学校全体行事
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第24回全国障害者スポーツ大会 壮行会
10月25日(土)から27日(月)に滋賀県にて開催される全国障害者スポーツ大会に出場する内田篤生さんの壮行会を行いました。
内田さんはさいたま市選手団の一員として、陸上競技(50m、ソフトボール投)に出場します。
壮行会では、校長からの激励と会場にいた高等部生徒やオンライン配信から参加した小学部児童や中学部生徒からの応援がありました。
内田さんも抱負をしっかりと語ってくれました!
本校PTAより寄贈いただいた横断幕もお披露目されました。
前期終業式を行いました。
9月26日(金)に前期終業式を行いました。
◯各学部から代表して「前期がんばったこと発表」
◯ボッチャ大会『準優勝 』の表彰
◯ローリングバレーボール大会『優勝』の表彰
を行いました。
本校では、感染症対策を踏まえ、発表者以外は教室で配信を見て参加しています。
第10回全国ボッチャ選抜甲子園
8月7日(木)に、ひがしんアリーナ(東京都墨田区)にて第10回全国ボッチャ選抜甲子園決勝大会が開催されました。本校は『ロータスDREAMS』として高等部の内田篤生さん、渡辺こころさん、鎌込陽大さん、廣瀬翔大さんの4名が学校代表として出場しました。
大会は予選を勝ち抜いてきた16校のチームによるトーナメント方式で行われました。我らがロータスDREAMSは一つ一つ勝ち進むことができ決勝まで勝ち上がることができました。決勝戦は惜しくも敗れてしまいましたが、準優勝という成績を収めることができました。また、大会MVPとして内田篤生さんが選出されました。
会場に足を運んで応援していただいた方、YouTubeを通して応援していただいた方、全ての皆様の応援が多大なる力となり当初の成績を収めることができました。ありがとうございました。
対戦いただきましたチームの皆様、大会を運営してくださった関係者及びボランティアの皆様、本当にありがとうございました。
埼玉県特別支援学校ローリングバレーボール大会
7月30日(水)に埼玉県障害者交流センターにて、令和7年度第38回県民総合スポーツ大会兼第11回埼玉県特別支援学校ローリングバレーボール大会が開催されました。
開会式では本校キャプテンが優勝杯返還と選手宣誓を立派に務めました。
本校はシードで準決勝からでした。第1セット序盤は動きが硬く、相手にリードを許す立ち上がりでしたが、みんなで声を掛け合い、追いつき勝ち越すことができました。第2セットも勢いそのままに獲り、勝利することができました。
決勝戦は昨年度と同じ対戦カードとなりました。第1セットは相手のプレーが素晴らしく4点差で落としてしまいました。本大会は2セットマッチでセット数が同点の場合、総得点差で勝敗を決します。そのため、逆転は難しいと思われながら第2セットに入りました。序盤から堅実な守備で守り、アタックが見事に決まり、あっという間に4点のリードを得て、総得点でも並ぶことができました。その後は、両チーム互いに点を獲り合い、第2セットは本校が勝ち、両チーム総得点は同点。1点先取のサドンデスマッチで勝敗を決することになり、見事1点を本校が獲得。
大会史上初の2連覇を達成することができました。
たくさんの応援をありがとうございました。
対戦いただきました学校の皆様、大会を運営してくださった関係者の皆様ありがとうございました。
ローリングバレーボール交流大会
7月25日(金)に埼玉県障害者交流センターにて第22回特別支援学校ローリングバレーボール交流大会が開催されました。本校からは5名の生徒と7人の教員がチームとなり出場しました。
当日は3チームと試合をして交流することができました。
生徒たちは7月初旬から積み重ねてきた練習の成果を存分に発揮し、楽しむことができました。
たくさんの応援ありがとうございました。
第10回 全国ボッチャ選抜甲子園 壮行会
8月7日(木)に開催される全国ボッチャ選抜甲子園の壮行会を実施しました。
選手たちは緊張した様子でしたが、校長先生からの激励を受け、キャプテンが大会に向けた決意を述べてくれました。
会場にいた高等部の生徒やオンラインで参加した小学部中学部の児童生徒からはたくさんの応援がありました。
これから、学校では(ハナミズキの巻)
春の風がそっと季節を運び、学校の周りの景色も少しずつ変化しています。満開の桜が葉桜となり、新たに咲き始めたのはハナミズキ。その鮮やかな花は、春から初夏への優雅な橋渡しとなり、陽の光を受けながら穏やかに揺れています。
← 校庭にある「ハナミズキ」
このハナミズキですが、実はアメリカが日本に贈ったものです。1912年、日本がアメリカに桜を贈った際、その返礼として届けられました。この桜の贈り物には、日米間の友情を深める願いが込められており、ワシントンD.C.のポトマック河畔には約3,000本の桜が植樹されました。その後、アメリカの旅行家エリザ・シドモアの提案も加わり、桜は国際的な友情の象徴として広がっていったのです。
中央の部分に花びらのように見える「総苞片(そうほうへん)」
こうして咲く花々は、ただ美しいだけではなく、人々の絆や歴史を映し出しています。新入生の皆さんも、新しい環境の中で戸惑うことがあるかもしれません。しかし、桜がハナミズキへと移り変わるように、日々の変化を楽しみながら、新しい出会いや挑戦を前向きに迎えてください。皆さんの未来も、きっと鮮やかに輝いていきます!!
おまけ
ハナミズキですが蓮田市の木です。また、花言葉は「返礼」や「永続性」です。
入学式の様子
4月10日(木)本日入学式が挙行されました。
新しい学校にどきどきの新小学部1年生、わくわくの新中学部1年生、しっかりとした面持ちの新高等部1年生たちが登校する様子が見られました。
満開の桜にも恵まれ、これからの学校生活の素敵な第1歩になったかと思います。
在校生のみなさんは、始業式と同様に各教室からタブレットを通じて画面越しに、入学式を見学しています。
これからみなさんで楽しい学校生活を送ってくださいね!
新年度が始まりました!始業式の様子
4月9日(水)新年度が始まりました!
待ってました!と言わんばかりに児童生徒みんなが笑顔いっぱいで登校しました!
なんだか新しい先生たちの顔を見て、どきどき?わくわく?
始業式は、オンラインで行っています!
各教室からタブレットを通じて画面越しに、校長先生のお話を聞いています!
これから、学校では(新たな季節のはじまりの巻)
「校庭の桜が満開となり、春の暖かな風とともに新年度が始まります。4月9日の始業式と10日の入学式を迎え、児童生徒の皆さんが新しい一年のスタートラインに立つことになります。これから始まる日々が、皆さんにとって安心で輝かしい時間となることを私たち教職員一同心から願っています。
←校庭及び駐車場の桜→
学びとは、日々のふれあいやかかわりの中で自然と広がっていくものです。それは、言葉にしなくても、周囲との交流を通じて、さまざまな形で感じ取ることができるものです。友達や先生との共有する時間、一緒に課題に取り組む日々の積み重ねが、児童生徒の皆さんを少しずつ成長させる大切な時間となることでしょう。そしてその経験が、新しい発見や喜びに満たされる未来へとつながります。
←満開の桜
新しい友達との出会い、新しい担任の先生との交流を通じて、児童生徒の皆さん一人一人が安心して過ごし、自分らしく輝ける場所を築くことができるように、私たち教職員一同全力で支援します。言葉を超えた心のふれあいを大切にしながら、この校庭の桜のように明るく希望に満ちた未来を咲かせる一年となりますように。
新年度が、笑顔とともに挑戦と成長で彩られる素晴らしい一年になることを楽しみにしています!
これから、学校では(春のおとずれの巻)
保護者の皆様、児童生徒の皆さんへ
春の暖かな陽ざしが感じられるこの頃、皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのことと存じます。この一年間、多くの場面で温かいご支援とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
本年度も、14日の高等部、19日の小中学部の卒業式が無事に執り行われました。それぞれの場で卒業生たちが輝かしい門出を迎えられたこと、教職員一同、大変うれしく思っております。一方で、在校生の皆さんは25日の修了式に向け、この一年間での成長や学びを振り返りつつ、次なる目標への準備を進めていることでしょう。
←中庭のモクレン ←3/20の権現堂の様子
この年度末、校庭や周辺の自然には春の訪れが間近に感じられる変化があります。桜や木蓮はそのつぼみをふくらませ、一斉に花開く準備をしています。この美しい景色は、皆さん一人一人の成長と未来の可能性を象徴しているようにも思えます。これから新しい学びや挑戦の道に進む皆さんが、それぞれの目標に向かって前向きに取り組む姿を期待しています。
←寒桜( 権現堂)河津桜→
新年度に向けて、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。これからも引き続き温かいご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
これから、学校では(KEEP38の巻)
本校は、交通安全意識の向上を目指し、「KEEP38プロジェクト」に賛同する特別支援学校として参加しています。このプロジェクトの精神を日常の教育活動に取り入れ、児童生徒一人一人一人の可能性を最大限に引き出す教育を実践しています。
「KEEP38プロジェクト」との出会いは、日頃お世話になっている関東自動車様のスクールバスから始まりました。リアウインドウに貼られたステッカーを目にしたことがきっかけで、運転手の方に詳しくお話を伺い、その理念の素晴らしさを実感しました。その後、埼玉県警察に問い合わせを行い、参加する運びとなりました。
←いつもお世話になっているスクールバス→
本校では、教職員が通勤の場面で道路交通法第38条を厳守し、模範となる行動を示すことに努めています。これにより、児童生徒や地域社会への安全意識の啓発を図っています。また、「KEEP38プロジェクト」のステッカーを掲示することで、プロジェクトの理念を広く発信し、交通安全の重要性を地域社会全体に呼びかけています。
←職員の車、松葉とともに
私たちは、このプロジェクトの精神を通じて、交通支援が必要な児童生徒たちが安心して日々を過ごせる環境を整えるとともに、児童生徒の潜在的な可能性を育む教育に尽力しています。「KEEP38プロジェクト」を基盤に、教育と交通安全の双方から地域社会への貢献を目指します。
おまけ
「KEEP38プロジェクト」とは、県内における横断歩行者が被害に遭う交通事故の撲滅を目指し、横断歩道における歩行者優先義務が規定された「道路交通法第38条」の交通ルールを正しく理解し、その遵守を表明して模範運転をすることにより、歩行者優先の機運を高め、安全運転の促進を図る取り組みです。
埼玉県警察ホームページ https://www.police.pref.saitama.lg.jp/f0010/kotsu/keep38.html
これから、学校では(ひなまつりの巻)
春の訪れを感じるこの季節、3月3日のひな祭りがやってきました。ひな祭りは、古くから日本で親しまれている伝統行事です。歴史をたどると、平安時代の「ひいな」遊びと、人形に自分の厄を移して海や川へ流す「流しびな」の行事が結びついたもののようです。
←桃の花 ←おひなさま
ひな祭りでは、人形が身代わりとなり、子供たちに災いが降りかからないようにと願い、人生の幸福が得られるようにと温かい気持ちを込めて人形を飾るようになりました。この伝統は、私たちの文化と心を大切にするものです。
←道明寺(どうみょうじ) ←ひなあられ
この日には、人形を飾り、伝統的な料理を楽しむことができます。ひな祭りは、日本の文化を学び、周囲の人々と過ごす素晴らしい機会です。今年のひな祭りも、皆さんが健康で幸せに過ごせることを心から願っています。
おまけ
❝あかりをつけましょ ぼんぼりに・・・❞の歌「うれしいひなまつり」はご存じですか?ひな祭りの季節に広く親しまれている童謡で、サトウハチローが作詞しています。歌詞はひな祭りの情景や楽しさを描いており、誰からも愛されています。この歌は、ひな祭りの伝統的な風景を鮮やかに描写し、親しい人々と過ごす楽しさを伝えています。サトウハチローの作品は、暖かく優しいメロディーと共に、世代を超えて愛され続けています。つい口ずさむこの歌から、日本の文化と伝統を感じることができます。そして、あの「ちいさいあきみつけた」の童謡も、サトウハチローの作詞です。
これから、学校では(ウメの巻)
日増しに寒さが和らぎ、春の訪れが感じられる季節となりました。
いかがお過ごしでしょうか。この時期、梅の開花がニュースとなります。
←白梅(ハクバイ) ←紅梅(コウバイ)
← ズームアップ →
白梅の清らかな白と紅梅の鮮やかな赤には、純粋さと情熱の象徴とされ、古くから日本文化に深く根付いています。この二つの梅の花ですが、具体的には、白梅のように清廉潔白な心を持ち、誠実であることを大切にする姿勢を育むことを。また、紅梅のように情熱を持ち、何事にも熱心に取り組む態度を育てることが重要だと思う次第です。蓮田の子供たちにとって、この二つの特性を兼ね備えることで、バランスの取れた人格形成を遂げることができるのではないでしょうか。
ところで、梅に関して有名な作品に尾形 光琳(おがた こうりん)の「紅白梅図屏風(こうはくばいずびょうぶ)」(国宝)があります。尾形 光琳の最晩年期の作品で、背景が省略され、流水を挟んで描かれた二本の梅ですが、紅梅は全体が入っているのに対し、白梅は大部分が画面の外にあるなど、様々な点で対照的です。流水の模様は、銀箔地に水文を覆い隠して作ったものです。尾形光琳は呉服屋の家に生まれたこともあって、工芸的な手法も絵画に取り入れています。梅の花は、花弁を線描きしない「光琳梅」。樹は「たらし込み」による質感表現に加え、点状の苔も描き込んでいます。近くで見ると、事前に想像していたよりも強い迫力を感じる作品で、躍動感あふれる生命力が印象に残ります。
おまけ
1「梅」は、奈良時代に日本へ渡来したとしています。そして「梅」は、枕草子や源氏物語にも存在感を示しています。
2ウィキペディアによりますと、「関東三大梅林」には越生(おごせ)梅林、水戸偕楽園、熱海梅林があるようです。
・越生梅林の梅まつりは、2月15日(土)から3月16日(日)・・・埼玉県
・水戸偕楽園の梅まつりは、2月11日(火)〜3月20日(火)・・・茨城県
・熱海梅林梅まつりは、1月11日(土)〜3月2日(日)・・・静岡県
3尾形光琳の「紅白梅図屏風」(国宝)は、熱海にあるMOA美術館で観ることができます。
https://www.moaart.or.jp/?collections=053
これから、学校では(モクレンの巻)
2月も中旬に入り、季節の移り変わりを感じさせる時期となりました。
この時期になると、モクレンのつぼみが膨らみ始め、春の訪れを予感させます。この光景を見て、中学校「国語」の教科書にある三浦 哲郎(みうら てつお)の「盆土産」という短編小説を思い出しました。主人公が子供時代に経験した父親との再会と、その際に持ってきた小さな土産物が描かれています。物語の中で、主人公はその盆土産を大切にし、心に刻み続けます。
← 中庭の「モクレン」のつぼみ →
この物語から私たちが学べることは、日常の中にある小さな喜びや感動を見逃さず、大切にすることの重要性です。特に、蓮田の児童生徒にとって、日々の小さな成長や成功体験は、未来への大きな一歩となります。モクレンのつぼみが少しずつ開いていくように、子供たちの成長も一歩一歩進んでいることを感じております。
保護者の皆様には、お子様のほんのわずかな歩みや変化に気づき、それを喜び合う時間を大切にしていただきたいと思います。子供たちが感じる喜びや自信は、家庭での温かいサポートによってさらに深まると思います。
終わりに、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもありますので、健康には十分気を付けていただきたいと思います。
おまけ
・18日(火)は、二十四節気のひとつ「雨水(うすい)」です。この時期は冬が終わりに近づき、雪や氷が解けて水になることを意味しています。そのため、「雨水」と呼ばれます。
農業の面では、雨水から農作業の準備が本格的に始まります。また、この日から雛人形を飾り始めると良いとされていることもあります。
・三浦 哲郎の「盆土産」は、光村図書の中学校「国語」の教科書二年生に掲載されています。また、三浦 哲郎は劇団四季のミュージカル「ユタとふしぎな仲間たち」の原作者でもあります。
これから、学校では(ロウバイの巻)
早春を迎え、日が少しずつ長くなり立春を過ぎたことを感じられる季節となりました。また、新たなステップを踏み出す準備も整いつつあります。保護者の皆様には、日頃より多大なるご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。日本海側では記録的な大雪が降り積もり、人々の生活に大きな影響を与えています。一方、太平洋側では、北風と共に寒さはありますが、比較的穏やかな天候が続き、日差しが差し込む日も多くなっています。
感染症に注意しながら、蓮田の子供たち一人一人が、健康で楽しみながら過ごせるよう、温かく見守っていきたいと思います。
←「蝋梅」(ロウバイ)→
庭先にこの時期、美しい花を咲かせる花があります。蝋梅(ロウバイ)です。蝋梅は、冬の寒さの中でも力強く香る花です。中国原産の蝋梅は、日本では江戸時代後期から庭木として親しまれてきました。花言葉は「先導」「先見」「慈愛」「優しい心」と、多くの意味を持ちます。その香りや姿は、子供たちの成長を見守る私たちにとっても、大きな励ましとなります。彼の作家、芥川 龍之介の句「蝋梅や 雪うち透(す)かす 枝の丈(たけ)」にも詠まれたように、蝋梅の花は冬の寂しさを和らげ、心に温かな光をもたらしてくれます。寒さ厳しいこの時期に咲く蝋梅のように、子供たちがそれぞれの個性を大切にしながら、のびのびと成長していく姿を見守りたいと思います。
寒い日が続きますが、どうぞご自愛ください。
おまけ
1)美しい黄色い蝋梅の花が咲き誇る県内の場所を紹介します。暖かい服装でどうぞ!!
さいたま市:大宮花の丘農林公苑
三郷市:みさと公園
行田市:古代蓮の里
長瀞町:長瀞宝登山臘梅園
2)「警察博物館」前の「十月桜(じゅうがつざくら)」のその後
散り際の桜でした(2/8)。
これから、学校では(芽の巻)
2月に入り、寒さの厳しい日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。今月は高等部の入学選考という大きな行事があります。新しい門出を迎える生徒たちにとって、大変重要な時期となります。保護者様の温かいご支援とご理解を賜りながら、この選考が無事に進行し、新たな出会いが実を結ぶことを心より願っております。
←「ウメ」 ←「サクラ」 ←「ドウダンツツジ」
一方で、寒さが続く中、校舎周辺の草木がしっかりと芽を出し、春の訪れを感じさせています。小さな芽が顔を出し、その生命力に感動を覚えることも多いことでしょう。忙しい毎日の中で、こうした自然の変化に目を向けることは、心のリフレッシュにもなります。
今月も素晴らしい月となりますように。どうぞお体にお気をつけてお過ごしください。
おまけ
ヒイラギ(柊)は、日本で見られる常緑樹です。その名前は、日本語で「棘」を意味する「針」から来ています。 また、ヒイラギは、日本の祭りや行事で重要な役割を果たしています。特に新年や節分の時期に用いられます。古くから日本では、鋭利なものやとげのあるものが邪気を追い払うと信じられてきました。そのため、ヒイラギの鋭い葉が鬼や悪霊を寄せ付けないと考えられ、特に節分の行事で用いられるようになったのです。
←「ヒイラギ」
ちなみに今年の節分は2月2日(日)です。二十四節気という太陽の位置に基づく伝統的な暦に関連しており、立春が2月3日に設定されているためです。
これから、学校では(気象変動?の巻)
新しい年(令和7年)の1月も終わりに近づいています。今年の冬は例年に比べて温暖な気候が続いているようで最高気温が10度を超える日も増えています。驚いたことに、学校周辺ではタンポポやノゲシ、カタバミなどの春の花々が既に咲き始めています。こうした現象は、やはり気候変動の影響を反映していると言えるのでしょうか。
←「タンポポと蜂」←「ノゲシ」←「カタバミ」
最近の知見によれば、地球温暖化や気候変動の影響で極端な天候や異常気象の増加が報告されています。特にヨーロッパでは異常な暑さが続き、多くの国で気温記録が更新されました。また、アジアやアフリカでも洪水や干ばつが頻発し、農業や生活に大きな影響を与えています。そして、ロスアンゼルスの山火事も気象変動に関係しているようです。
これらの変化等に対応するためには、持続可能なエネルギーの利用や環境保護活動が重要な鍵を握っているようです。ご家庭におかれましても、機会を得て実践できる具体的な行動について考えてみていただければ幸いです。
これからも、私たちの学校が環境に優しい活動を積極的に進め、持続可能な未来を築いていけるよう、ご協力をお願い申し上げます。
おまけ 中央区京橋にある「警察博物館」の前の中央通りには、「十月桜(じゅうがつざくら)」が満開(1/25現在)でした。
ポリスミュージアム www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp
これから、学校では(ハクセキレイの巻)
14日(火)の今夜は1月最初の満月です。アメリカの農事暦では、「ウルフ ムーン(Wolf Moon/狼月)」と呼ぶようです。真冬の食糧不足を嘆く飢えた狼の遠吠えにちなんで名付けられたようです。
月の上に輝いているのが火星です。
最低気温が氷点下と寒さが厳しくなってきました。でもこの季節、私たちの周りには冬の楽しみがあります。そんな冬の風物詩の一つとして、「ハクセキレイ」についてお伝えします。
校舎周りを散策!?
「ハクセキレイ」とは?
「ハクセキレイ」は白と黒の美しい羽を持つ小鳥で、公園や川辺などでよく見かけますが、今回は校舎を軽快に歩き回っている姿を発見しました。
「ハクセキレイ」は、その愛らしい姿から多くの文学作品にも登場します。たとえば、俳句や詩の中でその名前を見かけることがあります。
「ハクセキレイ」は私たちの日常に身近にいる存在ですが、その美しさや自然の一部としての役割を再発見することは素晴らしい経験です。1月の寒い中でも、彼らの姿を見つけると心が温まります。この冬、ぜひハクセキレイをとおして、自然の魅力を再確認してはいかがでしょうか。
おまけ 日本に多い「ハクセキレイ」は、何十年か前までは北海道や東北だけで繁殖し、秋になると本州へやってくる鳥でした。今は一年中見られますが、長い尻尾を上下に振りながら歩く姿がとっても可愛いものです。なんと『日本書紀』には、あのイザナギ・イザナミの夫妻がセキレイの指導で夫婦和合し「国産み」できたとの記述があります。 スマートなボディと、地上生活するにも便利な長い脚。スズメなどに比べて、よく目立ちます。セキレイの仲間は、尾を上下に振りながら歩くのが特徴。立ち止まってあたりの様子をうかがうときも尾だけは振っています。しかし、なぜ振るのかはわかっていないそうです。
「セキレイ」という名は、中国での呼び名「鶺鴒」を音読みしたもので、「背筋を伸ばした美しい姿勢の鳥」という意味です。
・サントリーの愛鳥活動 HP
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4610.html
これから、学校では(スイセンの巻)
底冷えする寒さには閉口しますが、寒さにも負けずと咲く花があります、例えばスイセン。寒い季節に彩りを添えてくれます。
このスイセンですが漢字では「水仙」と書きます。そして、この水仙は中国から来た言葉のようです。
「仙人は、天にあるものは天仙、地にあるものは地仙、水にあるものは水仙(である)」という中国の古典に由来しています。
また、スイセンの仲間は約30種類あります。学名は「ナルキッソス」で、これはギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソス(Narcissus)に由来します。美少年だったナルキッソスは自分の美しさに見とれ、池の水面に映る自分の姿に恋をし、しばしば見とれていました。そんなナルキッソスを戒めようと、女神ネメシスは彼をスイセンに変えてしまいました。この話はナルシスト(ナルシシスト)の語源にもなっており、スイセンの花言葉は「自己愛」になっています。
高等部棟の前庭に咲き始めました。
早春に咲くことで知られており、その純白の花弁と豊かな香りで多くの人々に愛されています。また、スイセンの花は再生や新しい始まりの象徴とされています。
新しい始まりを予感するには、うってつけの花のようです。なお、心理学では「フレッシュスタート効果」と言います。
おまけ 太宰 治(だざい おさむ)の短編小説「富嶽百景(ふがくひゃっけい)」にスイセンが重要なシンボルとして登場します。作中の主人公は、スイセンの美しさに惹かれ、その姿に感銘を受けます。しかし、スイセンの美しさは同時に孤独や自己陶酔をも表しており、主人公自身の内面的な苦悩や孤独感と共鳴する部分があります。このように、スイセンは単なる花として描かれるのではなく、主人公の心の状態を映し出す鏡としての役割を果たしています。なお、太宰の出身地である青森県は、冬型の気圧配置が年末年始続いて、上空の強い寒気や気圧の谷の影響で大雪となり、平年よりかなり降雪量と最深積雪が多いようです。