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悔しさ、悲しさ、寂しさ、そして厳しさを痛感したJFL最終節。
新たな舞台に立つことが決まったあの歓喜の瞬間から一年。
たらればを言ったところで、そもそもそれは他のクラブだって同じ。
全ては一つ一つの結果が積み上げられた現実、というほかはない。
「力をつけてもう一度上がってこい」ということである。
それでも、まずは一年限りのJFLだったけれど、
観たことのない景色を(厳しさも含めて)私達に見せてくれた、
コバルトーレ女川の一人一人の頑張りに心からの拍手と敬意を表します。
一年前の当欄で、こんなことを書いた。
旅の過程で、もしかするとこれまでと同じステージに
また降りることになることもあるかもしれない。
もちろんそうならないことを願っている。
でも、もしそうなったとしてもまたチャレンジすればいい。
だって、これまでもそうしてきたのだから。
そのようにして壁を一つ一つ超えてきたのだから。
そして、そのたびに強くなってきたのだから。
そうやって、この新たな旅も乗り越えていくだろう。
そう、旅はまだまだ続くのだ。
これまでの旅だってそうだった。
東北1部に初めて上がった時だってそう。
最下位で跳ね返されて降格、
再起を期して再チャレンジというときに大震災に見舞われ、
チームが消滅してもおかしくないところから東北1部に再昇格し、
ガンジュとかに跳ね返されて、それでもチャレンジして、
東北1部を制覇して挑んだ初の地決は1次ラウンドで跳ね返されても、
連覇して臨んだ二度目のチャレンジとなる地域CLを制し、
そうやってJFLに上がったんです。
壁にぶつかって跳ね返されて、それでも再びぶつかって乗り越えて、
そうしたらまた新しい壁にぶつかって。
その過程で、選手もチームもサポも強くなりながら、
一段一段昇っては降りて、そしてまた昇って、そうやってきた。
だから、跳ね返された壁にまたチャレンジし、そして乗り越える、
これまでと同じ、そうしていけばいいのです。
だからこそ、再びJFLの舞台に戻り、更にその先の旅に出るためにも、
この一年の経験を糧にしていかなくてはならない。
「失敗はそのままにしていれば失敗のままだが、
そこからの学びを次に生かすことができれば
その時からその失敗は経験というものに変わる」
とはある人の言葉。
「失敗したら、"お、一つ成長した!テレッテー♪"と思えばいいんです」
これもある人の言葉。
どの部分の何が足りなかったのか、または全部足りなかったのか、
そこは当事者(選手、監督、スタッフ、クラブそのもの)にしか
わからないところもたくさんあるだろう。
一方で、やれていたことや通用したものもあったはず。
それらをこれからに活かし、前に進む力へとしていければ、
"残留失敗"ではなく、再びの飛躍への経験となり、糧になるはず。
さて、それにしても、降格と言えども来シーズンは激戦だ。
地域CLでも爪痕をしっかり残した今季覇者のブランデュー弘前に、
一説にはJFLまで含めてアマチュア最強、とされる、昇格組のいわきFC、
更には再びの覇権を狙う強化型ガンジュ岩手(MSみたいな表現でスマソ)、
もしかしたら今季のJFLより大変なんじゃね?という、
猛者たちによる過酷なリーグ戦になるのは間違いない。
逆に言えば、ここを制することができれば、その後の地域CL、
そしてその先のJFLでも十分に通用するチーム、ということができる。
うわ、総括と反省はしつつも、落ち込んでいる暇なんか無いですね~、
前へと向かってチャレンジしていくのみ!
我々を再び全国リーグの舞台に連れて行ってくれることを信じている。
そしていつか、更にその先の景色を見せてくれると願っている。
そこに我々を連れて行けるのは彼らしかいないのだから。
だから、もう一度、選手もチームもサポも、また皆で旅に出よう。
お疲れさん&ありがとう。
そして、来季もともに戦おう!
Forza Cobaltore!
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表題の()内は懇親会でなんですけどねw
前回のエントリーをご覧になられたものと推察しますw
で、先日高鍋町にお邪魔してきました。
きっかけは、ご当地のロータリークラブの会長様。
震災以来、継続して我が町にご寄付をいただいており、
「機会があれば是非震災と復興のお話を現地でお願いしたい」
というご依頼を年頭にいただいていた。
西日本の方に伺うタイミングが出来たので、今回伺ったところである。
現地に到着後、わざわざ皆様にお出迎えいただいたのだが、
その中に会長さんのご兄弟の奥様がいらっしゃって、
その方がなんと女川町出身とのこと!
なるほど、そのようなご縁もあってご支援賜っていたのだな〜、
と、あらためて御礼を申し上げた。
さて、会場となるホテルに到着し、PCの準備、ということで
会場内に入ると、なぜか椅子がたくさん並んでいる...。
"???"
と思って聞くと、
「クラブ主催の講演会となっており、多数お声がけしております!」
ってことで、
「マジすか?いや〜、それはそれでいいんですけどw
てっきりクラブの方々数十名が対象と思ってたんで〜。
でもこんなにいらっしゃるんですか?」
って言ってたんですけど、定刻を迎え会場に入って、
ビビりました&びっくりしました!
なんと400人!
地元の町長さん、県議さん、商工会長さんや町内会役員さん、
消防署員に消防団の方々、学校関係者、その他大勢...。
宮崎県内では、南海トラフ地震による津波の最大波(L2)は、
概ね10m越え、とされており、
参加者数からも津波防災や復興への関心が相当高いことが伺えます。
来ていただいた方々一人一人に、持ち帰っていただだける何かを
しっかりとお伝えし、残していかなければ、と。
いただいたお題が、震災当時のこととそこからの復興、
そして防災について、とボリューミーだったこともあり、
1時間という予定時間を20分弱オーバーしてしまったが、
発災時並びにその初期の状況から復興の考え方と現状、
防災へ取り組みなど色々とお話しさせていただいた。
その中でも一番お伝えしたかったことは、
どんな困難が巡ってきたとしても、
前を向ける人からしっかり困難に正面から向き合い、
あきらめずに一歩を踏み出すこととその大切さ。
自分自身を含め、自分たちがどこまで何を出来てきたのかは、
客観的に見ればいろいろと意見はあるのかもしれないけど、
曲がりなりにもそのような姿勢が皆にあったからこそ、
現在地点まで来れたのだ、ということは確信をもって言える。
今回の講演に限らず、震災復興に関したお話をさせていただく機会は
町内外にて数多いし、熊本など大震災以降の被災地に伺うこともある。
その時、我々の役目として、防災面や自然災害への備えを
伝えていくことも被災当事者として確かに大事なのだが、
そこからの道のりと経験を伝えていくことが
我々のより大きな責任と使命なのではないか、といつも思っている。
やってよかったこと、やらなきゃよかったこと、
やりたかったけど出来なかったこと、やっておけばと後悔していること、
その間に発生する、トラブルを含めた様々な事象、
それをどう考え、どうやって乗り越えたか、乗り越えられなかったか、
そもそもどのような在り方や未来を描いたのか、等々。
もちろん正解ばかりではないし、むしろ手違いやミスが多かったかも。
見る角度が変われば「いや、それは違うよ」というのもあるかもしれない。
でも、当事者として歩み続けたからこそ体感でわかり語れることであるし、
そしてそれらは、震災や復興にとどまらない、普遍的なものだろうから。
ところで、会場の方々に壇上から
「この講演会より前から"女川"って地名を知っている人〜?」
ってやったら、ほぼ100%の方が挙手されるではないですか!
驚きつつ、もう一つ聞いてみました。
「じゃあ、実際に女川に来たことのある人〜?」
もっと驚きました。1割くらいの方が挙手されました!
大変にありがたいことです。m(_ _)m
なお、高鍋町の町長さんは、あの"百年の孤独"を作っておられる
黒木本店の社長さんでもあります。当日は先約を断って
会場に足を運んでいただいたとのこと。大変恐縮です!
皆様にいただいたご縁、また何かの形で深められれば、
と思っております。
皆様ありがとうございました!
閑話休題。
いや〜、Fear, and Loathing in Las Vegas、やばかった!
初参戦でしたが、圧倒されまくり!
今回のバンド並びにオーディエンスの熱量@ブルレジは、
自分的には余りの高温高湿度で火災報知器が反応してしまった、
ホルモン@ブルレジ初見参の時以来のものでしたね!
そして、今回対バンはアルカラ!
念願のアルカラ初石巻!(と思ったら石巻2回目だったそうですw)
石巻で観れて、更には終演後に偶然楽屋出口に稲村さんがいて
ご挨拶できたという自分的にうれしいハプニング!
なお、アルカラさんのセトリを記しておきます!
アブノーマル
夢見る少女
半径30cm
檸檬爆弾
サースティサースティガール
水曜日のマネキン
キャッチー
さすらい
出来れば盛岡のように石巻でもドナドナドーナツ演って欲しかったが
次のライブに期待します!(あと「秘密基地」も)
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