全国鍍金工業組合連合会(ぜんとれん)

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令和4年度「現代の名工(卓越した技能者)」の本会受賞者のお知らせ (2022年11月11日)
卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰する所謂「現代の名工」につきまして、厚生労働省より本年度の受賞者が発表されました。
本会より山本 豊氏(京王電化工業株式会社/東京組合)、清川 肇氏(清川メッキ工業株式会社/福井組合)、吉村浩司氏(株式会社九州電化/九州組合)がこの度表彰の栄誉に浴されましたので、お知らせいたします。

被表彰者氏名 組合/会社 功績
山本 豊
(やまもとゆたか) 東京都鍍金工業組合

京王電化工業株式会社 マグネシウム合金など組成に偏りのある難素材へのめっきの技能に卓越しており、膜厚約一〇μmで耐食性のあるめっき皮膜を安定的に生成させることに成功し、医療機器やロボットの軽量化に著しく貢献している。また、三価クロムのバレルめっき装置を考案し、膜厚約〇.一μmのめっき加工の量産化を実現させ、電子部品の生産性向上に著しく貢献した。自身の知見と技能を伝承すべく、国内だけでなく海外も含めて、後進技能者の指導育成に積極的に携わっている。
清川 肇
(きよかわはじめ) 福井県表面処理工業組合

清川メッキ工業株式会社 微小部品・部材への接合めっき技能に卓越し、その技能による多くの考案は、携帯電話やアイロンといった生活用品から自動車・航空機関連の重要保安部品、内視鏡下外科手術用の医療機器など世界中で使用されている。それらの製品の数々の量産を立ち上げ、幾多の考案の改善を行い、生産効率の向上、安全衛生等に寄与し、後進技術者の育成・指導にも貢献しており、産業界における貢献が大きい。
吉村浩司
(よしむらこうじ) 九州めっき工業組合

株式会社九州電化 電気めっきに留まらず、化学めっきや陽極酸化処理等、めっき加工のオールラウンダーであり、技術開発と分析技能に卓越している。これら技能により、重粒子線ガン治療装置の普及(めっきによる低価格化、小型化)、めっきによる高炉の長寿命化、液化水素運搬船の実証実験(大物GFRP部材へのめっき)等に大きく貢献し、ものづくり日本大賞では三回の受賞を誇る。 また、技能検定員を十五年間務め上げたほか、後進技能者の育成にも積極的に携わり、現在も多くのめっき技能士を輩出している。

しかく厚生労働省発表

令和4年度 卓越した技能者(現代の名工)を決定
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28876.html
しかく全鍍連歴代表彰者一覧

こちらから全鍍連歴代表彰者をご覧頂くことができます



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