書誌事項

江戸東京の聖地を歩く

岡本亮輔著

(ちくま新書, 1244)

筑摩書房, 2017.3

タイトル読み

エド トウキョウ ノ セイチ オ アルク

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注記

参考文献一覧: p311-317

内容説明・目次

内容説明

江戸東京ほど多種多様な聖地が数多く累積している都市は世界にも類を見ない。江戸以来の歴史と世界最大規模の人口ゆえに、文化的密度が高く、そこで作られる物語も重層的で、伝播が速く、そして強い。その強度が聖地を生み出し続けているのだ。寺社をはじめ記念碑・慰霊碑、銅像、墓地、山や塚、木や石、塔・タワーなど、よく知られた聖地から、忘れられた聖地まで—新進気鋭の宗教学者が江戸東京の歴史と物語を、記録と記憶の深みから掘り起こし、その魅力をあまねく紹介する。

目次

  • はじめに 物語都市・江戸東京の魅力
  • 序章 流動する聖地
  • 第1章 アニミズムの聖地—世界的大都市における自然崇拝
  • 第2章 ビルのはざまの聖地
  • 第3章 重なり合う聖地—江戸・帝都・東京の多層性
  • 第4章 慰霊と追悼の聖地
  • 第5章 流行神の聖地
  • 第6章 フィクションが作り出す聖地
  • 第7章 塔と聖地
  • 終章 物語の強度が生み出す聖地

「BOOKデータベース」 より

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