« 2012年11月 | メイン | 2013年01月 »
本年も多くの方々に大変お世話になりました。
私の大晦日は省庁関係者や土地関係の専門家の話を伺ったりで、
最後まで復興モードでの年納めとなりました。
年明けは3日から始動の予定です。
皆さんの年越しはいかがでしょうか?
ゆっくりお休みいただき良い新年を迎えていただきたく思います。
私自身、仮設住宅で迎える二回目の新年。
被災者の大多数の方々にとっては心情的には
「もうすぐ丸二年を迎えるというのに」
という気持ちを携えての年末年始かと思います。
町民はもとより、各方面の協力をいただきながら
一日も早い復興の具現化を、と日々走り抜けてきましたし、
それは具体的な事業の立ち上がりという形で
将来へ向けて動き出してはいますし、早い展開だという評価をいただきもします。
一方で2年近い時間が過ぎ去っていったという厳然たる事実のなかで、
自らの努力の範囲外で待つことを強いられている数多くの方々にとっては
途方もなく長い時間に感じられもしたでしょう。
その現実に思いを馳せながら、私たちは前に進んでいかなくてはなりません。
抱負めいたことは次回記載します。
これまでを思い返しつつ、これからへの気持ちを強く抱きながら
新たな年を迎えたく存じます。
皆様にとって迎える年が良きものでありますようお祈り致します。
投稿時間 : 23:32 個別ページ表示 | トラックバック (0)
前回の日記は町長就任してちょうど一年。
記載したその翌日の党首討論で首相が衆院解散を明言、
解散総選挙となり、結果は皆さんご存知の通りだ。
少なくとも現象面だけで言うならば再可決可能な2/3を確保する自公の圧勝、
但し、比例区で見れば有効票の1/3にとどまるという現実。
真の意味で勝った政党はいない選挙、などの評価も目にする。
政権交代以後3年余に対する信任投票(結果は不信任)であるのは間違いないが、
この結果をどう受け止めるか。
思い返せば、政権交代に至るきっかけは安倍総理時代である。
当時の様々な不祥事等の事案により
「自民野に下すべし」
という国民の投票行動があった。
まず夏の参院選での歴史的惨敗があり、9月をもって安倍内閣総辞職、
麻生政権を経てその後の政権交代という社会実験を経た末の今回の総選挙である。
政治的には3年半前、ではなく5年前まで遡りリセットした、
つまり、政治的状況をあの当時まで戻した形である。
もちろん、内外の環境は当時と比べて大きく変化(悪い要因の方が多い)しているが、
皮肉めいた、というか運命めいた、というか、
あの当時に立ち戻り、反省を生かしてもう一度やってみろ、という結果か。
来年の参院選は前述した前回安倍政権時の大惨敗組の番であり、
いずれ政情が安定化するか否かはここをくぐり抜けないとわからないのだが、
そこも含めてもう一度、ということかもしれない。
一方、女川を含めた被災地全体からすれば何はともあれ"復興"である。
「パフォーマンスと言われても構わない」と、女川の避難所に泊まり込んでまで
被災地/者に身を寄せていただいた石破議員や
何度も足を運んでくれた進次郎議員など現職の方々はもちろん、
県議時代に自民党青年局で活動を共にし、前回涙を呑んだ、或いは初挑戦の全国の仲間が
国政復帰や初当選を果たされたことは我がことのようにうれしい。
県外にも20通以上祝電を出させていただいた(もちろん私費ですw)。
今まで以上に動きやすい環境ができたことは率直にありがたい。
26日に首班指名で直後に組閣、実質的な始動は年明けになるだろうが、
直ぐにでも被災地復興へ向けて動いていただけるようにこちらも取り組んでいく。
復興が加速化できるかどうか、ここからが山である。
そして、当選された全ての皆様に心からお祝いを申し上げます。
投稿時間 : 23:56 個別ページ表示 | トラックバック (0)