日本人と馬の文化史

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日本人と馬の文化史

久慈勝男著

文眞堂, 2016.4

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ニホンジン ト ウマ ノ ブンカシ

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内容説明・目次

内容説明

文明の相克の中、馬と歩んだ日本人の心性の軌跡!日本人は中華文明や西欧文明の強大な影響を柔らかかつ強靱な心で対処しながら独自の文化を築いてきた。古墳時代早期に列島にもたらされた馬はその影響力の強さで舶来文物を代表するものの一つであり、馬に示された受容のあり方は日本人のユニークな心性を浮き彫りにしている。東アジアにおける日本のアイデンティティを見据える好著!

目次

  • 第1章 東夷の国家形成と騎馬文化(騎馬文化の成立と初期的伝来;倭王権と装飾馬具文化;半島南部の覇権をめぐる争い;大唐帝国の脅威と東夷の国家建設)
  • 第2章 馬を制すものが天下を制す(平安王朝と馬の貢進儀礼;律令の乱れと兵の台頭;武士政権への道;徳川治世下の成長と限界)
  • 第3章 植民地支配を進める列強と東アジアの苦悩(開国をめぐる混乱と騒擾;朝鮮半島の覇権をめぐる攻防と新馬政;世界を巻き込む戦争と人馬の消尽;高度経済成長とヴァナキュラーの喪失)

「BOOKデータベース」 より

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