エルヴィス・イン・エルサレム : ポスト・シオニズムとイスラエルのアメリカ化

Bibliographic Information

エルヴィス・イン・エルサレム : ポスト・シオニズムとイスラエルのアメリカ化

トム・セゲフ著 ; 脇浜義明訳

柘植書房新社, 2004.3

Other Title

Elvis in Jerusalem : post-Zionism and the Americanization of Israel

Title Transcription

エルヴィス イン エルサレム : ポスト シオニズム ト イスラエル ノ アメリカカ

Available at  / 27 libraries

Description and Table of Contents

Description

歴史が逆戻りしたように思えるときがある。イギリス軍のバーナード・モンゴメリー少将が言った言葉が思い出される。「ユダヤ人はアラブ人を殺し、アラブ人はユダヤ人を殺す。これが今パレスチナで起こっていることだ。そして、これはおそらくあと半世紀は続くだろう」。イギリス軍と違って、イスラエル人もパレスチナ人もこの地以外に行くところがない。今は、パレスチナ人のテロのため、イスラエル人はシオニズムの母胎へ戻ってしまった。これがパレスチナ人の復讐なのかもしれない。おかげで、現在はポスト・シオニズムは姿を消している。しかし、イスラエルがポスト・シオニズム的未来へ進むことを予知させた社会の深部での変化は、イスラエル人がシオニズムに代わる何かを認めはじめていたことの証拠である。シオニズムの次に来る社会はきっとあるのだ。

Table of Contents

  • 第1章 ヘルツル像に向かいて—「シオニズムとはそんなものだった」
  • 第2章 エルヴィス像に向かいて—「銃撃がはじまったら、ニューヨークを想うんだ」
  • 第3章 オヴァディア像に向かいて—「わしたちが本物のシオニストだ」
  • 第4章 ガディ・マネラ像に向かいて—「国には体面という問題がある」

by "BOOK database"

Details

  • NCID
    BA66330203
  • ISBN
    • 4806805009
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    217p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
Page Top

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /