「ぎんざNOW!」の版間の差分
2009年7月17日 (金) 04:48時点における版
ぎんざNOW! | |
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ジャンル | バラエティ番組 |
出演者 |
せんだみつお 阿部敏郎 清水健太郎 清水善三 ザ・ハンダース ラビット関根 小堺一機 ほか こちらも参照 |
製作 | |
制作 | TBS |
放送 | |
放送国・地域 | 日本の旗 日本 |
放送期間 | 1972年 10月2日 - 1979年 9月28日 |
放送時間 | 毎週月曜-金曜 17:00 - 18:00 (開始当初は17:00 - 17:30) |
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『ぎんざNOW!』(ぎんざナウ)は、1972年10月2日から1979年9月28日までTBSで放送された、素人参加型の生放送 バラエティ番組である。司会のせんだみつおが大人気となったほか、後に著名となったお笑いタレントやミュージシャンが無名・素人時代に度々出演していたことでも知られている。
番組概要
関西のテレビ番組『ヤングおー!おー!』(毎日放送)が深夜ラジオのテレビ化とも言われ、従来のバラエティ番組のスタイルを打ち破って高視聴率を得ていたことから、TBSも同様に若く勢いのある司会・出演者と素人を取り込んだ番組を企画した。
番組名にもあるように、放送は東京都 中央区銀座のスタジオ銀座テレサ[1] からの観客参加型の生放送番組で、司会も当時深夜ラジオのDJで人気のあった、せんだみつおを起用した。番組開始時のアシスタントにはキャシー中島がいた。
番組開始当時は平日夕方は高視聴率が望めない時間枠であるとされていたが、中学生や高校生が帰宅後に見る番組としてヒットした。のちに放送時間も拡大された。最晩年は「夕やけロンちゃん」のために再び30分に縮小された。
人気コーナーに『素人コメディアン道場』があり、ザ・ハンダースや関根勤、小堺一機などがデビューするきっかけともなった。
番組では、花王石鹸(現:花王)による「ラブヘアーアンタビュー」という生CMが有った。これは銀座テレサ近くを通る一般女性に、高橋基子が毛髪に関するインタビューをし、最後に花王石鹸のヘアケア製品をプレゼントするものだった。
基本的に関東ローカルであったが、一時期のみ、一部系列局や秋田テレビ(フジテレビ系)・山形テレビ(放映当時フジテレビ系[2] )・テレビ山口(放映当時フジテレビ系とのクロスネット局)でも放送されていた。
放送時間
※(注記)いずれも日本標準時。
- 1972.10 - 1975.03 17:00 - 17:30
- 1975.04 - 1977.06 17:00 - 17:40
- 1977.07 - 1978.09 17:15 - 18:00
- 1978.10 - 1979.09 17:30 - 18:00
出演者
- 司会
- ※(注記)一般に『ぎんざNOW!』といえばせんだの司会のイメージが強いが、多忙を極めた1975年に体調を崩してからは全曜日の司会からは降り、1976年 10月1日放送を以て司会を完全降板している。
- ラブヘアーインタビュー
- ゲスト
- 竹中直人 (素人時代)
- 矢沢永吉 (キャロル時代)
- クールス
- 宇崎竜童
- 長谷直美 (レギュラー:1974年7 - 9月)
- シャネルズ (デビュー前)
- ザ・ハンダース (清水アキラ、桜金造、アゴ勇、アパッチけん、鈴木末吉、小林まさひろ)
- 関根勤 (当時の芸名はラビット関根、『素人コメディアン道場』初代チャンピオン)
- 吉村明宏
- 清水健太郎 (木曜レギュラー)
- 小堺一機 (素人時代)
- 柳沢慎吾 (素人時代)
- 石橋貴明 (素人時代)
- 小池聡行 (オリコン創業者)
- 榊原郁恵
- 宇都宮隆 (高校生時代)
- 木根尚登 (高校生時代)
- 片平なぎさ
- ジューク・ボックス
- リトル・ギャング (火曜レギュラー)
- 豊川誕 (木曜レギュラー)
- ルーシー・ケント
- 三木聖子 (アシスタント、「まちぶせ」)
- 讃岐裕子 (アシスタント、「ハローグッバイ」)
- 大場久美子 (アシスタント)
- 木之内みどり
- 田島真吾
- アルフィー(シングル「夏しぐれ」でデビューして間も無く出演。後にTHE ALFEEとして大成する)
- メル・テイラー&ザ・ダイナミックス(ベンチャーズを一時離れていたメル・テイラーがジェリー・マギー、ボブ・スポルディングらと結成したバンド。当時「二つのベンチャーズが来日」と話題を呼んだ)
- 星正人(火曜レギュラー)withファンシーハウス
番組の終焉
- 番組の終焉は司会のせんだみつおが降板したことから始まった。
- せんだ降板後は清水健太郎などが司会を務め、三木聖子や大場久美子などの女性アイドルがレギュラー出演したが好転せず、さらには番組のマンネリ化が進展したこともあり1979年9月28日をもって7年間の放送に幕を閉じた。
備考
- 本番組が放送されていた「銀座テレサ」では、本番組以外にも一時期は『ロッテ歌のアルバム』の収録などでも使用された。
- 本番組のレギュラーであった清水健太郎・シャネルズの田代まさし・桑野信義は後に『それゆけ!マーシー』(田代の冠番組、MBS制作)のレギュラーに昇格した。
関連書籍
- せんだみつお『ナハ』 東京書籍、2002年 ISBN 4487797144