2017年11月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

カテゴリー

過去記事

サイト内検索


« 2010年07月 | メイン | 2010年09月 »

2010年08月31日
しかく 混迷は自分の"家"の中だけにしてもらいたい

民主党代表戦が選挙になることが確定した。
しかし、ここに至るまでの過程は何だ?
「党が分裂するから」と"談合"を企図し、挙句決裂。
やはり民主党内(少なくとも東京の)には自由も民主主義も存在しないのか?
首相も就任時は「小沢先生には休んでいていただきたい」と言いながら、
"談合"を目前にして「菅+小鳩(+輿石)のトロイカ体制で」、
決裂すると次は「人事を取引材料にはしない」
と二転三転。最初から就任当初の姿勢を貫けばいいものを。
前首相に至っては、仲介に入るまでは
「自分(鳩山氏)首相にまで導いてくれた恩返し」
で小沢氏を支持すると発言していた。
首相経験者が個人の恩で一国の宰相を選ぶのか?
首相というのはいつから名誉職になった?
こんな理由で首相を選ばれたら国民はたまらない。

ある一人の政治家の挙動がその巨大政党全体の存続さえ危うくする、
この現実は民主党が政党として未成熟であることの何よりの証左である。
何度も書くが、民主党には綱領が存在しない。
つまり民主党として目指す統一的な社会観や価値観、国家感が無い。
だから一政治家の挙動で常に右往左往するのである。
共通する価値観があれば政権を担ってすぐにこんなことにはならない。
本当にこのまま彼らが国を統べていっていいのだろうか?

党内抗争に彼らが明け暮れている間に
我が国経済を取り巻く環境はどんどん悪化している。
株価は最安値、円は84円台前半、
今日示された経済対策はマーケットの失望を買った、と
多くの識者が指摘と批判を繰り返している。
彼らのお家騒動に巻き込まれて
国家と国民が心中させられる訳には行かないのである。



投稿時間 : 23:27 個別ページ表示 | トラックバック (0)

2010年08月30日
しかく 初めて観たけど感動した

恒例の24時間テレビを観てたら、あるCMが流れた。
iPhone4のCM。
BGMが流れる中、iPhoneを使って音声無しで会話する男女。
どうやって?
TV電話を通じて手話で。
携帯電話にTV電話機能がついてから何年も経っているが、
思いもよらず気付きもしなかった使い方であると同時に、
携帯電話やITの発展はこんなことも可能にしてくれた、という感慨。
移動中に、あるいは街中で、聴覚障害者の方々が
距離を越えてコミュニケーションを取ることを可能にしてくれた、
という事実はすごく革命的だよな、と今更ながら心底思った。
もちろんCMの造り自体もいい。

以前"think different"でApple社が広告大賞を獲った記憶があるが、
今回もすごくいい。
物の本質や特性を限られた時間の中で伝えるのは難しいが、
何を伝えたいのか、を観たものが一発で判る。
現時点で自分の中での年間最優秀CM作品候補です。

投稿時間 : 10:35 個別ページ表示 | トラックバック (0)

2010年08月27日
しかく 他党のことだが国の歩みにも大いに関係するので

幹事長という立場も含め当然ながら無関心ではいられない。
既述の通り、昨日は秋田での1道6県の議員交流研修会に参加し、
ただいま一旦地元に着いたところ。

昨日秋田へ向かう新幹線の車中、

「小沢前幹事長、代表戦出馬」

の報が伝えられ、数社から電話にて取材を受けた。
(通話は当然デッキにて行っております)
前回、自民・民主の総裁選/代表戦の仕組みを記したが、
予想は十分出来たが意外な展開、ではある。
何せ"政治とカネ"を大きな要素として身を退いたお二人が、
またコンビを組んでツートップとしてピッチに戻ろうというのだから。
本来は観客席か、許容されるにしてもベンチまでだろう。
まあ、フィクサーやキングメーカー然として影で暗躍するよりはいいだろうが
そうだとしても消極的評価として、である。

奇しくも、今の民主党の基本形を作った2003年の民自合流時の、
旧民主党と自由党の代表がそれぞれ菅・小沢両氏である。
民主政権がガタガタになっている今、正に象徴的な組み合わせである。
そもそも理念・綱領すら持たずにここまでやってきた民主党の本質が
今回も現れているといえる。
今回のことで驚くのが

「小沢氏を処遇して挙党一致」

だとか

「小沢氏を処遇しないから選挙になる」

だとかいうセリフが平気でポンポン飛び出してくること。
あんたらはホントに"民主"党なんですか?
まず以って、それぞれの立場で主張をしっかりと訴え、
代表が選出されれば垣根を乗り越え一致結束して課題に立ち向かうのが
"挙党一致"ということであるはず。
その前に裏権力や党内実権のポストを要求し、
組織がまとまったかのような体裁を取り繕うのは、
挙党一致ではなく"談合"である。
結局談合は成立しなかったが、前首相は"談合"を持ちかけた。
政権を担っている、という自覚すらないのだろうか?
誰か一人の政治家の影響力で組織全体が右に左に、
場合によっては意欲のある人材をつぶすことも当然、
立候補の自由が担保されることすら怪しい。
こんなの"民主"的じゃない。"人治"的である。
人治党に名前を変えるべきだ。

毎日新聞web版は、小沢氏周辺の言葉として、

「小沢氏は首相として政界再編を主導し、
早々に自分の後継首相を選んで
裏方に再び戻るとのシナリオを希望している」

と伝えている。
もしそうなら一国の宰相へ臨もうとする人の態度としては
不遜と言わざるを得ない。
またそれを判った上で押し立てようとする勢力があるとするならば
これまた不遜の極みである。
加えて、噂されるような強制起訴から逃れるためとするならば
何をか言わんや、である。

いずれ、約一ヶ月の政治空白は避けられない。
この間、経済対策は?円高株安対策は?
国民生活に直結するような課題が山積するなかで
どう見ても前向きの議論にあらず、の党内抗争。
国を取り巻く現下の情勢における政治の業とすれば悲しすぎる。
彼らの本音は「国民の生活が第一」なのでなくて、それをプロパガンダにして、
せっかく手に入れた政権をどうそれぞれの都合のいいように維持するか、
「自分の(自分たちの)権力維持が第一」
にしか映らない。理念もへったくれも無い。
というか綱領が無いから理念の持ちようが無い。
組織の統一的な社会観すらない政党に
このまま国家の行く末を預けるのは本当に正しいのだろうか?

既述の通り、民主党代表戦の帰趨は全体の3分の2を占める
国会議員票が握るが、12分の1の地方議員票を除く
残り4分の1の党員・サポーター票の見識が試される状況だ。
今回の民主党代表選が政界再編も含め、政権をとるのが誰(どこ)というのではなく
今の政治的不幸から脱却するための導火線となることを望む。

投稿時間 : 13:22 個別ページ表示 | トラックバック (0)

2010年08月26日
しかく 政党のリーダー選出方法だけでも色んなものが見えてくる

民主党の代表戦がもうすぐだが、代表戦の仕組みはポイント制で

×ばつ412人=824ポイント
地方議員全部 =100ポイント
全国の党員・サポーター票 =300ポイント(小選挙区ごとの国取り)

合計1224ポイントのシェアで争われるそうだ。
国会議員票の割合は824/1224で67.32%。
実に3分の2を超える。

我が党の場合はどうか?
今のやり方になってから10年に満たないが、票のカウントで行われ、

×ばつ議員数204人=204票
一般党員・党友票 =300票

議員数の減った現在は合計504票で総裁が選出される。
現在は地方票(一般党員票)の方が影響力が大きい。
党員票は都道府県に対しまず均等に基礎票として3票ずつ配され、
残りについて都道府県ごとの党員数に応じて配分される。
最多は東京の12票、宮城の場合は3票+2票の計5票である。
多くの場合得票シェアに応じた単純割りかドント方式で各候補に得票が配分される。
現在の国会議員票のシェアは204/504で40.47%だ。
小泉内閣時の一番多いときでも総数708票であり、
国会議員票408/総票708で国会議員票のシェアは57.62%。
×ばつ3票=141票、という時代もあり、
小泉総裁が誕生したときはこの141票の大勢が小泉さんに流れ、
国会議員票の行方を大きく動かした。
その後、都道府県連や一般党員の声を受けて
地方側300票という方式に固定された。
地方の声を党運営、特にリーダーを選ぶ際に反映させるためである。

恐らく、民主党の国会議員1人を2ポイントとするのは政権奪取以前の
議員数が少なかった当時の制度をそのまま用いているからと推察する。
それにしても3分の2超の決定権は大きすぎやしないか?
ずいぶん過去の自民党の姿を想起する。
民主党の場合"しろまるしろまるグループ"と表現されてはいるが、
自民党でいう"派閥"となんら変わりなく、一部の"グループ"に至っては
その"派閥"の悪しき部分をより凝縮したものと目に映る。
少なくとも地域主権を自らの"一丁目一番地"と言うならば、
地方の意思をより反映させる方法を取るべきだろう。
これすら出来ないとするならば、いよいよ彼らの本質が見えてくる。
我が国経済の危機をスポイルし、代表戦にうつつを抜かすなら尚更だ。
民主党内の地方の意思表明を注目してみたい。

投稿時間 : 00:18 個別ページ表示 | トラックバック (0)

2010年08月25日
しかく 無策では困る、何かのアクションを

26日に秋田市において東北各県県議の交流大会が行われる。
テーマごとの分科会が行われるが、
環境対策(特にCO2対策)について宮城県議会を代表して私が述べる。
えてして、このような場合の報告は"県議会の取り組み"でなく
"県当局の取り組み"事例の発表になることが多いのだが、
それでは意味が薄いのであくまで"県議会"の取り組みを述べてきたい。
今日は発表準備などで過ごした。

その傍ら、ネットをはじめニュースでは

「東京市場終値、9000円割れ」
「円高止まらず、対ドル84円台」

との報道が流れる。
15年ぶりの円高水準、NY市場では先ほど83円台に突入したらしい。
円高が我が国経済にもたらす影響は改めて記すまでもないが、
円高⇒株安⇒円高⇒株安
の悪循環が続く。
本来、自国通貨が外貨に対して強くなる、ということは
それだけ自国経済が強く推移している、ということになるはずだが、
リーマンショックを経て世界が得たであろう教訓は、
少なくとも我が国の為替と株式市場には反映されていない様に映る。
陰謀説も頭に浮かぶほど、国際経済の中で"一人負け"させられている。

この状況において、はっきり言って県政レベルでは何の太刀打ちも出来ない。
国の迅速な対応が絶対的に不可欠である。
是非は別として他国との協調介入が出来ようができまいが、
またそのほかの手段があるとするならば現状を座視しない政府の姿勢を打ち出し、
実行する勇気がなぜ持てない?
報道された追加経済対策規模も1.6兆円規模と、現状からすれば微々たるもの。
即効的且つ有効な手立てが無いからといって電話会談でお茶を濁した結果は、
市場が"日本国政府は円高容認"という誤ったメッセージとして認識した、
というエコノミストの評価もある。
代表戦にうつつを抜かす暇があるなら、きちんとした対策を打って
国民世論を味方につけて再選に望むべきだ。
「国民の生活が第一」と言いながら、票欲しさの一本釣り政策を並べるばかりでは、
泥沼にはまる一方だ。

投稿時間 : 00:59 個別ページ表示 | トラックバック (0)

2010年08月23日
しかく 航空祭

石巻地方の夏の最後を飾るのが松島基地の航空祭。
今年は第11飛行隊、所謂ブルーインパルス創設50周年の節目、
大勢の人で賑わった。
祝賀会に私も参加、今日は去る参院選で全国比例で当選した元航空自衛官、
宇都隆史参議院議員も来場した(写真左 宇都議員、右が杉山司令)。

祝辞の中で宇都議員は

「この晴天の平和な空を(ブルーのパイロットが)飛べるのも、
(見えないところでの)飛ばないでいる多くの方々の支えであり、
今の瞬間も全国で幾万の自衛官が任に当たっている。」

というようなことを述べた。
ブルーインパルスは過酷な中にも空自の花形であるが、
その機体が安全に飛ぶために、整備士をはじめとする多くの努力がある。
のみならず、日本の平和な空を作るために、
基地地元の行政と民間の理解と支援、
そして何よりも最前線で日本を守る多くの隊員がいる。
そのような全ての努力の上に、平和な空とブルーが描く軌跡がある。
政府与党の方々からも出てこない、
とても重く、そして胸に届く言葉だった。
我が国があるべき本来の方向へ歩むんでいくためにも、
今後のご活躍をお祈りしております。

さて、その航空祭、関係者との意見交換も多く持つことが出来、
また地上展示での装備見学など、有意義な時間であった。
但し、無茶苦茶暑かった!!!
基地内は当然コンクリで舗装されているため、なお暑い!
山ほどの観覧者の熱とともに本気で熱中症を心配した。
そんな中色んな写真を撮ってきたのでご紹介します。

まずはF2B。ミサイル装備の状態。


F15J。言わずと知れた我が国の主力戦闘機である。

AH1S。攻撃ヘリ。

UH60J。救難ヘリ。50周年に併せたマーキング仕様。

他にもF4JやC1など多くの展示があったがここでは割愛。

続いてブルーインパルスの展示飛行をどうぞ!
創設50周年の新技"サンライズ"。

次も新技(名前は何だっけ?)。

これはおなじみ、パーティカルキューピッド。

これもおなじみ、スタークロス。

最後に全ての演目を終えて基地に帰投するブルーインパルスの雄姿を。

見ての通りの真っ青な空である。
この空がいつまでも続くように!

投稿時間 : 00:40 個別ページ表示 | トラックバック (0)

2010年08月19日
しかく 石巻港整備の今後

我等が石巻港が重点港湾選定の選外になったことを受けて、
石巻港整備・利用促進規制同盟会(会長:亀山石巻市長)の臨時総会が開かれた。
今後の方針として、既報のように仙台塩釜港との統合による
特定重要港湾(以下、特重)への組み入れへ向けた運動方針が総会の場で確認された。
会議では今回の"選外"という事実について国の説明責任を求める声も強く出されたし、
逆に「後ろを振り返っても仕方がない、前に進む取り組みを」という声もそれなりに多かった。
「不勉強である」と市議会や県議会の力不足を嘆く経済界の方もおられた。

特重になると、補助事業において重要港湾以上の国庫補助が受けられることや
ポートセールス上の強みにもなり得るので、このこと自体は反対すべきものではない。
ましてや重点港湾から外れたことで石巻港が国の新規直轄事業を受けるためには
特重への組み入れしか現時点では道が無いことも承知している。
従って、この方針を前に進める以外の選択は(少なくとも現時点では)無いのであり、
選外は残念且つ不本意であるが、次善の道として我々県政関係者も含め
一丸となって進めていくべきものであろう。
しかし、だからこそ、今回選外となった理由について、
政府与党には明確な説明と根拠を示してもらわなくてはならないのであり、
そのことを我々は強く要請していかなくてはならない。
なぜならば、その理由を共通理解していくことが再出発には不可欠であり、
今後の整備の方向性を定め、石巻港の宮城・東北における位置づけと機能を
改めて付与し、今後の運動展開を図っていくためにも必要なことだからである。
単なる恨み言や政権批判の類ではない。
前に進もうとするからこそ"なぜ国は石巻港を外したのか、選ばれなかったのか"を
検証していかなくてはならないのである。
これに国や民主党は明確な根拠と理由を示さなければならない。
全国103港のうち、直近のデータでは石巻港の取り扱い貨物量は45位で十分選定圏内、
選定された他県港湾で石巻港より実績の少ない港数は10を越える。
目標達成率でも75%を超え、一つの基準として示されていた60%を上回る。
「選定は1県1港が基本」としながら青森などは複数港が選定、
その他、「なぜあちらは選定されたのか」も明確に理解できないことが多い。
ここがしっかり示されてこそ、次のステップが意味あるものになる。
(あやふやにしか示されない、というパターンが濃厚だが)

他にも思うところはあるが、また後日。

投稿時間 : 01:02 個別ページ表示 | トラックバック (0)

2010年08月16日
しかく 今夏は石巻の野球が熱いッス!

高校野球もW杯も、地元が負けてしまうと
若干なりとも興味が薄れてしまいがちだが、
ミラクルな戦いを展開している仙台育英には是非とも頑張ってもらいたい!
明日の相手は優勝候補の一角だが、是非突破してもらいたいものだ。
今年の仙台育英には、好投した田中投手をはじめ石巻地方出身者がずらり。
それぞれのポジションや立場で頑張っている。
1・2回戦を通じて野球の醍醐味や怖さ・面白さを
全て表現するかのような戦いぶり。
お盆中なので各所を回りつつ、移動車中のラジオで一喜一憂し、
お邪魔したお宅でお茶をいただきながら、チェンジのたびにまた移動、
という展開で過ごした。
明日もじっくりTV観戦、とはいかないが、
大きな楽しみを抱きながら仕事をしよう!
もし決勝まで行って"優勝"となれば、それこそ素晴らしい!

そうして間断なく、今度は都市対抗野球だ。
日本製紙石巻工場の初戦が続く。
私自身は野球はへたくそだったが、知り合いに大勢の関係者がいる。
その皆さんとともに、最後まで石巻の野球の暑さを感じる夏でありたいと願います!

投稿時間 : 23:35 個別ページ表示 | トラックバック (0)

2010年08月13日
しかく お盆前に

今日は陳情やら視察やらで過ごした。

まず、農業視察。
連日の酷暑で全国的に夏野菜、特に葉物の生育障害が心配されており、
宮城も例外ではない。
この時期主産地であるほうれん草や、葉物の代表格のキャベツなど、
生産者によっては深刻な状況とのこと。
今日視察した圃場は主に露地もののレタスで、まだ被害が少ない方だそうだが、
それでも今後の出荷と収益については不安要素が多いと言う。

写真は一番上がレタス、他は雪菜の状況。
地熱が酷暑で引かず、また降雨の少なさで栄養障害や生育不良が発生、
場所によっては活着の不良なども発生、
色や形が悪く出荷しても通常の半値ほどしか市場で値がつかないという。
小売段階で値段が高騰しているのは消費者が好む
"色や見栄えがちゃんとしているもの"であり、
多くの農家には相場上昇による恩恵はないとのこと。
"値段が上がって消費者は大変"という感じの報道が多いが、
生産者はある意味もっと苦難に直面している。
台風被害はほとんどなさそうだが、いいほうに気象条件が向かうことを
願わずにはいられない。
また、行政サイドもJA等と連携し農家に対する注意喚起や
各種情報の円滑且つ速やかな提供が求められる。

夜には会合があった。
こちらはうれしい方だが、以前記した日本製紙石巻工場野球部の
都市対抗野球全国大会への壮行会が行われた。

東北第一代表として、初戦はヤマハ(浜松市)との対決。
強豪ではあるが、是非一回戦を突破していただき、勝利を重ね、
石巻の名を、石巻工場野球部の名を全国に響かせていただきたい。
監督、主将をはじめ選手一人ひとりの意気込みが素晴らしかった。
健闘を祈ると同時に、私たちもそれぞれの形で精一杯応援し、
この快挙を更なる躍進に繋げられるようみんなで頑張りましょう!

投稿時間 : 01:11 個別ページ表示 | トラックバック (0)

2010年08月09日
しかく 地元祭り&花火大会3weeks ラストは牡鹿

先々週は女川みなと祭り、
先週は石巻川開き、
ラストを飾る今週は牡鹿くじら祭り。

雨(女川)⇒ガス&時折小雨(石巻)と来たからには
「間違いなく晴れる!」
と何の根拠もなしに確信していたが、
その通り、終始素晴らしい天候で行われた。
関係皆様のご尽力と熱意に多謝!
例年と違い午後からの開催だったが、
町内はもとより大勢のお客さんで賑わった。

まずは、シャッターチャンスをミスった下手くそな花火大会の写真から。

ほんとに下手くそでスンマセン。
携帯の設定が合わんのかな・・・。
写真の出来はさておき、この三連荘花火大会で一番しっかり夜空に映えたかも。
自分的には今年の三大会グランドスラムです。

お祭りの発会式に先立ち、鯨霊供養も行われた。
我が国における鯨文化がどうであるかを示す象徴的なことである。
つまり、鯨が経済動物であると同時に、その恵みで私たち人間が
生かされている、という精神の表れであり、
欧米諸国がかつて鯨油欲しさに大量に鯨を捕獲したような、
鯨を"ツール"とみなしてきた彼らの精神性及び観念と全く異なる文化である。
その彼らが環境団体の圧力と経済支援を背景に歪な論理を展開させ
IWC(国際捕鯨委員会)が機能不全に陥って久しく、
今年は打開へ向けた取り組みが試みられたが、
依然捕鯨国と反捕鯨国との溝は深く、振り出しに戻った。
一日も早い商業捕鯨復活を望み、地域の文化を消すまいと努力している
皆さんの思いが結実するように、皆で頑張っていきましょう!

投稿時間 : 01:42 個別ページ表示 | トラックバック (0)

2010年08月05日
しかく なぜ石巻港の重要性が伝わらなかったのか

前回、にっぽん丸の石巻港寄港を伝えたばかりだが、
残念な結果が国から発せられた。
今後の港湾整備において、石巻港は重点港湾に指定されなかった。
指定されなかった港は今後の新規国直轄事業採択が困難であると見込まれる。
既知かもしれないが、全国には103の重要港湾が存在し、
石巻港もその一つであり、市・県・国が連携して整備が進められてきた。
船舶の大型化に対応するための大深度岸壁整備などが計画され、
これは港湾利用者側のニーズでもある。

それが今回、国から三行半である。
整備中の沖防波堤など継続中の事業を除き、
新規採択は極めて困難なことが濃厚となった。

「選択と集中」「重点的な整備を」
最もな話であるが、やり方としてどうか。
本来、国による港湾投資の重点化は、シンガポールや釜山など、
アジアを中心とする海外のスーパーハブ港にこれ以上後れを取らないよう、
現在の所謂スーパー中枢港湾3地区の更なる機能高度化を企図したもののはず。
今回のやり方は、恐らく103港-重点43港=60港の予算を削り、
それを特定重要港湾、とりわけスーパー3地区に回す、ということだろう。
なぜならば、投資的予算が縮小傾向である上にパイが定まっているからだ。
国家的な戦略として、国際的スーパーハブを目指すことはいいだろう。
しかし、やり方として、地方にとって位置づけが大きい重要港湾の半数強を
犠牲にする手法は正しいとは思えない。
まして、石巻港のように整備を進捗させることで
今後の利用に大きな可能性のある港湾の将来性を縮小させるような判断は
断じて認めがたい。
今回選に漏れた港湾について、前原国交相は
「県独自で補助事業でやってもらいたい」
と言っているが、つまり地元で勝手にやれ、ということ。
財源も与えずに国の関与を外し地方に押し付けるのが
彼らの言う地域主権なのか?
これは公務員改革にも言える。
国の地方出先機関の地方への移管で国家公務員数を減らす算段のようだが、
地方政府にとっては単なる口減らしの押し付けである。
余計なお世話であり、まやかしの改革である。

県政に参画する我々の力の足りなさも反省しなければならないが、
国に行っている方々、とりわけ政権党の方々は何をやっていたのだろうか?
もし早い段階でこの結果を受け入れていたとするならば、
そのことについても、また党政府の考え方についても
説明していなくてはならなかったはずである。
今後別の道(仙台塩釜港との合併など)を探るにしても、
「今回なぜこうなったか」を明確にしていただかなくてはならないはずだ。

他にも思うところはあるが、次回以降に。

投稿時間 : 01:15 個別ページ表示 | トラックバック (0)

2010年08月02日
しかく お祭りシーズンですね

日本各地が暑い夏だが、石巻・女川も夏真っ盛り。
24・25日は女川みなと祭りが、1日・2日は石巻の川開きが開催された。
次週8日は旧牡鹿町鮎川でのくじら祭り
お盆過ぎの22日は東松島の松島基地で航空祭が行われる。
花火の際、みなと祭りが激しい通り雨(でもやりました!)、
川開きがやや濃霧(後半は何とかOK、尺玉もきれいでした!)、
こんなに夏っぽいのに日曜日だけ期待通りにはならないが、
くじら祭りの花火はきっと晴天に恵まれるでしょう!

そんでもってフォトレポートです。
まずみなと祭り。

あまりきれいに撮れなかったが、ほぼ土砂降り、ということでご勘弁を。
花火終了後は昨年に引き続き関係者一同で会場の一斉清掃。

今年もやっぱり廃棄物の山。
楽しんでいただきたいし、ちゃんと捨ててるのは全然OK。
それ以外もある程度はしょうがないと思う。
でも、昨年も書いたが

なぜわざわざ置いていく? (注記)写真はマリンパルのトイレ
ここは排泄物処理の場であって、廃棄物処理の場ではありません!
また、わざわざ見えないように生垣にゴミを突っ込む方もいる。
「見えないように」する良心の呵責があるなら自分で持って帰ってください!

次に川開き。まずまずの感じで撮れたかな?

こちらも大勢の人々でにぎわった。
女川と牡鹿の花火は間近さの迫力が魅力。
川開きの花火は規模・内容で県下一だと思っております。
(他県のは見たことが無いのでわかりません)

この間、豪華客船のにっぽん丸が石巻港に初寄港。

ムチャムチャでかい!!
これも大勢の方でにぎわった。
内覧もさせてもらったが、「動く高級ホテル」といった感。
「いつか一泊で良いから家族と乗ってみたい!」
と思わずにいられない、さすが日本を代表する客船だった。
港湾使用料はいらないから(と言うとまずいが・・・)今後何度も入港していただきたい。

地域の魅力がより一層光るシーズン、
みんなが楽しめるようにマナーを守りつつ、
多くの方々に夏のいしのまきを堪能頂きたいですね!

投稿時間 : 23:44 個別ページ表示 | トラックバック (0)

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /