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「ノート:つる座」の版間の差分

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は、とりあえずコメントアウトしました。従来「バイエル星座」とされていたものを「ケイセルとハウトマンの星座」と称したのは、「[[ウラノメトリア]]」の[https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%8E%E3%83%A1%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2&diff=next&oldid=24014347 2009年1月27日 (火) 10:05時点における版 (UTC)]で加筆した通り、日本では金井三男氏が1990年に『スカイウオッチャー』の「特集:88星座の履歴書」(具体的な巻号数は失念)が初見です(金井氏は「カイザーとハウトマンの星座」と表現)。この記事で、金井氏は例によって出典を示していませんが、現存しない星座に「ボルタの電池座」、「鶫座」の別名に「モッキンバード」を掲げている(私は共にこの記事が所見)ことから、Ridpath 氏の ''Star Tales'' に拠っているものと推察されます。「ケイセルとハウトマンの星座」という表現は Ridpath 氏が行っていたものですが、これもいオリジナルではなく、氏の参考文献である ''The Sky Evplored'' で著者の Warner 女史が非プトレマイオス星座 (Non-Ptolemaic constellation) の出自として "Keyser and Houtmann" としているものに拠るものです。このときは、「カイザー」ってどこの皇帝?「ハウトマン」って誰?と思ったものです。確かに、この頃はハウトマンはほとんど知られておらず、氏のいうカイザーことケイセルは専らラテン名のテオドルスで出ており、いわゆる「バイエル星座」がバイエルのオリジナルではなく、このテオドルスに拠っているくらいは説明されていたと思います。しかし、テオドルスについては名前くらいしかわからず、今知られているようなシチュエーションは、この頃 Ridpath 氏が広めてくれたんだと思います。それにしても、『天文年鑑』が2013年版からこうなったとは、『天文年鑑』が随分と時代遅れだったんじゃあ。--[[利用者:Bay Flam|Bay Flam]]([[利用者‐会話:Bay Flam|会話]]) 2023年8月16日 (水) 08:51 (UTC)
は、とりあえずコメントアウトしました。従来「バイエル星座」とされていたものを「ケイセルとハウトマンの星座」と称したのは、「[[ウラノメトリア]]」の[https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%8E%E3%83%A1%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2&diff=next&oldid=24014347 2009年1月27日 (火) 10:05時点における版 (UTC)]で加筆した通り、日本では金井三男氏が1990年に『スカイウオッチャー』の「特集:88星座の履歴書」(具体的な巻号数は失念)が初見です(金井氏は「カイザーとハウトマンの星座」と表現)。この記事で、金井氏は例によって出典を示していませんが、現存しない星座に「ボルタの電池座」、「鶫座」の別名に「モッキンバード」を掲げている(私は共にこの記事が所見)ことから、Ridpath 氏の ''Star Tales'' に拠っているものと推察されます。「ケイセルとハウトマンの星座」という表現は Ridpath 氏が行っていたものですが、これもいオリジナルではなく、氏の参考文献である ''The Sky Evplored'' で著者の Warner 女史が非プトレマイオス星座 (Non-Ptolemaic constellation) の出自として "Keyser and Houtmann" としているものに拠るものです。このときは、「カイザー」ってどこの皇帝?「ハウトマン」って誰?と思ったものです。確かに、この頃はハウトマンはほとんど知られておらず、氏のいうカイザーことケイセルは専らラテン名のテオドルスで出ており、いわゆる「バイエル星座」がバイエルのオリジナルではなく、このテオドルスに拠っているくらいは説明されていたと思います。しかし、テオドルスについては名前くらいしかわからず、今知られているようなシチュエーションは、この頃 Ridpath 氏が広めてくれたんだと思います。それにしても、『天文年鑑』が2013年版からこうなったとは、『天文年鑑』が随分と時代遅れだったんじゃあ。--[[利用者:Bay Flam|Bay Flam]]([[利用者‐会話:Bay Flam|会話]]) 2023年8月16日 (水) 08:51 (UTC)
: コメントありがとうございます。「テオドルス」の名は原さんの『星座の神話』にもちょこちょこ出てきますね。『天文年鑑』のほうは、「星座」のページの執筆者が根本しおみさんから山田陽志郎さんに代わったタイミングで、星座の設定者がガラリと変更されたようです(以前2000年度ぐらいから各年分を一つ一つ調べてみた結果の結論ですが、写真撮り忘れたので記憶ベースの話ですみません)。Deborah J. Warnerの ''The skya explored''、初版1979年......なかなか新たな知見って広まらないものですね。
: 今回コメントアウトいただいた部分では「'''日本でも'''2010年代には「ケイセルとハウトマンの星座」ということが広くアナウンスされるようになっていた('''けどまだ広まってないよね''')」ということを言いたかったのですが、どうも言葉不足で伝わらなかったように思います。もう少し文言と出典足して加筆しておきます。--[[利用者:Kovayashi|Kovayashi]]([[利用者‐会話:Kovayashi|会話]]) 2023年8月17日 (木) 01:04 (UTC)

2023年8月17日 (木) 01:04時点における最新版

ケイセルとハウトマンの星座について

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は、とりあえずコメントアウトしました。従来「バイエル星座」とされていたものを「ケイセルとハウトマンの星座」と称したのは、「ウラノメトリア」の2009年1月27日 (火) 10:05時点における版 (UTC)で加筆した通り、日本では金井三男氏が1990年に『スカイウオッチャー』の「特集:88星座の履歴書」(具体的な巻号数は失念)が初見です(金井氏は「カイザーとハウトマンの星座」と表現)。この記事で、金井氏は例によって出典を示していませんが、現存しない星座に「ボルタの電池座」、「鶫座」の別名に「モッキンバード」を掲げている(私は共にこの記事が所見)ことから、Ridpath 氏の Star Tales に拠っているものと推察されます。「ケイセルとハウトマンの星座」という表現は Ridpath 氏が行っていたものですが、これもいオリジナルではなく、氏の参考文献である The Sky Evplored で著者の Warner 女史が非プトレマイオス星座 (Non-Ptolemaic constellation) の出自として "Keyser and Houtmann" としているものに拠るものです。このときは、「カイザー」ってどこの皇帝?「ハウトマン」って誰?と思ったものです。確かに、この頃はハウトマンはほとんど知られておらず、氏のいうカイザーことケイセルは専らラテン名のテオドルスで出ており、いわゆる「バイエル星座」がバイエルのオリジナルではなく、このテオドルスに拠っているくらいは説明されていたと思います。しかし、テオドルスについては名前くらいしかわからず、今知られているようなシチュエーションは、この頃 Ridpath 氏が広めてくれたんだと思います。それにしても、『天文年鑑』が2013年版からこうなったとは、『天文年鑑』が随分と時代遅れだったんじゃあ。--Bay Flam(会話) 2023年8月16日 (水) 08:51 (UTC) [返信 ]

コメントありがとうございます。「テオドルス」の名は原さんの『星座の神話』にもちょこちょこ出てきますね。『天文年鑑』のほうは、「星座」のページの執筆者が根本しおみさんから山田陽志郎さんに代わったタイミングで、星座の設定者がガラリと変更されたようです(以前2000年度ぐらいから各年分を一つ一つ調べてみた結果の結論ですが、写真撮り忘れたので記憶ベースの話ですみません)。Deborah J. Warnerの The skya explored、初版1979年......なかなか新たな知見って広まらないものですね。
今回コメントアウトいただいた部分では「日本でも2010年代には「ケイセルとハウトマンの星座」ということが広くアナウンスされるようになっていた(けどまだ広まってないよね)」ということを言いたかったのですが、どうも言葉不足で伝わらなかったように思います。もう少し文言と出典足して加筆しておきます。--Kovayashi(会話) 2023年8月17日 (木) 01:04 (UTC) [返信 ]

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