[画像:alfred_merhan1]【Reuters】16年前、空港に到着した日のようにアルフレッド・マーハンは今日も静かにシャルル・ド・ゴール空港のベンチに腰掛けている。彼の家具は生活用品が納められたバッグ、そしていくつかの段ボール箱のみである。マーハンのその余りもシュールな佇まい、そしてその一風変わった暮らしぶりは現在公開中であるスティーブン・スピルバーグ監督による「ターミナル」 - トム・ハンクス演じる人物がニューヨークの空港で数ヶ月足止めを食らう物語 - に大きな影響を与えた。アルフレッド・マーハン - 本名マーハン・カリミ・ナゼリ(自称59歳)はイランで生まれた。彼は自身をモデルとしたその映画「ターミナル」はおろか、これまでスピルバーグの作品すら目にしたことはない。「空港には映画館はないからね」彼は語る。
そして今年6月、米国にて「ターミナル」が封切られると共に、多くの取材陣が彼のもとへ殺到し、多くの旅客が足を止め、静かにたたずむ彼の姿を写真に納めた。また彼にはファンレターさえ届くこともある。「アルフレッド、ターミナル1」- 宛先にはそう書かれている。
「私は有名人なのかもしれません。でも人生は何一つ変わりませんね。今だって、別にいい家に住んでるわけじゃない、ここに座ったままです。」
[画像:alfred_merhan2]そう穏やかな声で語るマーハンは今回、スピルバーグ監督のドリームワークスから自身の話を映画化する権利の代価として30万ドル(日本円で凡そ3300万円)を受け取っている。しかし彼はその報酬にほとんどに手をつけず、それまでと何も変わらない日々- 新聞とコーヒー、そしてささやかな食事だけにお金を使い、静かに空港で暮らし続けているのである。
そんな生活を送るマーハンの身なりは決してホームレスのそれとは程遠い。口ひげは良く整えられ、髪はきちんとコームされている。また16年に及ぶ空港生活にも関わらず、彼の体調は至って健全である。しかし、彼の医師が話すところによれば、彼は明らかに現実を見失っているという。
「アルフレッドは確かに我々と同じ時代に生きていますが、まるで我々と離れた感覚で生きています。」空港医療センター代表フィリッペ・バーゲンは語る。バーゲンは1988年にマーハンが空港に到着して以来、ずっと彼の体調を診ている人物である。
「私が何よりも驚いたのは、彼がここに来て数年がたった時、誰も彼の過去を知るものがいなかったということです。だから私は一人で彼のもとに行って、話を聞きました。すると、彼は自身の過去、そして人生をおそらく初めて、私に語ってくれたんです。」
そしてマーハンがゆっくりと語り始めた彼の半生は余りにも奇妙なものだったのである。
マーハンの話によれば、イランで生まれ育った彼は、1970年代、英国のブラッドフォード大学へと留学し、そこでイラン国王に反対するデモ活動に参加した。
そして1976年、彼は帰国すると同時に英国で行ったデモ活動を理由に拘留され、イランから国外退去を命じられた。そして彼はそのまま再び英国にトンボ帰りするも、英国は政治亡命者であるマーハンの入国を拒否したのである。
その後マーハンは数年間、ヨーロッパを転々とし、不法入国で数ヶ月に渡って拘留されたこともあった。そして1988年、彼はその後の人生を送る事となるフランスはシャルル・ド・ゴール空港へと到着した。
それから約10年後の1999年、フランス政府は遂に彼を難民として受け入れる事を決定し、マーハンは書類にサインを求められた。しかし、マーハンはそこで突然気を変えたのである。
「マーハンは入国審査の紙にサインすることを求められたんです。しかし、書類に書かれていたのはマーハン・カリミ・ナゼリ -- 即ち彼の本名だったんです。」バーゲンは語る。
「私はサインすることを拒否しました。それは既に私の名ではないからです。私の名はアルフレッド・マーハン卿です。」
そう語るマーハンは現在、自身がイラン人である事を否定し、またイラン語(ペルシア語)を話すことも出来ないと主張し続けている。そしてサインを拒否したマーハンの身分は無論、不法滞在である。しかし、静かに空港に佇む男の存在に、フランス政府はもはや目を瞑る以外なかった。
「彼は他の旅客の邪魔をするような事はないですし、我々に手を焼かせるようなこともありません。だから我々が彼に対して干渉することもないですね。彼はもはや、空港のちょっとしたマスコットのような存在ですから。」空港警察はそう語っている。
[画像:alfred_merhan3]バーゲンによれば、マーハンはいつでも空港を去る事は出来たという。彼がすべきことはたったひとつ、ただ書類にサインするだけで良いのだ。しかし、彼は空港に留まり続けている。
それについてマーハンは、まだ未来は漠然としており、空港を去る準備が出来ていないと話している。しかしまた彼はコンクリートで作られた、この巨大なカフカ的ビル建築を、決して居心地が良いと感じているわけでもないと話す。
「いつまでもここに居たいわけではありません。でも、一時的な仮住まいとしては上々のものです。別に閉じ込められているとも感じませんし、退屈もしていません。毎日本を読み、書き続けていますから。」ドーナツ型の大きな建物、旅客達は透明なチューブを通過し、遥か遠くへと旅立っていく- 空港を眺めてマーハンは語る。
マーハンはほとんどの旅客を見送った夜遅く、トイレの中で身体を洗っている。「時には買い物にも行きたくなりますし、大都会が恋しくなるときもあります。映画も見に行きたいですね。」そう語るマーハンは現在、自らの半生を記した自伝を執筆し、いつかそれを出版したいと話している。またこれまでにもマーハンは気分転換のため、何度か空港の外に踏み出した事がある。しかし彼は100ヤード以上空港から離れたことはないのだ。
「いつか、(自分の半生を)映画にするためにハリウッドにいきたいですね。でもその時はもっと著作権費を取るつもりですけどね。」マーハンは冗談めかして語る。
またもしも今回スピルバーグが撮影した作品がマーハンの半生と酷似したものならば、おそらく彼は映画を撮りたいなどとは夢にも思わなかったかもしれない。しかし、"幸いなことに"、映画「ターミナル」はマーハンの半生とは凡そ似ても似つかない話しだったのだ。例えばトム・ハンクス演じる主人公は空港でキャサリン・ゼタ・ジョーンズ演ずるスチュワーデスと恋に落ちるが、「自分には一人の友達さえもいない」マーハンは語る。
「ナゼリ氏の話しは今回の映画の企画段階で、随分インスピレーションを受けました。でも完成した映画自体は彼の人生とはほど遠いものです。」ドリームワークスはこの件についてそう語っている。
また今後、マーハンは空港を離れるかどうか、未だ決めかねていると話している。しかし、また彼は自身の大きな夢を諦めているわけではない。
「ここから毎日米国行きの飛行機が飛び立っています。行こうと思えばいつでも行けるんですがね・・・。」
16年座り続けたベンチに腰掛けながら、発着便の見える窓を一瞥し、彼は語った。
【参考1】空港に泊まろう
【参考2】パリ空港の人々 | ターミナル公式サイト
【関連】X51.ORG : 16年間、空港で暮らす男がついに搭乗ゲートへ - 視察番外編
・・・「卿」を名乗るのがわからん・・・
イランから国外退去くらって英国で不法滞在な輩になぜ爵位らしきものがあるのか・・・
大抵の人間も自宅と会社、学校の往復ばかりの単調な生活だとは思うけどね。週末にどこか出かけてもまたすぐ戻ってくるし。基本的な生活サイクルは単純そのもの。
やっぱり、創作なんかの精神活動が閉鎖空間からのストレスを吸収してくれてるのかな。この人も頭の中は色んなとこに飛んじゃってるんでしょ?
こういう話題大好きです。
確かに>>3の言う通り、とてつもないメルヒェンだなあ...。
「いつでも行こうと思えば行けるんですけどね...」なんて、
ほとんど荒木飛呂彦だ。
脱獄王の白鳥由栄を思い出す。この彼は空港を出ていこうはしないが、ある閉じた空間と、人間との関わりが狂おしい所まで行くと、
何か一種カタルシスがある。
建物こそ、空港や刑務所といった近代的なものだが、隠者や仙人に感じる憧れと近いかも。
人と関わりのある社会で生きないで、なぜ空港に居るんだろう?健全な精神でいられるのかな?
かっこいいとか、思えない。寂しくないのかな?
この人、確かにシャルルドゴールの1番ポートの地下1階にのマックや郵便局があるベンチに独りだけ椅子に座ってる。
色んなガラクタみたいに荷物たくさん持っていたから、
1番ポートはホームレスいるんだなと思ったぐらいだった
けど(2番ポートJAL,AIRFRANCEとか搭乗する方は綺麗)
有名だったんだな、知らなかった。
この人、確かにシャルルドゴールの1番ポートの地下1階にのマックや郵便局があるベンチに独りだけ椅子に座ってる。
色んなガラクタみたいに荷物たくさん持っていたから、
1番ポートはホームレスいるんだなと思ったぐらいだった
けど(2番ポートJALとか搭乗する方は綺麗)
有名だったんだな、知らなかった。
あげ、すいません二重送信。
汚してしまいました。
>>20
屋根が落ちたのはこの人のいる空港(シャルル・ド・ゴール1)ではなく、シャルル・ド・ゴール2のほうで確か2E,Fだった気がします。
誰もしたことない生き方だねー。 俺もなんかしてみてー。こないだ、海に住んでるやつがいた。20年間。悲しいことがあったらおいでだって。S県H市周辺の砂丘。
実際の苦楽なんか俺らには分からないだろう。ただこの人が魅力的に感じることはあるかもしれん。人のしない事をしているような人間の考えは面白いからね。俺はそこに惹かれる。
>彼はもはや、空港のちょっとしたマスコットのような存在ですから
マスコットが増えるような事態にならなかったのが不思議だなぁ。どっかの公園みたいに。
>>32
まさにハーミットだな。
文明の象徴みたいな場所にいながら他人とは関わりを持たない。少し憧れる。10数年もしたいとは思わんが。
>21
そういう君は、文学の知識がちょっと、少ないんじゃないかなー。
しかし、何かしみじみとした物を感じる。
かっこいいとか、寂しいとか、そういう単純な物じゃなくて、いろんな事があるのだなあと。
「健全」ではないのかもしれないが、彼の名前には、いろいろな思いが込められているのだなあと。
これは、多分本人にしか理解できないだろうなあ。他の人の人生とはあまりに違いすぎる。
結局、世の中を捨てようにも、他人の交流を見れる空港から離れられないんじゃない?
捨てる事が出来るんだったら、山奥にでも行っているよ。
後、なんらかの理由で彼に危害が及ばないから空港にいるって仮設もアリかな?
16年か..長いね確かに。
山奥や人気の無いところの方が危険だろうな。
なにか起こっても誰も助けにきてくれないからね。
ここなら医者もいるし、危害を加えようとする奴
がいたら空港警察が駆け付けるだろうし。
話したりする友達はいないかもしれないけど、
彼を暖かく見守っている人々はここなら確かにいる。
亡命者としてという素地はあるにしても、
これが許されているのはフランスだからなんだろうな。
卿を名乗るのは、ちょっとしたウイットだろうね。
「君臨すれども統治せず」はどっかの王様だけど、
彼もドゴール空港に君臨してるのは明らかだね。
それでも統治者って訳じゃ無いからね。
正に卿を名乗るにふさわしい立場なのかもw
ド・ゴール空港に行く機会があったら見てみたいな。
マーハン卿の生活を乱さないように遠くから。
多分イラン語であいさつすると振り向くと思うよ。
結局いる理由は何なんですか?
アメリカに行けばその「大きな夢」が叶うかも、しれないんですよね。
大きな夢って?
ってか目立ちたいって気持ちもあるんだろうね。さみしいから
空港にいるんだろうし、寂しくないなら山だって公園だって
いっぱいいく所はあるよマーハンさん。
>49ちがうだろ
彼自身は世捨て人を名乗っていないだろう、空港に住み始めたときたぶん彼は世の中を捨てようとなんて思ってなかった、サインを拒否して足止め食らったから空港にいる。だから彼にとっては空港にいることに意味があるんだ。それを16年続け、通り過ぎる旅人を見送ってきた彼にはやはりロマンを感じる。
たとえ49のいうとおりだとしても雑踏の中にいて感じる孤独はある意味山奥で感じる孤独よりも大きいよ、Lost the translationのようにね。
>49ちがうだろ
彼自身は世捨て人を名乗っていないだろう、空港に住み始めたときたぶん彼は世の中を捨てようとなんて思ってなかった、サインを拒否して足止め食らったから空港にいる。だから彼にとっては空港にいることに意味があるんだ。それを16年続け、通り過ぎる旅人を見送ってきた彼にはやはりロマンを感じる。
たとえ49のいうとおりだとしても雑踏の中にいて感じる孤独はある意味山奥で感じる孤独よりも大きいよ、Lost the translationのようにね。
>13
そういえばJoJoの4部に鉄塔で暮らす男がいたね。
最初は鉄塔に閉じ込められてんだけど、最後には鉄塔の外に出るのが怖くなるってヤツ。
完全自給自足の生活ってのはちょっと良かった。
ただの浮浪者じゃないか・・・。
こういう人が「格好いい」と注目を集めるのは疑問。
目的意識も何も無く、空港の一角を自分の物にしてるだけでしょ。本当にホームレスと一緒だよ。
でも毎日風呂に入るのは感心。
>57
Lost in the translation
カモネ。
映画化以前はどうやって金稼いでたんだ?
空き缶置いてたんか。
>>62
浮浪者=悪
のような狭い認識はいただけないな。
おまえなんかより、よほど人生を知っているかもな。
まずこの人、現代の人為的な諸価値に縛られてないもん。
まわりになんと思われようとも人とは違う価値観を貫き通してる人にひかれるよ。この場合彼が身支度はきちんとしているってところがポイントだけど。彼の心持というよりも、彼の存在自体に惹かれるんだろう、廻りに流されていると感じてる人は。本当の馬鹿は自分が作り上げられた価値観の中で踊らされてることも気づかない。
そして誰も彼を気にも留めなくなった。
人々は話題に上った彼のことを忘れ、日々静かに佇む
彼を日常の一風景のように感じるようになった。
多くの人が彼の前を通り過ぎ、多くの人々を彼は見送っていった。
何も変わらないような静かな日常がそこに流れるようになった。
そして、三世紀が過ぎたとき彼がまだ穏やかに座っている事に
誰も気づくことはなかった。
海の上のピアニストって映画あったよなぁ
それの空港版ってわけか
でもこのおっさん何ができるってわけでもないんだろ?
そんな映画見る価値あるんだろうか・・・
きれいにくっきり分かれてるな。
踏絵かもな。この話。
否定している奴が、全員知能薄弱なのが面白い。
70のバカの壁も、厚そうだ。
でも、この人映画で有名になってしまって、
そのうち、どこか別の空港へ行っちゃうかもしれないねぇ。
それにしても「パリ空港...」に本当のモデルがいたとは...
いかにもフランスっぽい。
マーハン卿にメルヘンやロマンを感じるのは本人以外だからなw
本人は自らの境遇に浪漫やメルヘンなど感じているのだろうか?
人の無情や有情に対して、動かなくなってしまった
自らの心を独りで見つめている様な気がするが。
極めて内証的に...。
空港って二十四時間営業なのか?
一番引っかかったのは、「自分は本を読んだり〜」のところで、この人に収入はあるのだろうか?
中でバイトでもしているの? このお金もらう前の話ね。
でも、偏った食生活してそうだ・・・
別に話題にするようなことでもないな
ただのホームレス。
空港がこういう行為を許しているから存在しているだけの人間。
強制退去されたら誰も気にかけず忘れられるんだろうなぁ
>>86
そうでもないぞ。 "翼の生えた猫が殺される" の記事では、猫殺し否定派が大勢いたよ。
案外、まともな奴もいる。
何考えてんのか俺にはよくわからんがすげーな。
この人は誰と話したりするんだろか。
友達いなくてさみしいからいつでも人がいっぱいいる空港にいるとか。
確かにホームレスだけど、
>ドリームワークスから自身の話を映画化する権利の代価
>として30万ドル(日本円で凡そ3300万円)を受け取っている
だよ?ドリームワークスと3千万動いたよ?
十分話題になるんじゃない?
空港に16年間いて3300万円の収入なら1年間あたりの収入に直すと206万2500円、1日あたりの収入だと5650円・・・金額を考えると俺なら絶対そんな事したくない・・・考え型おかしいでしょうか??
>>93
いや、君はおかしくないぞ。
しかし何だなあ、労働らしい労働もせず、家賃はタダだし、損得を考えるならば結構良いかもしれんな。
>>93
おかしくはないけど、
収入に直してる時点で俺と考え方全く違う。
否定的な人の考え方が垣間見れたような気がする。
>>96
君は君で、正しいぞ。何でもかんでも金に換算するのは良くはないよね。
「それじゃあ、お前はどういう考えなんだ!?」というツッコミが聞こえてきそうだけど、僕は中立です。
人は僕を "イソップ物語のコウモリ君" と呼ぶのだ。
...ごめーん。
自伝を発表するって言ったって、東京でもいけばそんな戯言ごまんとあるぜ。
俗称「ばたこう」がごまんといるしな。
>>17
うーん、かっこいい。漏れも真似したい。
東京の真ん中で落ちぶれて見る・・・さぞや、味わい深い世界が広がっているであろうことは、確かだ。が、やっぱし、そんな度胸は微塵も無いな。・・・(ぷ
日本だったら法が許さない。国民の義務を果たしていないしな。日本の空港でもなく、日本人でもなくて良かったな。
それだけ。
>>93
残念ながら、君にはこのおっさんの感覚を微塵も理解できないだろうな。
>>96
何が否定的かどうかは賛成しかねるがね。この世の中、ほぼ金が全てと思われます。何故なら、政治や権力にほぼ直結しているから。・・・(ぷ
>>48,51,58
同感同感。
味わいだよね味わい。文学的味わいかな。この味わいを陳腐な言語的表現で代償するのは、貧相だね。
山奥で独り味わう孤独よりも、人の往来のある中で感じる現実味ある孤独。そして何よりもこの現代に愛想を尽かしているようで、実は現代の高度な文明を象徴しているようなジェット機の往来場所である空港。賑わいある場所、現代、に拘っているように見えなくも無い。孤独が好きで、実は孤独が嫌い・・・そんな葛藤、苦悩が見え隠れしている。
これを味わいといわずに何と言うのだろう。単に漏れの投影だったりして。・・・(ぷ
>>98,100
お前、トコトンひねくれてるなあ。
他のページでも、ひねくれコメントを書き込んでいるだろう?文体から解るぞ。
お前、人生に挫折したもんだから難しい理屈をこいて自分を誤魔化しているんだろ?そして他人を見下して自分を高い所に上げているんだろう。 んで、そんな自分を認めたくないから乾いた薄笑いしてインテリぶってるんだろう?
救いようの無い奴だなあ、まったく。
お前みたいな奴に限って、現実の世界では何もできないんだよ。弱っちくって、少し脅かすと逃げるんだから。
>98
投影、いいんじゃない?
物語を味わうって事は、自分の何かを投影して、かえりみるってことでもあるから。
他人に何の投影もしないってのは、何の共感もしないって事だよ。
人の生き方なんてその人それぞれ。
あーだこーだ言うのは同じ人としてタブーだよ。自分が選んだ道を肯定も否定もされたくないしね。
きっと自分の全てが見えた人だけが住める世界に居るんだよ。
今時
世の中=政治・権力=金
なんて三文小説の様な世界観を持っているとは
ちょっと香ばしくて俺は好きだ。
いいぞ、もっと主張してくれ。
マートン卿は失望の連続で、現実を見失ったんだろう
だが、見失ったかわりに現実を達観しているんだろう
彼の生き方は哲学じみたところがある、それが精神的に投げかけてくるのだろう
個人的には
ダメ哲学者ただし白痴
というイメージがある
最近、意見が出ると
「ヒトの考えや生き方なんだから」
と日和るヤツが多くなってきたな。
議論もできない連中が意見するなよ。
哲学だとか、感動だとか、自分たちの物差しで勝手に彼の人生をあーでもない、こーでもないって評論してもしかたないよ。
彼は、これまでの人生の中で曲げられない信念ができて、書類にサインしなかった。
その結果、空港にいる。実に単純にして明快な結果だ。
16年も空港からでなかった事に、どんな考えや、信念があるのかを想像するするのはいいと思う。でも、個人のロマンや、第三者の感情がこもった思想をもとに、批判しあうのはどうなんかな。
中には、個人の人格をも否定するような発言もあるしね。フランスの空港で生活してる人がいるからって、何の関係もない人が罵り合う必要ってあるのかな。
ここに書いたことを、ほんの少し考えてからき込みしてみてください。
>>108
それは違うと思うよ。
議論ができないんじゃなくて、くだらない人間を相手にしたくないだけだと思う。
ようするに大人なのよ。
理解できないと思ったら、渋谷でもどこでもいいから
人通りの多い街中で数時間でもいいからボーッと座って
いろんなモノを眺めてみればいい。
それでも理解できなかったら、想像力や共感に欠ける証拠。
自分もこんな風に世間から孤立したいって思う時あるかも
でも人恋しいから人の行き交う場所を選んじゃって
次の行動が思いつかないから
何かを実行に移せないから
ただそこに居るんですーみたいな
あまりに無気力で滑稽な姿に思うけど
でも自分もやりたいと思うだけでマネできないから
スゴイって思うのかも
ホームレスにもホームレスなりの苦労があるだろうからさ
普通に家に住んで働いて暮らしてる自分が
このおじさんと比べて勝ち組だなんて全然思えないもん
スゴイよヒゲのおじさん
>>109
僕はどうやら必要以上にキツイ意見を書き込んだようだ。
個人の人格をも否定するような発言は良くなかった。
人のふり見て我がふりを直そうと思う。
でも、知性を振りかざして他人を見下す人は、やはりカチンとくる。
>>113
考えてみれば、その通りだなあ。
どうも、やっぱこんな事書くのもどうかと思ったのですが、でもなんかそれなりに盛り上がっているし、みんな一様に文章から想像を膨らませて様々な憶測や考えを述べられているので、ちょっとだけ。
あのー、実際に彼を見るなり、話してみるなりしてみた方が良いです。いや多分。
俺の主観ですけど、そこら辺のホームレスと変わらんですよ...、実際。
>>116
俺もそう思うね〜。
なんか色々と本をよく読んでらっしゃる方々が多いようですがそういうのって逆に普通の物の考え方ができなくなっちゃう事にもつながっちゃうのかもな。
ただのホームレスに熱くなってる人間相手に何熱くなってるんだよ(^。^)
ちなみにそーいう自分は、ただのホームレスでも、ただの石ころにでも、熱くなることが人生の楽しみという人間ですが何か?
こんなおっさんの人生について
グダグダ勝手な憶測で話すのもなんかおもろいじゃん
娯楽程度に思えばキャラパロの同人誌みたいな創作って事で
良いんじゃないの?
なんかこのオッサンについて色々意見出てるけどさ、
国を追い出されてイギリスに駆け込んだけど入国拒否されたからやけくそになって空港に16年間居ついたら、それがスピルバーグにウケて30万$もらった運のいいホームレス
だよなぁ。。
理系と文系の争いですか。
物の考え方は人それぞれだし、
それを押し付けたり、
無理に賛同を得ようとしたりする行為が一番愚。
彼の名前が一体いつアルフレッドになったのか、
どんな理念があってデモに参加したのか、
まだイランに帰ることはできないのか、などと疑問は尽きないが、
とにかく祖国を思うが故に祖国から拒絶される悲しみっていうのは言論の自由がある国に生きてる自分には想像もつかない。少なくともマスコットなんて楽しげな言葉は似つかわしくないと思う。
アンビリバボー見たけどさ、なんかここの内容と随分食い違ってたな。
テレビの中じゃ「ここの居心地がいいから出たくないんだ」みたいな字幕になってた。
このサイトとテレビ(選りに選って過剰演出や捏造を常套とする番組)のどっちを信じるかはまぁ両論あるだろうけど。
俺にはマーハン(またはメーラン)氏が取材相手によってコロコロ口述内容を変えるような人だとは思えないんだがなぁ。
もしも万が一これが「演出」だったとしても、また(たけしの某番組のように)「バラエティですから」の一言で済ませるような事はして欲しくないな。
彼の人格を貶めているとしか思えないよ。
所たちレギュラー陣も「ゴロゴロしてるだけで3000万なら楽なもんだ」とか「あんなに荷物置いて、邪魔なだけ」とか言ってたし?
私はマーハンさんは、他のホームレスとは全く違うと思う。
彼は自分の名誉のために16年間も戦いつづけたんだよ。
逃げようと思えばいつでも逃げれたのにね・・・
彼のように逃げず、自分の意志を貫き通せる人がどれだけいるよ。
私は彼に卿の称号は相応しいと思う。
追記:昨日ターミナルみにいったけど、笑いあり感動ありでなかなか良い映画だった。
さすがスピルバーグだなって思ったよ。(まあ、この記事にあんまり関係ないけど)
空港内でのホームレス暮らしが楽だから居座っちゃったって自分で言ってたね。
ホームレスやってると、普通に働くのが面倒になってやめられなくなる人多いらしいからね。
http://anima.x51.jp/x/images2005/nadirjuraci2.jpg
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