内容説明
本書は、世界の著名なファンタジーアーティストの作品を例にとりながら、生物の創造から性格づけ、ホラーからヒロイックファンタジーにいたるまで、ポピュラーなテーマ作品を描くための助言や技法を段階的に判りやすく説明している。前半の「技法」の章では、アクリル、エアブラシ、CGソフト、ペンとインクなど主なメディアの使い方をもれなく詳述し、コンセプト作りやイメージ表現への応用法を解説している。後半の「ギャラリー」の章では、クリス・アキレオス、ポール・バレット、ジム・バーンズ、ジュディス・クルート、ブライアン・フラウド、デイヴィッド・A・ハーディ、ヤエル、ピーター・ジョーンズ、イアン・ミラー、ダン・シーグレイブ、ロン・タイナー、ボリス・ヴァレエホなど、世界のファンタジーアーティストの創造性溢れる名品を多数収録。イラストレーター、TV・コンピュータゲームの作家にとってはイマジネーションの芸術的表現と描画テクニック向上のための参考書として、あるいはSF・ファンタジーファンにとっては質の高いビジュアル資料集として、本書はプロ・アマを問わず幅広く活用できる必携の1冊となるであろう。
目次
- 道具と素材
- アイデアのまとめ方と描き方
- ギャラリー
「BOOKデータベース」 より