像(前作に似ている)や熊本の四季やイベント(山鹿灯籠まつり火振り神事)の映像、TKU本社を映している。また映像の始めと終わりに画面右下に表示される字幕はデジタルとアナログで異なる。アナログは「JOZH-TV テレビ熊本」、デジタルは「JOZH-DTV テレビくまもとデジタルテレビジョン」と表示される。
  • 現行 - 最初のナレーションは異なるが(オープニング「おはようございます。今日もテレビ熊本の番組をお楽しみください」、クロージング「今日もテレビ熊本の番組をご覧いただきありがとうございました」)、映像は同一である。てれくまくんがTKU本社正面玄関の前であいさつの後、阿蘇の白川水源かたらんね米の田植え、熊本城のライトアップ、最後にTKU本社を映している。

また、2008年 7月24日からアナログ放送終了までは、アナログ放送のみオープニング・クロージング映像の途中に、アナログ放送終了に関する告知をロールテロップで流し、さらにオープニング後とクロージング前に地上アナログ放送終了告知画面(30秒、アナウンス付き)を放送していた(地上デジタル放送ではこの間、日本民間放送連盟地デジカのCMが流れる)。なお告知画面は紺色に光が当たった静止画を使用している。また目立つように電話番号は赤色で表記している。

2014年現在の放送開始時間は平日(月曜〜金曜)は午前4時50分、土曜と日曜は午前4時25分である。

特色

  • テレビ熊本は、テレビ放送やイベントを通じて地域文化の向上と産業・経済の発展に寄与し、県民に親しまれるテレビ局を目指している。
  • マーケティングリサーチによるTKUのイメージは、「面白い・楽しい・明るい・若々しい・親しみやすい」といった点で高い評価を得ている。
  • ローカル制作番組強化の一つとして、1993年から熊本県出身の偉人を発掘・顕彰して後世に伝えようと大型ドキュメンタリードラマ「郷土の偉人シリーズ」を制作、毎年11月3日(文化の日)前後に合わせてFNS九州各局で放送している。また、2013年 4月から月〜金曜日に朝の情報番組「英太郎のかたらんね」をスタートさせるなど、自社制作番組の強化やニュース番組の充実に取り組んでいる。
  • コンサートやスポーツイベントの主催事業も県内の局の中で群を抜き、多彩に展開している。
  • 2004年に熊本の放送局で初めて国際標準規格 ISO 14001を取得している。
  • 本社所在地は1991年に編入によって熊本市になるまで飽託郡 北部町であり、全国的にも珍しい郡部に社屋を持つ放送局であった[4]

熊本県内の放送局

関連人物

脚注

  1. ^ アナログ放送ではNHKを除いて旧国名の「肥後」を中継局名に加えていなかった。
  2. ^ ただし、最初のテロップが差し替えているほか、ラストの社屋の空撮も差し替えている。
  3. ^ 坂田信弘主催の『坂田ジュニアゴルフ塾』熊本校。
  4. ^ 同様の事例はNHK沖縄放送局(島尻郡豊見城村)でもあるが、こちらは合併ではなく、移転(那覇市おもろまち)による。なお、豊見城村は、その後、市に昇格している。
  5. ^ 2004年のFNS27時間テレビ出演時岡村先生にいじられクローズアップされる。

外部リンク

FNNFNS
地上波 フルネット局 26局
地上波 クロスネット局 2局
BSデジタル

BSフジ 8(2K) / BSフジ 4K

CSチャンネル 4
過去のCSチャンネル
旧加盟局7
国内支局
関連新聞・スポーツ新聞・夕刊新聞社9
関連項目
脚注

1NNN/NNSとの提携関係あり。
2NNN/NNSとのクロスネット局であるが、NNN・FNNのみの加盟と記述してある資料あり。
3NNN・ANNとのクロスネット局であるが、ANNには報道部門のみの参加。
4加盟局が運営・出資する衛星放送(CSチャンネル)。
5現在のJ SPORTS。フジテレビは2009年9月まで出資。
62009年 4月30日で閉局。
7太字はFNN・FNS双方に加盟。細字はFNSのみに加盟。
8旧フジテレビは2008年10月に現フジテレビに放送免許を譲渡(会社分割方式)。
9母体新聞社及び加盟局と友好関係のある新聞社。

県別一覧はデジタル放送 チャンネルID順(NHKは総合テレビのみ)
NHK(公共放送)
民放福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
関連組織
備考

民放テレビ局の網掛の凡例
しかく...NNNNNS系列局、しかく...ANN系列局、しかく...JNN系列局・Gガイドホスト局(通常は兼務)、しかく...TXN系列局、しかく...FNNFNS系列局、しかく...クロスネット局
備考
1. ^  JNN系列のRKB毎日放送はかつては民放テレビ局はFNN・FNS系列局のみの佐賀県にもアナログGガイドの番組データの配信を対応していた
2. ^  FNN・FNS系列のSTSサガテレビはJNN系列局が存在しない地域のGガイドホスト局(デジタルGガイドのみ。かつてのアナログGガイドはJNN系列のRKB毎日放送が対応していた。)
3. ^  TOSテレビ大分はNNN・NNS系列、FNN・FNS系列のクロスネット局
4. ^  UMKテレビ宮崎はFNN・FNS系列主体でNNN系列、ANN系列とのクロスネット局
5. ^   FNN・FNS系列のOTV沖縄テレビはNNN・NNS系列との提携関係あり

過去

地上波 フルネット局 24局
地上波 クロスネット局 2局
BSデジタル
CSチャンネル 3
旧加盟局
国内支局
関連新聞・スポーツ新聞社8
関連項目
脚注

1ANNでは報道部門のみの参加。NNNフルネット局(NNNのニュース番組は全て同時ネットしているため)。
2NNN、FNN/FNSとのクロスネット局。ANNでは報道部門のみの参加。
3加盟局が運営・出資する衛星放送(CSチャンネル)
4旧EXは2014年に現EXに放送免許を譲渡。
5旧ABCは2018年に現ABCに放送免許を譲渡。
6一般番組供給部門のみの参加。
7旧KBCは2023年に現KBCに放送免許を譲渡。
8母体新聞社及び加盟局と友好関係のある新聞社。

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