- 巻冊次
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1 低学年 ISBN 9784491005539
内容説明
低学年では、変化にともなった反復に興味関心が集まる。「桃太郎」でも、犬、猿、きじが順次あらわれ同じことをくり返して筋が発展していく。事柄のくり返して表裏一体となって、それを支え、際立たせているのがことばの繰り返しのおもしろさである。勤労の尊さとか、協力の必要性を強調するあまり、文章表現をあいまいに扱っては本末転倒といわなければならない。どの教材でも同じことがいえる。本書に取り上げた教材は現場になじみ深いものが多い。それらの教材で「なに」を「どう」学習させたかの記録を集めたものである。
目次
- 低学年における文学教材の本質
- 民話指導の実際
- 童話指導の実際
- 詩指導の実際
- 巻冊次
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2 中学年 ISBN 9784491005546
内容説明
教師の説明で、話の筋がわかり、人物の行為行動の様子や心の動きがわかったとしても、それはほんものではない。3、4年生としての主体的な読み取りができることが教師の願いである。本書は、人口に膾炙した教材の実際指導を取り上げ、子どもに「どう学ばせるか」の問題点を世に問うべく編集したものである。
目次
- 中学年における文学教材の本質
- 物語教材指導の実際
- 民話教材指導の実際
- 詩教材指導の実際
- 巻冊次
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3 高学年 ISBN 9784491005553
内容説明
文学教材は、子どもにとって魅力のある教材である。説明文とはちがった間口の広がりと奥行の深さがある。かれらが、おもしろがって読み、楽しんで学習するように、わかりやすい授業を工夫しよう。これが教師に課せられた最大の課題である。
目次
- 高学年における文学教材の本質
- 脚本教材指導の実際
- 物語教材指導の実際
- 詩教材指導の実際
「BOOKデータベース」 より