徳川政権下の大奥と奥女中

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徳川政権下の大奥と奥女中

畑尚子著

岩波書店, 2009.12

タイトル読み

トクガワ セイケンカ ノ オオオク ト オクジョチュウ

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注記

博士論文として作成したもの

内容説明・目次

内容説明

大奥や奥女中に関する研究は、近年進んだ新史料の発掘や女性史・ジェンダー研究による刺激を受けて新しい展開を見せつつある。奥女中を中心にすえた奥向の研究を提起してきた著者が、江戸城大奥と大名家の奥向、さらに奥女中制度の相互の繋がりに着目し、奥向の機能と役割を幕藩制システムの中に位置づけて総合的に論じる。

目次

  • 第1章 江戸城大奥と幕府女中(大奥の閉鎖性;将軍代替りにおける大奥女中の人事異動;将軍姫君と御付女中)
  • 第2章 奥向と表向(儀礼における奥向の役割;家斉政権と家格の変動;幕末期の江戸城大奥と薩摩藩大奥)
  • 第3章 大名家の奥向(大和郡山藩柳沢家;浜松藩・山形藩水野家;尾張徳川家)
  • 第4章 奉公した女性たち(武家奉公の持つ意味;下級幕臣の娘の大奥奉公;八王子千人童心の娘の大奥方向;名主一族の娘の再勤)

「BOOKデータベース」 より

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