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2013年11月05日
しかく スポーツの力

一昨日は県内と石巻・女川界隈がスポーツで大きく盛り上がった一日。

まずはツール・ド・東北。
全国から1500名を超えるライダーが集い、
石巻専修大学をスタートに160km/100km/60kmの3コースを走る。
で、その3コース全てに共通する最初の休憩所(エイドステーション)が女川。
つまり、参加したライダー全員が女川で一休みしていただけることとなった。

この前日の11月2日にサンファン館でレセプションがあり、
主催である河北新報社やヤフー他関係皆さんと大会の成功を誓い合ったが、
一方この日は日本シリーズ第6戦=マー君の登板日。
河北の一力社長他役員の方々と懇談した際
「是非今日(2日)で決めてもらいたい!」と盛り上がったが、
「今日負けると明日(3日)と明後日(4日)の紙面の割り付けが...(涙)」
という主催新聞社としての編成サイドの苦悩の声が...。
結果は皆さんご存じの通りですw

で、当日。
朝7時前からエイドステーションにてライダー皆様をお迎えした。
最初のお客様はロング(160km)のスタートから20分ちょっとでご到着。
石巻専修大からは約15kmの道程なので「超早っ!」。
以降、続々と到着し、女川汁(サンマのすり身汁)をご堪能いただいた。

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多くのライダーの方とお話しさせていただいたが、
参加者の中にはかなりの数で震災後に石巻地方を訪れたことのある方々がおり、
女川に来たことのある方も多いことに驚いた。
「(女川漁港前の)国道の位置、変わりましたよね〜」
「あの大きい建物(マリンパル)とか解体されたんですね」
「あの倒れてるの、交番でしたっけ?」
「震災後まもなくデータ復旧でお手伝いに来たんです」
「当時を見た者として、復興事業が目に見えて本格化しているのが嬉しいですね」
等々。
もちろん、ツール・ド・東北をきっかけに初めて来られた方の方が多いだろうが、
震災後に結ばれた様々なご縁や、また今回のことをきっかけに新たに結ばれたご縁、
これまでのつながりと新たなつながりをより強く、より太くしていくことが
今回の取り組みの大きな目的の一つであろうし、
参加した側にとっても、お迎えした側にとっても非常に意義深いものになったと思う。

また、大会アンバサダーの方々もライダーとして自ら参加されていた。

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鶴見さん、ご一緒いただきありがとうございます!
他にも主催者の宮坂ヤフー社長さんや、
お声はかけなかったがお見かけしたのは道端カレンさん、佐藤真海さん等々。
主催の河北さんとヤフーさんは「10年間は続けていく」と言っていただいている。
大変ありがたいし、ツーリングを通じてこの輪をより大きくしていけたなら、
そして被災地が将来へ向けて立ち上がっていく様とプロセスを
地元だけでなく多くの方々に知っていただけたなら、と願う。
参加いただいた皆さん、そして朝5時過ぎから準備しステーションを運営いただいた皆さん、
本当にありがとうございました!
お疲れ様でした!


そして同日。
宮城県民が夢に見た

東北楽天日本一達成!

おめでとうございます!
三木谷さんと堀江さん(というか楽天とライブドア)が宮城での球団設立に名乗りを上げ、
宮城球場のドーム化まで含めて県議会でも色々と議論された当時を思い出す。
以来、設立から9年。
名実ともに宮城の地に、東北の地に根付いた球団となり、
そしてチャンピオンフラッグ獲得、という偉業を成し遂げた。
震災後初めてのKスタ公式戦、嶋選手のスピーチを移動の車中で聞いたのを思い起こす。
途中、車を道路脇に停めて聞かなければならなかった。
なぜなら、涙で運転できなくなったから。
それほど、心に響く、力強いメッセージだった。
今回の栄冠、全く以って感無量です。

第7戦の時間は、以前からの約束があって石巻市内の某Aという居酒屋さんにいた。
窓際でぎりぎりワンセグが入ったので、観戦しながら復興談義。
間仕切りはあるが隣の席から声が聞こえてくる。
どの席のお客さんもスマホ使ってネットで試合経過を確認して一喜一憂の模様。
なもんで、9回表に入ってから当方の席から声を大にして勝手に速報を入れさせてもらった。
「マー君登場!」
「あ ゙〜、ヒットで出塁orz」
「よし、ワンアウト!」
「あと一人!」
「ここにきてまたロペスだ...、二死一・三塁、頼む!マー君!」

そして...

「よっしゃ!勝ったー!」

と叫んだ途端に、店内中から鳴り止まない大きな拍手が!!
店員さんも大はしゃぎ!
やっぱりみんな祈ってたんだね〜。
「今日は飲んでる場合じゃない!」と思いながら飲ってたものと推察します。
喜んだ勢いで
「楽天優勝を記念して店長さんから粋でスペシャルな計らいが!」
と言ったら、お客一同は盛り上がりながらも店長さん苦笑されてました(何もなかったですw)。
ともあれ、県民に喜びと希望と強さを与えてくれたイーグルスの皆さん、ありがとう!
次シーズンも期待します!

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