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アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

*白山国立公園パークランティアの活動1*

2014年05月15日
白山
白山国立公園の管理には、行政から民間の方まで多くの人が携わっています。
今回は縁の下の力持ち、白山国立公園パークボランティア(以下白山PVと省略)について紹介します。

白山PVは個性的な面々で割とマイペースに活動していますが、白山への愛と情熱は誰にも負けない!という方々の集まりです。
それぞれがご自身の得意分野を活かし、白山国立公園を支えてくれています。

では、どんな活動をしているのかといいますと、
現地での作業が主で、清掃や巡視、自然観察会での解説などを行っています。
国立公園の管理は環境省や県が主体で行っていますが、やはり限界があります。そこで、PVの方々に活動協力をお願いし、白山国立公園の保護や魅力発信に一役買ってもらっている訳です。

そして先日5月10日、白山の開山準備作業として、市ノ瀬園地及び別当出合駐車用の清掃を行ってきました!

【市ノ瀬園地の清掃】

ゴミ拾いや危険箇所が無いかチェックしたり、側溝にたまった泥や落ち葉を掻き出しましたが、これがかなりの重労働でした・・・。暑くて泥まみれの中、皆さん黙々と作業をされ、頼もしい限りでした。

【掃除の様子】掻き出した泥や落ち葉を運びます


落ち葉、泥、砂利が詰まった側溝ですが・・・

見違えるほどきれいです!

すっかりきれいになり、本当にお疲れ様でした。快適に白山を楽しめるのは、PVのおかげなんですね。

また、年に3回程定例会を開いています。
定例会では活動内容などについて話し合います。先月の定例会では研修会も同時に開き、松木保護官が講義をしました。せっかく集まるわけですので、活動に役立つ知識を提供できれば・・という思いなのです。

【研修会の様子】

今回の内容は自然公園保護法についてと、昨年実施した白山サミットの結果報告でした。
法律用語はちょっと難解でしたが、皆さん真剣に話を聞いていました。そして白山サミットの結果報告をうけ、白山国立公園の在り方について考えました。

白山PVの募集は2年に1度で、次回は平成27年に募集する予定です。
興味のある方はぜひ覚えておいてください。
PARK VOLUNTEERと書かれた帽子が目印ですので、山で見かけた際には「お疲れ様」と一声いただけると励みになります♪

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