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2011年03月21日
しかく

バッテリーが復旧したモバイルから打っています。
またしばらく書けないと思いますが、
今の思いを記しておきたいと思いました。

我が町の八割が壊滅しました。
もう我が家もありません。
もう二度と会えなくなった親戚・友人・知人も大勢います。
それでも、残った人々はあるべきはずの平穏と復興を願い、
今それぞれが出来ることを、と帰る場所も働く場所も無くなった、
物資の供給もままならない想像を絶する過酷な状況下で
「もっと大変な人達だっているはずだ」と、
耐えながら力を寄せ合い生きています。
今を精一杯生きることが未来に繋がると信じて。
私もその一人です。
自らの役割として被災者の皆さんを励ますことも大切ですが、
それ以上に、多くの人々の明日に繋がるなにかを、
と支援を得るために東奔西走しています。

幸いに大きな被害を免れた地域でも日常が変わりました。
長蛇の列が並ぶ空かない店舗や断水した住宅街の給水車等々。
「なぜこんなにも行列ができるのだろう?」
「被災地にすら給水車が来ないのに」
「帰る家もあってそこには明日の食料ぐらいあるはずなのに」
率直にそう思ったし、その理不尽さを恨めしくも思いました。
災害取材のためにホテルを借りきった報道機関もあります。
「彼らの部屋数の分だけ、家を失った人々に
少しでもベッドの温もりを与えられるだろうに」
と思わずには正直いられませんでした。
でも、仕方のないことだし、嘆いてもしょうがない、
当然のことなんだろうと思います。
それぞれが生活を維持するのに懸命なのですから。
そこに、帰る家があるとかないとか関係ないのです。
それが、たまたまどこにいたか、住んでいたかの違いでしかない。
私だってあの日の行き先が違えばどうなっていたかわかりません。
明日を生活するのに必死か、今を生きることに必死か、
恐らくその違いでしかありません。
ついこの間まで身近にあった平穏を皆が取り戻すためには
被災地も、そうでないところも元気になっていかなくてはならない。
だからこそ、今、ちょっとずつの我慢が必要なのだと思います。

県道沿いの、とある地区では自衛隊をはじめ行き交う支援車両に向かって
子供たちが大きく手書きで
「ありがとう!感謝!」
と書いた段ボールを掲げて手を振っていました。
涙が止まりませんでした。

遠く北海道岩見沢から徹夜で運転して物資を運んでくれた仲間がいます。
「宮城を助けたい」と群馬から夜通し走って水を届けてくれた方もいます。
本当に頭が下がります。
支援にいきたいけど油もなく動けない、という方々が
大勢いるのも知っています。

だからこそ
「今の自分より大変な状況にある人がいる」
と思って、1億2000万人がちょっとずつの我慢が出来れば、
今一番困っている人を助けられるはず。

どうか皆さんのちょっとずつの我慢を私たちにください。
有形無形の我慢を私たちにください。
それが私たち被災者の大きな励みと助けになるはずだから。

皆さんの力を貸して欲しい。
そう思います。

顔を上げ、前を向いて歩んでいきます。
ありふれた日常を皆で取り戻すために。
それではまた。


(注記)追記は削除しました

投稿時間 : 20:57 個別ページ表示 | トラックバック (0)

2011年03月09日
しかく 御礼申し上げます!&更に告知

県政報告会にお越しいただいた皆さん、
大変ありがとうございました!
開催まで日数も少なく、またご案内も行き届かなかったかと思いますが、
にもかかわらず多くの方々にご来場をいただき、大変に励まされました。
取り巻く環境の厳しさを肌身に感じつつ、
未だ走りながら各種準備をしているのが実際のところであり、
スタッフの方々の力添えでなんとかなっている、という状況ですが、
それを無に帰さないようにがんばっていきますのでよろしくお願いします!

で、更に告知を。

須田善明後援会総決起大会
日時:3月15日(火)午後6時30分より
場所:女川町生涯教育センター

皆さんの力を是非貸して下さい!
お願い申しあげます!!


投稿時間 : 01:13 個別ページ表示 | トラックバック (0)

2011年03月08日
しかく いろいろとありますね

あらためてご案内を。

県政報告会を開催します!
日時:3月8日(火)午後7時より
場所:石巻市文化センター

是非お越しください!

残された時間の短さをひしひしと感じている。
焦りも相当あるが、状況を招いたのは自身の責任。
こんな中でも力を貸して頂き、支えてくださる方々の思いを
しっかりと心に刻んで、強い気持ちを持って臨んでいきます!
よろです!


昨日(6日)は党県連大会が開催され、小野寺県連会長が再任、
他の役員も全員の留任が決まった。
私も幹事長職を引き続き担うことになった。
自分自身は無論だが同志皆の勝利へ向けて結束していかなくてはならない。
また、今回の大会ではTPP反対の決議を行った。
TPPという仕組みや枠組みを否定はしない。
しかし、今政権がやろうとしているTPP交渉については断固として反対する。
何故ならば、参加によってどのような効果やダメージがあるか、
現時点では政府がシミュレート不可能なほど情報もないらしい。
シンガポールやアメリカなど、海外筋からしか輪郭が伝わらないとのこと。
そんな状態で6月までに意思決定を行うことなどあり得ない。

通商国家たる我が国は自由貿易体制のなかでこれからの成長を
なしていかなくてはならない。至極当然である。
が、しかしこの"今"というタイミングで
「TPPへの参加こそが将来への最善の策である」
「第三の開国だ」
となどと考えるのは早計である。もっと言えば現状では無謀だ。
戦国時代に例えれば、自動車や家電などよく切れる「刀」を持っていたにしても、
甲冑もつけずに丸裸で合戦に挑むようなもの。
そんな武将がどこにいる?いるとすれば必然敗軍の将だ。
急所を守り、具足を履き甲冑と兜で身を固めてから戦場に向かう。
当たり前のことである。
"関税無し、参入障壁無し"という多国間による枠組みの合戦の場に
今、菅民主党政権は丸裸で突入しようとしている。
また、TPPでは関税撤廃のみならず、所謂非関税分野の取り扱いも大きな焦点だが、
ヒト・モノ・カネの障壁を原則取り払うのが基本概念である。
従って、国内で如何に騒ごうが枠組みの中で合意されれば
受け入れざるを得ない。
そういう意味では、TPPは究極の規制緩和であるとも言える。
であるならば、小泉・竹中改革を執拗に否定・罵倒したのは誰だったか?
他ならぬ菅首相自身であったはずである。
ご都合主義の「開国」で我が国の命運を導かれたのでは堪らない。
これほどいい加減な姿勢で、この6月にも参加を表明しようとしているのだ。
だからこそ、今政府によって進められようとしているTPP交渉参加には反対するのだ。
全国では初の決議となったが、暴走・迷走を食い止めるためにも
地方からはっきりとした声を上げていかなくてはならない。

さて、そのような中、前原外相が辞任した。
献金額や寄付者と本人の以前からの関係などを考えてみれば、
多くの国民が
「なぜこんなことで」
「こんなに叩く必要があるのか」
と感じるだろうし、私もそう思わないでもない。ある意味今もそうだ。
ちょうどその参院予算委を移動の車中リアルタイムで観ていたが、
「恐らく寄付者にも変な意図はなかっただろう」
「叩き方がむしろ我が党への反感を招きはしないか?」
とすら思った。
しかし、これは可哀想でも追求しなくてはならないのである。
"外相"ということが、やはり大きな問題なのだ。
外国人の政治献金禁止について、法がなぜ
「何人たりとも云々」
という表現をわざわざ用いているか、という意味は極めて重い。
絶対のNGなのである。
金額の多寡を問わないのであり、外国人による政治献金行為を一切認めない。
政治献金を通じて政治家に対し外国人が影響力を持たないように、
ということなのだが、もしその影響力を持てば
外患誘致(敵対する外国勢力を招き入れ武力を行使させること)にすら
繋がりかねないからだ(なお、外患誘致罪は大罪であり、量刑は死刑のみ)。
だからこそ、非常に厳しい表現で外国人による政治献金を禁止しているのである。
生まれたときから日本でお暮らしの方々だとしても、
また善意からの献金だったとしても、
国籍が他国であれば外国人からの献金とせざるを得ない。
メディアに詰めかけられ日本中に喧伝までされて、
当事者にはお気の毒に思うし同情も禁じえないが、
それが絶対のルールである。
従って外相という立場では辞任は当然の帰結だ。
話をTPPに戻せば、こんな状況でまともな国際交渉ができるのか?

またこんな時間になってしまった...。
椅子で寝ていた...。
最後の方の文章がグダグダだが、もうダメ、後は寝ます。
See ya!

投稿時間 : 02:06 個別ページ表示 | トラックバック (0)

2011年03月05日
しかく 胸が痛む

決起大会を兼ねた県政報告会を開催します!

須田善明県政報告会
日時:3月8日(火)午後7時より
場所:石巻市文化センター
もちろん無料

ゲスト多数です。
皆様のお越しをお待ちしております!


ところで、女児・女子生徒が巻き込まれる事件が多発している。
不憫でならず、断じて許すことができない、という思いに駆られる。
子を持つ親として、大変に胸が痛い。同時に
「なぜこのようなことが頻発するのか」
「このような不幸をどうやったらなくすことができるのか」
こういった事件を見聞きするたびに思う。
GPS装着問題や児童ポルノ単純所持禁止の検討表明以降議論百出だが、
世論の抵抗も覚悟であえて世に問うた村井知事の心情も
同じようなものだったのだろうか。
ルール(条例)として制定していく、となれば
感情論・心情論だけに立たない議論を当然ながらしていかなくてはならない。
一昔前の世情とは違う現代社会の現状を鑑みるとき、
抜本的・抑止的な手段は形は別にして必要か。
そんなことも思いのうちに入れながら、次へ向かっていく。

時間が遅いので休みます。
もう早寝早起きしないとね。
んでは。

投稿時間 : 02:32 個別ページ表示 | トラックバック (0)

2011年03月03日
しかく 一般質問後

前回の本欄で当方の一般質問を記したが、
翌日の河北朝刊にその内容が大きく取り上げられた。
「健全な二元代表制」「知事と議会の在り方」
という意味において、会派にとっても、議会にとっても、
さらには執行部にとってもいい記事をいただいたと思う。
馴れ合いからは何も生まれない、緊張感をもって対峙していくことが
互いの信頼感の上で良質の議論と実りある県政に繋がる、と思っている。
同僚からも同様の評価をいただいた。
とは言え、それで有権者の評価が決まるわけではない。
選挙へ向けた努力はまた別な形で求められるのも真実。
議会と平行してしっかり取り組んでいくことが必要だが、
同時に「己のメッセージはどういうものなのか」を
己の戦場で訴えていかなくては何のためにやっているのか、
ということにもなる。
残りの日々、しっかりやっていきます。

で、これは今日の(3日)朝刊に載っていた記事だが、
前記のとおり私も性犯罪者GPS問題を取り上げたが、
昨日、大阪府の橋下知事もGPS導入に言及した。
更なる詳報では関西広域連合にも広く問題提起していきたい、
とのこと。
宮城のメッセージに同調した、とも語っていたようだ。
村井知事も橋下知事も、共通しているのは本来的に
国に対してアクションを求めていること。
国全体で対処していくべき問題だ、との認識は一致しているようだ。
GPS装着についてはまだまだ議論が必要だし、
現段階では性犯罪抑止の方法論の一つ、と理解しているが、
今後メディアを巻き込み本格的な論争になっていきそうだ。
今回の一般質問では取り調べ時の可視化問題も大きく取り上げたが、
可視化についても、GPSの件についても
一方の人権を尊重することが被害者をはじめもう一方の人権を
スポイルするものであってはならない。
本県議会では改選後あらためて、ということになるし、
改選後の全員が難しさに直面することになるが、
世にある悲しい事例・事件を繰り返さないよう包括的な対策が必要だ。

議会は明日まで予算総括質疑、以降予算分科会、常任委員会となる。
しっかり議論していきます。
んではまた!


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