内容説明
本書では、これまでに市販されているものとは別の発想で、学部・学科別の対策ではなく、全体を見渡すことのできる入門書になるように努めています。テーマとしては「環境問題」を取り上げています。出題テーマとして最も頻度が高く、どの学部・学科にも出題されているために学部・学科の違いによる出題特性を比較でき、学部・学科による取り上げ方の違いを比較することにより、テーマを多角的に捉えることが可能になるからです。小論文とはどういったものか、どのような方法で作成すればよいのかということを中心に、「理論編」はまとめられています。「実践編」では、高校生の抱える全般的な問題点の指摘と、個別の添削例の提示で、小論文作成がマスターできるよう配慮されています。大学入試小論文に挑む高校生対象に書かれたものですが、高校生に小論文を指導する方にも参考になるものです。
目次
- 理論編(小論文入試概略;文章の基本構造について;資料提示型小論文への対応;課題提示型小論文への対応)
- 実践編(演習のためのカリキュラム;資料提示型小論文への対応;課題提示型小論文への対応;資料提示型小論文添削事例)
- 資料編
「BOOKデータベース」 より