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2011年11月23日
しかく 初議会でした

本日(22日)、就任後初となる町議会が開催された。
新議会の人事議案が中心で、執行部提案は補正予算が一件と
議選委員提案が一件の計二案件。
補正予算は仮設住宅における地デジ難視聴地域対策3600万である。
須田の名による初めての議案となるわけだが、
応急仮設住宅全般に関する質疑が5人の議員からあったが、
採決自体は全会一致で可決された。

一つ一つが初体験である。
しかし、何より緊張したのが開会直後の挨拶。
またもや最高に緊張しました...。
途中で頭ん中が真っ白になりました...。
更には、採決の際に思わず
「異議なし!」
と無意識に言いそうになったり。

議員だった当時は答弁を引き出し
"議事録に残す"
ことが一つの手法だが、今度は残すのではなく質疑であれ何であれ
"議事録に残る"
ほうになった。この感覚と意味合いの違いは自分の中でも大きい。
新議員の方々とこれからの四年間議論を重ねながら
町政の行く末を定めていくことになる。
心して臨んでいきたい。
そして、改めて町議の皆様のご当選をお祝い申し上げます。 m(_ _)m


さて、夕方には現在女川港に寄港している米海軍救難船内に
議員各位並びに町執行部がお呼ばれいただいた。
ブリッジにて艦長の説明を私の拙い英語力で議員の方々に通訳しつつ、
交流を深めさせていただいた。
写真の添付方法がわかったので画像貼り付け復活!
で、ブリッジ内のGPSの写真。

[画像:111121_185152.jpg]

白っぽい部分が海で、茶色っぽい部分が陸地。
写真でお分かりなるだろうか?
このGPSだと、陸の突堤の中に船が泊まっていることになる。
海軍の船なので、このGPSはかなりの高精度である。
つまり、これが牡鹿半島が5m以上動いた、ということを
如実に表していることになるのだ。
そのことを強く実感した。

他にも色々とあり、彼らのホスピタリティに御礼申し上げつつ、
これまでのご支援に感謝申し上げた。
もう一枚写真を貼りたかったが、
何だかうまくいかないのでそれらはまた今度。

折を見て、また近況を報告します。
んだばまた!
Giddy up ONAGAWA!
×ばつk off TSUNAMI!

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2011年11月20日
しかく 一週間が経ちました

これまで(県議時代)との勝手の違いに戸惑いながらも、
まずは最初の一週間を終えた。
先週のこの時間は当選された地区内の県議陣営を回り、
祝意を申し上げに翌日未明まで走り回っていた。
その一週間前のことすら随分前のことに思えてしまう。
これまでの経緯も含めた各課のレクチャーに来客、行事関係etc.
隙間の時間と定時以降の時間で過去の資料に目を通している。
どこまでやっても十分とは言えないだろうが、
今のうちに頭に入れられるものは詰め込んでおかないといけない。

それにしても、書類の決済に始まり、
既に大小問わず様々な意思決定の場面があるが、
改めて感じているのは、自身のちょっとした意思判断で
物事が右にも左にも動く、ということに対する怖さ。
まあ、これを怖がっていたら何も始まらないのだが、
冒頭に記した"勝手の違い"の最たる部分である。
慣れていく(悪い意味でなく)しかないのだが、
しかし、その一方でこの"怖さ"という緊張感は
いつも携えていなくてはならないものだろう。
権限・権力を行使する、ということへの緊張感。
この最初の感性を大切にしていきたい。

今日は平野復興担当大臣が女川町を訪問。
現地視察や仮設住宅入居者との懇談の後、意見交換の場を持った。
本町内の産業再建についての補助事業拡充の要望を出したが、
具体的な検討をしてもらえる模様だ。
期待しすぎると後が大変ではあるが、それでも期待して待ちたい。
また、台風15号被害があったにもかかわらず3.11災害関係とリンクされない
現在の法制度をはじめとする制度的不備も訴えた。
"現行法上仕方がない"といえばそれまでだが、
現場では海津波も山津波も一緒であり、
そこに線を引くこと自体、基礎自治体としては非常に心苦しい。
これを踏まえて何かしらの動きがあることを期待したい。

余裕があるときにまた記します。
んではまた!

投稿時間 : 23:55 個別ページ表示 | トラックバック (0)

2011年11月14日
しかく 新たな道(今日はえらく緊張した)

ご無沙汰しております。
11月4日告示されました女川町長選挙に立候補し、
無投票という形で当選致し、
今後4年間の舵取りを担うこととなりました。
改めてよろしくお願い申し上げます。
また、今回は古巣である県議選、そして町議選も行われました。
当選された皆様に心からお祝いを申し上げます。
それぞれの役割と責任の中でともに復興へ歩みたく、
今後のご活躍とご指導をお願い申し上げます。


さて、本日、町長として初登庁した。
まずもって、同じ政治の立場ではあれど、
県議会議員と首長では役割も異なるわけで、
早く環境に順応し、(取り巻くものを含めて)空気に慣れるように
していかなくてはならない。
一方で、何よりも自分自身が掲げたものと、
また復興への具体的な道筋を早くつけれることを
率先して行動で示していかなくてはならない。
正直当面戸惑う部分もあるが、早く自己の内面の整理もしつつ、
十分にやれるように努力を重ねていくつもりだ。
その今日一日の中で、初公務が訓示の意味も含めた就任挨拶。
はっきり言って、ものすごく緊張しました...。
今後何をなしていくにしても、どんなに立派なことを言ったとしても、
私自身が職員からの信頼を得られていなければ何も動いていかないし、
仮に動いたとしても十分なものにならないだろう。
組織を統括し、またその力が最大限発揮されるためには
組織が機能するための信頼が必要である。
それを得ていくのも自分自身の行動とメッセージでしかない。
就任挨拶を取材していたメディアの方からは
「思わず涙が出そうになりました」
と言われたが、職員の方々にはどう届いただろうか?

いずれにせよ、いよいよ新たな道がスタートしました。
復興していく元気な女川を感じていただけますよう、
これからも折に触れ、今まで同様、徒然に当欄も更新してまいります。
"元祖"徒然日記を今後ともよろしくお願い申し上げます。

投稿時間 : 23:38 個別ページ表示 | トラックバック (0)

2011年11月03日
しかく 皆で未来を創るために

進む道が変わるのに伴いトップページも変わりました。

いよいよ明日4日、新たな道に挑みます。
長く険しい道程です。
相当な困難に幾度もぶつかるでしょう。
それでも、地域の力を信じています。
ふるさとの姿を取り戻すのだ、という皆の力を信じています。
その私たちの姿と力があれば、必ず在るべき未来を創り出せます。
その先頭に立って、あらゆるものを背負っていく覚悟です。

皆さんの力を貸してください。
では、行ってきます。

投稿時間 : 23:20 個別ページ表示 | トラックバック (0)

2011年11月02日
しかく 記事に対して抗議を申し入れました

11月1日付朝日新聞オピニオン欄に掲載された
私の記事の見出しについて強く抗議を申し入れた。

念のためいうと、遠路宮城まで取材に来ていただき、
掲載前に発言と記事内容の確認や修正の機会もいただき、
担当された記者の方には丁寧な対応に感謝している。
私が問題とするのは見出しについてである。
なぜこうなったか事情を聴いたところ、
見出しについては担当デスククラスの人間が
記事を勘案して決めるとのこと。
このこと自体は一般の記事の場合と同様のようである。
しかし、今回の件は私にとって全く不正確、或いは
当方の意図が歪曲されて伝えられるものであり、
不本意極まりない。

本HPを以前からご覧になっている方には、
我々にとって10参院選の意味がどういうものであったかは
ご記憶いただいていると思う。
当時の記述をご覧いただきたいと思うが、
「ルールによって導かれた結論を政治的圧力で曲げない」
ということを行動で示すことが我々の覚悟であった。
行動で示すために現職を外したのではない。
それは選考結果によりそうなった、ということであって、
それを目的化したのではない。
今回の見出しは、それを目的化したパフォーマンスかのように
受けとられかねない大きな誤解を生む表現であるといわざるを得ない。
そのようなパフォーマンス政治が
現下の政治状況を招いている側面もあるだけに
そのような誤解に基づいた心証を読者が持ったとするならば
尚更心外であるし、甚だ遺憾である。
強い憤りをもって抗議をしたところである。
なお、本ブログにおいて今回のことを記述することも
先方には伝えてある。

こういったことは今後も数多く経験するのだろうが、
取材対象の意図を可能な限り正確に伝えてくれるよう、
またメディア側の恣意的な伝え方にならないようしていただきたい。
先にメディア側の「こういう記事を書きたい」という結論ありきで
その結論に沿った発言だけを拾って歩こうとするような取材が
散見、という以上に散見される。
例として、先日私の知り合いが原発について某新聞社から
「地元の声を」
ということで取材されたそうだ。
で、再稼働について「賛成だ」と答えたところ、記者は
「エッ!福島であんな状況なのになんでですか?」
と聞いてきたので、自分なりの理由を理論立てて話したそうだ。
最後に逆に記者に「こういった賛成の声は記事にしないんだろ?」
と逆質問したら、答えは
「当然そうですね」
というものだったそうだ。
どっかが狂ってないか?
何かがおかしくないか?
原発のの是非についてではない、
取材や記事の在り方についてである。
これで社会の木鐸を気取るのならば万死に値する。
結論決め打ちで何かを訴えたいならば
新聞記事でなく堂々と自分の名前で論文か何かを書いて
打ち出し、世に問えばいい。
新聞記事で書く以上、本来そういった覚悟がなければペンを置くべきだ。
念のため言いますが、私の知っている記者の方々の多くは
きちんとした方々です。
今回の担当氏もそうです。

だいぶ話が脇道にそれましたが、評論でない記事については
見出しも含めて正確に対象の意図を読み取り書いてほしい、
その一点です。

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