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「兎の園」
更新日2002年10月10日
御挨拶
今を去ること約200年前、文化8年、曲亭(滝沢)馬琴の呼びかけにより、当時の文人が集まって、身辺で見聞きした珍談・奇談を毎月一回披露し合う「兎園会」が開かれました。この兎園会で披露された文を集めたのが兎園小説(12巻・7冊)です。
その内容は珍しい風俗から、世相、事件など多岐に亘っていますが、中でも珍奇な事件や噂話などには、今でも興味深く、且つ想像力をかき立てられるものがあります。
このページではそんな事件を中心に取り上げていきたいと思います。
原文を現代文に訳して紹介していますが、残念ながら私は取り立てて古文の素養があるわけでもなく、独断と偏見、或いは誤謬に満ちた解釈になっているかも知れません。また乏しい詩叢ゆえ一部読みにくい文章になっているやも知れません。お気づきの点等ご指摘いただければ、幸甚の至りです。
園主敬白
尚、このページで取り上げている「兎園小説」は「日本随筆大成 第二期 第一巻」(昭和48年・吉川弘文館刊行)に収録されているものを底本にしています。
●くろまる お品書き ●くろまる
「犬猫の幸不幸」の原文をアップ (10月10日)
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