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「真駒内駅」の版間の差分

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15年以上札幌に住んでいますが聞いたことありません
駅の通称は、ノートを参照願います。
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'''真駒内駅'''(まこまないえき)は、[[北海道]][[札幌市]][[南区 (札幌市)|南区]][[真駒内]]17番地にある[[札幌市営地下鉄南北線]]の[[鉄道駅|駅]]。駅番号は'''N16'''。
'''真駒内駅'''(まこまないえき)は、[[北海道]][[札幌市]][[南区 (札幌市)|南区]][[真駒内]]17番地にある[[札幌市営地下鉄南北線]]の[[鉄道駅|駅]]。駅番号は'''N16'''。
地元では「マコエキ」の通称で呼ぶこともある。


[[1971年]]に開業し、今なお南の終点駅としての役割を果たしている。
[[1971年]]に開業し、今なお南の終点駅としての役割を果たしている。

2007年8月22日 (水) 17:56時点における版

真駒内駅(まこまないえき)は、北海道 札幌市 南区 真駒内17番地にある札幌市営地下鉄南北線。駅番号はN16。 地元では「マコエキ」の通称で呼ぶこともある。

1971年に開業し、今なお南の終点駅としての役割を果たしている。

1920年から1969年には、この駅より北に定山渓鉄道の真駒内駅があった。この真駒内駅についても述べる。

西から見た駅 (2004年5月)

駅構造

島型1面2線の高架駅。到着した電車は、麻生方の転轍機から空いているほうのホームに入り、ホーム上で折り返す。1996年11月1日から2005年6月30日までは、現在と同様ホーム上で折り返していたが、2005年7月1日から2006年11月30日までは、麻生方の転轍機工事のため、当駅南方の留置線で折り返していた。

のりば
1 しかく南北線 すすきの大通さっぽろ北24条麻生方面
2 しかく南北線 すすきの大通さっぽろ北24条麻生方面

駅舎は南北に細長い。2階にホームがあり、1階には券売機、北改札口、南改札口があるほか、売店(キヨスクHOKUOサンクス)、定期券販売所、バス発着場が設置されている。バスについては後述する

駅の出入口は西側にのみ設置されている。

利用状況

札幌市交通局によると、2006年度の一日平均乗車人員は1万4679人であった。これは南北線の駅では5番目に多い(多い順にさっぽろ大通麻生すすきの)。

駅周辺

駅の東には南北に伸びる丘陵があって、人家はない。南側には盛り土の上にコンクリートで覆われた留置線があり、その先には定山渓鉄道の廃線跡が道路沿いの細長い林になって伸びている。

駅の西は住宅地で、公団五輪団地など、団地が多い。近くの真駒内川右岸の平地のほか、左岸の丘の上まで住宅地が造成されている。北海道版「千里ニュータウン」ともいえる。真駒内公園1972年札幌オリンピックでメイン会場となった。駅周辺に目立った商業施設は少なく、大きな商業施設はここからバスで10分ほどの五輪大橋周辺に集中している。

歴史

定山渓鉄道の真駒内駅

1920年に設けられた定山渓鉄道の真駒内駅は、現在の地下鉄の自衛隊前駅と真駒内駅の中間点に建てられた。当時の真駒内の集落は真駒内下町にあって、現在の真駒内駅周辺は開けていなかった。真駒内下町は現在の真駒内本町にあたり、豊平川の岸にあった。駅はこの町に近くなるように置かれたのだが、その下町との間には官営の真駒内種畜場が広がっており、設置時に駅周辺に人家は一つもなかった。

はじめは板張りのホームだけだったが、後に駅舎と駅員の家が建てられた。定山渓鉄道は単線だったが、この駅は列車の行き違いのために上下線のホームと中線を備え、さらに貨物線を加えて4本の線路を持った。1969年に定山渓鉄道とともに廃止された。

札幌市営地下鉄の真駒内駅

定山渓鉄道の用地を買収した札幌市は、跡地に札幌市営地下鉄の高架線を建設した。廃止された駅から南に場所を移して、1971年に新しい真駒内駅が南北線の終点として開業した。1972年札幌オリンピックで会場への最寄り駅として利用され、同じ年に南区が設置されると区役所が駅の近くに置かれた。

バス

真駒内駅バス停

駅周辺の5か所に、合計20か所近いバス乗り場が設けられている。

2007年4月1日現在、(注記)印は季節運転

北海道中央バス(西岡営業所平岡営業所)
じょうてつバス
  • 12 定山渓線(真駒内線)
    • 石山六区行(石山2条8丁目経由・日鉱団地経由)、藤野3条2丁目行、藤野4条11丁目行(藤野1号線経由)、豊滝行(藤野3条11丁目経由・簾舞小学校経由)、定山渓車庫前行(藤野3条11丁目・簾舞小学校経由)(図中B)
  • 南4 真駒内線
    • 南町4丁目行(図中B)
    • 西11丁目駅前行、市立病院前行(図中D)
  • 南84 真駒内線
    • 南町4丁目行(図中B)
    • 青少年会館前行(図中D)
  • 南90 中の沢線
    • 中の沢行(図中A)
  • 南95 藻岩線
    • 硬石山行、石山1条6丁目行(図中A)
  • 南96 南沢線
  • 環96 南沢線
    • [循環]中の沢先廻り・南沢先廻り、真駒内駅行(図中A)
  • 南97 北の沢線
    • 山水団地前行(図中A)
  • 南98 藻岩山手線
    • 道路管理事務所行(図中A)
ばんけい観光バス
北都交通
道南バス

この他、冬季限定でスキー場連絡バスの乗り入れもある。

隣の駅

札幌市営地下鉄
南北線
N15 自衛隊前駅 - N16 真駒内駅

関連項目

外部リンク

参考文献

  • 札幌市教育委員会編『札幌の駅』(さっぽろ文庫11)、北海道新聞社、1979年。
  • 谷代久恵『真駒内物語』、北海道新聞社、2002年。ISBN 4894532328

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