日本後紀
藤原冬嗣撰 ; 藤原惺窩校合
栄木廼舎主長胤鶴 [写], 明治17 [1884]
文字資料(書写資料)
日本後記
ニホン コウキ
巻1-2ヨ250-6100768503086,
稀覯本につき記述対象資料毎に書誌作成
写本
20巻10冊 (2帙入)
書き外題による冊次: 巻1-2:一二, 桓武天皇起延暦十一年正月尽同十五年十二月, 巻3-4: 三四, 桓武天皇起延暦十六年正月尽同二十年十二月, 巻5-6: 五六, 桓武天皇起延暦廿一年正月尽同廿五年三月, 巻7-8: 七八, 平城天皇起延暦廿五年三月尽大同四年四月, 巻9-10: 九十, 嵯峨天皇起大同四年四月尽弘仁三年十二月, 巻11-12: 十一二, 嵯峨天皇起弘仁四年正月尽同七年十二月, 巻13-14: 十三四, 嵯峨天皇起弘仁八年正月尽同十一年十二月, 巻15-16: 十五六, 嵯峨天皇起弘仁十二年正月尽同十四年四月淳和天皇起弘仁十四年四月尽天長元年十二月, 巻17-18: 十七八, 淳和天皇起天長二年正月尽同五年十二月, 巻19-20: 十九廿, 淳和天皇起天長六年正月尽同十年二月
書き外題による書名: 日本後記
著者名は藤原惺窩の奥書による
「國書總目録 補訂版」(岩波書店, 1989-1991)による著者名: 藤原冬嗣, 藤原良房等
巻19-20最終丁に朱墨の奥書「右に出せる奥書ある古写本は惺窩自筆の本にして己親しく見たる本也されは此廿巻の後紀を今世に彼是疑ふ人もあれど全く本書を抄録せる物にて姓氏録を抄録せるが今世に傳れると同じ類なれはさのみ云ひ貶すへき物にはあらさる也彼惺窩は林春道などの師にして古き世の学者にていかに書を好むとも敢て浮たる説をいふへくもあらさるをや故此よしを一言書そへて置ものそかし」「明治十七年八月 栄木廼舎主長胤鶴」とあり
巻19-20最終丁に朱墨の奥書の他墨書で「○しろまる稿本五巻延暦十五○しろまる八巻同十八年○しろまる十二巻同廿三年○しろまる十三巻同廿四年○しろまる十四巻大同元年○しろまる十七巻同三年○しろまる廿一巻弘仁元年○しろまる廿二巻同二年○しろまる廿四巻同五年」「以上九巻明治十九年二月校合了尤巻目不引合八抄録故也○しろまる同三月以一写本校合ス」とあり
全[595]丁 (巻1-2: [3], [31], [22]丁, 巻3-4: [35], [35]丁, 巻5-6: [20], [26]丁, 巻7-8: [37], [26]丁, 巻9-10: [45], [31]丁, 巻11-12: [29], [21]丁, 巻13-14: [32], [32]丁, 巻15-16: [33], [36]丁, 巻17-18: [27], [27]丁, 巻19-20: [24], [23]丁)
藤原惺窩による校合, 奥書あり
付箋あり
印記: 「回庵蔵書」他1印あり
保存状態: 虫損, くたびれあり