お母さん、「あなたのために」と言わないで : 子育てに悩むすべての人への処方箋

書誌事項

お母さん、「あなたのために」と言わないで : 子育てに悩むすべての人への処方箋

長谷川博一著

草思社, 2010.8

タイトル読み

オカアサン アナタ ノ タメ ニ ト イワナイデ : コソダテ ニ ナヤム スベテ ノ ヒト エノ ショホウセン

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注記

「「わが子」の気持ちが分からない!」(PHP文庫 2008年刊)の再構成・加筆修正

内容説明・目次

内容説明

「いい子」だったはずのわが子が...、急に反抗的になり、口もきかず、何を考えているのか、どう接していいのかわからない。「子育てに失敗した。もう、取り返しがつかない」そこまで思いつめ、途方に暮れて立ち尽くす人もいます。しかし、子どもの問題行動にはちゃんとした意味があります。そしてそれは、多くの場合、親であるあなたが抱えこんでいる「問題」に深く関係しているといいます。本書では、親子関係、家族関係などの問題を専門とする臨床心理士が、実際に接してきたたくさんの例をもとに、「親」と「子」のあいだの「ほんとうの問題」を解き明かしていきます。また、作家・柳美里さんの『ファミリー・シークレット』(講談社)で公開されたカウンセリングについて、カウンセラーの立場から見えてくるものを紹介し、すべての「親」に通じる問題の深さ大切さに気付かせてもくれます。子育てに悩むすべての方に向けたメッセージに満ちた一冊です。

目次

  • 第1章 「問題児」は、本当に問題児なのか
  • 第2章 子どもの嘘と「家族の秘密」
  • 第3章 仮面のストレスが暴発するとき—行動化する子どもたち
  • 第4章 子どもも、家族の機能を果たしている
  • 第5章 「あなたのため」は、"きれいな虐待"
  • 第6章 いじめ、学級崩壊の相互関係
  • 第7章 柳美里さんのカウンセリング1 嘘を生きる
  • 第8章 柳美里さんのカウンセリング2 「生き直し」とカウンセラーの眼
  • 第9章 心を動かし、親子の新しい関係性を作る明日へ

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

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