コンテンツにスキップ
Wikipedia

「リプレイはずし」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
(41人の利用者による、間の69版が非表示)
1行目: 1行目:
{{複数の問題|独自研究=2012年10月|特筆性=2012年10月<!--|大言壮語=2012年10月-->}}
'''リプレイはずし'''((削除) ''' (削除ここまで)リプレイハズシ(削除) ''' (削除ここまで)、'''リプレイ外し'''と表記される場合もある)は、[[パチスロ]]用語で4号機の[[ビッグボーナス]]中の打ち方。(削除) 実態を正確に表す名称としては「JACイン(レギュラーボーナス開始)はずし」のほうがふさわしいが、4 (削除ここまで)号機の(削除) ほとんどで[[リプレイ]]図柄をJACイン図柄 (削除ここまで)(削除) 採用し (削除ここまで)てい(削除) たことから、この呼び名になった (削除ここまで)
'''リプレイはずし'''(リプレイハズシ、'''リプレイ外し'''と表記される場合もある)は、[[パチスロ]]用語で(追記) [[ (追記ここまで)4号機(追記) (パチスロ)|4号機]] (追記ここまで)の[[ビッグボーナス]]中の打ち方(追記) の総称 (追記ここまで)(追記) また5 (追記ここまで)号機(追記) 以降 (追記ここまで)(追記) 機種 (追記ここまで)(追記) も概念が取り入れられ (追記ここまで)てい(追記) る機種がある (追記ここまで)


==(削除) 原理 (削除ここまで)==
==(追記) 概要 (追記ここまで)==
最終JACイン(リプレイ絵柄で代用されていることが多い)をわざと取りこぼすことにより小役ゲームを延命させ獲得枚数増加を狙う攻略法。小役回収打法と並び、4号機を代表する攻略法である。リプレイを外す手順は機種ごとに異なるが、「リプレイテンパイ時にリプレイ間が6コマ以上ある箇所を狙う」、「リプレイ入賞とチェリーなどの複合揃いを避ける制御を利用する」、「変則押しをすることで自動的にリプレイが外れる」ものが代表的である。例えばハイパーラッシュ(山佐)では逆押しをするだけ<ref>{{Cite web|和書|title=ハイパーラッシュ|url=http://www1.yamasa.co.jp/rush/hyper_big.htm|website=www1.yamasa.co.jp|accessdate=2019年06月09日|publisher=山佐株式会社}}</ref>でリプレイを外す(JACイン回避)ことができる。


== 4号機時代 ==
4号機のビッグボーナスの[[小役ゲーム]]中は[[小役]][[フラグ]]の成立確率が上がっており、その小役をできる限り多く獲得するために、JACイン図柄が揃わないようにわざと取りこぼし、小役ゲームを引き伸ばすことによってビッグボーナスの獲得枚数を増やすことがパチスロ攻略雑誌の攻略ライター(人物については諸説ある)によって発見された。4号機の初期においてリプレイはずしはメーカーの意図しないいわゆる[[裏技]]であり、[[攻略法]]として認知されていたが、後にメーカーも機種の設計段階からリプレイはずしを織り込むようになり、[[ドット]]や[[液晶]]画面が搭載されるようになるとリプレイはずしを指示する機種が出るまでに発展した。その意味で、リプレイはずしは攻略雑誌が生み、メーカーによって育てられた打ち方といえる。
初の4号機となるチェリーバー(エレコ)の試打にて当時のパチスロ攻略誌のライター、チャンピオン木崎が考案。チェリーバーは小役ゲーム中に2枚掛けをするとリプレイ確率が約1.6分の1とアップする仕様となっていたため、小役ゲーム終了直前までリプレイを外して獲得枚数を増やすことが可能であった。


== 5号機におけるリプレイはずし ==
リプレイはずしのやり方であるが、[[順押し]]ではほとんどの機種において100%リプレイを引き込むため、[[変則押し]]をすることが必要である(普通は[[逆押し]]する)。パチスロの規格上、最大4コマまでしか図柄を引き込む([[スベリ]])ことしかできないため、リプレイと次のリプレイの間が5コマ以上離れているとリプレイを取りこぼす。また、リプレイと[[チェリー]](左リールだけで確定する小役)などの小役を同時に揃えることもできないため、わざとそのような形になるようにリプレイを[[テンパイ]]させてはずすこともある。この場合、1〜3コマ程度の[[目押し]]能力が要求され、中には複数のリールで1コマ目押し(ビタ押し)を必要とする攻略困難な機種もあった。このようなリール配列の隙を突いた形ではなく、特定の押し方をすると、リール制御が実際にはリプレイを引き込めるにもかかわらず引き込まずに取りこぼす機種もあり、これをリプレイはずしに利用することもある。このような機種はメーカーがリプレイはずしをしやすく設計していることが多く、要求される目押し能力は前期のものよりも緩いか、なかにはまったく目押しを必要とせず、[[フリー打ち]]で小役ゲームを消化するものさえある。
5号機は規定変更により、リプレイはずしは事実上不可能になった。アクロスの5号機ハナビでは、「花火チャレンジ」中に4号機ハナビのリプレイ外しと同様の手順を行うことでRTを延命させることが可能となっており、当時のゲーム性を再現している。


== 6号機時代 ==
リプレイをはずすだけではビッグボーナスの獲得枚数を増やすことはできない。リプレイはずしによって小役ゲームを引き伸ばすことはできるが、その間に成立するJACイン以外の小役を取りこぼしては獲得枚数は増やせず、かえって損をすることもあるからである。特に変則押しをするとリプレイだけでなく、ほかの小役も取りこぼしやすくなるために、順押しではフリー打ちでも取りこぼさない小役でも目押しが必要になることがある。後期の機種では[[ストップボタン]]を押す前にあらかじめ[[フラグ告知]]をすることにより、小役フラグの場合は順押しフリー打ち、JACインフラグのときは逆押しで目押し(あるいはフリー打ち)と押し順を使い分けることによって目押しの頻度を減らすものも現れた。
ATを擬似ボーナスと扱っている「花火絶景」などでは、目押しによるリプレイ外しを4号機さながらに再現しており、目押しミスで100枚以上の差が付く可能性のある機種である。ただしこれはあくまで疑似ボーナスであり、内部的には複数の図柄のリプレイが同時成立しているだけである。


リプレイを取りこぼせない仕様は事実上5号機のままだが、規定によりJAC IN図柄をリプレイ図柄以外で用意することが必須となった。これによりJAC外しの概念は再来した。シミュレーション試験では即JAC INするが(BB中のREG扱いなので成立Gで揃う)、手動で打つ場合はJACをこぼして「シフト持ち越し」状態のまま1種BBを継続する事が可能である。シフト持ち越し時限定の高純増小役を高確率で成立させることで、試験ではゼロボ扱いの減算していくボーナスを、高純増のボーナスとして利用した機種が複数生まれた。6号機「ガメラ」「ツインエンジェルPARTY」等は顕著であり、常にJACをわざと取りこぼし、シフト持ち越し状態のままBIGを進行させるゲーム性となっている。
「獲得枚数を増やす目的での、小役ゲーム中のJAC IN外し」という意味ではある意味4号機リプレイハズシと同様だが、小役ゲーム数の延長ではなく、小役・リール制御の変化が6号機内では主目的である。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}


{{DEFAULTSORT:りふれいはすし}}
==[[ジャグラー]]シリーズ([[北電子]])の例==
[[Category:パチスロ]]

自力で「[[GOGOランプ]]」をペカらせる。

[[BIG]]を獲得したら2回目の[[JAC]]まで通常消化し、3回目の[[JAC]]前に中押し(中→右→左)で小役ゲームを消化する。この時、[[リプレイ]]の[[テンパイ]]ラインによって左[[リール]]を押し分ける。

[[リプレイ]]が上中段[[テンパイ]]時は上段に上チェリー付き7

[[リプレイ]]が下段[[テンパイ]]時はBAR、ベル、ピエロのBARを上段(上チェリー付き7を枠外に落とす。)

残り10Gになったら順押しでJACINを優先する。

この方法で素人より10〜20枚多く獲得できる。

==歴史==

メーカーがリプレイはずしを設計に織り込んだ機種は『[[クランキーコンドル]]』(ユニバーサル:現[[アルゼ]])が最初であると考えられている(詳細は不明)。クランキーコンドルは、JACインのフラグが成立しているときに変則押しをすると、必ずリプレイが中段でテンパイする。このとき、左リールのリプレイが6コマ離れているところを狙って(2コマ目押し)リプレイをはずす。クランキーコンドルにはフラグ告知は一切ないため、リプレイはずしをするときは小役のフラグが成立している場合でも変則押しを行う必要がある。このとき、小役を取りこぼさないために最初に押す中リールも2コマ目押しが必要とされた(クランキーコンドルのリプレイはずしの押し順は中→右→左)。クランキーコンドルは小役ゲーム中によく揃う小役の払い出し枚数が10枚および15枚と多く、その小役フラグが成立する確率も高かったため、小役ゲームを引き伸ばすと、リプレイをはずしたことによって減る枚数を加味しても、リプレイをはずさないときよりも20枚以上多く獲得することができたのである。

このクランキーコンドル以後数年間に及ぶ「[[技術介入]]ブーム」が引き起こされ、パチスロブームの一因となった。中には「技術介入をすると負けない」のではなく「技術介入をしないと勝てない」機種も現れ、打ち手の目押し技術の向上を引き起こし、にわか[[スロプロ]]が多数出現する原因にもなった。後にパチスロの規格の解釈変更により、ビッグボーナスの平均獲得枚数が500枚を超える[[大量獲得機]]が続々現れるようになると、メーカーも「獲得枚数を増やすための手段」としてリプレイはずしをシールや小冊子によって「メーカー推奨の打ち方」としたために、リプレイはずしの技術介入性は薄くなった。

しばらくしてJACインフラグの持ち越しが認められるようになり、『[[吉宗]]』のようなビッグボーナス1回でほぼ毎回711枚を獲得できる機種では液晶画面のナビに従うだけでリプレイはずしが自動的に行われるようになり、このような機種ではリプレイはずしの技術介入性はまったく失われた。その一方でリプレイはずしが利かないような設計をするメーカーも現れ、そのような機種では小役ゲーム中の[[期待値]]を減らし、小役ゲームを引き伸ばすとかえって損をするようにしてリプレイはずしの効果を下げたり、変則打ちでもリプレイを取りこぼさないようにしてリプレイはずし自体をできないようにする機種もあった。

リプレイはずしが大量獲得の手段の一部となったために5号機では規制され、払い出し枚数によってボーナスゲームを終了させるようになり、リプレイはずしの概念自体が消滅した。

[[Category:パチスロ(削除) |りふれいはずし (削除ここまで)]]

2023年11月1日 (水) 10:24時点における最新版

この記事には複数の問題があります改善ノートページでの議論にご協力ください。

リプレイはずし(リプレイハズシ、リプレイ外しと表記される場合もある)は、パチスロ用語で4号機ビッグボーナス中の打ち方の総称。また5号機以降の機種にも概念が取り入れられている機種がある。

概要

[編集 ]

最終JACイン(リプレイ絵柄で代用されていることが多い)をわざと取りこぼすことにより小役ゲームを延命させ獲得枚数増加を狙う攻略法。小役回収打法と並び、4号機を代表する攻略法である。リプレイを外す手順は機種ごとに異なるが、「リプレイテンパイ時にリプレイ間が6コマ以上ある箇所を狙う」、「リプレイ入賞とチェリーなどの複合揃いを避ける制御を利用する」、「変則押しをすることで自動的にリプレイが外れる」ものが代表的である。例えばハイパーラッシュ(山佐)では逆押しをするだけ[1] でリプレイを外す(JACイン回避)ことができる。

4号機時代

[編集 ]

初の4号機となるチェリーバー(エレコ)の試打にて当時のパチスロ攻略誌のライター、チャンピオン木崎が考案。チェリーバーは小役ゲーム中に2枚掛けをするとリプレイ確率が約1.6分の1とアップする仕様となっていたため、小役ゲーム終了直前までリプレイを外して獲得枚数を増やすことが可能であった。

5号機におけるリプレイはずし

[編集 ]

5号機は規定変更により、リプレイはずしは事実上不可能になった。アクロスの5号機ハナビでは、「花火チャレンジ」中に4号機ハナビのリプレイ外しと同様の手順を行うことでRTを延命させることが可能となっており、当時のゲーム性を再現している。

6号機時代

[編集 ]

ATを擬似ボーナスと扱っている「花火絶景」などでは、目押しによるリプレイ外しを4号機さながらに再現しており、目押しミスで100枚以上の差が付く可能性のある機種である。ただしこれはあくまで疑似ボーナスであり、内部的には複数の図柄のリプレイが同時成立しているだけである。

リプレイを取りこぼせない仕様は事実上5号機のままだが、規定によりJAC IN図柄をリプレイ図柄以外で用意することが必須となった。これによりJAC外しの概念は再来した。シミュレーション試験では即JAC INするが(BB中のREG扱いなので成立Gで揃う)、手動で打つ場合はJACをこぼして「シフト持ち越し」状態のまま1種BBを継続する事が可能である。シフト持ち越し時限定の高純増小役を高確率で成立させることで、試験ではゼロボ扱いの減算していくボーナスを、高純増のボーナスとして利用した機種が複数生まれた。6号機「ガメラ」「ツインエンジェルPARTY」等は顕著であり、常にJACをわざと取りこぼし、シフト持ち越し状態のままBIGを進行させるゲーム性となっている。 「獲得枚数を増やす目的での、小役ゲーム中のJAC IN外し」という意味ではある意味4号機リプレイハズシと同様だが、小役ゲーム数の延長ではなく、小役・リール制御の変化が6号機内では主目的である。

脚注

[編集 ]
  1. ^ "ハイパーラッシュ". www1.yamasa.co.jp. 山佐株式会社. 2019年6月9日閲覧。

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /