書誌事項

現代精神医学への招待 : 生物学的アプローチの射程

P. H. ウェンダー, D. F. クライン [著] ; 松浪克文, 福本修訳

紀伊国屋書店, 1990.3

タイトル別名

Mind, mood, and medicine : a guide to the new biopsychiatry

タイトル読み

ゲンダイ セイシン イガク エノ ショウタイ : セイブツガクテキ アプローチ ノ シャテイ

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注記

各巻末: 参照文献

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784314005289

内容説明

本書は、アメリカ精神医学界の大物2人が、自分たちの立場を明確に打ち出しつつ、精神医学の俯瞰図を、素人の読者にもわかりやすい形で提出したものである。基本的な方法論から精神疾患の各論まで、包括的な議論が展開されている。「生物精神医学」を標榜する著者たちは、「心の病」の身体的基盤を強調し、近年の薬物療法の急展開や、遺伝学・脳科学の進歩による知見からそれを裏づけていく。

目次

  • 第1章 精神科治療における革命
  • 第2章 クレペリン、フロイト、そしてその後継者たち
  • 第3章 精神障害の諸症候群(気分障害;人格障害;精神分裂病性精神障害)
  • 第4章 知識の転回点—薬物の発見
  • 第5章 素因と養育と精神障害
巻冊次

下 ISBN 9784314005296

内容説明

本書は、「心の病」に苦しむ人々のためにとるべき道を、明確に示すべく書かれている。近年の学問的成果がもつ意味を包括的に解説するとともに、人間の不幸ー般のなかに精神疾患が占める位置を明確にした本書は、患者とその家族の人たちにとって、信頼しうる指針を与えてくれる本となるだろう。

目次

  • 第6章 心に関する生物学の新知見とその心理学的意味
  • 第7章 不幸の3つの本質—その実例とその困難
  • 第8章 精神療法
  • 第9章 患者のためにとるべき道

「BOOKデータベース」 より

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