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インテリアコーディネーターコラム家づくりのプロが教える
広さを感じるインテリア術

インテリア選びのコツや最新トレンドなど、インテリアにまつわるお役立ち情報を、現役インテリアコーディネーターが紹介する特別コラムです。

監修 jay blue
インテリアコーディネーター/AFT色彩検定1級/2級建築士
三宅 利佳 様

防衛庁(現防衛省)公務員職から転職。設計事務所や家具販売店と派遣ICを経て、2002年よりフリーランスとなる。
オンラインサロンといったコミュニティ運営やセミナー講演など幅広く活動。
jay blue>>

皆さん!こんにちは。
家づくりでは、「広々とした空間を手に入れたい」そんなふうに誰もが思いますよね。
実は、部屋の印象はさまざまな要素で変わります。なので、実際の面積は同じなのに、広く見える部屋と狭く感じる部屋といった差が出てしまうのです。
ここでは、家をより広く見せるためのコツを5つご紹介します。

1
床や壁は明るいトーンを選ぶ

Sフロア ライトコンクリート調
Sフロア クラフトオーク

色は部屋の印象を大きく左右する、最も重要なポイントです。白やライトグレー、ライトブラウンなどの膨張色を使うと室内が広く見えますから、壁紙は白を選びすっきりとさせましょう。「白い壁なんて無難すぎやしないだろうか?」「何の変哲もなさすぎておしゃれじゃないのでは?」と心配する必要はまったくありません。また、床材も同様に迷わず明るい色を選びましょう。

2
天井の高さで部屋を開放的に

×ばつ横で測る床の面積だけでなく、天井の高さも影響します。
マンションや戸建ての標準的な天井の高さは2,400mmですが、10cm高いだけでもとても広く開放的に感じられます。吹き抜けや折り上げ天井、勾配天井などにできたらなお嬉しいですよね。天井が高くできなくても、高窓があれば開放感を得られます。

3
家具選びや配置も重要なポイント

家具を壁際に寄せると、部屋が広く見えるだけでなく動きやすくなります。また、コンパクトな家具を選ぶことも大切です。スペースを有効活用しながら、広々とした空間を保つことができます。ガラス製やアクリル製といった透明な家具や、脚が細くて浮いたようなデザインの家具も、視覚的に部屋を広く感じさせてくれますよ。

4
ミラーや室内窓で視線を抜く工夫を

視線が遠くに抜けるようにすると、広さを感じることができます。具体的には、壁にミラーをつける、窓を大きくする、室内窓をつけるといったアイデアがいいですよね。奥行きがあるように見せると実際の面積以上に広く感じることができます。

5
家具の色は内装の色に合わせるのが正解

濃い色やビビッドな色の家具を用いてメリハリをきかせるコーディネートもとてもかっこいいのですが、広さを演出したい場合は内装の色になるべく合わせるのが正解です。白い壁、淡い色の床、それにちなんだ色合いで家具とカーテンをそろえることをおすすめします。

いかがでしょうか。
家づくりは楽しいけれど、ちょっとした工夫が必要ですよね。これらのコツを取り入れて、広々とした素敵な空間をつくってみてくださいね。きっと、お気に入りの家になるはずです。

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