「オオバコ科」の版間の差分
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2013年1月22日 (火) 18:19時点における版
オオバコ科 |
---|
インドオオバコ Plantago ovata
|
分類 (APG III) |
階級なし
:
被子植物 angiosperms
科
:
オオバコ科 Plantaginaceae
|
学名 |
Plantaginaceae Juss. , nom. cons.[1] |
連 |
12連、本文参照 |
オオバコ科 (Plantaginaceae) は双子葉植物の科。
形態を基にした新エングラー体系及びクロンキスト体系では、オオバコなどを含む小さい科として扱われてきた。しかし分子系統学による研究で、これまでゴマノハグサ科とされてきた大きなグループが多系統であることが明らかになり、APG植物分類体系では、オオバコ科は、キンギョソウ、オオイヌノフグリ、ジギタリスなどを含むような再編先の科となっている。
下位分類
APG IIIではシソ目に含まれ、12の連に約90属1700種を含む。主な属には次のようなものがある[1] 。
- アンゲロニア連 Angelonieae - 6属
- キンギョソウ連 Antirrhineae - 29属
- キンギョソウ属 Antirrhinum - キンギョソウなど
- ウンラン属(リナリア属) Linaria
- アワゴケ連 Callitricheae - 2属
- ジャコウソウモドキ連 Cheloneae - 9属
- ジギタリス連 Digitalideae - 3属
- グロブラリア連 Globularieae - 3属
- オオアブノメ連 Gratioleae - 29属
- サクマソウ連 Hemiphragmeae - 1属
- オオバコ連 Plantagineae - 3属
- ハナチョウジ連 Russelieae - 2属
- シブトルピア連 Sibthorpieae - 2属
- クワガタソウ連 Veroniceae - 16属
これには旧分類のゴマノハグサ科・アワゴケ科・グロブラリア科・スギナモ科などの種が含まれる。
また、APG IIで含まれていた種の一部は別系統とされ、アゼナ科として分離されている。
種数が特に多いVeronicaに基づいてVeronicaceae(もとは1782年に命名された)という名を用いる研究者もいるが、1789年以降の命名を優先する国際藻類・菌類・植物命名規約によりPlantaginaceae (1789) を用いるのが普通である。
系統
以下の系統樹はD. C. Albach et al. (2005)による[2] 。
シブトルピア連 Sibthorpieae
オオアブノメ連 Gratioleae
アンゲロニア連 Angelonieae
グロブラリア連 Globularieae
新エングラー体系及びクロンキスト体系
APG IIIにおけるオオバコ連(Plantagineae)と同一である。Plantago(オオバコ属)、Bougueria、Littorellaの3属、約200種からなり、多くは草本で一部は小低木。形態的に特殊なため、独立のオオバコ目とされた。世界の温帯を中心に広く分布する。葉はロゼット状に叢生するものが多いが、ホソバオオバコ(P. indica)は地上茎があり枝分かれする。花は小さく両性、放射相称で4数、長い茎の先に穂状または頭状の花序を作る。果実は横に割れるさく果が多く、一部は堅果(ゴマノハグサ科は縦に割れる)。
脚注
- ^ a b "Plantaginaceae in GRIN". 2012年8月16日閲覧。
- ^ D. C. Albach, H. M. Meudt, B. Oxelman (2005), Piecing together the "new" Plantaginaceae, 92, pp. 297-315, doi:10.3732/ajb.92.2.297