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ぼんたん湯

熱く濃厚な塩湯でも「べたつかず湯冷めしにくい」と好評

2024年1月17日 15:00
坪庭のような露天の岩風呂で、バナナの葉が日陰を作っている。市街地にあるのに、まるで別天地のような趣だ。

ぼんたん湯

バナナが実る!露天風呂


1933(昭和8)年からこの場所で温泉旅館を営む栄屋に併設し、現在の施設は88年に完成。サウナや露天風呂を備えた温泉が目新しいと、1日に1,000人の客が押し寄せたこともある。

ぼんたん湯

広々とした浴室


広い女湯も珍しかったようだ。昔の旅館は男湯が広く、女湯は小さいのが常だったため、岩﨑益男社長が「女性にも温泉を楽しんでほしい」と、男女同じ広さにこだわった。

ぼんたん湯

趣のある岩風呂


熱く濃厚な塩湯だが、べたつかず湯冷めしにくいと好評で、冬場は鼻うがいに使う人も多い。かつて与謝野鉄幹・晶子夫妻、円地文子、野口雨情といった文化人たちを癒やした湯と聞けば、歴史の香りも漂ってきそうだ。

[南日本新聞 入浴タイムズ]

阿久根市大丸町94

営/6:00〜10:30、15:00〜21:30
料金/大人=430円、小学生=150円、幼児=80円
P/あり
休/不定休

(注記)情報は記事公開日現在のものです。

(注記)料金など、店舗にてご確認ください。


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