弱い「内面」の陥穽 : 芥川龍之介から見た日本近代文学

書誌事項

弱い「内面」の陥穽 : 芥川龍之介から見た日本近代文学

篠崎美生子著

翰林書房, 2017.5

タイトル別名

弱い内面の陥穽 : 芥川龍之介から見た日本近代文学

タイトル読み

ヨワイ ナイメン ノ カンセイ : アクタガワ リュウノスケ カラ ミタ ニホン キンダイ ブンガク

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注記

博士学位請求論文「芥川龍之介論 : 日本近代文学と〈疎外〉」(早稲田大学, 2016年提出) をもとにしたもの

初出一覧: p434-436

内容説明・目次

内容説明

日本近代小説がその原点に抱え込んでいる「弱い内面の平等性の発見」。芥川テクストとその流通のさまをモデルに明らかにする。

目次

  • 「弱い内面の発見」と「鼻」—誰の心を忖度するのか
  • 第1部 「物語」と"疎外"(「物語」化がもたらす"疎外";「物語」化へのノイズ;二項対立の「物語」)
  • 第2部 「物語」とメディア(借景するテクスト;「芥川」をつくったメディア;「上海游記」をめぐる時間と空間)
  • 第3部 "疎外"に抗して(研究の中の"疎外";行きどまりの装置)
  • 「物語」のさらなる破壊へ

「BOOKデータベース」 より

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