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徳洲会創設者 徳田虎雄元衆院議員が死去 86歳

2024年07月11日 09:39
[画像:徳田虎雄さん(2013年7月撮影)]
徳田虎雄さん(2013年7月撮影)
衆院議員を通算4期務め、日本最大級の医療法人「徳洲会」を創設した元理事長の徳田虎雄(とくだ・とらお)さんが10日午後8時15分、神奈川県の病院で死去した。86歳。鹿児島県徳之島町出身。

2002年、全身の筋肉が動かなくなる進行性の難病・筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症し闘病中だった。

1938年生まれ。65年に大阪大学医学部を卒業し、73年に大阪府松原市に徳田病院を開業。75年徳洲会を設立した。

理事長として「生命だけは平等だ」「年中無休・24時間オープン」などを旗印に国内外で病院、診療所、福祉・介護施設を開設した。病院進出の際は鹿児島をはじめ各地の医師会と激しく対立した。

衆院選旧奄美群島区で故保岡興治さんと激しい「保徳戦争」を繰り広げ、2回の落選を経て90年に初当選。旧鹿児島1区と合区した93年も連続当選した。小選挙区制導入後の2000年、03年は鹿児島2区で当選した。95〜96年は村山富市内閣で沖縄開発政務次官。日本体操協会長なども務めた。

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