- 視床下部の機能障害
- 空腹感hunger・食欲亢進
- 甘味への要求
- 口渇感
- 気分不快
- 情緒不安定
- 排尿困難
- 多尿
- 気分変調mood change
- 眠気
- ▲さんかくtop
- 胃腸症状−嘔気、嘔吐、下痢、腹痛
- 光過敏、音・臭いへの過敏
- 複視、口周囲のしびれ、めまい、構音障害、共同運動失調、運動失調
- 失神(とくに起立時)
- 集中力欠如、記憶障害、錯乱、昏迷
- ホルネル徴候、発汗
- 浅側頭動脈拍動増強、頭皮静脈怒張、皮膚紅潮あるいは蒼白、眼窩部・顔面の浮腫
- 頭皮の過敏
- 四肢・全身冷感
- 誘発因子:月経、酒、ストレス、運動・・・・
- 増悪因子:振盪、りきみ・・・
- ▲さんかくtop
- 室傍核があくび中枢である。
- オキシトシン神経系が深く関与する。
- Clinical Neuroscience 2001;19:618-619.
- あくびはD2受容体をもつ室傍核オキシトシン細胞が不可欠(Clinical Neuroscience
2000;18:1238)
- ▲さんかくtop
- 片頭痛予兆としてのアクビ
- Jacome DE. Compulsive yawning as migraine premonitory symptom.
Cephalalgia 2001;21(5):623
- ▲さんかくtop
- 欠伸は ドーパミン2(D2)受容体の刺激症状であることが動物実験で知られている。
Serra G, Collu M, Gessa GL: Dopamine receptors mediating yawning : Are they
autoreceptors? Eur J Pharmacol 120: 187-192, 1986
- ▲さんかくtop
- 片頭痛予兆は視床下部,特に日内変動に関与する視交叉上核に関係する。
Swaab DF et al:
Functional neuroanatomy and neuropathology of the hypothalamus.
Anat Embryol 187: 317-330, 1993。
- 片頭痛患者におけるドーパミンを介する視床下部―下垂体の機能異常が注目されている。
- その表れが(ページ内リンク⇒)「あくび」
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- ★片頭痛の予兆 ハンドヘルド電子日記で3ヵ月間記録したところ、
97%は予告の症状を示した。疲労(72%)、集中困難(51%)、項部硬直(50%)など
。予兆期に十分に機能しなかった対象者は、最も正しく頭痛を予測しそうだった。
予兆は片頭痛の全ての3つの期を通して、類似した率で報告された。
Citation: Giffin NJ, ほか, Premonitory symptoms in migraine: An electronic diary
study., Neurology 60: 6, 935-40, 2003.
- Headache 2004;44(9):865 The Premonitory Symptoms (Prodrome): A Tertiary
Care Study of 893 Migraineurs
Leslie Kelman
⇒★前駆症状(予兆):893人の片頭痛患者の第三次施設での研究
32.9%のIHS片頭痛1.1-1.6患者は、平均9.42時間で前駆症状を報告した。
29.7%のIHS片頭痛1.1-1.7患者は、平均6.8 時間で前駆症状を報告した。
一般によくある症状は、疲労、気分変化、胃腸症状であった。
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