書誌事項

学力幻想

小玉重夫著

(ちくま新書, 1014)

筑摩書房, 2013.5

タイトル読み

ガクリョク ゲンソウ

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注記

参考文献一覧: p213-221

内容説明・目次

内容説明

「ゆとり教育」は学力の低下や格差を招いたとして多くの批判にさらされた。だが歴史的に見れば、そうした教育政策の揺り戻しは、幾度となく繰り返されてきたお決まりの対立図式にすぎない。このような構図の背景にあるのが、私たちの学力なるものへの過剰なとらわれであり、「子ども中心主義」と「ポピュリズム」という二つの罠である。本書は、教育論議を呪縛する「学力幻想」を、その思想的背景を掘り下げることで相対化し、教育問題への新しいアプローチを提示する試みである。

目次

  • 序章 いま、なぜ「学力幻想」か?
  • 第1章 学力問題をめぐる二つの罠—子ども中心主義の罠とポピュリズムの罠
  • 第2章 子ども中心主義の罠—教えるということの公共性
  • 第3章 ポピュリズムの罠—「みんなできる」という幻想
  • 第4章 学力問題が再び政治化する
  • 第5章 政治化する学力問題の最前線—一人の子どもも落ちこぼれさせない法律
  • 第6章 学力幻想を超えて—カリキュラム・イノベーションの方へ

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB12367171
  • ISBN
    • 9784480067197
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    221p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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